閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

7月の花

2016-07-03 16:50:57 | 日々

エキナセア。

 

 

赤いほうは、このカメラではうまく再現できない色。
周囲の他の植物ともまったく調和しない独特な色なので、
しまったなあと思っていたが、遅れてクリーム色が咲き始めたら、
なんとかバランスがとれた。

エキナセアで調べると、サプリメントの広告ばかり出てくる。
エキナセアの入ったハーブティーは、以前からときどき買って
おもに冬場に飲んでいた。
インディアンハーブと呼ばれ、免疫力を高める、とか。
でも植えたのは園芸種らしいので、薬効はどうだろうか。 
 

つぼみも面白い。ゆっくり咲いて、ずいぶん長く咲いている。

 

 

ポーチュラカ。
今年は「サンちゅらか」という品種になっていた。
変な名前のつかない「ふつうの」が一番丈夫でいいのにな。
雨が多いせいか、ちょっと元気がない。

 

 

蜂じゃなくても飛びこみたくなる、この色。 

 

 

あじさいは、白い花が青みがかってきた頃もまた良い。

 

 

 

 

このごろ新聞はあまりすみずみまで読むひまがないけれど、
たまに妙なところに目がとまる。
「あなたに代わって文章を作成します」
という広告を見かけた。
つまり、代書屋さんですね。
はがき、手紙、その他。
「その他」には、自叙伝、スピーチ原稿なども含まれるらしい。
昔なら、字の書けない人の代わりに書いてあげるのが代書屋だった。
今はおそらくそうではないのだろう。
難しい漢字なんか書けなくたってメールは打てる。
誤変換さえ、冗談めいた「文体」として通用する時代だ。
絵文字やスタンプを駆使すれば、微妙なニュアンスだって表現できてしまう。
試験はマークシート、ビジネス文書には各種テンプレ。
日本の識字率は非常に高いけれど、ちゃんとした文章を書けない率は
もしかしたらじわじわと上がってきているのかもしれない。

料金をみると、葉書3000円から、手紙5000円から、となっていて、
自叙伝なんか頼んだら、いったいいくらかかるんだろう。
でも、プライベートなものを頼むのはやっぱりためらいそうだし、
潜在的需要があるわりには、依頼件数は少ないんじゃないかと…
いまの世に代書屋だけで生計を立てるのは難しそうな気がするけれど、
実際はどうなんでしょうか。
(ちょっとやってみたくもある。江戸時代なら、ね)

その斜め下に、海辺に建つ病院の広告があって、
「旅行中の透析もお任せください」というキャッチコピー。
なるほど、そうきたか、と思う。
年をとってあちこちに故障や不安を抱える人々が、
温泉地や景色のいいリゾート地の病院をゆっくりめぐり歩く。
高齢化が進むと、旅行はそういう形が主流になるのかもしれない。
ミス・マープルだって、療養先のカリブかどこかで
事件を解決してたじゃないですか。
(ジェームズ・ボンドも出てきた…あれTVドラマだっけ?)

豪華客船で長期間一人旅をしている老婦人の話を読んだ。
老人ホームより安上がりで、はるかに待遇が良いのだそうだ。
いつも清潔なタオルにシーツ。歯磨きもシャンプーもすべて無料。
プールもある。ショーもある。医師も常駐している。
もちろん食事は最高、ルームサービスを頼めば「ベッドで朝食」も可。
居ながらにして世界各国をめぐり、次々と新しい友達ができる。
何よりも「患者」ではなく「客」として扱ってもらえる。
いいことずくめでしょ、と彼女は言う。
それに、万一死んだときは、海に放り込んでもらえばいいんだし、ね。

(この元記事を見失ってしまい、ちょっとうろ覚えで書いてるので、
間違いがあったらすみません。
最後のところは「きみまろ」風のブラックジョークなのかな?)

 

クチナシ。今年もたくさん咲きました。

咲いた花と、咲きそうなつぼみのついた小枝を切ってくる。
室内に置くには一輪か二輪でじゅうぶんだ。
花が枯れたあともそのまま水にいけておくと、つやつやした
新芽が出てきて、抜いてみると節から根が出ている。
ふつう花のついた枝は挿し木に使わないものだけど、
クチナシは花を楽しんだあとに挿してもよくつくようだ。
昨年こうして挿した小枝が、まだ20センチほどの丈なのに、
今年もう花が咲いたので驚いた。

何でもかんでも植えていると、あっというまに場所がなくなる。
これからは香りのよい植物を優先して植えようと思う。
実生のカラタネオガタマも60センチくらいになっている。
来年は咲かないかなあ。

庭先の植木鉢には、全滅寸前で救助した山あじさい、
アオダモの実生苗、お預かり中の千島桜、などなど、
地植えすると見失いそうなちびさんたちが仮住まい中。
今年芽生えたホオノキとムクロジの赤ちゃんもいる。
ムクロジが、かたいかたい種の殻を割って、何日もかけて
地上に出てくるまでを毎日見ていた。
(しかし、ホオノキもムクロジも、かなりの大木になるので…
これからどうしましょう?)

 

 

先日の朝ごはん。

Mがつくってくれるフルーツ定食が、ときどき顔になっている。
目玉はプラム。 

 

 

本日のゲスト。虫キライ姫はクリックしないで。

細すぎる葉によじのぼろうとじたばたしているきみは、
いったい何をどうしたいんだ。

たまたま最近、複数のブログでこれの画像を見かけたので、
全国的に一斉に出回っているのかもしれない。
ゴマダラカミキリ君は、果樹の害虫として悪名高いので
「わーきれい」などと鑑賞していてはまずいんだろうけど。
閑猫も虫ニガテなほうですが、こういう装甲系はわりと平気。
捕獲するとキチキチ文句いうのが可愛い。


 

本日の「いいね!」


あきらめない人の車いす

届くべき人みんなに届きますように。

 

コメント
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