閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

Helpers at Birds' Nest

2006-08-04 07:07:50 | 日々

スカッチ先生の本を読んでいます。
「おてつだいねこ」ならぬ「おてつだい鳥」についての本です。

北アメリカにカーディナルという小鳥がいます。
大リーグの「カーディナルス」のシンボルになっている赤い鳥ですね。
この鳥は、ひなが生まれると、お父さんとお母さんが
交代で餌を運んで育てます。
ところが、カーディナルのお父さんは、見境がないのか、
面倒見がいいのか、ときどき種類の違うよその鳥の巣に行って
ごはんをあげてしまうらしいのです。

「金魚に餌をあげたカーディナルの話」があります。
池のふちにとまって、ぱくぱくする7尾の金魚の口に、
順番に餌をいれてあげてたのですって。それも何日も。
ちょうど自分の子どもと同じような口に見えて、
ついつい、あげたくなっちゃったのでしょうか。

この本には、他にも、
「迷子を拾って、あとで困る独身ペンギン」とか
「子どもを保育所にあずけて食事に行くケワタガモのお母さん」とか
「上の子が下の子を寝かしつけるアレチカマドドリの一家」とか
ほほえましい話がいっぱい出てきます。

コメント
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