弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

なでしこ世界一!

2011-07-18 11:07:48 | サッカー
なでしこの選手の皆さん、おめでとうございます。
私はリアルタイムで観戦したわけではありませんが、朝一番のテレビで吉報を知りました。

決定的なチャンスの数は明らかにアメリカが優位でしたが、クロスバーに助けられ、キーパーの好守に助けられ、サッカーの神様は最後に日本に微笑みました。何より、「絶対にチャンスは来る」と信じて120分間を走り続けた日本選手の集中力が導いた勝利でしょう。

今回のワールドカップ、主な情報源は湯浅健二氏のサイトでした。湯浅氏は、今回ドイツに渡ってワールドカップを取材し続けています。そして一次リーグの最初の頃から、「今回のなでしこは優勝を狙っている」と書かれていたので、“ああそうなんだ”と受け止めていた次第です。

ごく初期から、開催国ドイツのジャーナリストから、なでしこの戦いぶりは賞賛されていました。特にザヴァ(Sawa:澤)に対する評価が極めて高かったことを湯浅氏は伝えています。準々決勝で地元ドイツを破ったあとも、ドイツ人は「日本は強かった」と認めていました。
日本が展開する組織サッカーは、他のチームの追随を許さないすばらしいものだったようです。ドイツの専門家及び湯浅氏は、バルサとイメージをダブられていました。

日本において女子サッカーが置かれている状況がずっと極めて厳しかった中で、なぜなでしこはこれだけ強くなれたのか。午前中はスーパーのレジ打ちの仕事をこなし、午後にサッカーの練習をする、というような選手が多かったようですが、普通考えたら、このような環境の国からワールドカップに優勝するチームが出てくるとは思えません。ぜひとも、秘密を解明して欲しいものです。
コメント
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