信号で停まっていたら、全開の窓から小さなスズメが飛び込んできた。ダッシュボードのあたりで、チョコチョコバタバタしている。脇に避けてそっと捕まえた。巣立ちしたばかりなんだ。兄妹なのか、電線にとまっているスズメもいる。空き地の草原においてやると、低く飛んで、庭木に隠れた。親らしい大きめのスズメもいる。たぶん家族に合流できるだろう。
今の時期、ツバメ、カラスなどの、巣立ちしたばかりの子供が電線にとまっている。カラスなら3羽、ツバメは4羽か5羽くらい、羽づくろいしている。待っていると、親が飛んできて食べ物を与えている。一羽が貰うと、またじっと待っている。子供はひとまわり小さいし、尾羽が短いので区別がつく。こんなかわいい光景を見ていると全く飽きない。
ツツジに群がっている子グモ。チョンとつついてやると、一斉に散らばり、すぐにまたかたまる。この子ら、秋に家の軒先やら、庭木に大きな巣を張って見苦しい。殺虫剤でもかけてやると簡単に駆除できるけれど、ほとんどはだれかの餌になって、生き残るのは僅かである。おいておこう。アシナガバチが飛んできた。クモの子を食べるのかどうか見ていたら、ハチは昆虫の幼虫を捕らえて食べていた。クモは好みではないらしい。
今年もエンドウは豊作だった。あちこちに配った。うちでは、お客様のお膳の一品として活躍してくれた。
エンドウが終わって、次はインゲンが生り始めた。初生り、天婦羅の皿の脇に添える。まだその程度の生りである。
梅は、木の大きさ、花の咲き具合の割に、収穫量は少ない。5キロくらいかな。梅干しは何年来、蓄積されている。減らない。今年は、ほとんどを冷凍して、梅シロップにするつもりだ。
そろそろスモモの季節。2週間、収穫と配達に忙しい。母の法事もある。外回りを綺麗にしたいけれど、草は抜いても抜いても生えてくるし。気持ちだけ、焦っている。