山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘14年 北海道旅くらしのレポート <第41回>

2014-08-29 05:44:08 | くるま旅くらしの話

【今日(8/29)の予定】 

  道の駅:ひがしかわ道草館 → その先未定

 

【昨日(8月28日:(木)のレポート】天気: 晴れ

<行程>

道の駅:上湧別チューリップの湯 →(R242・R333・旭川紋別道・R39)→ 当麻町スポ-ツランド駐車場 →(道道・R39)→ 道の駅:とうま →(R39・道道)→ 旭川21世紀の森 →(道道)→ 道の駅:ひがしかわ道草館(泊)

 

<レポート>

 朝起きだして車内の温度計を見ると17度台だった。外に出ると完全に寒さを感じた。天気はよく晴れて良いのだが、少し強めの風が吹いていて、それが肌を指す寒さにつながっている。こうなると北国の秋はもう始まり出し、あっという間に冬が到来するのであろう。この間までの暑さは何処に潜んでしまったのだろうと思った。

 昨夜は寝付きは良かったのだが、12時にトイレに起きだしてからはなかなか眠れず、3時くらいまでは昨日のBSの電波探知機器がなぜうまく動かないだろうと考えるなどしていた。電気・機械オンチのくせして物事がうまくゆかないとどうもすっきりしない。いつもだとまあいいやと投げて忘れることにしているのだけど、今回はどうも引っかかっていて放り出せない。その最大の原因は相棒にバカにされるからである。バカにされるのには慣れているのだけど、時には一泡吹かしてやりたいという思いもある。それでいろいろうまくゆかない原因を考えて見たのだが、最終的にはアンテナ側の端末の接栓に問題があるのではないかと思った。もう一度明日やり直してやろうと思って、そこまで考えが行ったところでいつの間にか眠りに入っていて、目覚めたのは5時過ぎだった。急いで起きだしてブログの投稿を終え、その後にさっそく接栓のつけ直し作業をする。その結果昨日までどうしても点かなかったランプが点灯したので、やれやれと思った。どうやら推測の判断は当っていたらしい。しかし、TVが映るかどうかは相棒がまだ寝ているので、しばらくそのままにしておいた。朝食が終わり、相棒が見たがっている朝ドラ開始の時刻となったので、早速電波探知機を見ながらアンテナを回してみた。ただちに相棒の拍手が届いて、大成功だった。ま、考えて見れば当たり前のことを最初からちゃんとやっていれば問題など起こらなかったはずであり、大したことではないのだと思う。それでも、オンチのくせにしつこく食いついたのは我ながらあっぱれであった。笑い話である。

 さて、今日はどうするか。朝食が終わってもまだはっきり決めていない。丸瀬布のマウレ山荘に行ってもう一度あの素晴らしい湯を楽しむか、それとも最初に旭川の方に移動してその後で比布辺りの無料温泉を利用させて貰うか、いろいろ迷った。その結果、取り敢えず旭川の方へ行くことにした。旭川紋別道という高速道を建設中であり、今は丸瀬布まで工事が終わり、全線開通までは無料で通行できることになっている。100kmを超える運転となるけど、今日の天気ならば大丈夫だろうと判断した。旭川の近郊にはキャンプ場なども幾つかあり、まだ行っていない所もあるので訪ねて見たいとも思った次第。8時半過ぎ出発する。

 途中遠軽町のスタンドで給油を済ませ、R333に入って丸瀬布方面に向かう。道の駅に寄るのはパスしてそのまま少し走って、丸瀬布インターから高速道に入る。高速道の運転は快調で、天気は良く風もなく最高のドライブ日和だった。周辺の山々はまだ紅葉は始まっていないけど、一部カラマツの山は早くも変色を開始している所もあった。道は山の中腹から上の方と思われる辺りを走っており、かなりの高度があるように思われた。途中、白滝というエリアにこの高速道唯一の道の駅を兼ねたPAがあり、そこで少し休憩をする。ここまでは順調だった。しかし引き続き走って、間もなく愛別町に近づく頃になって、相棒が頭が痛いなどと言い出した。どうやら、高度の高い場所を通って、耳が痛くなったり、その後長いトンネルを幾つか通ったりして体調を崩してしまったらしい。当初は比布の方までいって温泉に入ろうかと思っていたのだが、相棒がどこかで一眠りしたいというので、急遽変更して一番近い当麻町のスポーツランドの駐車場を目指すことにした。あそこへ行けばもしかしたら木陰があるかもしれない。ところが行ってみるとそのような場所は全くなかった。すでに日は高く登っており、気温は30℃近くなっていると思われた。木陰のある場所を探すのは大変なので、とにかくここで休むことにした。

 それから1時間半ほど休憩する。相棒は良く眠ったようで、一応頭の痛さはとれたようだった。既に13時近くになっており、昼食は近くの道の駅:とうまに行けば何かあるだろうと向かうことにした。行ってみると傍にラーメン店はあるのだが、メニューはラーメン中心でご飯ものなどないようなので、入るのは止める。その代わりに駅舎の前で売っていた茹でトウキビを食べることにした。茹でたばかりの熱々のものだった。北海道に入ってから初めて食べるトウキビだった。小さいのを一本おまけしてくれたので、一層美味い感じがした。これで昼食は終わり。

 相棒の体調は一応回復したとはいえ、まだ少し不安もあるので、今日は温泉に入るのは止めて、予て一度行って見たいと思っていた旭川21世紀の森という所にあるキャンプ場に向かうことにした。知人たちの話では、ここには無料の温泉などもあり、設備も充実しているとのこと。山の中なので木陰などもある筈である。そこへ行って泊ることにして休息すれば大丈夫だろうと思った。当麻の道の駅からは30kmほどの距離にある。大した距離ではなかったのだが、まあ、それからの道の長いこと。これでもか、これでもかと山奥へ道は続いていた。最後の頃は本当にこの先にキャンプ場があるのかと思ったほどだった。ようやく到着する。先着の車が数台あって、キャブコンも泊っていた。しばらくどうするか思案したのだが、相棒の顔を見るとどうも否定的である。というのも先ほどからこの辺りの山の上に黒雲が湧き出ていて雷鳴をとどろかせそうなムードがあるからである。それに思ったよりも高度がある場所なので、又頭が痛くなりはせぬかと、今日の体調には不向きな感じがした。それで、またまたここに泊るのは止め、一番近い道の駅:ひがしかわ道草館に行くことにした。ここは何日か前一度泊っている場所である。

 振り回され続けた一日だった。東川の道の駅に着いたのは16時を少し過ぎた頃か。今日は快晴に近い天気で、こうなると旭川エリアの日中の気温は相当に高くなる。16時では西日が一番きつさを発揮する時間帯で、とにかく車のカーテンを閉めてじっとしているしかない。18時近くなって日が沈みかけるまで、TVなどを見て過ごす。地デジもBSも良く映り、電源の心配もないので、少し暑いのを我慢すれば文句のない時間だった。ようやく涼しくなりだした頃、夕食の準備を開始する。それから先は、いつもの通りの暮らしとなったが、あっという間に暑さは消え去り快適な涼しさの夜を迎えることとなった。

コメント
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