【今日(8/17)の予定】
道の駅:ひがしかわ道草館 → 未定
【昨日(8月16日:土)のレポート】天気: 曇り後晴れ
<行程>
道の駅:あしょろ銀河ホール21 →(R242・R273)→ 道の駅:足寄湖 →(R273・R39)→ 層雲峡駐車場 →(R39)→ 当麻町スポーツランドの温泉 →(R39・道道)→ 道の駅:ひがしかわ(泊)
<レポート>
一夜明けての道の駅:あしょろ銀河ホール21の駐車場は、7割方車で埋まっていたので驚いた。我々と同じように昨夜は盆踊りや花火の打ち上げを楽しんだ旅の人たちがたくさんおられたのだなと思った。ブログの投稿を終えた後、いつものように町中を1時間ばかり散策する。北海道の町や村のつくりは、どこに行ってもほぼ同じようで、町の中心となる役場やそれに関連する公共の施設などを囲み連なって、市街地といえば町の中心街を走るメインロードに沿って1km足らずほど商店やその他の事業に係る家々が立ち並び、そこを離れるとたちまち草地や樹木が茂る山地となっている。足寄町は平成の大合併で巨大面積の自治体(浜松市や高山市など)が生まれるまでは、日本で一番広い面積を誇る町だったのだが、その中心街といえばやはり他の町などと変わらない状況だった。
朝食を終え、一休みした後相棒共々にマツシマさんに電気(特にバッテリーとソーラーに関して)に関してのご教導を頂く。これは特に相棒の要請が強く、その方面に関しては全く知識も技能もない自分は、普段から相棒には全く相手にされない存在なので、相棒はその道の専門家であるマツシマさんにどうしても教えて頂くのだと思いを強くしていたのだった。丁寧懇切な説明を受けて、相棒も十二分に納得したようだった。くるま旅をするようになって、初めの頃は車の設備や装置などについて多少知識や技能も身につけようと心掛けていたのだが、その後いつの間にかそのような考えはどこかに消え去ってしまい、車には殆ど何も手を加えないまま、必要最小限のことをくるま屋さんにお願いして取り付けてもらうだけだった。それが、今回の旅で気づいたのは、TVのアンテナなどについて周囲を良く見ると、自分のような大げさで面倒な装置を使っている人は殆ど皆無で、皆さんもっと簡便で性能の良いものを自分で工夫して作成したり、取り付けたりして使っているのである。ちょっと恥ずかしい気分にもなった。それで一念発起して、一先ずTVのアンテナだけはもっと簡単に写り、使えるものを工夫することに決めたのである。マツシマさんにも、作ってあげようかとお助けのお声をかけて頂いたのだが、敢えて自分で取り組んでみることを申し上げて、謝辞したのだった。旅から戻ったら、とにかく何とかしなければならないと思っている。
さて、今日はマツシマご夫妻とお別れして、旭川の方に向かうことにしている。2日間だったけど、マツシマさんご夫妻には、地元の何人かの方とお引き合わせて頂くなどして、本別町や足寄町などのこの北の大地に住まわれる方々の素晴らしさと良さをたくさん教えて頂き、お礼の言葉もないほど嬉しくありがたく思った。新しい方との出会いを含めて、今回学んだことを今後も大切に維持し、育てていきたいと思った。ありがとうございました。
9時半近く、マツシマさんご夫妻に別れのご挨拶をして足寄の道の駅を後にする。先ずは国道242から国道273に入り、足寄町のもう一つの道の駅:足寄湖に寄りトイレの処理などをする。すぐに出発して、層雲峡方面に向かうことにする。当初は士幌町にある道の駅:しほろ温泉に行って風呂に入ろうかと思っていたのだが、そんなに急いで入らなくてもいいと思いを切り替え、旭川まで行くことにした。何処に泊ることになるのか判らないけど、相棒が東川の木工細工の店に行きたがっているので、もしかした今日中にそこまで行ってしまうかも知れない。それは成り行き次第である。
山道を上り下りすること2時間弱、途中で糠平湖に水没と出現を繰り返すという幻の橋梁、タウシュベツ川橋梁の展望所などに立ち寄り、写真などを撮ったりして、ようやく層雲峡の駐車場に到着する。層雲峡の観光はもう何度も来ているので今日は止めることにした。ここで一昨日買っておいたジャガイモを茹でて昼食にする。勿論これは自分だけの話で、相棒は別。レッドムーンという名の赤い表皮のジャガイモは、大きさがインカのめざめに良く似ていたが、味の方は今一だった。それでも不満はない。今度は積極的には買わないだけである。昼食の後は14時まで休憩とする。珍しく相棒は寝床の中へ。そして自分はブログの下書きなどをして過ごす。
上士幌町糠平湖付近、タウシュベツ川橋梁の景観。写真では何度も見ていたが、実物を見たのは今回が初めてだった。今年は水不足で、先日の大雨にも拘わらず橋梁は完全むき出しの状態となっていた。
14時を少し回った頃再出発。取り敢えず当麻町の道の駅を目指すことにした。しばらく下りの続く道を走って、途中から無料の高速道があったので、それを利用することにして、愛別ICまで走りそこから一般道を走って間もなくR39に入る。相棒は疲れてしまったらしく、今日は温泉には入らないというので、自分だけが温泉に入ることとなった。何処にするかしばらく迷った後、この先の当麻町のスポーツ運動公園の中にある何とか言う名の温泉に入ることにして向かう。15時ごろ到着する。旭川エリアは足寄とはかなり天気が違っていて、糠平からの三国峠を越えるといきなりの晴天となっていた。層雲峡の駐車場はラッキーにも木陰だったけど、当麻町のこの温泉の駐車場は木陰も日陰も全くなく、むき出しの太陽のギンギラギンを照射されて、とんでもない暑さだった。とにかく後のことは相棒に任せて、自分一人が温泉に出向き、髭などが伸びてむさい顔をさっぱりさせに行くことになった。小一時間ほど温泉やサウナ、水風呂などに浸かって気分転換をし、車に戻る。相棒はあまりにも暑いので、寝床に入るのを敬遠せざるを得なかったとのこと。何をしていたかは知るところではない。
このままここに泊るという選択肢もあったのだけど、日はまだ高くとても今から滞留する気分にはなれず、取り敢えず旭川市街に向かうことにし、途中で給油を済ます。その後はショッピングモールのある場所に出向き、少々買い物などを済ます。このようなことをしている内にようやく夕暮れ近くになり、今日の宿はやはり東川町の道の駅:ひがしかわ道草館にすることにして向かう。18時少し過ぎ到着。第1駐車場の方はかなり混雑していたので、第2駐車場の方に車を停め、錨を下ろす。近くの学校の校庭で盆踊り大会が催されていて、賑やかな太鼓の音が聞こえていた。お盆は終っているのだけど、今日明日は休日とあって、それに子どもたちは夏休みの最後となるらしく、各地で北海盆唄が流れていた。夕食の後、相棒と一緒にちょいと覗きに行ったが、自分は直ぐに車に戻り、相棒だけがその後も踊りの成り行きを関心を持って見続けていたようだった。明日はどうするか思案しながら、寝床にもぐる。相棒が何時戻ったかは知らない。