山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

'14年 北海道旅くらしのレポート <第36回>

2014-08-24 06:56:01 | くるま旅くらしの話

【今日(8/24)の予定】 

  終日クッチャロ湖キャンプ場に滞在(泊)

 

【昨日(8月23日:(土)のレポート】天気:雨のち凶暴化

<行程>

終日クッチャロ湖キャンプ場に滞在(泊)

<レポート>

 今日もまた終日何もせずに過ごす。朝、遠回りしながら町の中を歩きに行ったら、鹿が道路の真ん中を歩いていた。すぐそばには熊出没注意の警告板が立てられていた。この辺りでは普通の景色なのだなと思った。街路樹のナナカマドの実が真っ赤になっているのを見つけた。更に少し行くと道端にコウリンタンポポが咲いているのを見つけた。これらは皆この辺りでは普通の景色なのだなと又思った。

  

早朝の町中の道を闊歩するエゾシカ君。しばらくするとどこかの家の庭の中に消えていった。

 

北国の秋の到来を知らせる代表的な樹木のナナカマド。葉はまだ青いけど実はすっかり色づいている。

  

道端に見つけたコウリンタンポポの花。今年はいつもより少ない感じがするのは、温暖化が浸透してきたせいなのか。この野草も北国の象徴のような気がする。

日中は、昨日から久しぶりにスタインベック著の「チャーリーとの旅」(大前正臣訳・弘文堂刊・昭和45年9月15日第11版発行)を読んでいる。この本は、買ったのではなくその昔現役だった頃に職場の仲間の一人から頂戴したものである。その頃はまだ旅を始める前で、くるま旅へのあこがれなどを話していたら、読んでみなとこの本を出してくれたのである。それ以降、この本は自分の旅の原点ともなっているもので、いつも車の本立てに置いている。しかし、滅多に読まない。それを久しぶりに精読しようとしたのは、この頃の自分の旅が目的を失いつつあるように思っており、この本の中から何か新しい発見が見出せるかもしれないと思ったからである。今のところまだ全部を読み終えていないし、反芻もしておらず、見出せるのかどうかも解らない。読み終えたら、旅の間中ずっと反芻し続けるつもりでいる。答えは旅から戻ってからとなろう。

午後の後半から天気は凶暴化した。豪雨と共に雷鳴がとどろき、車の天井は狂乱の音を発し続けた。広島のこの度の大災害もこのような凶暴化した大自然の蛮行によるものであろう。日本中がその脅威にさらされてきている感じがしてならない。

コメント
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