【今日(8/3)の予定】
終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在
【昨日(8月2日:土)のレポート】天気:晴れ
<行程>
終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在
<レポート>
昨日キャンプ場入りして、今日からはほんの少しの間だけど移動なしの時間を過ごすことになる。昨日は道東の涼しさを期待してきたのだが、それは大きく外れたような気がした。予報などでは最高気温が25℃にも達しないように書かれていたけど、現地の実際はそれをかなり上回っているようである。でも日が沈むと気温は一気に下がって、やはり道東なのだと実感した。本来天気の良いのはいいことなのであり、特にこの別海町にとっては貴重な陽ざしなのかもしれない。限界地帯の宿命だとわかってはいても、この頃はその恵の陽ざしが余りにも強烈過ぎる気がして、ありがたく思えないのである。もはやこの地も限界地帯を終わったのかもしれない。
昨夜は安眠のはずが、キャンプの子どもたちが深夜を過ぎても興奮が冷めやらぬのか、テントの中で談笑の声が終わらず、とうとう相棒が起き出して注意に行ったりして、何だか中途半端な眠りとなった。町内近所の子供たちらしいのだが、夕方は親らしき人が来てバーベキューの様な事をしていたのだが、その後帰ってしまったらしく、子どもたちだけのキャンプ場での泊りとなったようで、小学校高学年の子供たちだけでは、5~6人も一緒では、眠れないのは当り前であろう。しかし、キャンプ場にはルールもあるのであり、それを教えないまま子どもを置いて帰ってしまうのは如何なものかと思った。相棒は眠りを妨害されて、相当に気分を害していたようだった。ま、一つの出来事として記録に載せただけである。
とにかく今日は一日ここでのんびり過ごすことにしている。先着のマツナガさんを訪ねて先日千望峠で歓談のひと時を過ごした旭川のサワダさんが訪ねて来られる予定で、その際昼食をご一緒させて頂けるご案内をサワダさんからメールで頂いている。それも楽しみの一つである。別海の今朝はうす雲がかかっているけど、名物の霧はなく、今日もまた暑くなる気配がした。早朝の散歩を考えていたのだが、昨夜の子どもたちの騒動で1時から起きていたので、朝方になって少し眠くなり寝床に横になったら、歩くきっかけを無くすほどに眠ってしまった。それで、昼前に歩きを兼ねて久しぶりに町の方へ出かけて見ることにした。9時過ぎ歩きに出発しようとすると、何とサワダさんが到着されたので驚いた。お聞きすると、深夜に出発されたとのこと。ここまで400kmほどあり、6時間以上の運転は必至なのだから、大変だったと思ったが、サワダさん親娘はパワフルでそんな疲れは欠片も見せない元気さだった。ありがたくも嬉しいことである。一先ず予定通り歩きに出かける。
2年ぶりの別海町への来訪である。勝手知ったる道を町の中心部まで歩くことにした。次第に暑くなってきて、再び道東とは思えない灼熱の道を歩くことになった。遠くて近きは男女の中、近くて遠きは田舎の道というけれど、別海町をはじめ北海道各地の道は、近いように見えても実際に歩くと超遠いことを実感させられる。いつもは自転車を持参して使うのだが、今回は持ってきていないので、歩くしかない。30分ほどかかって町の中心街にあるスーパーとドラックストアに寄って買い物などを済ます。このところ腹の調子が思わしくなく、先日買った薬がなくなってしまったので、今回は別の胃腸薬を買うことにした。別海の町はいつもの通りの静けさで、時々走り抜ける車の他には町を歩く人影もなく、みんなどこに行っているのかなと思うほどだった。もっとも、今の時代は都市部以外は、何処に行っても日中の人の存在を確認できる場所は少ない。これはもう時代の流れで仕方のないことなのかもしれない。それほど大きくない町の中心街を一回りして、1時間半ほど歩いてキャンプ場に戻る。
とにかく暑い。しかし木陰は別で、そよ風が吹くとそこはもう天国となるのである。椅子を持ち寄って、しばらくその涼を楽しんだ。間もなく昼時になって、サワダさん親娘の心づくしのお昼ご飯を頂く。わざわざ旭川から食材や調理道具一切を車に積んで持参され、テントまで持って来られての、猛暑の中での大汗を流しての調理は大変な作業だったと思う。とにかくもエネルギッシュで、頭の下がるご尽力だった。我々の健康のことを考えられてか、メニューも植物性の食材中心で、それらがうまく調和してとても美味しかった。皆さんアルコールは摂られないようなので、自分一人がハイボールなどを勝手に飲ませて頂いて、楽しい歓談のひと時を過ごしたのだった。話題の中心は女性の皆さんで、マツナガさんと自分はひたすら聞き役に集中した。それらの内容は書かないことにする。
サワダさんは、17時過ぎに帰途に着かれたが、到着は明日になってしまうかも。途中温泉に入って行くと話しておられたけど、この暑さの中でのご活躍ではそうでもしなければたまったものではなかろうと思った。本当にご苦労さまでした。ありがとうございました。
そのようなサワダさんのご苦労にはただ甘えるでけで、自分といえば、相棒が夕食をとったのなど知らぬままに、寝床に入ってそのまま、翌朝方まで眠り続けてのだから、老人とはいえ呆れたものである。とにかく賑やかで楽しい一日が過ぎたのだった。