Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

虚しい言葉

2024年05月21日 | Weblog

官僚と大臣の言葉をはじめとして、

官僚や政治家たちの言葉は、

いつからこんなに実態のない虚しいものになったのだろうか。

責任回避と尻尾を掴まれまいとの魂胆に満ち満ちた、

スカスカで気色の悪いものになったのだろうかと、

国会答弁を聞いていて思いました。

血の通わない、情の通わない、言葉のやりとりは、

もはや「キモい」レベルに成り果てています。

そんな者にはなりたくないと私が思うのは良いのですが、

子どもたちがそう思うのはいかがなものかと思います。

「末は博士か大臣か」と

敬意を表されていた時代は、

まだマシだったのだろうと思います。

教師も、父も、母も、祖父母もそうですが、

本来、敬意を払われ、感謝されるべき存在が、

そうでなくなった社会というのは、

恐ろしくいびつで不幸な社会なのではないかと思います。

しかし、それを糺すのは、

一人一人の心の持ち方でしかないと思います。

その原因を他人のせいにしているようでは、

解決はおぼつかないのです。

一灯照隅。万灯遍照。

 

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己と向き合う

2024年05月21日 | Weblog

己と向き合うことの大切さを思います。

日々、スケジュールをこなすことに追われ、

騒々しく、スマホを駆使し、

SNSで自己顕示をしなければ、

己の存在すらかき消されてしまうような気がする時代です。

しかし、だからこそ、私は一人静かに、書物を読み、

自分と向き合い、虚心に反省し、

自分と日本と世界の、来し方行く末を

静かに考えてみたいと思います。

私も背負っている組織があり、

そのためにフェイスブックなどでの

発信をすべきかと思いましたが、

やはり、自分がこんな素晴らしい所に行ったとか、

こんな美味いものを食べたとか、

そうしたことを発信すること自体が

品性に欠ける行為だという考えが染みついた

古い人間なので、どうにも居心地が悪いのです。

それは、

あくまでも自分がそうすることに対して思うだけで、

他人様がされていることをどうこうは思いません。

私は、全力で学び、学んだことを、

目の前にいてくださって、

価値観を共有できる人に全力で伝える。

それだけで良いと思います。

そうして、ひっそり生きて、

ひっそり死んでいけば良いのだと、私は思います。

いや、そうするしかないのだと思います。

ただ、小さくともキラリと光る価値あるものが、

私がこの世を去った後にも何か一つぐらいは残せるように、

全力で深く学び続けたいと思います。

 

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