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あさがお不動産、生活弱者を中心に70戸満室

2020年08月12日 | 貧困と格差
https://www.zenchin.com/news/70-10.php

 賃貸仲介・管理を行うあさがお不動産(東京都豊島区)では、母子家庭や生活保護受給者などの生活弱者の客付けに熱心に取り組んで
いることに共感するオーナーからの管理受託が相次いでいる。足元の3カ月で管理物件は45件から70件まで増え満室中だ。

客の容体を把握しトラブル防ぐ

 宇山大紀社長は、生活弱者の客付けに力を入れている理由について、「生活弱者はオーナーや管理会社から入居を断られるケースが
少なくない。こうした人たちの部屋探しをサポートしたかった」と話す。こうした宇山社長の思いに共感して、所有する物件の管理を
任せたいと申し出るオーナーが徐々に現れ始めた。客付けした物件の管理会社と競合しないように配慮しつつ、物件の管理受託を増や
している。
 同社では、かつてアルコール依存症の入居者が入居初日に酔っぱらった勢いで壁を破壊してしまい、隣人に迷惑をかけたことがあっ
た。他にも、幼少期に親から受けた虐待でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていた30代女性が、内見時に押し入れを目にした途
端、突然「お母さん」と発し、その場で立ち尽くすこともあった。
 こうした経験を教訓にし、日常生活に支障が出うる可能性がある場合は事前に管理会社に伝えることで、トラブルを防ぐことがで
き、同業者からの信頼を獲得している。
 宇山大紀社長は、「設立から約10年が経ち、都内各地の管理会社とのパイプが太くなった。生活弱者が希望するエリアをスムーズに
案内できる体制を築くことができている」と語る。


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