東京多摩借地借家人組合

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追い出し屋被害問題から改めて居住権を問い直す

2011年01月29日 | 追い出し屋被害 家賃保証会社
全国追い出し屋対策会議設立2周年記念シンポジウム
追い出し屋被害問題から改めて居住権を問い直す

「家賃を滞納したら勝手に鍵を交換された」「家賃の支払いが少しでも遅れると1日に何十回も電話がかかってくる。職場にまでかかってくる」「深夜にもかかわらず家賃の取り立てに来る」などの「追い出し屋」被害に対し、法律家が全国会議を立ち上げてから2年。

この間、多くのマスコミに取り上げられ、裁判でも多数勝利し、国交省も「追い出し屋」規制法案を国会に提出しました。

しかし、「追い出し屋」規制法案には家賃滞納情報の共有化(ブラックリスト化)を認めており、低所得者層を民間賃貸住宅から排除する危険性があります。法律ができればすべて解決ではありません。

そもそも安定した住居を確保できない、居住権が十分に保障されていない、という今の日本の状況に根本的な問題あるのではないでしょうか?問題の背景にある居住の貧困、住宅保障の不在という状況に対して、法学の見地から居住権を問い直すシンポジウムです。

日時:2011年2月19日(土)午後1時00分~午後4時30分
場所:文京区民センター2-A会議室(東京都文京区本郷4丁目15-14)
http://www.cadu-jp.org/notice/bunkyo_city-hall.htm内容:

基調講演:吉田邦彦氏 北海道大学大学院法学研究科教授・日本居住福祉学会理事

被害者による被害実態/全国の裁判報告
ブラックリスト化による入居差別等の問題について
情勢報告:増田尚弁護士 全国追い出し屋対策会議代表幹事

参加費:一般500円、法律家1000円


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