村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

今ひとたびの

2020-03-30 00:01:27 | 短歌・俳句の事
 百人一首歌番号二十六
小倉山
峰のもみぢ葉心あらば
今ひとたびの
みゆき待たなむ

貞信公
『拾遺集』雑集・1128

貞信公テイシンコウとは
藤原 忠平フジワラノタダヒラのこと
平安時代前期から中期にかけての公卿。
藤原基経モトツネの四男。

写真は
古くからのお茶の知人から頂いた小物入れ
葉書を入れるのに
ちょうど良い大きさだ
他にのし袋入れや
大きめな袋物いくつも頂いた
昨年も新潟から
茶会にお越し頂き
楽しくお話しをした
ハキハキとお話になる
きっぱりと気持ちの良い性格の
大好きな先輩だった
十五年前に招かれて
正午茶事に伺った
場所は新潟の燕三条
跡見の茶事があるというくらい
素晴らしいお道具の茶事
年に一二度
お菓子を送っていたが
お返しに美味しいお米か
お酒を頂くと
恐縮しながらも
頂戴
昨年末に茶会でお目にかかれるはずが
お具合悪くおやすみ
一月にお電話があり
いつものお元気なお声で
これから病院へ行ってくるわと
三月に携帯がかかってきたので
お元気になられたのかと
嬉しく電話に出ると
それは
お嬢様から
悲しいお知らせ

ても
それは
普通のこと
生まれることと同じように
いつかは必ず逝くんだから

命を大切に
新型コロナウイルスに気をつけよう
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