村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

弥生の短歌

2020-03-20 23:12:24 | 短歌・俳句の事
昨日の夜中に
短歌を十二首詠んだ
何時間かで作るのだから
もちろん駄作
ただその時は集中する
いざとなったら
テレビも消して集中する
短歌を始めた平成八年頃は
メモ帳に控えていたが
その後はパソコンの前で
キーボードを打ちながら短歌をつくった
最近はスマホ
短歌にならずとも
とりあえず
かいておき発展させて作る
昨日もそうして十首くらい作った
あと少しだ
喉が渇いたので
スマホにそれを保存
お茶を飲んで戻り
続きを作ろうと思ったが
無い
無くなってる
消えている
(保存)でなく(破棄)したのだ
ショック
やっとの事で完成させたのに
もう夜中一時過ぎたのに
内容を全く覚えてないのに
明日提出なのにだ

何もなかったことにしよう
暫くは考えないことに
五分間ぼーっとテレビ見て
改めてどんな内容だったか
思いだそう
そうそう
「青丹よし」とか「都鳥」とかだ
改めて作り直したものが
下記のもの

弥生の短歌 村雨庵愚作 

「青によし」
小野老オユの歌
口づさむ奈良の銘菓の
箱開けながら

薄紅と若草色の奈良の干菓子
「青丹よし」とう枕詞の

「青によし奈良の都は」
そのあとが思い出せずに
スマホに聞かんや

初炭手前の
炭つぎ最後に香を焚く
いざ香合の蓋あけるべし

都鳥の形を倣ナラう香合みれば
業平の歌のするする浮かぶ

都鳥の業平の歌各々オノオノの
知るを披露す
茶道の稽古場

三月は天井からの長き鎖に
釣釜を掛け
茶の稽古せん

釣釜は
なるべく揺らすなとう
師の教え
炭の火盛れば
揺るるは止ヤまず

燃え盛る椚クヌギの炭の別名の
菊炭まさにその美しき

立雛の掛軸を掛け
雪洞ボンボリを灯トモす茶室は
雛の宴なる

雛まつり雛のあられの薄甘き
懐紙に掬スクう
椿の葉もて

雛祭りは
銘「ひちぎり」の京の菓子
草餅に似る菓子相応フサワしとう

以上十二首 お粗末様

写真は三越のイタリアンの前菜
フランスのアスパラガス
生ハムとトリュフ
ああぁ
暫くは家の片づけ
しようかな
明日から
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