村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

神のまにまに

2020-03-26 21:30:06 | 短歌・俳句の事
 百人一首歌番号二十四
このたびは
幣ヌサも取りあへず
手向山タムケヤマ
紅葉モミジの錦ニシキ
神のまにまに

菅家カンケ
『古今集』羈旅キリョ・420

玄々齊好みに
手向山香合タムケヤマコウゴウがある
紅葉の形に透きうるしをかけて
甲に「神のまにまに」とくずし字で書いてあり
それは
この歌より採ったものだ
歌の意味は
旅に出掛ける時には
その無事を願って
幣ヌサをこれから行く道に撒いて
送る皆で無事を願うのだが
急なことで
布や紙を小さく切った幣ヌサが無い
仕方ない
手向山タムケヤマの美しい
紅い紅葉を撒いて
無事な旅を祈りましょう
神様どうぞお守り下さい
と私の解釈

菅家カンケとは
天神様
菅原道真スガワラノミチザネ
845-903
日本の平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家。
参議・菅原是善の三男。

忠臣として名高く、
宇多天皇に重用されて、
寛平の治を支えた一人であり、
醍醐朝では右大臣にまで昇りつめた。
しかし謀反を計画したとして(昌泰の変)、
大宰府へ大宰員外帥として
左遷され現地で没した。
死後怨霊と化したと考えられ、
天満天神として信仰の対象となる。 
現在は学問の神として親しまれる。
小倉百人一首では菅家。
(ウイキペディアヨリ)


今日は一日
「イシュタルの娘~小野於通伝~」の
漫画を見た
近衛信伊コノエノブタダ
凄くいいね

写真は昨日写した路傍のスミレ
コメント
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