村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

わが庵イホは都のたつみ

2020-03-03 23:21:51 | 短歌・俳句の事
 百人一首歌番号(8番)
わが庵イホは
都のたつみ
しかぞすむ
世をうぢ山と
人はいふなり
  喜撰法師キセンホウシ

生没年不詳
8世紀末から
9世紀前半ごろの人か。
僧,歌人。
六歌仙のひとり。
その作として確かなのは,
「わが庵はみやこの辰巳しかぞ住む
 世をうぢ山と人はいふなり」
(『古今集』巻18)の1首のみ。
歌論書カロンショ『倭歌作式ワカサクシキ』
(別名『喜撰式キセンシキ』)の作者ともいうが
明らかでない。
『古今集』仮名序カナジョに,
「詠ヨめる歌,多く聞えねば,
 かれこれを通はして,
 良く知らず」
とあり,
当時でもすでに
詳細はわからなかったらしい。
宇治山中ウジサンチュウに隠棲インセイし,
のちには仙術センジュツにより
雲に乗って飛び去った
とも伝える。
京都府宇治市の東方,
喜撰山キセンヤマにその名を残す。
(朝日日本歴史人物事典の解説)

六歌仙とは、
平安初期
和歌の名手6人
在原業平、
僧正遷昭、
喜撰法師、
大友黒主、
文屋康秀、
小野小町
のこと

紀貫之は喜撰法師のことを
古今集の仮名序で
「宇治山の僧喜撰は
 言葉かすかにして、
 初め終りたしかならず。
 いはば、
 秋の月を見るに、
 暁の雲にあへるがごとし」と書いている

今日はどこにも出かけず
家でごろごろ
怠け者
写真は昔仲よくして頂いた
会社の先輩がつくったもの
四十年も経ってしまった
コメント
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