「弘法も筆のあやまり」
どんな名人上手にも
間違いはあるもの
と言う諺コトワザ
お菓子柿の種の袋裏に
そのいわれが書いてあった
弘法大師は嵯峨天皇の勅命を受け、
京都の大内裏にある
応天門の額を書くことになった。
書き終えた額を高所に打ち付けよく見ると
「応」の字の心の点がひとつ抜けている。
今更下ろすわけにはいかない
どうなることかと
人らが見ていると
大師はその点が抜けている場所をめがけて
エイッと筆を投げつけ
結果みごとに点を打つ
もろもろの人これを見て、
手を打ちてこれを感ず と
今昔物語に出ているそうだ
弘法大師は
嵯峨天皇と橘逸勢とともに
三筆のひとり
実際に書かれた文字を
東寺や美術館などで観ることも出来る
凄いね
今日はお習字教室
締切なので
仮名や細字それと硬筆を出した
みんなとお習字することが
こんなに楽しいとは
思いもよらず
大先生の朱墨での直しを切り抜いて
ノートに貼り付けたリして
勉強している
写真は友達が撮ってくれたもの