村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

唐様で書く

2020-11-09 23:02:12 | お習字

売り家と唐様で書く三代目

諺の言葉
初代が苦心して財産を残しても、
3代目にもなると没落して
ついに家を売りに出すようになるが、
その売り家札の筆跡は
唐様でしゃれている。遊芸にふけって、
商いの道をないがしろにする人を
皮肉ったもの。とか

唐様とは
コトバンクを見ると
(2) 書道史の用語としては,
奈良,平安時代の中国の
王羲之を中心とする唐風の書,
また室町時代の禅林で盛行した
宋元風の書,
さらに江戸時代における
文徴明などの明風の書をいう


中国初唐の書道の三人の名人を
初唐の三大家とその作品
・欧陽詢オウヨウジュン→九成宮醴泉銘キュウセイキュウレイセンメイ
・虞世南グセイナン→孔子廟堂碑コウシビョウドウヒ
・褚遂良チョスイリョウ→雁塔聖教序ガントウショウギョウジョ

三大家とも王羲之の書を手本として、
すぐれて理想的な美しい楷書だと言う。
他に
楷書の四大家
・欧陽詢オウヨウジュン
・顔真卿ガンシンケイ
・柳公権リュウコウケン
・趙孟頫チョウモウフ

名前の文字を見ただけで
難しいかんじ
知ってる人も
知らない人もいるけど
お習字をお稽古していたら
段々その違いが
わかってくるの かも

写真の椿は(初嵐アツアラシ)

コメント
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