花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

だめ連

2024-03-23 15:26:04 | Weblog
 本日の朝日新聞朝刊のひと欄は「だめ連」の神長恒一さんでした。神長さんは、「考えると、人生ロクなことがない」と言われて育ち、大学卒業後就職するも10ヶ月で退職し、留年した友人と「だめ連」を結成、以来「三年寝太郎」ならぬ「三十年寝太郎」を決め込みます。

 「だめ連」と聞けば、根っからのダメダメちゃんを思いがちです。事実、神長さんは朝遅くまで寝ているし、起きて朝ごはんを食べたら二度寝をします。でも、神長さんが単なるダメダメちゃんではないのは、「だめ連」の「連」の部分があるからなのだろうと思います。

 先ず、「だめ連」を一緒に立ち上げた友だちがいました。5万円の家賃を折半する奥さんがいます。飲み会に参加するし、週に一度、障がい者と学童保育のそれぞれをお手伝いしているそうです。

 この人とのつながりが、怠け者と「だめ連」の間に一線を画しています。自分の時間とエネルギーをどう使うか、その割振りが個性的なだけで、決して怠惰をむさぼっているのではありません。「面倒臭いけど、そこにこそ生きている手応え、快楽と喜びがあるんです」と神長さんは言っています。快楽と喜びがあれば、「だめ連」は全然ダメなんかじゃありません。

(ひと)神長恒一さん 24年ぶりの新刊を出版した「だめ連」の主宰者:朝日新聞デジタル

(ひと)神長恒一さん 24年ぶりの新刊を出版した「だめ連」の主宰者:朝日新聞デジタル

 とにかく忙しくて、「働いている暇がない」。イベントや飲み会などでの「交流」が人生のメイン。二度寝が大好きで、朝遅く起きて朝ごはんを食べたらまた寝る。その合間、...

朝日新聞デジタル

 

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