花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

適量の飲酒

2009-06-17 20:43:52 | Weblog
 今日、偶々手にした英字紙に次のような文章がありました。

It may be that moderate drinking is something healthy people do, not something that makes people healthy.

 「適量の飲酒は健康な人のすることだろうが、適量の飲酒が人を健康にする訳ではない」という意味だと思いますが、アメリカのエグゼクティブの考え方である「自分をコントロール出来る人は過度の食事は摂らないので肥満にはならない。だから、肥満でない人は自分をコントロール出来る、すなわち仕事が出来る」を連想してしまいました。また、「天国へ行ける人の行いは善い行いだが、善い行いをした人が天国へ行ける訳ではない」と信じていた、初期のプロテスタントの人たちの考えと、善い性質を持った人はその善い性質が善い行動となって現れるものだというロジックにおいて、相通じているようにも思えます。もし、この命題が逆で、「適量の飲酒は健康をもたらす」が真だったら、酒呑みはどんなに心強いだろうと思います。でも、英字紙の言い分が真である方が、緊張感を維持出来て健康を心がける上では良いのではないかと思います。ただ、ついつい過ちを犯すのが人間の常であることも、私の経験が証明していることではあります。

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