花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

礫川公園、1週間後

2013-04-14 18:57:05 | Weblog
 4月2回目の土曜日の午後、家族で東京メトロ「後楽園」駅隣の礫川公園へ出掛けました。ママは木漏れ日の下、村上春樹の新刊「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読む心づもりでしたが、子どもにバドミントンをしようとせがまれ、風に翻弄され軌道の定まらぬシャトルを追って、右に左に、前へ後ろへと走らされていました。その間、私はベンチに座って読みかけの文庫本の続きを読んでいました。頁から目を上げてあたりを見渡すと、先週は満開だった八重桜は、かなり葉っぱの割合が多くなっていました。今日は天気こそ良いものの、気温は低く、じっと座って本を読んでいると、風が当たっている方の肩からじわっと冷たさが身体に広がってきます。やおら文庫本を閉じて、「ちょっと替わろうか」とママにバドミントンの選手交代を申し出ました。家に帰ってからは、伏見のお酒「玉乃光」のぬる燗で身体の内側がから温めました。その夜、お風呂の中で子どもが、「今日は給湯温度41℃でちょうどいいね」と言いました。

「花冷えや 日差しを求めて 動きけり」

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