本日の朝日新聞朝刊1面では、岸田首相が宏池会の解散を検討していると報じていました。記事を抜き書きしてみます。
『自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、岸田文雄首相は18日、首相官邸で記者団の取材に応じ、自身が会長を務めてきた「宏池政策研究会」(岸田派、46人)の解散を検討していることを明らかにした。』
『首相は同日朝、記者団の取材に岸田派の不記載を認め、「事務的なミスの積み重ねだ」と説明。夜に対応を問われると「(岸田派の)解散についても検討している。政治の信頼回復に資するものであるならば、そうしたことも考えなければならない」と語った。岸田派は、政治資金規正法で規定されている「その他の政治団体」として総務省に届け出をしている。首相は「(政治団体の)届け出を取り下げることも含めて検討している」と説明。政治団体でなくなれば、政治資金パーティーを事実上開くことができなくなるため、政治改革に取り組む姿勢を示す狙いがあるとみられる。岸田派関係者によると、東京・永田町にある派閥事務所は閉鎖する方向だという。首相は2012年から岸田派会長を務めてきたが、派閥パーティー問題を受けて昨年12月に派閥を離脱した。』
この記事を読んで疑問に思うことがあります。岸田首相は宏池会を離脱しているのに、どんな権限で同派の解散に関与しているのでしょうか。宏池会のメンバーが首相の意向を忖度して、自ら解散を決めると仮定しても、記事では首相が検討しているとあり、考えを伝えたとはなっていません。
あるいは、自民党総裁の権限で解散を検討しているとした場合、どうして宏池会だけに対してなのでしょうか。自民党の派閥全体でなければ辻褄が合いません。
悪い癖ですが、つい、細かなことが気になってしまいます。
『自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、岸田文雄首相
『首相は同日朝、記者団の取材に岸田派の不記載を認め、「事務的
この記事を読んで疑問に思うことがあります。岸田首相は宏池会を
あるいは、自民党総裁の権限で解散を検討しているとした場合、ど
悪い癖ですが、つい、細かなことが気になってしまいます。
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