花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

心の平静について その3

2012-07-21 00:31:27 | Weblog
 古代ローマの賢人の言葉を自分に都合良く解釈し、健康診断を前にしてそわそわしなようにするため導き出した答えが「血液検査を受けない」でした。これまで問診の場で医者から「血液検査はどうしますか?」と聞かれ、「尿酸値が気になるのでお願いします」と答えていたのを、「いえ結構です」と答えれば、健康診断の結果が返ってくるのも何ら怖くありません。知らぬが仏です。結果が怖くなければ、余計な準備も要りません。セネカの言葉に導かれて、いいところに気がついたと思って、健康診断までの日々を悠々と過ごしました。
 そして迎えた健康診断。受診票を見ると、なんと血液検査が必須受診項目に入っているではありませんか。選択科目と思っていたのが必修科目と知り「ゲゲッ」と思いましたが、もはやどうしようもありませんでした。30分後には左腕に血止めの絆創膏が貼られていました。しかしながら、この脳天気さが良かったのか、尿酸値は「ちょい高」程度で、私らしいと言えば私らしいのですが、悪くもないけど良くもないという結果でした。とりあえず、今年度前半戦の健康診断をどうにかやり過ごすことが出来ました。(つづく)

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