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みんなと本当に一緒なの?

診療所のKOZさんから電話があり、「すぐに来ませんか」ということでした。健康診断の結果で先生が呼んでいるのかと思って、早速行きました。

そこでは、業者が指先の血の流れの顕微鏡のデモをやっていました。爪でUターンする血の流れをディスプレイに浮かび上がらせる見せて、解釈をするものだそうです。

聞くところだと、『あるある大事典』でも紹介されたというものです。どうも、サンプリングでよばれたみたいです。

本当に指を乗せるだけで、鮮明に見えます。私の場合は若干、血がドロ(どろどろではなく)程度です。呼んだ看護婦さんは血液美人ということで見せてもらったらスムーズにきれいに流れていました。

そのあとも、診療室に来た人をつかまえては見ていました。その中には常務もいました。皆ちょっとずつおかしいですね。まあ、診療室に頻繁に出入りする人で健康なのは看護婦さんぐらいですよね。

こういう顕微鏡で自分の体を見られる時には、心配することがあります。

自分の体がそんな細部まで作りこんであるかです。外目からは同じに見えても、自分は違うという意識は常にあります。実は違うんだということがばれてしまうのではないかと言う心配です。

今回もそれを心配したけど、毛細血管の細部まで作りこんでありました。よかったと思うと同時に、何かがっくりきます。皆と本当に一緒なの? 自分は違うはずなのに。

普通はこの辺の心理は中学ぐらいまでで、それ以降は気にしなくなると本には書かれていたけど、私の場合は中学校以来、ずっと続いています。
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