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アイワルクで「エーゲ貝」と「トルコの石」を拾っていた

未唯へ。今日はイスタンブールに戻ります。ケマブを食べよう。もし、メニューになければ、離団届を出して、街へ食べに行こう。

今日の日程は、アイワルク⇒トロイ⇒イスタンブールです。かなりの走行距離です。

アイマルクでは4時に自然起床。5時には移動準備を始めました。その後に、ホテル前の浜辺を朝の散歩です。周りには誰も居ません。

何もなかったけど、奥さんは「エーゲ貝」と「トルコの石」と松ぼっくりを拾ってきました。本当のトルコ石は革のコートを買ったので、誕生石だけど、諦めていました。

市民が発言することで、マーケティングが変わってくることは確かです。ツアー客とツアコン、そして、ツーリストの関係は典型的ねケースを提供してくれる。

池田晶子さんの本『私とは何か』では「私はなんといってもへーゲルが、面白い。彼の著述には、いつも、血湧き肉踊る快感を覚える。へーゲルの著作ほど、辞典を片手の読書から遠いものは、じつはないのだ。あれを読むのは一種の波乗りの要領であることは、すぐに気づいた。一旦コツをのみ込んでしまうと、大波小波を滑走すること、じつにリズミカルで、およそ考え込むということもなく、あんなに楽しい読書はめったにあるものではない。」

帰国したら、図書館からヘーゲルを借りてきましょう。中近東と池田晶子さんは似合いますね。

トロイ遺跡では想像力が湧かなかった。シュリーマンの想像以外の何者でもない。シュリーマンはどこを掘ったのか。そして、ドイツに持ち帰ったのか。

トロイの遺跡は写真にしても文章にしてもイメージが湧かない。トルコ人のとっても映画「トロイ」を観て、そんなものがあったと気づいたレベルです。シュリーマンの思いは伝わってきません。「どこを掘ったんだ」ぐらいです。

第一層から第七層と言われても「重なっていない」。掘った結果、こうだったという研究成果を示されてもピンとこない。

トロイで気になったのはシーメンスの旗があったことです。トロイの発掘品はドイツに運ばれたそうです。そのスポンサーがシーメンスなのか。シュリーマンとシーメンスの関係を知りたい

現在、トルコ領である、トロイに海からギリシャは何度でも攻撃を仕掛けたんですね。ギリシャは制海権が欲しかったのか、領土が欲しかったのか。

イスタンブールに戻るのに、近道で、海峡フェリーで渡りました。気持ちがいいですね。餌でカモメが寄ってきた。これで、ヨーロッパ側からイスタンブールに入ることができます。イスタンブールはアジアとヨーロッパの接点です。フェリーは満員になると、出航します。我々のバスは最終でした。バスから降りて、5分ぐらいで動き出しました。

海峡をいくのはタンカーが多いですね。トルコのガソリン代は高い。隣のイランなどとは、仲が悪いのでエジプトあたりから輸入しているのでしょう。

イスタンブールで、イスタンブール大学図書館か公共図書館を探しましょう。

2013年にはGPS付きケータイが本格化します。時刻と場所と写真、そして、ツイッターでの感想がひとつの空間の中で動いてきます。仮想空間とリアルな空間がドッキングします。そんな時のツアコンとツアー客とのコミュニケーションは大きく変わるでしょう。そのイメージを店舗でのスタッフとお客様との関係に置き換えましょう。

18時前に、1500万人のイスラマバードに戻ってきました。アパート群が見えてきた。あと、少しで到着です。
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