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ヒアリングメモ

未唯へ。①に会議の真っ最中に、あなたからメールがありました。内容は「白い恋人」を買ってくるようという指示。当然、買います。今回は24個入りを奮発しました。それぞれ、2時間かけて、ヒアリングしました。

ヒアリングメモを分かりにくく、書きました。①の販売店は新ネットワークに独自に切り替えています。ヒアリングシートの一行ごとに社長より、コメントが入るので、まとめるのに苦労しました。②の販売店は独自の回線のままです。役員が退職したので、先のことを考える人が不明になっています。ともに、アイデアをカタチにしてきた販売店です。

①の販売店でのヒアリングメモ:フィルタリングにコストがかかっている。全体で守る体制/メールの容量は少なすぎる/店舗からの検索システムは必要/セールスの見方からすると多様でないといけない/店舗内のコミュニケーションとして、チャッター/スタッフがお客様とコミュニケーションできる/お客様にメールを発行/チームプレイでの意志決定/使いやすいグループコミュニケーション/スタッフが考えるベースを作る

後日、ICレコーダより追加します。この販売店は新ネットワークに移行しているが、グループウェア活用どまりです。これなら、追いつける。

②の販売店でのヒアリングメモ:IP電話も自分たちで設定した/やりたいのは画像関係/情報系システムが簡単に設定/HPはプッシュ型で/テレビ会議/スタッフは忙しいのが最大の課題/お客様にメールを発信/機能限定を外して/OS対応もスムーズに

一番の課題は、スタッフが思考してないし、思考する環境にない、ということです。今後のお客様とのコミュニケーションに当たっては、この部分を支援していきたい。

帰りの飛行機の中で、ヒアリングメモを打ち込んでいた。こんな経験は、沖縄の時以来です。そのときはパソコンを持っていって、沖縄-羽田の間にデータ整理を行った。今回はポメラです。

お客様とのコミュニケーションにつなげよう。これがどうなるかは、販売店・店舗の死活問題です。環境の変化に対応するには、スタッフとお客様の関係で信頼を確かにすることです。

今回も、「北海道」も「札幌」も感じていない。人に会うだけでした。それで十分です。へーゲルの会えたのが一番の成果かもしれない。「思考」が世界を変える、というトーンで通しました。
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認識しようとするものに、宇宙は開かれる

未唯へ。札幌のホテルの朝です。鏡に映った醜い体型。地球の重力を感じます。

4時から、「論理学」の序文を読んでいる。宗教心のない身にはきついが、哲学研究にたずさわる能力は保有している。永年、「孤立と孤独」の中で真理を求めてきた。それも具体的な事象を相手にしながら。「真理」への迫害史は、私レベルでもわかる。みな、真理を考えることなく、自らの正当性を述べようとする。評価基準の真理なくしては何が正で、何が悪かわからない。

「聴講生への序文」の最後の檄文では、「みなさんに要求したいのは、学問を信頼し理性を信じ、自分自身を信頼し、自信をもつこと、それ以外にありません」「真理に立ち向かう勇気をもち、精神の力を信じることが哲学研究の第一条件です」たとえが具体的です。「宇宙は人を寄せつけぬもののように見えるが、認識へと向かう勇気に抵抗出きるだけの力をもってはいない。認識しようとするものにたいして、宇宙は開かれ、そのゆたかさと深さを開示し、満足をあたえてくれるにちがいありません。」勇気づけられます。

部屋の温度、低すぎ。調節ができない。寒い。

へーゲルがベルリン大学で講義した1818年とドイツが統一された年との関係を調べましょう。国が安定されて、始めて「思考」が許されるのか、「思考」する社会があって、始めて、国が安定するのかは大きな問題です。それは、現在のギリシャ問題、そのものです。問題が片づいた後に、「思考」するようになるのか、「問題」を片づけるために「思考」活動を始めるかです。

私としては、「思考」が未来を作ると思っている。宇宙をもイメージでき、多様な手段が可能な「思考」があってこその「行動」です。継続のための「行動」は疲れるだけで、時間をロスさせます。

めざましテレビの時間です。名古屋は36度、東京は37度出、札幌は27度です。

「仕掛けられた偶然」できた札幌で何を見つけられるか、が今日もテーマです。あるとしたら、②の販売店の方でしょう。去年まで、年一回訪れて雑談することで、販売店の立場を理解していた。その役員が居なくなり、相談することも出来なると同時に、その店自体も方向性を失いました。お金が掛けずに、知恵でやりたいことをしてきたことを「今のままでいく」になってしまった。
その役員だから、例外で扱ってきたことが弊害になる可能性が出てきている。そちらの方はネットワーク会社に任せて、インフラに入ってもらえるようにしていく。私がほしいのは、コンパクトに知恵を出す、会社としての方向であり、要望です。元々はインフラへの参画が目的だったが、「偶然」で第2のスタンスが主になった。「偶然」が及ぼす影響に期待しましょう。
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