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本屋と図書館のコラボに、市民を参画させてください

未唯へ。東京の有明に来ています。3時に起きようと思ったけど、ホテルなので、のんびりと寝ていたら、6時半でした。有明はマクドナルドしかないので、昨日に続いて、朝食はハンバーガーセットです。

ICTソリューション関係の展示会です。これも10年ぐらい、定点観察の対象にしています。今回のテーマは「情報共有」の定義付けです。参考になったのは、今年の10月から発売するナレジオン(http://www.knowledgeon.com)の3つのマイ・ポータル/グループ・ポータル/社内ポータルの概念です。まだ、サファイアの情報共有インフラの方が先行しています。

午後3時前に調査が終了したので、お茶の水に移動しました。明治大学と神保町の本屋さんと共同で、全国図書館大会東京大会を行っています。その分科会が、5時過ぎまで開かれています。有料だけど、途中からなら、入り込む自信があります。

一番の興味は、第1分科会「インターネット時代のデジタルアーカイブを考える」です。Googleブック検索がテーマに挙がっています。「すでに世界中の700万冊以上の書籍の全文を検索でき、その中には日本の書籍も数多く含まれています」「グーグル、図書館情報学教授、弁護士が最新情報を持ち寄り意見交換することで、出版コンテンツのデジタルアーカイブのあり方を検討する」という内容です。場所が国立国会図書館なので、参加するのは諦めた。

第2分科会「図書館職員の雇用問題」、第7分科会「司書のキャリア形成」は面白くなかったので、「アリゾナ・ホーナー基金パネル」で海外の図書館事情の意見交換を行った後に、明治大学中央図書館に向かいました。ここでは、第3分科会「国民読書年をみんなで考える」を行っています。

図書館には侵入できたが、分科会は満員で、入り込めなかった。2010年が「国民読書年」とは知らなかった。文字・活字文化推進機構が中心になるみたいです。「活字離れ、読書離れが進み、読解力や言語力の衰退が我が国の精神文明の変質と社会の劣化を誘引する大きな要因の一つとなりつつある」という認識です。こんな狭い図書館のホールではなく、すべての公立図書館と市民を巻き込んだ活動にしてほしい。

今回の図書館大会では、サイバー討論として、Twitterを仕掛けていた。参加者を超えて、市民を含んだ討議が可能になります。
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