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技術編の作成

会社では朝8時から4時までサファイアネットワークの技術編を作っていた。何が従来のものと異なるかを販売店に知ってもらえないかと思ってました。本当に難しいけど。

元の資料はネットワーク会社が作り上げたものです。そこには、自分達の仕事しかかかれていません。なぜ、そうするのか? それによって何が変わってくるのか? 本当に苦労したところがどこなのか? それをもとにして、自分達がどちらに向かいたいのか? どう変わりたいのか? などがまるで記述されていません。

単に頼まれたから作りましたみたいな表現です。感動がありません。技術書には本来感動が必要です。

大学1年の時に、教養部が封鎖されて、古川図書館で、高木貞治さんの「解析概論」を毎日読んでいました。そのために、豊田市駅⇒知立⇒名古屋駅⇒栄⇒名古屋大学前の片道2時間強の往復をしていました。本当に重たい本でした。

その本の定義のあとに「!」が書かれていました。ここにオレは感動したということが表現されていて、本当にびっくりしました。感動があるから、数学はできるんだと思いました。

ちなみに、古川図書館は隣の豊田講堂のスピーカーからは全共闘の「インターナショナル」大音声が時々してくるが、東山の風が吹き渡る、本当に気持ちのいい図書館でした。図書館は環境と思った最初の図書館です。

この集中力ならば、未唯への手紙もまとまる気がします。
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