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自殺したくなったら図書館へ行こう

読んでいる本に「自殺したくなったら図書館へ行こう」という記述がありました。フレーズが気に入りました。誰がどういう意味で言ったかはGoogleで検索してもピーンときません。まあ、勝手に使わせてもらいます。

自分の経験からすると、本当にそのとおりだと思います。図書館では自分の考えに言葉を与えられます。

東富士から名古屋に来て、まるで受けいられなかった時にエドガール・モランの「複雑性とは何か」に愛知県図書で出会いました。

名古屋の販売システムのあり方はおかしいと思うのに、誰もそれでいいと思っています。それで成功してきたから、文句を言うな! 言うなら外すぞ!

その時に「複雑性とは何か」に出会い、私は間違っていない。私のやり方が21世紀の方法であることに確信を持てました。

もう一つは、デカルトの「情念論」です。感情というものに悩んだ時に、感情を冷静に見ているデカルトを知りました。「方法序説」に続いて写経(全ての文字をタイプイン)して、心が落ち着きました。

この本との出会いが本屋でできるのであればいいけど、今の本屋には期待できません。図書館を知っていたために、それが可能になったのです。

同じように、皆にその体験をしてもらいたくて、図書館活動をしています。ちなみに、日本は一人年間4冊でフィンランドは21冊の借出冊数です。
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