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てらまち・ねっと



 今朝10月31日の読売新聞朝刊は、土岐市鶴里で六価クロム・基準の64倍・岐阜県の調査を上回ると報じています。

 ところで、今回の石原産業の不法行為との関連で、三重県の姿勢が問われています。

● 三重県のリサイクル関係施策
 フェロシルト問題を拡大させた一端は三重県にあります。
 三重県認定 リサイクル製品を使いましょう
 リサイクル製品の利用を推進し、リサイクル産業の育成を図ることにより、循環型社会の構築に寄与することを目的に、「三重県リサイクル製品利用推進条例」が平成13年3月27日に公布され、平成13年10月1日から施行されています。
 この条例に基づき認定された「認定リサイクル製品」を紹介します。


 このリサイクル製品を認定し積極的に利用を促進する姿勢、それ自体はともかく、その「視点」が極めてルーズで、「体制」がいかに杜撰(ずさん)だったか、という問題です。
 現在の三重県認定リサイクル製品一覧・建設資材は、「平成17年8月1日現在」ですからフェロシルトははずされているものの、ざっと見るとどうでしょう???

● 産廃税
 他方、三重県は産廃税を創設し企業に賦課しています。
   三重県の産廃税とは
 税を納めるのは、産業廃棄物を排出して、三重県内に設置されている産業廃棄物の最終処分場又は中間処理施設に搬入する事業者です。
額は、産業廃棄物の搬入重量に処理係数を乗じた後の重量(課税標準)1トンにつき1,000円です。
   税のQ&A
 産廃を処分場に入れれば税をとる、リサイクル製品と認定したものは処分場に回さなくても良いというのは、リサイクル促進でゴミを減らすこととして合理的なように見えますが、一つ間違えば大変です。

 検索していたら、ちょうど昨日の読売が関連記事を載せていました。
利益優先 ツケ重く フェロシルト不正製造 撤去に100億 “差益”飛ぶ

   10月30日・読売
 「・・不正製造は、主力事業の低迷による減収や、産業廃棄物の再資源化計画の失敗、全国初となった三重県の産廃税導入など、同社を取り巻く複数の要因が重なった結果、引き起こされた可能性が強まっている・・・・」

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 上記投稿後、絶好の投稿が見つかりましたのでリンクしておきます。
    
三重県よろずや

ペナルティーは地方税法通り、過少申告加算金を10%、不申告加算金を15%、仮装隠ぺいなどの悪質ケースは重加算金として35%としている。

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 あなたの評価はどのようでしょうか?

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 新しい風ニュース173号(10月29日付け)を東北の旅の前に作って印刷しました。
 31日月曜日の朝刊に折り込んでの全戸配布用B4版両面の11000部。
 今回は9月議会の一般質問の報告が中心。
◆2005/10/29 新しい風ニュース173号 05年10月29日号の全文
   テキスト版10KB    PDF版257KB

● 伊自良地区の畜産環境問題
 伊自良地区では、新しい住宅がどんどん増えている一方、従来からの畜産(牛・豚・鶏)が大規模化し、その悪臭やハエなどの問題が大きな課題になっています。
 何しろ、岐阜地域ではこれだけの規模や密度で畜産が行われているところは他にありません。
 自治体合併前に解決が進まなかったことで、合併した新市の大きな課題になっています。行政の責任は大きいと思います。そこで、一般質問でとりあげました。
 市の認識をお伝えするために、ニュースには、ほぼ全文を掲載しました。
 また、ペーパーニュースにはない、Webページだけの特別資料として「畜産環境問題解決の方策検討のための委託事業・仕様書」も掲載しました。
   ニュース173号のところに資料へのリンクあり

● 決算議会  水道事業の損害のこと
 9月議会は決算議会とも言われます。私は、水道事業決算について、水のロスが極めて多いと感じます。市が作って配った水に対して実際に料金をもらえた水の割合を有収率といいます。山県市では、この率が極めて低く、しかも、前年からさらに4.4%も低下。私は料金として回収できなかったのだから「損」とみています。

● ゴルフ場を残土で埋めた業者  瑞浪市での不法投棄で逮捕される !
 瑞浪での産廃の不法投棄容疑で、『西部開発』代表山本らが逮捕されました。この業者は大桑のゴルフ場を建設残土で埋め立ていた業者です。逮捕後の県警の取調べに対して、山県市、岐阜市でも不法投棄したと供述していることが報道されました。
 今年3月議会で私が一般質問しましたが、ここは森林法違反などで2月から残土搬入をストップしていました(新しい風ニュース168号参照 テキスト版9KB  PDF版423KB)。ですから、それ以前のしわざ。
 私が昨年8月にニュース 157号 テキスト版10KB(現地写真へのリンクあり)で問題を指摘したら、しばらくしてこの代表から電話がかかってきました。その時「これ以上書くと、ただじゃ済まんぞ」と、電話の向こうから。
 とはいえ、構わず、続編を掲載しました(158号 テキスト版12KB)。
 この代表は、議会・委員会の視察に対しても、「絶対、変な物は入れていない」「いつ見に来てもいい」と豪語していたんですが・・・
 今、私たちの取り組んでいる三重県・石原産業のフェロシルト問題(詳細は私のブログを)、岐阜県知事はこの反省から、「残土条例」を制定する予定と報道されています。県条例ができれば、ゴルフ場だけでなく、どこかを残土で埋め立てることも規制の対象に。
(このリンクのみ追記⇒)2006年2月16日・県警の現場検証
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 今日30日夜7時過ぎに家に戻りました。昨日、今日の写真の整理ができないので、旅のことは明日にします。
 一週間、メールBOXを開けずに溜め込んだので、開けるのがコワイ~~


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紅葉の旅の⑤ 10月28日。
栗駒山・山ろくの温湯温泉から鳴子峡。そば街道。

この日は温湯温泉からそれほど遠くない
紅葉の名所、鳴子峡へ。
  

 鳴子峡は紅葉最盛期。カラフルな景色だから名所になるのだろう。
 人が押し寄せる前に回った。

そば街道を南へ
  
 大石田の「七兵衛そば」

 11時の開店前から並ぶ。「番号札を先にとっておかないと後になる」旨が掲示してある。1000円で食べ放題。食べ終わらないうちに、頼んでもいないけど次が出て来た。もちろんおいしい。
 10月30日31日がこの地域の蕎麦まつり、とのポスターに旧そばのほぼ最後の日と知った。まつりの時からしか新そばを出さないルールらしいから。

  
村山の「あらきそば」

 板そばがこのあたりの特徴。その板は、ナント20センチ×50センチ位。
 おいしい。蕎麦の存在感がしっかりとある。とはいえ、量に圧倒される。
 となりの(会話から)公務員らしきグループは、「あつも盛り」という倍量を、まず、板の左側に積み上げて食べ始めた。これが食べ方らしい。
 11月1日がこの地域の蕎麦まつり、とのポスターが目に付いた。
 庭には、紅葉の美しいニシキギ科のマユミ(右の写真)やコマユミもあった。
 この日3軒は回るつもりが、2軒でダウン。

 夜は、次の行程を考えて福島市内に泊った。
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 次の日は 磐梯吾妻スカイライン・安達太良山方面
 今回の東北・紅葉の旅をスタートから順に見るには 10月25日


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紅葉の旅の④ 10月27日。
乳頭温泉から田沢湖。横手から稲庭。栗駒山山麓から温湯温泉に。

乳頭温泉は、携帯も通じない。紅葉の真っ盛り。
紅葉の山すその露天風呂は最高。乳白色の湯のかけ流し。
沢湖。横手から稲庭。栗駒山山麓から温湯温泉に。

 日本秘湯の宿の会 
露天風呂の全景
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大



 混浴の露天。左は良く知られた写真。右奥は女性用通路の木戸でその奥に女性専用露天。

上の写真の風呂内の通路。すぐ左が混浴露天。左奥に女性専用露天。

内風呂の概観。右から女、男、女の湯の入り口。中には泉質の違う木風呂がある。 
さらに別に、シャワー(一つだけ)のある内風呂が各一がある。+女性専用露天。


敷地は広大。上流は、奥入瀬より雰囲気がぴったり。

中の橋。幹周り2メートル以上のブナ。すぐ横にひとまわり細いブナ。歴史がある。


下流方向。 どこをみても、紅葉のただ中。


全山紅葉。 この地域は、赤がそれなりにあり、目を楽しませてくれる。

  
紅葉の赤、黄色。


PS 今は福島のサンルートホテル。通信環境はバツグン。
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 次は 鳴子峡を経て、そば街道を南下、福島に
 今回の東北・紅葉の旅をスタートから順に見るには 10月25日



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紅葉の旅の③ 10月27日のこと。
十和田湖~奥入瀬渓谷~八甲田側。
十和田湖へ戻って八幡平・玉川温泉から乳頭温泉に。

 ・・通信環境が良くないので写真は改めて送信します。
(・・ps 通信環境のよくなった28日に写真をやっと送りました)

奥入瀬からさらに北の渓谷沿いで
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大

 
十和田湖。
 湖畔ではナナカマドの紅葉が一番に自己主張。

 
奥入瀬渓谷 今年は色が悪いという。
 地元の詳しい人は「あと、二、三日後がピーク」といっていた。

 
この日の最高の紅葉地は八幡平の中腹の玉川温泉あたりうっとりする。

 宿は、この先の乳頭温泉の鶴の湯。
 この日の午前中に車中から携帯で予約をするとちょうど空きがあった。
 一泊二食8000円か9000円のどちらというので高いほうにした。
 宿に着くと、6ヶ月間にとれた、とか3ヶ月前にやっととれたとか・・ラッキーだった。
 温泉のことは改めて紹介する。

 
この日の昼は、昼は鹿角市内の蕎麦。
切田屋 そのこだわりは、写真で分かるはず。

 そういえば、この前日・白神に入る前の昼。
上小阿仁村の役場前にある「秋田杉の館」で十割そば。
秋田方面は新そばの出が遅く、11月かららしい。
 
ここは、役場に消防署・・・村一番の繁華街らしい。
植物などの宝庫とのことなので、いつかまた夏に来て見たい。

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 次の日は 田沢湖から、横手市を通って栗駒山山ろくの温湯温泉 へ
 今回の東北・紅葉の旅をスタートから順に見るには 10月25日


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紅葉の旅の2日目(10月25日)は、ホテルを出た車の中で相談して、秋田県側の白神山地に行くことにしました。
 世界遺産に指定されて人気が上がっているとか。
 北側の青森県側が一般のようですが、あえて南の秋田県側に向かいました。
紅葉の旅㋥
両県境の釣瓶落峠(つるべおとしとうげ)の紅葉。上は少し盛りが過ぎ、下は、最盛期。
 絶好です。青森県側車の土砂崩れで、峠のトンネルで通行止め。車にもにもほとんど会いません。
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大

 

ブナの原生林を1時間ほど散策 甘い樹のかおりがただよう。


 ブナは150年位で自然に枯れて更新が通常。推定樹齢400年のブナの説明書きあり。胴回り4メートルと。
逆光で撮った写真。うまく縦に一本の樹につながるかな。



 「すばらしい」の言葉の連発。
 かけ値無しに、雄大さと紅葉を満喫しました。

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 昨日の宿。
ブログに、源泉かけ流しの宿、書きました。
   湯野浜温泉・龍の湯
 男女とも7つの湯。2種の源泉。
 1泊朝食で8500円。連泊すると格安に。
新しく、とてもいい宿。レストランあり。
 私たちは、ホテルのすぐ手前にあった魚屋さんで、ニシガイ(大粒6個で1000円)とギンダラの切り身の焼き物を買って「部屋食」。とてもおいしかった。
 
 とても親切で楽しい夫婦で、翌朝7時に出たとき、ご挨拶に。
 おいしくてお値打ちな地の魚をありがとう。
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 この次は 十和田湖・奥入瀬渓谷に玉川温泉から乳頭温泉の紅葉 へ
 今回の東北・紅葉の旅をスタートから順に見るには 10月25日


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 フェロシルトと石原産業の問題。
 今回、六価クロムや放射性の問題に加えて、農薬工場など他の工程や他社の工場の廃液などを加えていたことの問題があり、さらに、信じられない別の問題も見えてきています。

 「逆有償」という信じられない行為のことを説明します。
 通常、産業廃棄物やゴミというものは、その排出者は専門の処分業者にお金を払って処分してもらいます。当然です。
 また、「有価物」といって、第三者が利用価値があるとして、その「もの」をお金を払って引き取り何かに使えば、廃棄物ではなくなるという(住民としては悔しい限りの)国の見解の基本原則があります。

 ところが今回は、これにもあてはまりません。
「フェロシルト」と位置づけられて石原産業四日市工場から外部へ持ち出された「もの」は、名目は石原産業が他社へ有料で売る、という形態をとっているものの、実質は裏でお金を着けて他社へ渡していたようです。それをうかがわせる文書類もあります。
 産業廃棄物の逆有償
 この逆有償という処分方法は、「処分」ではなく、組織的かつ悪意の「不法投棄」であるのは明らかです。

 なぜ、正規の処分をしないのか。
 答えは簡単です。それは、逆有償としてお金を払う方がはるかに安く済むから。

 このことを堂々とやってしまうところに、今回の企業犯罪の重大さの一面があります。

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 紅葉の季節です。全国の紅葉状況のデータがすぐにわかるお役立ちWebにリンクしてみました。
 数日おきに紅葉状況のデータを更新している親切なサイトや、時系列のカラー写真を掲載してるサイトもあります。
 まだ、他にいろいろとあると思います。
 今回、この情報などをもとに紅葉の旅に行ってきます。

  (2007年10月28日追記 このページは、今でもアクセスが多い。
    もう少し充実させた2007年版は ⇒ 2007年10月27日ブログ)


● 全国紅葉スポットガイド by・goo

● 紅葉で秋を満喫 by・じゃらん

紅葉とれたて便 by・るるぶ

全国紅葉最前線 by・全国地域観光情報センター
   このサイトには 全国・見ごろカレンダー までありました。

 今回、稲刈も済んで、「農」の一区切りとして紅葉と温泉と新蕎麦を求めて、東北に行ってきます。夏の北海道の旅と同じで、おおまかなエリアを頭に描いている程度で出発です。
 今回は、青森の十和田・奥入瀬渓谷から、白神などを経て、一路南へ。
 昨日出発。
 ルートや泊まる宿はもちろん、どこの町か村か、その場所も決めずに。
 連れ合いと車の中でゆっくり相談しながら旅します。

 昨日は、車中でガイドブックを見ながら、12時過ぎに宿を決めました。

 なぜ、出るときはすっと旅行に出るのか、お話します。
 学校を終えてからも、私は病気とは全く縁無く、百姓をしながらいろんなことをガンガンとやってきました。
 でも、10年ほど前、突然の内臓疾患で開腹、10数日入院しました。ペースを変えないといけないなぁとベッドで考えました。
 といって、何かを一生懸命やってしまうタイプなのは分かっているし、それを変えるつもりもありません。

 3年前、また、別の内臓疾患で10日ほどの入院。

 これで、ペース配分を変える生き方にせざるを得ない、適当に息抜きを入れないといけない身体だと自覚しました。

 だから、活動するときはしっかりして、すっと、どこかに出かけることにしています。
 そうやって、自分や自分の身体とのお付き合いをする生き方にしました。
 ノートパソコンと無線を使って、紅葉や蕎麦のことなどお伝えしたいと思います。

 ここは、新潟県から山形県に入ってすぐの鶴岡市。泊ったのは湯野浜温泉。2種の源泉のかけ流しの宿。
 朝7時。これから青森方面に向かいます。

 通信環境が良くないので、作ってあった記事を送る程度。
 いただいたコメントなどへのご返事は、少しずれると思いますがご容赦ください。
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 この次は 秋田・白神山地の紅葉 です

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 警察の裏金問題がこの数年来、指摘されています。
全国市民オンブズマン連絡会議はこれにも力を入れています。

以下、事務局の内田さんからの呼びかけです。
 市民オンブズマン事務局日誌のカテゴリ「警察」
<転送・転載歓迎>

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「道警不正問題を徹底解明し、信頼回復を求める道民の会」で、05/9/23より11/10まで、北海道警裏金問題解明のための百万人署名を集めています。
署名で求めているのは、百条委員会設置と知事による予算監督権行使です。
インターネット署名も出来ますし、署名簿もダウンロードできます。
署名簿もダウンロードできます。l
この署名は、北海道民に限らず、どなたでも可能です。

2003年11月に発覚した旭川中央署の捜査報償費の裏金疑惑からはや2年が立とうとしています。
この間、2004年2月の元北海道警釧路方面本部長の原田宏二氏、元北海道警弟子屈署次長の斎藤邦雄氏の実名告発、さらに市川守弘弁護士をはじめとした市民オンブズマンの追及やマスコミの連日の報道の成果で、北海道警は捜査報償費や旅費など国費、道費合わせて約7億5200万円の不正を認め、利子を含めた約9億5670万円を返還しました。その中には約4億円にものぼる「使途不明金」の存在もあります。

しかし、北海道警や監査委員が調査したのは一部でしかなく、他の費目における「使途不明金」の存否をはじめ、「私的流用」や「上層部の関与」などの疑惑・疑念を残したままでは、真の再発防止対策の確立はもとより、失われた警察の信頼を回復することはできません。

情報公開法・条例の施行前の2000年が捜査費(国費)捜査報償費(県費)の支出のピークで約121億円。2001年度からは毎年額が激減しており、2004年度の執行総額は約40億円と、4年で80億円も減少しています。
しかしながら、急激な治安の悪化などは聞かず、元々適正な執行がなかった証拠ではないかと市民オンブズマンは見ています。

2005年に入って、愛媛県警の現役警察官の仙波敏郎巡査部長の実名告発、さらに高知地裁での捜査報償費開示を命じる判決、宮城地裁での報償費・出張旅費の不正を認める判決があり、宮城県の浅野知事は捜査報償費(県費)の執行の停止を命じました。
また、元警察官と市民オンブズマンの弁護士らが「明るい警察を実現する全国ネットワーク」を立ち上げ、孤立しがちな告発者のフォローや訴訟支援を行っています。
全国各地で市民が警察の不正を監視し続けているのです。

全国の警察不正支出問題の発端となった北海道警での裏金づくりに関し、百条委員会で実態がどこまで明らかになるか、特に都道府県警を監督する警察庁の具体的関与がどこまであったのかなど、全国で関心を寄せています。
北海道警の問題は北海道だけにとどまらず、全国の問題なのです。

今回の北海道議会では、百条委員会設置案提出は見送り、多くの署名を集めて11月の定例議会で7度目の百条委員会設置を求める方針だと聞いております。
一人でも多くの署名にご協力下さい。

                  以上

参考
・全国市民オンブズマン 警察裏金・不正支出問題 特設ページ
明るい警察を実現する全国ネットワーク

道警不正問題を徹底解明し、信頼回復を求める道民の会

仙波さんを支える会(「ドキュメント・仙波敏郎」大好評公開中)

全国市民オンブズマン連絡会議 事務局
内田 隆 office@ombudsman.jp
TEL 052-953-8052 FAX 052-953-8050
全国市民オンブズマン連絡会議


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 フェロシルトや廃棄物問題、頑張る岐阜県。
22日の中日新聞だけの記事

放射性ごみ 基準明確化を  フェロシルト関連 県が国に要請へ
 「微量の放射性物質を含む土壌埋め戻し材『フェロシルト』に関連し、県は、廃棄物処理法で定める放射性を含んだごみの判断基準が、原子力施設から出されるごみの基準と異なるとして、整合性をとるよう環境省などに要請する方針を固めた。」
 「十二月から施行される改正原子炉等規制法で、原子力施設解体などで排出されるコンクリートなどは、放射線量が年〇・〇一ミリシーベルト以下の場合、廃棄物として再利用などが可能とする。」
 「しかし廃棄物処理法では、事業活動などで出るごみについて、放射線量が年一ミリシーベルト以下のごみを廃棄物として扱うとしており、基準値には百倍の開きがある。・・・県環境局は『人体に対し、どの程度の放射線量が安全ラインなのか戸惑う。国はしっかりとした判断基準を示してほしい』としている。」

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やっと新米!!
  
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
 乾燥ともみすりは知人に委託。かつては天日乾燥していましたが、天候次第で、味が落ちたり胴割れ(米粒にヒビが入ること)したりで必ずしも、最高とはいえません。
 上手で丁寧な人に、機械乾燥を任せた方が安定的に美味、と考えています、私は。

 お米は、民間の低温倉庫に預けます。ここは、4月から10月中は低温。
 うちで作るハツシモというお米は硬質米で、次の年の夏を越すとより味が良くなるという人がいるくらい、他の米より味が保てます。
 コシヒカリなど軟質米も作ったことがありますが、美味しいのは稲刈から2から3ヶ月位。1年通してみれば、やっぱりハツシモにかないません。しかも、低温で保管だから、いつまでたっても美味しいのがうちのお米。


 

 おいしいおコメは、不思議ですが、お米だけで何杯でも食べられます。
 とはいえ、食を楽しむ。
 最近は山国・岐阜でも美味しい魚がときどきはあります。
 もどりがつお、生マグロ、殻つきホタテ・・に畑のムカゴ、近くの名産・クワの木豆・・・おかげで1キロふとったかな(笑)

 稲刈後のワラを燃やすのは、最も悪い方法だと私は考えています。有機物として土に還元するのが最良。それでも、あえて今年燃やしてみました。
 理由①は、雑草のヒエが今年多かったので、その種を燃やせないかとの頼み。
 理由②は、かつてはレンゲが一杯でしたが、最近は絶えたので、レンゲ種を播きたいところ。本来9月中旬にイネの頭から播くのがいいけれど、2年続きでうっかり。
 昨年は10月20日頃の稲刈日に播いたら、芽が出なかった。今年、燃やして
その後に播いてみようとの「挑戦」。
 今日、これから播いてみます。 

 ところで、お米の「新米」はおいしいのに、シンマイは誉めないときやヘリクダルときの言葉。
 新米の語源を探ってみると、もっともらしいのに出会いました。引用して紹介します。
『…新米の語源は2つあるらしいです。
 1つは江戸時代にさかのぼるそうです。
 江戸は商業が発達し、沢山の人が集まり新しい仕事に就いたため、新人が多く存在したらしいのです。一方、江戸に米が沢山集まって、庶民的なものになりつつある米。どちらも江戸に新たに集まってきたものということで、新人の「人」に「米」という字を当てて「新米」と呼ぶようになったという説。
 2つめは江戸時代に使われていた「新前」。
 江戸時代には商家で奉公人を雇う習慣がありましたが、新しく雇った奉公人には新しい前掛けが与えられ、ピカピカなので、一目で新人という事がわかります。それで、新入りの奉公人は、「新前掛け」と呼ばれるようになったそうです。この後、略された呼び名がなまってシンマイになったそうです。それで発音が同じことから、「新米」という漢字が当てられるようになった、という説。』  
出典のWebページ
 2つ目と同様の見解は、他にもいくつかありました。

17日の稲刈風景~うちの稲作をみる


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 知人から企画の案内が届きました。
 私は対象年代ではありませんが、それなりのユニークさがありますので、転載します。

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 いつもお世話になります。岐阜県可児市の山根一男です。
10月30日より、岐阜県との協働で下記のような連続講座を開講いたします。
すべて、日曜日の午後二時からのスタートになっておりますので、多少遠方から
でも参加可能です。年代的に該当しない方は、ぜひ団塊世代の方にお勧めくだ
さい。定員は25名となっております。団塊世代以外の方でも参加可能です。
  【転送歓迎・重複メールお許しください。】

  特定非営利活動法人 NPOなんでもサポートセンター岐阜
            事務局長  山根 一男(可児市議会議員)
                    yamanet@ma.ctk.ne.jp

団塊世代塾(だんかいせだいじゅく)のご案内

(趣旨)
 ここ数年で団塊の世代の方々が、大挙して定年を迎えます。常に時代を切り拓いて来られた団塊の世代。これまでに蓄えてこられた技術やノウハウ、ネットワークを活かして、ぜひ、今度は地域で新たなる活躍の場を創出していただきたいと思います。
 日本社会は今、『官から民へ』大きくシフトしつつあります。これからは、いきがいを持ちながら、社会に貢献し、最低限の収入は確保してゆく…そんな社会起業家やNPO法人が数多く必要とされます。この講座は、人生のセカンドステージを前にして、新たなる挑戦を模索している方々の出会いの場でありエネルギー補給の場です。この機会にぜひ、一歩前に踏み出してみてください。

日時・会場・テーマ・講師等【敬称略】

第1回 10月30日(日)
    名城大学都市情報学部 
  ◆人生のセカンドステージをどう描くか?
     藤枝 静次(愛知みずほ大学非常勤講師)

第2回 11月 6日(日)
    Lポート可児(下切姫ヶ丘)
  ◆シニア世代の社会貢献とコミュニティビジネス
     中山 治喜(NPO法人ふれあいネット理事長)

第3回 11月20日(日)
    Lポート可児(下切姫ヶ丘)
  ◆あなたにもできる社会的起業・創業のノウハウ!
     水野 寿 (中小企業診断士)

第4回 11月27日(日)
    Lポート可児(下切姫ヶ丘)
  ◆私はこうして行政と協働して地域活性化を実現した。
     小林 正美(樹庵社長・団塊サミット仕掛人)

第5回 12月 4日(日)
    可児市文化創造センター
  ◆中濃地区NPO法人・起業家シンポジウム
     各NPO代表者・コーディネーター山根 一男(岐阜県コミュニティ診断士)

※時間はいずれも14:00~16:00(最終回は~16:40) 
 Lポート可児=可児市勤労者福祉センター

この講座の特色
  単に知識を習得するだけではなく、参加者を中心としたネットワークを構築しメンバーが自由に集いあえるサロンを常設いたします。

★参加資格
    昭和22年・23年・24年生まれの方を最優先させていただきます。

★参加費
   3,000円(全5回分)
★定員  25名(先約優先とさせていただきます。)
★お問合せ FAX 0574-65-5010 〒509-0258 可児市若葉台9-162
★主催  特定非営利活動法人NPOなんでもサポートセンター岐阜
★後援   可児商工会議所 ・ 可児市

※この講座は17年度岐阜県協働型県民活動として採択され、県より補助金を受けて開講するものです。

■受講希望の方は下記にご記入の上、このままFAX(0574-65-5010) またはご郵送ください。
 Eメールでも受け付けております。⇒yamanet@ma.ctk.ne.jp

10/30~12/4 『団塊世代塾』受講申し込み書
お名前
電話番号
FAX番号ご住所
E-Mail

(以下、後日追加)◆岐阜県の発表データ

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 伊吹三合目シリーズ⑤は、コマユミ(小真弓)やマユミのこと、そしてニシキギ科のこと。
 ニシキギ科は、花の時は目立たないが実がつくと目立ち、紅葉が綺麗なので、庭木にもされるそう。
 「ニシキギ」 = 「錦木」 のとおり。紅葉の様を表して、「錦おりなす」という言葉があることからも想像できますね。
   ニシキギ科の一覧
コマユミ(小真弓)はニシキギの一種。ニシキギ(錦木)は枝に「コルク質の翼」ができることでコマユミとの区別をつけるという。「翼が顕著ではないものをコマユミとして区別することもあるが、最近は強いて区別しなくなった」との記述もあります。
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
  


マユミには、驚くほどたくさんの実(指頭大)がついています。コマユミよりずっと大きい実。
  

マユミ(左)は果実が4裂、ツリバナ(右)は5裂
 下左の写真は伊吹山三合目のマユミ。
 下右の写真はツリバナで、9月末の飛騨でみたもの。
 ほんとの花ではなく、実がまるで花のよう。
 伊吹のマユミも、まもなく、9月のツリバナのようにはじけるのでしょうね。
 あのたわわな実がどうはじけるのか、見てみたい。
解説      

 マユミとは真弓と書き、昔はこの木を使って弓を作くったのでマユミと名付けられたそう。


   この伊吹三合目の10月のシリーズ最後は センブリ リンドウ科の2年草
 かじったときの苦さで、顔を千回振るから センブリ というと聞いていました。
 今回調べたら、「『千振』とは千回振り出し(煎じる)てもまだ苦いとの事からきています」との説明がありました。
 小さい花ですが、アップでみても、結構、いい花です。
 
代表的な薬草 で、胃薬など。
最近では、育毛剤にも。センブリ(当薬)=「当(まさ)に薬であるとの意味」

   伊吹三合目シリーズ①に戻って順番に見てみる



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 石原産業四日市工場でのフェロシルトへの廃液混入の実態が、同社が三重県や岐阜県に提出した報告書で明らかになりました。
 フェロシルトのラインの横に他廃液のラインを置いていたということは、工場の構造自体が悪意の塊だったというしかなく、信じられない企業の行為です。こういう時のために用意されている日本語は、「地に落ちた」かな。
 
混入廃液は11種類 フェロシルトで石原産業
 ・・・愛知県によると、本来の製造工程以外に混入された十一種類の廃液の内訳は、自社の他工程からでは、農薬製造の廃水、汚泥になる前の中間廃液、雑廃水など九種類。他社からは、廃水処理を請け負った酸性廃水、アルカリ性廃水の二種類。・・・
   10月21日中日

製造ライン 廃液処理と並ぶ
 ・・・報告書は、産業廃棄物処理法に基づいて愛知県が提出を求めていた。報告書によると、自社の農薬工場や石炭ボイラーの排水のほか近くの別の化学工場から出る酸性とアルカリ性の排水など、本来のフェロシルトの生産工程とは異なる廃液を11種類混入させていた・・・
   10月21日読売

石原産業が地下水調査 本巣で、3カ月ごと方針
 ・・・フェロシルトが使われた岐阜県本巣市は、県と、問題発覚後の6月、井戸からくんだ地下水を飲用、生活用に使用しているこの2カ所で、すでに調査を実施。調査を続けることでその後の影響の有無も調べることにした。安全性の確認が目的。費用は同社が負担する。県と市に報告される。調査は当面、3カ月ごとに実施される見通しという。・・・
   10月21日中日
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 今日は私の議会報告のニュース作り(基本は毎月1回のペース)なので、印刷の合間をみて、ブログの「フェロシルト」関係にトラックバックしてみようかな。

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イチイ   9月の飛騨シリーズも最後です。
 イチイは岐阜県の木とされています。
 イチイ科 別名アララギ。 キャラボク(伽羅木)はイチイの変種
各県のシンボルも見ることができます
 高山市の木にも指定されています。

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

  

  

飛騨・高山 匠の技
一位一刀彫


イチイの薬効など
 実の赤い果肉は食べられるけど、種は毒だそう。
 食べると、甘酸っぱく、結構いけました。
 北海道や東北の北のほうでは、この木のことを「オンコ」と呼ぶそう。
 オンコは北海道に非常に多い木で、里山は勿論、多くの農家の庭先などにもあるそうです。
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