goo blog サービス終了のお知らせ 
毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 野菜の栽培で、「間引き」のことを投稿しました。
「間引き」といえば建築の世界で、こんな使い方もありました。
  公営住宅は法律で、低所得者、生活困窮者(10年ほど前の法改正で、高齢者、身障者も加えられました)らのために低廉な家賃の住宅を供給する、と定められています。
 岐阜県営住宅の建設に当たって、世界的に著名な建築家の設計で、試験的な設計・建設手法を用いて、110億円で620戸を建設するという事業が出てきました。が、私たちは、民間の住宅の建設費の相場と比べてあまりに高過ぎるとして、「80億円以内で建築をするように=80億円を超えて支出してはいけない」という住民訴訟を始めました。元建設省出身の知事のこと。訴訟は既に4年。
 最近、問題提起当時の文書が偶然に出てきて、「階数は変えず各棟1スパン間引く」との旨の表現が見つかりました。
 その設計にかかる建築では110億円をはるかに超えることが分かったので、総建築費を抑えるために、部屋数を減らす、という修正が裏でされていることが分かったのです。
 こちら県民が「豪華さをやめ低経費の建築を」といって訴えたら、「部屋数や面積を減らして、当初の予算の範囲内で豪華建築をする」となっているらしいのです。

 こんなあきれた間引きには、驚くばかり。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )




 フェロシルトの最近の動きを兼松さんの報告を基本に私見も含めてまとめます。

●① 9月22日、岐阜県フェロシルト問題検討委員会に要望書を提出。要点は以下。
1.検討委員会の公開を求める。
2.岐阜大学粕谷志郎教授の「フェロシルトに関わる六価クロム生成実験報告書」を委員会で検討して欲しい。
3.ウラン、トリウムの微粒子吸入と、ラドンガス(α線)の影響を評価して欲しい。
  データへのリンク

●② 9月22日夕方のNHKニュースは、県不適正処理対策室の話として、
「石原産業から掘り起こしたフェロシルトを産業廃棄物として
搬入する処分場の目処が立ったと聴いている。
撤去の時期は遅れるが撤去することにかわりはない。
新たに石原産業から撤去計画の提出を求める。」と流した。
兼松さんが県に確認したところ、
「間違いない」
「ただ、量が多いので、1つの処分場で済むかどうかという問題もある」
とのことだった。
 楽観は禁物として、はやくフェロシルトを動かして欲しい。

●③ 9月25日 第3回 三重県フェロシルト問題検討委員会のできごと。
従来、石原産業は総クロムの含有量のバラツキは不純物の含有量の違いがクロムの変化であると答えていた。しかし、石原産業は、『手違いで』総クロム含有量の極端に少ないサンプルを三重県に渡したことを明らかにした。
 あわせて、三重県に対して「顛末書」を提出した。
   顛末書 PDF版
<顛末書>抜粋
 石原産業は9月22日付で三重県に「本年2月にフェロシルトの純度アップを図った
改良品の試作を行った際のサンプルであり、当方の手違いでお渡ししたことが判明
しました。 尚、改良品の商業生産は設備上の問題から行っておりません。」

 杜撰と言うより故意に渡したと考えた方が自然。公害企業の体質そのもの。
 基礎データとなるサンプルが違えばデータは根底から覆る。
 見方を変えれば、鉱石の組み合わ方次第で、今回の『手違い』のサンプルのように総クロムの
値を二桁低くする事が可能だと言うことを石原産業は実際にやって見せた訳。

●④ 9月27日 石原産業社長、岐阜県にも謝罪
 報告を受けた知事は激怒したという。

●⑤ 10月16日午後
 三重県、石原産業、市民団体の話し合いを、桑名市内で開催。

●⑥ もっと詳細な報告や経過は兼松さんのWebページ

●⑦ 岐阜県フェロシルト問題検討委員会は公開に。
 第2回岐阜県検討委員会  
 10月13日 午後
 会場 JR岐阜駅2階(東側) ハートフルG
 ★「早く開催情報を発表してくれると、傍聴予定が立てられて楽なのですが・・・」という声あり。

●⑧ 土岐市泉町定林寺のフェロシルトは再ボーリングが9月29日から始まり、既に終わり。石原産業が具体的な撤去計画を岐阜県に提出予定。

●⑨ 第2回三者懇談会(市民団体、石原産業、三重県)
 2005年10月16日13:30~
 三重県桑名市中央公民館
   これまでのフェロシルトの投稿はこちら
   10月12日・石原産業の大問題が発覚                         

コメント ( 2 ) | Trackback ( )




 野菜の間引きの写真を載せます。
 まびきとは決していいイメージではありません。
 しかし、菜園の現場では必要な言葉。
   教師用の説明    生徒用もあり
まずは、私が調理したベカナ(上の鉢)と桜島大根(10月4日の夜)
 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 桜島大根の葉の元の方は少しかたくなってきているので、焼いて食べる用の少し厚くかたいアゲ(左)と、葉の先のほうは柔らかいアゲ(右)とあわせました。炒めてから、ダシと醤油に少量の水を入れてしばらく蓋をしてから、水を飛ばしました。

 ベカナはお浸しに。「ベカナ」は白菜の仲間ですが、結球せずに、葉の状態で食べます。秋なら一ヶ月ほどで収穫できます(途中で、順次食べられる)。つまり、冬に向かって、順次播いていけばいつも食卓に。このほかに、半結球性の「山東菜」という種類もあります。白菜を播き遅れ場合、あるいは、目先を変えたい場合、とりあえずは、これらでいけます。おいしいからか、ハクサイより虫がつきます。

 結球白菜は一ヶ月もすると葉にトゲが出てかたくなってきますので、食べるには不向き。写真は、晩生種で大きな玉(3から4キロの玉)になるので、40センチ以上の最終間隔に(ウネの左側/8月29日播き分)。早生種なら30センチ以上、中生種なら40センチ程度に。

ダイコン類の間引き
 間引き間隔は昨日の記事をご覧ください。この左上の
写真の白菜の右側は8月29日播きの白首ダイコン。間の一本を抜くと最終間隔になる状態です。根は、もう親指大になっています。桜島ダイコンより葉が柔らかいので、年内は食べ続けることができます。

ニンジンの間引き
 ポリで熱処理していなければ、今頃はニンジンは草の中。この時期、5週間草取りしなくてもこの状態、というのはいける方法でしょ。
8月29日播き・間引き前 ⇒ 作業後
 ⇒  
 ニンジンの最終間隔は、人のコブシ程度。今回はその半分程度にしました(ウネの手前の条は以前に少し荒く間引き済)。つまり、今後、間の一本を抜くわけです。今、最終間隔にしないのは、不良根やアクシデントがあったときの代替に残しておく、という考え。だから、自信や余裕のある人は、今、最終間隔にしてもいいでしょうね。
 ニンジン葉は香が強く、好き嫌いがあるでしょう。ハーブ好きには向きます。私の調理は、根着きのままお浸しにして、ショウガとかつおに醤油(左)とか酢味噌(右)とかにします(10月5日の夜)。油にもなじむのでツナなどを混ぜてもいけます。その他、小まめに採れる人は、少量ずつ、いろいろと使えます。次の間引きのときは、葉は硬くて食べるには不向き。だから、ニンジンの間引き菜は、一年に数回しか出ない「逸品」。

寒冷遮は全部はずしました(10月4日の朝)
 寒冷遮は10数年前からのもので、あちこち穴あき。加えてポリ蓋のまま植えたので、一部にダニで生育が停滞したものもあり(ダニは暑さとか過乾の時にでます)、そこは植えなおし。いろんな情報をみていると、今市販されているサンサンネットが良さそうなので、来年はそちらに更新しようと思っています。
 菜葉類のウネも、寒冷遮用のパイプなどがあるので、間引きをサボっていましたが、これからは楽に。
   この前の野菜の作業のこと
   この次の作業はこちらへ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「間引き」について、最初の投稿は建築の世界の「間引き」の表現について触れました。その後、内容から別建ての投稿にしました。

コメント ( 4 ) | Trackback ( )