野菜の間引きの写真を載せます。
まびきとは決していいイメージではありません。
しかし、菜園の現場では必要な言葉。
教師用の説明 生徒用もあり
まずは、私が調理したベカナ(上の鉢)と桜島大根(10月4日の夜)
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
桜島大根の葉の元の方は少しかたくなってきているので、焼いて食べる用の少し厚くかたいアゲ(左)と、葉の先のほうは柔らかいアゲ(右)とあわせました。炒めてから、ダシと醤油に少量の水を入れてしばらく蓋をしてから、水を飛ばしました。
ベカナはお浸しに。「ベカナ」は白菜の仲間ですが、結球せずに、葉の状態で食べます。秋なら一ヶ月ほどで収穫できます(途中で、順次食べられる)。つまり、冬に向かって、順次播いていけばいつも食卓に。このほかに、半結球性の「山東菜」という種類もあります。白菜を播き遅れ場合、あるいは、目先を変えたい場合、とりあえずは、これらでいけます。おいしいからか、ハクサイより虫がつきます。
結球白菜は一ヶ月もすると葉にトゲが出てかたくなってきますので、食べるには不向き。写真は、晩生種で大きな玉(3から4キロの玉)になるので、40センチ以上の最終間隔に(ウネの左側/8月29日播き分)。早生種なら30センチ以上、中生種なら40センチ程度に。
ダイコン類の間引き 間引き間隔は昨日の記事をご覧ください。この左上の
写真の白菜の右側は8月29日播きの白首ダイコン。間の一本を抜くと最終間隔になる状態です。根は、もう親指大になっています。桜島ダイコンより葉が柔らかいので、年内は食べ続けることができます。
ニンジンの間引き ポリで熱処理していなければ、今頃はニンジンは草の中。この時期、5週間草取りしなくてもこの状態、というのはいける方法でしょ。
8月29日播き・間引き前 ⇒ 作業後
⇒ ニンジンの最終間隔は、人のコブシ程度。今回はその半分程度にしました(ウネの手前の条は以前に少し荒く間引き済)。つまり、今後、間の一本を抜くわけです。今、最終間隔にしないのは、不良根やアクシデントがあったときの代替に残しておく、という考え。だから、自信や余裕のある人は、今、最終間隔にしてもいいでしょうね。
ニンジン葉は香が強く、好き嫌いがあるでしょう。ハーブ好きには向きます。私の調理は、根着きのままお浸しにして、ショウガとかつおに醤油(左)とか酢味噌(右)とかにします(10月5日の夜)。油にもなじむのでツナなどを混ぜてもいけます。その他、小まめに採れる人は、少量ずつ、いろいろと使えます。次の間引きのときは、葉は硬くて食べるには不向き。だから、ニンジンの間引き菜は、一年に数回しか出ない「逸品」。
寒冷遮は全部はずしました(10月4日の朝) 寒冷遮は10数年前からのもので、あちこち穴あき。加えてポリ蓋のまま植えたので、一部にダニで生育が停滞したものもあり(ダニは暑さとか過乾の時にでます)、そこは植えなおし。いろんな情報をみていると、今市販されているサンサンネットが良さそうなので、来年はそちらに更新しようと思っています。
菜葉類のウネも、寒冷遮用のパイプなどがあるので、間引きをサボっていましたが、これからは楽に。
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「間引き」について、最初の投稿は建築の世界の「間引き」の表現について触れました。その後、内容から別建ての投稿にしました。
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