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てらまち・ねっと



 インターネット事業者7社が協力して東京都知事選の主要候補者の公開討論会が2月1日に開かれると、先日のブログで、紹介した。
        1月29日ブログ ⇒ ◆ネット都知事選は「今後の指標」/最大選挙情報サイト 「ザ選挙」 /ネトウヨ/細川演説日程

 選挙期間に入ると、候補者の個人の演説会は認められているが、基本的には複数候補の討論会など、候補者が主体的に集合することは認められていない。
 それが、選挙期間中なのに「公開討論会」ができるとは・・・
  
 端的な答え/「聴衆がいない場での候補者同士の話し合いは公選法の規定に該当しない」旨。
 つまり、インターネットで世界中に生中継されているものの、その場には聴衆はいないから法に抵触しない、ということらしい。

    ★ 2014年01月27日 19:00【速報】宇都宮氏、田母神氏、舛添氏、細川氏による討論会開催が決定
    ●日時:2月1日(土)22時00分~23時30分(予定)

 ところで、NHKは新会長が就任会見でした「ホンネ」の発言が各界、各国から批判されている。
 その発言の要旨は下記に出ている。
 
 ★  NHK会長記者会見 2014年1月25日午後 - 問題となった会見のテキスト起こし / weemo  


 そのNHKが、出演予定者の脱原発論の予定原稿を見て、「都知事選中はやめて」と難色を示し、結局、その人は出演を取りやめたという。

 安倍内閣がマスメディアを広くコントロールしてきている状況が見えてくる。
 その他、都知事選関係のいくつかをブログに記録しておいた。

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●都知事選、2月1日に初の公開討論会 ネット7社主催
           朝日 2014年1月28日
 2月9日投開票の東京都知事選で、インターネット事業者7社による主要候補者の公開討論会が2月1日に開かれる。

2014東京都知事選
 参加するのは舛添要一、細川護熙、宇都宮健児、田母神俊雄の4氏。初の公開討論会となり、動画サイト「ニコニコ動画」を運営する「ドワンゴ」の本社スタジオで午後10時に始まる。ニコニコ動画やユーストリームで配信される。

 都選挙管理委員会によると、告示後、第三者主催の演説会は公職選挙法で禁止されているが、「聴衆がいない会場の政策論争は問題ない」という。

●【2014東京都知事選】 各陣営、投票率注視 50%台後半が分岐点
           共同 2014/01/30
 2月9日投開票の東京都知事選で、各陣営が投票率を注視している。前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)=共産・社民推薦、元首相の細川護熙氏(76)両陣営は、無党派層の取り込みを狙って高い投票率を期待。自民、公明両党が支える元厚生労働相の舛添要一氏(65)陣営は、分厚い組織票を生かすには「低め」が望ましいと踏む。「50%台後半」に届くかが勝負の分岐点となりそうだ。

 最近の都知事選は、投票率の振れ幅が大きい。前回2012年は衆院選と同日実施だったため、62・60%まで伸びた。それまでの3回は40%台半ばから50%台後半で推移している。

 近年の国政選挙での政党得票を分析すると、都内で自民党は約125万票、公明党は約65万票の組織票を持つとみられる。有権者数は昨年12月時点で約1080万人。舛添氏陣営の幹部は「投票率が50%程度なら、200万票取れば勝てる。与党の支持層を固めれば届く」と計算する。

 ただ、首都の組織票固めは容易ではない。1999年の都知事選で、自民党推薦候補は69万票余りしか取れず4位に沈んだ。今回は元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)が「保守票の一部を奪う」との見方がある。公明党も、国政選挙並みのフル回転には至っていない。

 一方、細川氏陣営は無党派層の比重が増す「50%台後半」に達するか否かが勝敗を決めると分析。脱原発で一致する小泉純一郎元首相とのタッグで選挙戦を盛り上げ、投票率をできるだけ上げようともくろむ。

 投票率が50%台後半に届けば、当選には250万票以上が必要となる公算が大きい。舛添氏陣営は、都知事選に注目が集まったことで投票率が予想を上回る展開を警戒。組織固め一辺倒ではなく、無党派層の獲得にも力を入れる。
 発明家のドクター・中松氏(85)らも立候補している。

●    細川 ツイッター から

【街頭演説のお知らせ】
31日(金) 小泉さんの応援演説もあります。
15:00~有楽町イトシア前
17:15~新橋SL広場

【街頭演説のお知らせ】
1日(土)13:00渋谷駅ハチ公口,14:30せんきょキャンプ@代々木公園,16:30新宿駅東口アルタ前 渋谷&新宿は緑色day
2日(日)15:00銀座4丁目交差点,17:30秋葉原駅ヨドバシカメラ前


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
● 2014.01.30 細川護熙を応援する有志記者会見のお知らせ
存亡かけて桶狭間

~細川護熙の元へ、脱原発の有志が集う~

日本は今、すでに原発ゼロの状態にあります。
「再稼働を止める」という政治決断を行うなら今しかありません。
私たちは細川都知事を誕生させ、東京が先頭に立って、
原発ゼロの日本をつくっていくことを念願しています。

つきましては、細川護熙候補を応援する各界の有志が集い、
候補とともに脱原発を訴える共同記者会見を開くこととなりましたので、
下記の通り、ご案内いたします。

瀬戸内寂聴、澤地久枝、なかにし礼、菅原文太、湯川れい子  (順不同)

日 時:1月31日(金)12:00~ 1時間程度

場 所:細川護護熙挙事務所(千代田区平河町2-4-16 平河中央ビル1F)

※事務所が限られたスペースであるため、記者の方のみご参加頂いております。
記者会見の同時中継もHP上より行いますので、ご理解のほど、よろしくお願い致します。


●舛添候補HPに自民リンク指示
         産経 2014.1.30
 自民党が東京都知事選に出馬した舛添要一元厚生労働相を支援するため、全所属国会議員のホームページ(HP)のリンク先に舛添氏の公式HPを加えるよう指示したことが29日、分かった。石破茂幹事長と河村建夫選対委員長が28日、指示文書を全議員に送付した。リンクを貼ってアクセス数を増やす狙いで、「ネット検索結果の上位に掲載されることが期待される」と説明している。

●NHK、脱原発論に難色 「都知事選中はやめて」
       東京 2014年1月30日
 NHKラジオ第一放送で三十日朝に放送する番組で、中北徹東洋大教授(62)が「経済学の視点からリスクをゼロにできるのは原発を止めること」などとコメントする予定だったことにNHK側が難色を示し、中北教授が出演を拒否したことが二十九日、分かった。NHK側は中北教授に「東京都知事選の最中は、原発問題はやめてほしい」と求めたという。
 この番組は平日午前五時から八時までの「ラジオあさいちばん」で、中北教授は「ビジネス展望」のコーナーでコメントする予定だった。

 中北教授の予定原稿はNHK側に二十九日午後に提出。原稿では「安全確保の対策や保険の費用など、原発再稼働コストの世界的上昇や損害が巨額になること、事前に積み上げるべき廃炉費用が、電力会社の貸借対照表に計上されていないこと」を指摘。「廃炉費用が将来の国民が負担する、見えない大きな費用になる可能性がある」として、「即時脱原発か穏やかに原発依存を減らしていくのか」との費用の選択になると総括している。

 中北教授によると、NHKの担当ディレクターは「絶対にやめてほしい」と言い、中北教授は「趣旨を変えることはできない」などと拒否したという。
 中北教授は外務省を経て研究者となり、第一次安倍政権で「アジア・ゲートウェイ戦略会議」の座長代理を務めた。NHKでは「ビジネス展望」だけでなく、二〇一二年三月二十一日の「視点・論点」(総合テレビ)で「電力料金 引き上げの前に改革を」と論じたこともある。

 中北教授は「特定の立場に立っていない内容だ。NHKの対応が誠実でなく、問題意識が感じられない」として、約二十年間出演してきた「ビジネス展望」をこの日から降板することを明らかにした。

◆詳細は答え控える
<NHK広報局の話> 中北さんに番組に出演していただけなかったのは事実です。詳細は番組制作の過程に関わることなのでお答えを控えます。

<解説>公平公正 裏切る行為
 中北徹東洋大教授のNHK降板問題で、中北教授はNHK側に「都知事選期間中は原発の話はやめてほしい」と迫られたという。再稼働を進める安倍晋三政権の意向をくんで放送内容を変えようとした可能性は否定できない。

 選挙期間中であっても、報道の自由は保障されている。中北教授は予定原稿で「現状では原発稼働がゼロでもアベノミクスが成果を上げている。原発ゼロでも経済成長が実現できることを実証した」「経済学の観点から、巨大事故が起きた際の損害額のリスクをゼロにできるのは、原発を止めることだ」と指摘した。
 NHK側が問題視した中北教授の原稿は、都知事選で特定の候補者を支援する内容でもないし、特定の立場を擁護してもいない。

 NHKの籾井(もみい)勝人新会長は就任会見で「国際放送で日本政府の意向を伝える」としている。原発再稼働を強く打ち出している安倍政権の意向を忖度(そんたく)し、中北教授のコメントは不適切だと判断したとも推測できる。
 原発政策の是非にかかわらず受信料を払って、政府広報ではない公平公正な報道や番組を期待している国民・視聴者の信頼を裏切る行為と言えるのではないか。 (中村信也)

●<NHK>原発テーマ変更拒否で出演取りやめ 東洋大教授
            
毎日新聞 1月30日(木)20時24分配信
 東洋大の中北徹教授(62)=経済学=が出演を予定していたNHKのラジオ番組で、原発問題を取り上げようとしたところ、NHKから東京都知事選を理由にテーマ変更を求められ、出演を取りやめたことが30日、分かった。

 番組は月~金曜の午前5時からラジオ第1で放送中の「ラジオあさいちばん」。中北教授は「ビジネス展望」のコーナーに20年以上前から月に1度、出演してきた。30日も「原発再稼働のコストと事故リスク」をテーマに出演する予定だった。

 だが、前日にNHKに原稿を送ったところ、担当者から「選挙期間中であり、投票行動に影響を与える可能性があるのでやめてほしい」と言われた。これに対し、中北教授は「特定の人を応援しているわけではない」と繰り返し主張。NHK側が問題視した「原発ゼロでも経済成長が実現できる」などの表現を変えればいいかただしたが、最後は「原稿を全部取り換えてほしい」とNHKから電話があり、出演を見送った。「選挙期間中だからこそ議論の素材を提供し、しっかりした選択を有権者に行ってもらうのが筋ではないか」と話した。

 番組の同コーナーは休止となり、リスナーからのお便り紹介に差し替えられた。

 NHK広報部は「都知事選では原発を巡る問題が争点の一つになっており、選挙期間中はより公平性を期す必要がある。今回は演出上、そうした対応を取ることが困難だったため、テーマの変更を求めた」としている。【土屋渓、有田浩子】

 ◇行き過ぎた過剰対応だ
 片山善博・慶応大教授(政治学)の話 都知事選は地方選挙の一つだ。原発が争点だからといって全国放送で取り上げないのは、明らかに行き過ぎた過剰な対応だ。特定候補の応援や批判はできないが、有識者の論評まで封じるべきではない。外交や財政、福祉など選挙のテーマはさまざま。全部控えたらマスコミとして成り立たない。政権や政党から非難されたり、NHKトップから指摘されたりするのを恐れたのではないか。社会や政治を公正に報道する機能は新聞もテレビも一緒。自粛しているとメディアの力は次第に衰えてしまう。

●NHKは御用メディアか? 海外紙、新会長の発言に騒然
     NewSphere2014年01月27日 / ブロゴス
 NHK新会長となった籾井勝人氏は25日、就任会見で、日本は第二次世界大戦中の従軍慰安婦の利用についての非難を気にする必要はないと発言した。この発言に対し、国内外で非難が高まっている。

 同氏は、あくまで個人的な見解だと説明したが、記者たちが会見はNHK会長としてのものであることを指摘すると、発言を撤回するとした。

【海外メディアを驚かせたNHK会長の発言】
 籾井氏は、「従軍慰安婦を置いたことは、現代の道徳からすると悪いことだ」「しかし、その存在は、あの時代の現実だ」「日本は従軍慰安婦を強制した唯一の国だという韓国の主張には困惑させられる。金をよこせ、償いをしろ、と彼らは言うが、この問題は日韓条約(1965年締結)で解決済みだ。なんで今更それを蒸し返そうとするのか?妙な話だ」と話した、とロイターが朝日新聞の記事をベースに報じた。

 同氏はまた、中国との領土問題などでの国際報道に関して、NHKは当然ながら日本政府の立場を示す唯一の報道機関だ、とも述べた。「国際報道は、国内向けとは異なる」「政府が左だと言えば、我々が右だと言うことはできない」と政府の意向に沿うべきとの見解を示した。

 英BBCは、NHKが公共の機関として政治的に中立であるべきだとし、公共放送のトップが着任して初めての会見で非常に政治的な見解を示したことに驚いている。同メディアは、籾井氏について、放送業界での経験が無い民間企業のビジネスマンだ、と評している。

【政府による国営放送への影響力行使は避けられないのか】
 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、「新しいNHK会長は政府寄りか?」との見出しをつけた。同紙は、籾井氏の、領土問題に関する報道は政府の意向に沿うべきだとの発言から、日本の報道への政府の影響力が強まるのではという懸念が強まっている、と報じている。

 同氏は、番組編集に関して政府から完全に独立することはないだろう、と話したという。また、国内では政治的中立を保つが、国際放送では、日本国の利益を促進するため総務省が放送内容について要求をすれば、それに従うとした。

 NHKは基本的に、国民から受信料を集め運営している(収入の96%、HPより)が、政府からも援助を受けている。2014年度の政府からの支出は35億円になる予定だ。NHKの広報担当者は26日、国際放送の約16%は政府からの援助で制作されていると説明したという。

 このような援助は、NHKが政府の立場を支持する結果になっている、とウォール・ストリート・ジャーナル紙は指摘している。例えば、北朝鮮による拉致問題への関心を維持するために国際ラジオ放送で呼びかけをするよう求められ、応じていると報じている。

 NHK会長は、首相に指名され、国会で承認を受けて就任する。しかし、政府内では既に、新会長の発言は公共放送のトップとして許されない、辞職するべきだとの声がある、とロイターは報じている。

 なお籾井勝人氏は70歳。三井物産の副社長や、ITサービス大手の日本ユニシス社長などを歴任し、1月25日、任期3年のNHK会長に就任した。同氏は、会長に指名されたのは安倍首相に気に入られてだとの見方を否定しているという。

※本文中「国営放送」は「公共放送」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。本文は訂正済みです。(1/28)

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 昨夕出張から帰ってきた。
 それで、今朝は都知事選に関するネットのニュースなどを概観。
 とりあえず、興味深いものの幾つかをブログに記録しておいた。
 細川陣営の支持の広がり傾向とか、自公の舛添支援にかかわらず池田大作がもともとの「脱原発」の立場で「脱舛添」の指令を出したとか。
  ★日刊ゲンダイ東京都の公明党の基礎票は80万票。舛添から細川に票が流れれば、大逆転も可能となる。

 他にも、自民党幹事長石破が国会議員から都の有権者名簿が出てこないのでカンカン、だとか・・・
 記録しておいた報道の見出しは以下。

●都知事選:つぶやき「原発」最多 主な4候補関連づけで / 毎日 01月30日
●【東京都知事選】瀬戸内寂聴氏が細川護熙候補を応援 「本当に情熱がある 」/ IWJ 01/29
●細川/街頭演説のお知らせ 1/30(木)31(金)
●日本中に「核廃絶」広告 池田名誉会長“脱舛添”指令の波紋 / 日刊ゲンダイ 1月29日

●石破氏カンカン…名簿提出わずか4割、145議員 督促文送付 / 産経 1.28
●創価学会婦人部 女性遍歴が激しい舛添氏に反感と学会関係者 / 週刊ポスト 1月31日
●【都知事選】山本太郎議員「脱原発」訴え、ついに参戦 / 田中龍作 01月28日

●東京都知事選:表舞台に戻ってきた大物 / 日本ビジネスプレス 01.30 
●細川陣営 都知事選の大逆転に向けた秘策は「東京電力解体」 / 01.28 週刊ポスト

 ところで、今日も朝から出かける。

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●都知事選:つぶやき「原発」最多 主な4候補関連づけで
         毎日新聞 2014年01月30日
毎日新聞と立命館大(西田亮介特別招聘<しょうへい>准教授)は東京都知事選(2月9日投開票)でのネット選挙の共同研究で、ツイッター(短文投稿サイト)利用者のツイート(つぶやき)を調べた。
 政党や党首の支援を受ける主な4候補で、名前に関連づけてつぶやかれているテーマを分析したところ、どの候補についても政策テーマでは「原発・エネルギー」が最も多かった。ネット上での都知事選をめぐる原発問題への関心の高さが浮かび上がった。

 昨年の参院選でもネット上では原発に関するつぶやきが多かった。その傾向は都知事選でも続いている。つぶやきの集計には「ジー・サーチ」社の分析ソフト「ガーネット」を使用。20~26日の1週間、一般のツイッター利用者のつぶやきを調べた。

 脱原発を主張する前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)については原発が4万3133回と多く、原発以外では「ブラック」「雇用」が目立った。短文のツイッターでは略語が使われるため、「ブラック」は若年労働者を過酷な労働環境で使いつぶす「ブラック企業」の意味とみられる。宇都宮氏を推薦する共産党が力を入れていることが反映している。

 元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)や元厚生労働相の舛添要一氏(65)に関連したつぶやきでも政策テーマでは原発が多かった。

 原発以外では、田母神氏については出身の自衛隊や、集団的自衛権の行使容認などに関連するとみられる「自衛」が多い。田母神氏は防災対策を中心に掲げており「地震・防災」も多かった。舛添氏では「福祉」が目立つ。舛添氏は厚労相の経歴や介護経験を背景に社会保障について選挙戦で訴えており、主張がネット上でも浸透している様子がみてとれる。

 「即原発ゼロ」を掲げる元首相、細川護熙氏(76)については、「原発」が9万1212回と突出して多かった。原発以外で細川氏で目立ったテーマは「首相」。元首相である自身の経歴に加え、細川氏と連日街頭に立つ小泉純一郎元首相への関心が集まっていることがうかがえる。【高本耕太】

●【東京都知事選】瀬戸内寂聴氏が細川護熙候補を応援 「本当に情熱がある」
       IWJ Independent Web Journal 2014/01/29 特集 2014東京都知事選
 東京都知事選に立候補している細川護熙候補が、1月29日、吉祥寺駅北口前で街頭演説を行った。この日は、「応援団長」の小泉純一郎元総理の他、作家で尼僧の瀬戸内寂聴氏が応援に駆けつけた。

 瀬戸内寂聴氏は、ルポライターの鎌田慧氏やピースボート共同代表の吉岡達也氏らとともに、「脱原発都知事を実現する会」のメンバーに名を連ねている。同会は、細川候補と宇都宮健児候補による一本化を呼びかけてきたが、両候補が応じなかったためにこれを断念。1月21日に会見を開き、細川候補への支持を表明していた。

 この日、マイクを握った瀬戸内寂聴氏は、細川護熙候補と小泉純一郎氏について、「お二人とも、本当に情熱がある」と絶賛。吉祥寺駅前を埋め尽くした聴衆に「必ず細川さんに入れてください!」と呼びかけ、細川候補への支持を訴えた。(IWJ・平山茂樹)

2014.01.29 街頭演説のお知らせ 1/30(木)31(金)
【1月30日(木)】
弁士:細川護煕氏、小泉純一郎氏
14:00~ 府中駅 伊勢丹前
16:00~ 調布駅北口

【1月31日(金)】
弁士:細川護煕氏、小泉純一郎氏
15:00~ 有楽町 イトシア前
17:15~ 新橋SL広場

【1月30日(木)】確認団体車 街頭演説日程
弁士:瀬戸内寂聴氏、細川佳代子氏 ※候補者本人は登壇しません
11:00~ JR中野駅北口
13:00~ JR中野駅北口 引き続き北口で行います!!
14:00~ 阿佐ヶ谷駅南口
14:50~ JR荻窪駅北口 タウンセブン前

街頭演説にお越しいただける皆様へお願い
街頭演説にお越し頂いた際には、是非皆さん、
緑色の上着、マフラー、ネクタイ、ブローチ、チーフ、バッグなどを身に着けて
お越し頂ければ幸いです。
みどりは候補者のイメージカラーです。
是非、皆さんで一緒に街頭演説を盛り上げて頂ければと思います。
皆さん、宜しくお願い致します!!


●日本中に「核廃絶」広告 池田名誉会長“脱舛添”指令の波紋
      日刊ゲンダイ 2014年1月29日
全国津々浦々の新聞に「檄文」
「人間を信じる。平和と核廃絶を信じる」――。28日の朝刊を広げると、飛び込んできた深紅の文字のメッセージ。創価学会が一般紙に掲載した全面広告だ。

 池田大作名誉会長(86)は26日、毎年恒例の「平和提言」を発表。広告は提言を受け、〈これまでの取り組みを一歩進め、青年部を中心にグローバルアクションキャンペーンをスタートさせ〉る旨を伝えたが、広告掲載の規模は半端じゃない。

 いわゆる朝・毎・読・日経の主要全国紙をはじめ、北は北海道新聞から南は沖縄タイムスまで、全国津々浦々の地方紙にメッセージを載せた。
「核廃絶」は「脱原発」にも結びつく。実は2年前の平和提言でも、池田名誉会長は「原発に依存しないエネルギー政策への転換を早急に検討すべき」と、脱原発に踏み込んでいた。都知事選で細川―小泉コンビが脱原発を掲げる中、莫大な広告費を払った全国への「檄文」は首都決戦と無関係とは思えない。

学会関係者は「細川支援にカジを切った。すぐさま舛添支援を撤回するわけではないが、そう捉えて構わない」と、絶対匿名を条件に明かす。

「実は舛添支援は公明党が決めたこと。学会の関与は薄かった。通常なら大きな選挙の前に公明党と『連絡協議会』を開き、候補の公認・推薦を決め、組織をフル動員させます。ところが、今度の都知事選は猪瀬前知事の辞任で急に日程が決まり、公明党が公認候補を立てないこともあって、協議会を開催してこなかったのです」

 そのため、組織選挙が徹底せず、婦人部は「女性問題」の多い舛添の支援に反発していた。

「細川支援に転じたのは何といっても、池田名誉会長の意向が大きい。長く健康不安が伝えられていましたが、最近は体調が回復。『反戦平和』への原点回帰を目指し、安倍政権のタカ派路線にブレーキをかけようと意気込んでいるようです」(前出の学会関係者)

 池田名誉会長は平和提言でも「日中韓の首脳会談開催」を呼び掛けた。反中韓の安倍外交へのアンチテーゼだろう。

 東京都の公明党の基礎票は80万票。舛添から細川に票が流れれば、大逆転も可能となる。

●石破氏カンカン…名簿提出わずか4割、145議員 督促文送付
          産経 2014.1.28 23:34 [東京都知事選]
 自民党の石破茂幹事長ら党幹部が、東京都知事選に出馬した舛添要一元厚生労働相を支援するため全所属議員(都連所属除く)に求めた「都内在住者名簿」の回収率が約4割(計145人、衆院108、参院37)にとどまったことが28日、分かった。

 石破氏は今月中旬、27日を提出期限に議員1人当たり100人の名簿を集めるよう要請。ところが、マスコミによる世論調査で「舛添氏優勢」の報道が相次いだこともあり、名簿提出を見送った議員が多かったとみられる。

 こうした状況に石破氏は憤慨。党は28日、未提出者に対し「自らの選挙との自覚のもと、全党を挙げて戦い抜く」とする名簿の督促文を送付した。

●創価学会婦人部 女性遍歴が激しい舛添氏に反感と学会関係者
      ニュース ポストセブン 2014.01.25 ※週刊ポスト2014年1月31日号
 細川護熙元首相が都知事選に立候補し、旋風を巻き起こしている。都知事選では自民党、そして連立与党を組む公明党が舛添要一元厚労相を支援しているが、公明党は支持母体である創価学会の思惑次第では、自民と袂を分かつ可能性もゼロではないという。

「公表は控えていますが、学会の首脳部が首相経験者を通して、内々に細川支持を打診している。学会はもともと脱原発方針でやってきた。加えて、婦人部が女性遍歴の激しい舛添氏に強い反感を抱いている。それに安倍自民党の右傾化へのアレルギーもある。
 学会だけでなく、公明党内にも執行部の方針に納得していない反主流派がいて、自民との関係は決して強固なものではない」(学会関係者)

●【都知事選】 山本太郎議員「脱原発」訴え、ついに参戦
              田中龍作 2014年01月28日
山本太郎参院議員が都知事選挙に打って出た。といっても立候補したわけではない。特定の候補に肩入れするのでもない。「投票率をあげるために選挙に行こう」と呼びかけるキャンペーンをきょうから始めたのだ。

 山本議員は夕方5時、新宿アルタ前で“ 第一声 ”をあげた―
 「今度の都知事選挙は安倍政権の暴走を止める選挙なんです。強固な地盤を持つ自公に勝つには投票率を上げるしかないんです」。

 原発の危険性、進まない事故処理を説きながら、山本氏は都知事の権限について話した。「都知事にはやれることは山ほどある。原発だって止められる。東京都は東電の大株主なんです…」。

 特定の候補の応援にならないよう、選挙妨害にならないよう、山本氏は慎重に言葉を選んだ。それでいてキワキワのところを攻めた。

 「脱原発ナリスマシは、見極めて頂きたい。お前『もんじゅ推進』って言ってたじゃないか。●●大臣の時、弱者を切り捨てたじゃないか」。

 ある候補は原発推進の自公と連合の支援を受け優位に選挙戦を進めている。マスコミの世論調査でもリードが伝えられる。

 山本氏は筆者のインタビューに「(脱原発陣営を)一本化できなかったことは残念だが、嘆いていてもどうにもならない。とにかく投票率を上げること」と答えた。

 これから選挙戦最終日まで、山本議員は国会の合間を縫って街頭に出、「投票に行きましょう」と呼びかけてゆく。

●東京都知事選:表舞台に戻ってきた大物
         JBpress(日本ビジネスプレス) 2014.01.30 (英エコノミスト誌 2014年1月25日号)
 懐かしい顔ぶれの1人は、ライオンハートその人だ。
東京都知事選が告示、2月9日投開票
東京の最大の政治ニュースが合計年齢148歳の2人の年金受給者が下した隠居生活から復帰するという決断だというのは、奇妙に思えるかもしれない。しかし、そのうちの1人は小泉純一郎氏なのだ。

 2001~06年に首相を務めた小泉氏は実に稀有な存在だった。そう、支持率が高いうちに退任した、カリスマ性を備えた日本のリーダーだ。そして今、小泉氏が戻ってきて、世界最大にして最も裕福なメガロポリスを運営しようと競うレースに影響を与えようとしている。

 首相在任中に「ライオンハート」としてよく知られていた小泉氏は、その才能を全く失っていない。表舞台を離れて何年も経った後、昨年秋、自身が率いた与党・自民党の原発推進政策に対抗するために再びその姿を現した。

脱原発でタッグを組んだ2人の元首相
 小泉氏は今月、2月9日の東京都知事選に、自民党の支援候補に対抗し、同じくかつて首相を務めた細川護煕氏への支持を表明することで、一段と関与を深めた。細川氏は1月22日、都知事選への立候補を宣言した。

 細川氏の支持表明は驚きをもって受け止められた。かつて細川氏は、40年ぶりとなる非自民党政権を率いたが、収賄疑惑が浮上した後、辞任に追い込まれた。同氏は姿を消し、陶芸に対する情熱にふけった。細川氏は大名の血筋をひいている。そんな同氏の立候補表明は、自身も武家の出身である甘利明経済産業相から「殿、ご乱心を」という嘲笑的な反応を引き出した。

 原発政策を巡り、2度目の政権を担う安倍晋三首相に公然と挑むことにした小泉氏の決断には、歌舞伎のドラマのような要素がある。2006年当時、小泉氏は安倍氏を後継者に選んだ。しかし、安倍氏は首相に就任すると、日本の巨大な郵政事業を民営化する重大な戦いで小泉氏が追放した造反者の多くを復党させ、その好意に報いた。

 小泉氏は今、かつての弟子に教訓を与えるために戻ってきたのかもしれない。都知事選の候補者である宇都宮健児氏は、小泉氏は「軽視されることを嫌うタイプの人間」だと話している。

 だが、福島原発事故後の原発に関する小泉氏の転向は本物に見える。昨年のフィンランド訪問で、小泉氏は地中に埋められた放射性廃棄物が10万年経っても有害だということを知り、愕然とした。地震が多発する日本で安全な核廃棄物処理場を建設することは「不可能」だろう。

 また稀代の経済自由主義者の小泉氏は、日本の電力地域独占体制の聖域に大鉈を振るうチャンスを楽しむかもしれない。電力会社は郵政事業のように、政治家と官僚の馴れ合い関係のおかげで生き残っている。

 リタイア組の復帰は間違いなく、安倍首相にとって頭痛の種だ。小泉氏は自民党の草の根の支持者に人気があり、安倍氏の原発推進姿勢に懸念を抱く多くの人を集結させられるかもしれない。

 選挙に勝った場合、細川氏は、被災した福島第一原発の保有者である東京電力の都の持ち株を生かし、やはり東電が保有する世界最大の原子力発電所、柏崎刈羽原発を再稼働させる政府の計画を妨げることができるだろう。「安倍政権は東京都知事選に負けられない」と東京にあるテンプル大学のジェフ・キングストン氏は語る。

 自民党はこれまで小泉氏との対決を避けてきたが、細川氏の年齢と過去の実績を攻撃している。細川氏は先日、健康不安を一蹴し、東京の原発依存を段階的に減らすだけでなく、氏いわく過大な2020年東京五輪計画を縮小することも約束した。

脱原発を争点にすることの是非
 倒さないといけないのは舛添要一氏だ。元厚生労働相の舛添氏は、2010年に自民党を離党した。しかし、候補者不足により、自民党は舛添氏を支持せざるを得なくなった。人気のある舛添氏は16人の候補者の中で最も知られた顔だ。同氏は原発労働者も代表する日本の巨大労組、連合の支援を受けている。

 自民党は、東京都知事選が停止中の日本の原発に関する国民投票になることを望んでいない。意外にも社会主義者の宇都宮氏もそれに同意する。宇都宮氏が原発推進派であるということではない。実際、彼は日本の原発廃止を望んでいる。

 しかし宇都宮氏は、東京都はあまりに多くの問題を抱えており、単一争点で選挙を戦うことはできないとし、貧富の格差が拡大していること、手頃な住宅が不足していること、次の大地震への備えが不十分なことなどを引き合いに出す。これらの問題を曖昧にするという点で、細川氏や小泉氏、他の対立候補は皆同じだと宇都宮氏は述べている。

●細川陣営 都知事選の大逆転に向けた秘策は「東京電力解体」
          「NEWS ポストセブン」2014.01.28 ※週刊ポスト2014年2月7日号
 2月9日の東京都知事選投開票に向けて首都決戦が盛り上がっている。知事選の選挙期間は17日間と長い。細川護熙元首相を担ぐ小泉純一郎元首相の狙いは無党派層を大きく動かすことに向けられており、2月3日からの選挙最終週に、大逆転に向けた秘策を繰り出す戦略を練っている。そのひとつが、「原発即時ゼロ」に対する「抵抗勢力」東京電力の解体である。

「千葉にメガソーラー発電所、東京臨海部に画期的に低コストのガス火力発電所建設を打ち出す。もともと東京都には自前の発電所建設構想があったが、日本のメーカーは東電の支配下にあるから、高い見積もりになっている。

 そこで、海外メーカーからの機材調達でコストを大幅に引き下げ、東電支配を打破すれば、原発ゼロでも電力コストを下げることができることを、具体的な数字を交えて示す。そのうえで都民に高い電気代を払わせている元凶の東電は分割・解体すべきだと掲げる」(細川選対関係者)

 細川陣営は、告示前後から、すでにブレーンを欧米に派遣し、海外メーカーとの交渉に当たらせている。
 東電=原子力ムラに「抵抗勢力」とレッテル張りをするのは、小泉氏が郵政民営化で反対派を抵抗勢力と呼んだのと同じ手法だ。
 細川氏の対抗馬の舛添要一元厚労相は、東京電力労組出身の大野博・連合東京会長と政策協定を交わし、電力総連などの支援を受けて戦っている。細川氏の東電解体論は、舛添氏への強烈なカウンターパンチになる。


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 一昨日と昨日のブログでは、「大手メディア」が「細川隠し」をしていること、しかし、インターネットの様々なツールがそれを越えていること、との意見などを紹介した。
 今日は、そのインターネットの状況をいくつかを見ておく。

 基本は、インターネットによる選挙運動がほぼすべて自由になり、いろんな発信がそれぞれの人たちからされている。
 その個人レベルのことはともかく、メジャーなことで見ておく。

 まず、大手メディアでは不可能なこと、つまり、「選挙期間中の候補者の公開討論会」がネット上で実現すること。
    ★《 ブロゴス 「宇都宮氏、田母神氏、舛添氏、細川氏による討論会開催が決定」》
 その様子は 2月1日(土)22時から放送

 次に、日本最大の選挙情報サイトである「ザ選挙」の都知事候補のページは、各候補者のWeb情報の発信についてのリンクがいろいろと設定されているので、とても便利。

 この運営をしている高橋さんには、昨年、名古屋でネット選挙の講座の講師をやっていただいた。
  (2013年10月21日ブログ ⇒ ◆公開講座 「ネット選挙解禁で選挙がどうかわるか-市民型選挙の可能性と展望 」/高橋茂さんを招いて )

 次は「ネット右翼」について。
 インターネット上での政治的な行動や意見については、「ネット右翼」と言われる層がもっもと強力な影響力を持っているといわれる。
 ネット右翼とは、ウィキペディアには次のように記されている ネット右翼

 ★《ネット右翼(ネットうよく)とは、インターネットの電子掲示板上などで、右翼的、保守的、国粋主義的な意見を発表する人たちを意味する[1]。ただし、後述するように、保守的主張を発表する人たちではなく、思想性とは関係なく単に自尊自大で排他的な表現を用いる人たちを指したり[2][3]、そのような集団心理的な傾向を指す[4]こともある。略称はネトウヨ[5]。
 ・・・近年になって形成された新しいスラング(俗語)であるため、後述するように論者によって意味内容が異なり、定義も曖昧である。》

 今回の候補者では、極右というしかない田母神氏、そのネット上の支援をしているのが「ネトウヨ」といわれる。
 その田母神氏の今回のスタッフの中枢になっているらしい人のブログには次のように書かれていた。
(・・・ただ、今見るとこの人、直近28日に「(選対を)出た」ともある・・・)

《かつて「ネトウヨ」はインターネット上の一部のコミュニティに過ぎませんでしたが、「反民主党」という文脈の中でここ数年間ネトウヨは加速度的に広がりをみせ、もはやネット上の世論のマジョリティになったような気がしています。
 実際ネトウヨの大半から支持を集める三橋貴明氏や稲田朋美氏や百田尚樹氏そして安倍晋三氏などは国政の中枢にいるわけですしね。
 そういう意味ではもはや「ネトウヨ」と一括りに捉えることは適切ではなく、ネトウヨを細かく分析することが必要な段階に来ているのでしょう。》


 とはいえ、今回の都知事選にはネットに詳しい人も立候補して、様相には相応の変化がある模様。
 ★《IT関連会社役員、家入一真氏「●都知事選、ネット選挙戦の2強は… 家入氏、ツイッターで政策募集 田母神氏はフォロワーの数で圧倒 》、そのあたりの意見を記録。

 前記の人のブログは次のように書かれいた(今は、ネットのリンクが切られた、もしくは削除された気配)
 ★《ここは臨時タモガミ政策室です / たもがみ中の人ブログ/公開日: 2014/01/25 : ブログ, 軍事
 さて昨日のタモガミ陣営の選挙対策会議で「家入のネット戦略が凄すぎる、このままではアイツに20代~30代の無党派層の票をごっそり持っていかれてしまう。なんとか対抗しなければ。」ということが激論になりました》。


 いずにしても、そんなことには関係なく、今日のブログの最後にWebコンサルティング業の高畑卓氏の意見を記録しておく。
≪ネット選挙で勝つ=当選といえるほど簡単ではないと思いますが、ネットでの影響力がどのくらい得票数に関係するのか? とくに若年層においての投票率など、今回の都知事選は今後のネット選挙のある種指標になる可能性を秘めており、各陣営の戦略が注目されます。≫
≪2014年東京都知事選候補者のホームページ比較 ~殿、お上手です!~≫

ともかく、今日のブログはビジュアルにした。

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●【速報】宇都宮氏、田母神氏、舛添氏、細川氏による討論会開催が決定
       BLOGOS編集部2014年01月27日 19:00
2月1日(土)22時から放送



宇都宮健児、田母神俊雄、舛添要一、細川護熙の主要候補者4氏による「東京都知事選 候補者ネット討論」の開催が決定した。これまで、青年会議所による公開討論会が中止になったほか、テレビ各局の報道番組での討論も実現には至っておらず、4氏が一堂に会する討論会としては初の開催となる。

この企画には、ネット事業者7社によるネット選挙応援プロジェクト「わっしょい!ネット選挙」が協力している。
本プロジェクトは、昨年のインターネット選挙運動解禁をきっかけにスタートした取り組みで、各社のサービス連携を通じてよりスムーズな情報収集の機会を提供、若年層をはじめとしたより多くの有権者に有益な情報を十分に届け、投票時の候補者の判断の助けにしていただくことを目的としている。

参加社であるグリー株式会社、株式会社サイバーエージェント、Twitter Japan株式会社、株式会社ドワンゴ、ヤフー株式会社、Ustream Asia株式会社、LINE株式会社は、各社で展開するサービス(Ameba、BLOGOS、GREE、niconico、Twitter、Ustream、Yahoo!みんなの政治)の強みを活かし、生放送配信、ニュース記事配信、ユーザーへの告知等を行い連携する。

当日の模様は、BLOGOSでも配信を行う予定だ。

●日時:2月1日(土)22時00分~23時30分(予定)



● 細川護熙 【街頭演説のお知らせ】
    ★細川護熙 ‏ツイッターから
【街頭演説のお知らせ】
1月29日(水)14:00三鷹駅南口、15:00吉祥寺駅北口サンロード


    ★細川護煕(ほそかわもりひろ)オフィシャルWEBサイトから
●  2014.01.25 小泉純一郎元内閣総理大臣 来援日程(1/27,1/29)
【1月29日(水)】
14:00 三鷹駅南口(三鷹市)
15:00 吉祥寺駅北口 サンロード(武蔵野市)



●日本最大の選挙情報サイト  ★  ザ選挙 公式ページ / トップ



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 ★  東京都知事選挙 候補者一覧
 
「写真付きで見る」 「表形式で見る」の切り替えができるページ
     HP、Twitter、facebookなどのリンクもついている

 ★


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 ★ もっといろんな情報にリンクしているページ
         立候補予定者一覧(編集部調べ、順不同)



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  ★ 投稿者:ザ選挙 投稿日:2013年04月19日 /インターネット選挙運動解禁を受けて



●都知事選、ネット選挙戦の2強は… 家入氏、ツイッターで政策募集 田母神氏はフォロワーの数で圧倒
               zakzak 2014.01.25
東京都知事選(2月9日投開票)で、インターネットを利用した選挙活動が注目を浴びている。ツイッターで政策を募る候補者や、街頭演説の様子を動画配信する候補者も。どこまで投票に影響するのか未知数だが、ネット上の戦略や人気はIT関連会社役員、家入一真氏(35)と元航空幕僚長、田母神俊雄氏(65)が一歩リードしているもよう。ネット選挙戦を制するのは誰か。

 ネット選挙での注目候補といえば、家入氏だ。引きこもりの経験を経てIT関連会社を設立し、29歳のときに当時最年少でジャスダックに上場。現在は複数の会社の役員を務め「連続起業家」を名乗る異色候補だ。あの堀江貴文氏が後押しすることでも話題を集めている。

 23日の第一声は街頭ではなく、東京・渋谷のカフェ。マイク代わりにiPhoneを使って動画配信サイトで支援を訴え、ツイッターで政策を募っている。「公約は最初から完成されたものではなく、有権者の声を吸い上げて一緒に作っていきたい。選挙事務所も多分、作らないと思う」(広報担当者)

 ネット上で他の候補を圧倒しているのは、ツイッターのフォロワー(定期読者)が19万6889人(25日午前9時半現在)の田母神氏だ。「たもがみ通信女子目線」と題して同行する20~30代の女性スタッフが逐一、演説などを“中継”。田母神陣営の事務局は「ネットなどで募った賛同者は5000人ぐらい。ただ、ネットの方々が本当に投票に行っていただけるかどうか…」と話す。

 元厚労相の舛添要一氏(65)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)も、ツイッターなどをフル活用。宇都宮氏は動画撮影チームを組織し、演説の様子などをネットで生放送している。

一方、出遅れ感があるのが、元首相の細川護煕氏(76)の陣営だ。応援隊長の小泉純一郎氏(72)は19日にツイッターを始めたものの、小泉事務所が開設を否定し、一度も投稿しないまま21日に削除。その後、ツイッター社が「成りすましではなかった」と発表する騒ぎに発展した。

 ネット業界でも、選挙は人気コンテンツだ。

 ヤフーやグリー、ドワンゴなどネット関連大手6社は23日、東京・六本木で「ネット演説会」を開催。16人の立候補者のうち11人が参加して一人ずつ政策を訴え、後方の大画面には動画サイトで見守る視聴者の意見が、次々と流れた。

 約3時間にわたる演説会の視聴者は13万人超。ヤフーによると、大半は20-30代とみられ、各陣営とも反応を注視する。

 昨年7月に解禁されたネットを使った選挙活動。だが、解禁後初の選挙となった同月の参院選は、戦後3番目に低い投票率に。自民党のネット候補として注目された東京プリンの伊藤洋介氏が落選し、「ネットは投票率への効果がないのでは」との声が上がった。

 「参院選のときは、炎上や成りすましを恐れるあまり、一方通行の情報提供になった。タレントを使ってツイッターで候補者を褒めさせるなど、ネットの活用方法もお粗末だった」

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は指摘し、こう続ける。

 「ネット選挙の利点は有権者と候補者が直接意見を交わせるところ。双方向がうまく使えるかどうかが一番のポイント。その点では家入氏のやり方はうまいし、田母神氏の人気も注目。ただネットばかりを重視していては足元をすくわれる。ネットで意思表明する人よりも、物静かに暮らしている人のほうが圧倒的に多い」

 ネット選挙で得する候補者は誰なのか。

 ↓(下記の2番目の1月25日のエントリーは、いまは リンクが切れているので、元記事が削除された可能性がある)↓
 ●この都知事選はネット選挙の実力が問われているのかな
     2014年01月24日 01:18
選挙の手伝いは完全にボランティアでやっているもので、通常業務もありましてなかなかキツい日々を送っているわけですが、仕事の合間合間にしばしば「いったいこの都知事選で問われていることは何なんだろう」と思うことがあります。
・・・・・・(略)・・・

● ここは臨時タモガミ政策室です
       たもがみ中の人ブログ/公開日: 2014/01/25 : ブログ, 軍事
さて昨日のタモガミ陣営の選挙対策会議で「家入のネット戦略が凄すぎる、このままではアイツに20代~30代の無党派層の票をごっそり持っていかれてしまう。なんとか対抗しなければ。」ということが激論になりました。
・・・・・・・(略)・・・

●ネトウヨと都知事選
       公開日: 2014/01/13 : トップページ, ブログ
なんとなく今回の都知事選はネット右翼こと「ネトウヨ」という層に対する対応の仕方が、勝敗を分けるような気がしています。(初めに申しますが、ここではネトウヨという言葉をネガティブに用いているわけではありません。)

かつて「ネトウヨ」はインターネット上の一部のコミュニティに過ぎませんでしたが、「反民主党」という文脈の中でここ数年間ネトウヨは加速度的に広がりをみせ、もはやネット上の世論のマジョリティになったような気がしています。実際ネトウヨの大半から支持を集める三橋貴明氏や稲田朋美氏や百田尚樹氏そして安倍晋三氏などは国政の中枢にいるわけですしね。そういう意味ではもはや「ネトウヨ」と一括りに捉えることは適切ではなく、ネトウヨを細かく分析することが必要な段階に来ているのでしょう。

私個人の見方としては
・・・・・・(略)・・・


●2014年東京都知事選候補者のホームページ比較 ~殿、お上手です!~ - 高畑 卓
     勝つ!政治家.com2014年01月16日 19:21
告示日まであと1週間と迫った東京都知事選挙ですが、候補予定者の準備も着々と進んでいるようです。空中戦が大事といわれる大型都市選挙ですから、今の時点でも話題を作るために各陣営の試行錯誤があるのでしょう。

いまのところネット選挙は下火に見えますが、選挙が始まってから動きは活発化していくと思いつつ、現時点でのネットの話題は殿が一歩リードしている模様です。

tochijisen2014


メディアの取上げ方によって大きく左右されるのはもちろんですが、そのメディアで気付いたあと、候補者の名前を検索して入ってきたホームページはネットではもっとも大切なファーストコンタクトのポイントで、そこで如何に有権者のハートをキャッチできるか(より深く強みをつたえられるか?)、またそのホームページを起点に新たな有権者に繋がれていくのか(拡散されているのか?)がネット選挙の勝敗を分かつポイントでもあります。

後出しじゃんけんながら、話題をかっさらったのは、殿(細川護煕氏)でした。
・・・・(略)・・・

● 2014年東京都知事選候補者のTwitter比較 ~真打ち登場でネット選挙は盛り上がる?~
      勝つ!政治家.com2014年01月23日 00:00 
本日(2014年1月23日)より、東京都知事選挙が始まりました。数日前までネット選挙が下火で・・・と嘆いていたのですが、最後の最後にインターネットサービスでJASDAQに最年少社長として上場した実績ある 起業家 家入一真氏が出馬をしたことで、ネット選挙も大きな期待を持たせる状況に一変いたしました。

家入氏は出馬会見で、「選挙期間、ネットを使い切ります。使いきって、こんな選挙ありなのってことをやりたいと思います。」と述べており、

・ネットを使って意見を集めて行きたい
・クラウド選挙対策本部

などの構想もあると話されています。

「ネットだけで選挙を戦っていく」と聞くと、「ネットで有名な方(の支援)」=「ネット選挙で浮動票へアピール」と宣伝力を期待して戦われた参議院選挙での某候補者や、「選挙フェス」というムーブメントを起して話題を作った“三宅洋平”氏が浮かび連想された方もいるかもしれません。

インターネットを利用させる(インターネットサービスの提供者でもあった)側でもあった家入氏は、勘所を抑えていて彼らとは比べ物にならない、高い次元の、新しいネット選挙を提示してくれるのではないか?と期待が寄せられるのでしょう。

家入氏は会見でも「Twitterで意見を集めて」とあり、どのようにTwitterを利用していくのか?注目されます。

始まったばかりなのですが、現時点で主要候補者のTwitterのフォロワー数など比べてみたいと思います。
(今夜行われる 東京都知事選 ネット応援演説 - 2014/01/23 20:30開始 - ニコニコ生放送後 にも大きな変化があると思われますが、、、)

twitterbunseki


これを見ると、舛添氏や田母神氏がフォロワー数が多く、影響力が高いと見えますが、フォロワー数が勝敗を分ける全てではなく、
・リツィートなどで、どのくらい拡がりを見せるか?
・どのくらいユーザーを巻き込めるか?

一方通行的な候補者の投稿ではない、戦略が重要です。

kanjou

上の画像は、Yahoo!のリアルタイム検索にある、感情分析を比べてみたのですが、スタート時点では、ダントツで家入氏が出足好調な様子。フォロワーが多いとか、ツィート量が多いとか、もちろん多いにこしたことないのですが、重要なのは、ネットユーザーの反応です。こういった見方も重要な視点の一つですね。

昨年の参議院選挙や川崎市長選挙での分析からも、フォロワー数が多ければ勝てるわけでもなく、ネット上でどのように拡がりを見せていくかが重要とお伝えしてまいりました。「何時からどこどこ駅で街頭演説しました!」など一方通行的な活動報告だけでつまらないネット選挙にならないよう、今後も各陣営の戦略や推移の変化を楽しみに調査していきたいと思います。

ネット選挙で勝つ=当選といえるほど簡単ではないと思いますが、ネットでの影響力がどのくらい得票数に関係するのか?とくに若年層においての投票率など、今回の都知事選は今後のネット選挙のある種指標になる可能性を秘めており、各陣営の戦略が注目されます。勝つ政治家.comでは今回の都知事選はなるべくリアルタイムに分析を行って様々な角度でお伝えしていきたいと思います。

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 昨日のブログでは、原発推進の大手メディアなど、読売、産経、日経などが露骨に「原発は争点ではない」と宣伝していること、当然に反細川姿勢で報道していることに触れた。他の大手のいくつかも微妙さがある。

 今回の都知事選はそれほど、デリケートかつ激しい選挙。
 
 そこで、今日は、「原発政策」について少し見ておいた。
 まず、田中秀征氏の「早くも潮目が変わったか!?」(ブロゴス)を見ておく。
 それから、細川氏のツイッターの写真にある街頭演説の聴衆などの様子、「私たち、応援します」の写真。

 さらに、先の衆議院選東京選挙区で劇的な当選を果たした山本太郎氏についての
  《「元祖脱原発」の山本太郎氏ついに“都知事選参戦”》(東京スポーツ)
  《都知事選世論調査 原発公約重視6割》(東京)

 そして、市民団体による候補者アンケートの報告があったのでそれにもリンク。
  《 eシフト 【都知事選】候補者に原発・エネルギー政策を聞きました》

 《原発ゼロ》と明確にうたう細川氏の公式Webページには、原発についての資料、即ち、細川氏の主張の基本であろうペーパーがあるので、一部を記録しておく。
 また、小泉純一郎氏が選挙前にツイッターを始めたと話題になったが、どうも「ニセモノ」とも言われた。  
 それが、正式に始めた、もしくは再開した、らしい。
  そのツイッターには、下記でリンク。

 なお、今日・明日は、ある大きな原稿の打ち合わせと、来週の市民派議員塾の講座の打ち合わせで出かける。

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●早くも潮目が変わったか!? /田中秀征
           田中秀征 2014年01月27日 00:30  ブロゴス
 都知事選の潮目が変わるのは次の土日(2月1日、2日)あたりかと思っていたが、この土日の選挙戦の様相は早くも潮目が変わりつつあるような印象だ。
 土曜の立川演説についての小泉さん自身の感想は「スゴイ、ハンパじゃない、イケル」だったが、日曜の巣鴨、池袋東口はその上を行っていて、まるで最終日のような熱気だった。

神奈川県相模原市からわざわざ来た中年男性は演説後私を見つけると「どうなっちゃったんですか。7、8千人はいましたね」と声を掛けてきた。
 ところがある大新聞記者は私に「300人ぐらいですか」と言ったのである。これは子供でも間違いだと判ること。なぜそうなるのか、強い不信感を持った。

私は公正に見て3000人ぐらいかなと思っていたところ、四方を見渡せる遊説カーの上からの「小泉調べ」は私と同じ3000人。正確に言えば「少なくとも3000人」。もちろん動員なしの数字だから...驚く。駅前を通行する人たちに迷惑をかけて申し訳なかったと細川候補も小泉さんも心配していた。

若い人、特に若い女性が多くなったのがこの週末の大きな変化だ。片手の携帯をもう一方の手で叩いて拍手するのだから音を出すのも難しい。

今日は二人の話にも一段と力が入ってきた。もともと大声の小泉節はさらに大きくなり、穏やかな細川節が日増しに迫力あるものになっている。

私の近くで若い女の子たちが「二人とも本気なんだネ」と小声で話していたのがうれしかった。ぜひ一人でも多くの人に肉声の演説を聞いてほしい。


● 細川護熙 【街頭演説のお知らせ】
    ★細川護熙 ‏ツイッターから
【街頭演説のお知らせ】
1月28日(火)17:00三軒茶屋駅キャロットタワー前、18:00自由が丘駅前ロータリー
1月29日(水)14:00三鷹駅南口、15:00吉祥寺駅北口サンロード


    ★細川護煕(ほそかわもりひろ)オフィシャルWEBサイトから
●  2014.01.25 小泉純一郎元内閣総理大臣 来援日程(1/27,1/29)
【1月29日(水)】
14:00 三鷹駅南口(三鷹市)
15:00 吉祥寺駅北口 サンロード(武蔵野市)



 ★ 細川護煕 ツイッター





 細川・小泉の街頭演説の動画にリンク


 ★私たち、応援します




小泉純一郎 J.Koizumi




  細川 政策資料
●  政策資料ダウンロード

★原子力は高い


★原子力はすでに時代遅れ


★原子力は高い


★原子力は高い




●「元祖脱原発」の山本太郎氏ついに“都知事選参戦”
        東京スポーツ 2014年01月26日
66万票の“太郎票”をバックに動きだす山本氏
 東京都知事選(2月9日投開票)で自民、公明党が推す舛添要一元厚労相(65)を追う細川護熙元首相(76)の“当落を握る男”が動きだした。昨年の参院選東京選挙区で当選した“ご当地選出”の山本太郎参院議員(39)が、いまだどの候補者を支持するかを明らかにしていない。本紙の直撃に山本氏は、都知事選への“参戦”を表明。大都市東京で最大の票田となる浮動票の行方を左右するキーマンになりそうだ。

 今回の都知事選は煮え湯を飲まされ続けてきた脱原発勢には、またとない勝機となっている。昨年末の段階で、日弁連前会長の宇都宮健児氏(67)が手を挙げたが、脱原発勢はあくまで勝てる候補を模索。そこに細川氏と小泉純一郎元首相(72)という絶大な知名度を誇る2人が手を組み、細川氏への一本化の声が湧き上がったのは当然の流れだった。

 ところが、すでに共産党、社民党の推薦を受けていた宇都宮氏は「なんで私が降りなくてはいけないのか。私の方が(細川氏より)実行力がある。(一本化は)失礼な話だ」と折れないどころか、細川氏の佐川献金問題や小泉氏のワンイシュー選挙を批判。宇都宮氏の支援者も細川陣営のネガティブキャンペーンを展開し、互いの票を食い合うどころか、内ゲバとも言える醜態をさらす事態に陥っている。

 そんな中、沈黙しているのは山本氏だ。昨年の参院選東京選挙区で脱原発を掲げ、主に浮動票となる若者や女性、ネット層をターゲットに支持を広げ、66万票を獲得して当選した実績がある。前回の都知事選で宇都宮氏を支援していたが、今回は自身の周囲も細川氏と宇都宮氏に支持が二分し、板挟み状態になっている。

 永田町関係者は「山本氏は議員当選後、離婚の過去や天皇陛下への手紙騒動などがあり、冷ややかな目で見られているが、いまだに根強い支持があるのも事実。また騒動で新たに顔を売った部分もある。元祖脱原発の象徴とも言える山本氏がどちらにつくかで“太郎票”が大きく流れる」と指摘する。

 国会開会日の24日、本紙の直撃に山本氏は重い口を開いた。
「最終的にどうするかは、自分の中で答えが出ていない。自公勢力の大きな組織票に対抗するには一本化しかなかったが、至らなかった。今回の都知事選は低投票率が予想され、浮動票が動かない場合はなおさら勝ちが厳しい。選挙に興味がない人にいかに今回の選挙が重要なのかを訴えたい」

 週明けから都内で都知事選の投票を呼び掛けるキャラバンを1人で展開していくという。

 現時点では細川氏にも宇都宮氏にも肩入れせずに双方の陣営との接触も絶つという。不毛な脱原発勢同士の足の引っ張り合いに加担するつもりはさらさらない。

「今は決勝戦の前に(脱原発勢同士の)準決勝をやっているようなもの。細川さんは放射性廃棄物の東京での受け入れを表明していて、本気だなと思ったが、どこまでいけるかは未知。一有権者として、2人の街頭演説も聴きたい。勝負にならない選挙にはしたくない。そのためにはまず投票率を上げないとミラクルは起きない」(山本氏)

 投票率を上げることで浮動票を多くし、それを脱原発勢にかき集めたうえで、最終的には動向を見極め、勝てる候補への投票を呼びかけることで、事実上の“一本化”にもつなげる狙いが見えてくる。

「なんだかんだ言っても勝算があるのは細川氏。最後は山本氏と小泉氏が“変人合体”を果たせば大きなインパクトになる」(脱原発関係者)。サプライズとなるタイミングで行動に出る“66万票を握る爆弾男”の動向が注目される。

●都知事選世論調査 原発公約重視6割
       東京 2014年1月25日
二十三日に告示された東京都知事選(二月九日投開票)で、本紙は二十三、二十四両日、都内有権者を対象に電話による世論調査を実施した。投票先を決める際に原発についての公約を重視するかとの問いに16・4%が「大いに重視する」、43・3%が「ある程度重視する」と答え、六割が原発について候補者の発言に注目していることが分かった。都知事選に「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と答えた人は合わせて86・9%となり関心の高さを示した。

 原発を「重要な電源」と位置づける政府方針に対し「ある程度時間をかけて原発ゼロにする」(54・0%)と「すぐゼロにする」(9・3%)を合わせた脱原発派は63・3%。「政府方針で良い」の8・9%、「原発は極力減らしていくが、ゼロにはしない」の25・8%を合わせた原発維持派の34・7%を上回った。

 新知事に力を入れてほしい政策としては「医療・福祉」が最も多く26・4%。これに「教育・子育て」が18・2%で続き、「原発・エネルギー政策」と「防災」(ともに14・3%)の順となった。

 「『政治とカネ』の問題を重視するか」の問いには72・7%が「ある程度重視する」もしくは「大いに重視する」と回答。猪瀬直樹前知事辞任のきっかけとなった医療法人グループ「徳洲会」グループからの五千万円受領問題を受け、新知事にクリーンなイメージを求めていることも鮮明となった。

 ●eシフト 【都知事選】候補者に原発・エネルギー政策を聞きました
           eシフト 【都知事選】候補者に原発・エネルギー政策を聞きました
『eシフト』(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)とは: 2011年3月11日の福島第一原発事故を契機に、脱原発と自然エネルギーを中心とした持続可能なエネルギー政策を実現させることを決意した、団体・個人の集まりです。

【都知事選】候補者に原発・エネルギー政策を聞きました今回の都知事選挙では、脱原発についての姿勢が大きな争点のひとつとなっています。

東京都は東京電力の大株主であり、東京都のために発電していた福島第一原発事故を起こしました。東京都には、一定の事故の責任、損害賠償、事故収束などの責任があると考えます。

また、東京都は大株主として、東京電力株主総会などで経営に対する意見を述べたり、役員の派遣など、東京電力やエネルギー政策への積極的な関与が可能だと考えます。

eシフトは1月20日時点にて、立候補予定者の4氏あてに、原発・エネルギー政策について聞くアンケートを送付し、回答をいただきました。各氏のウェブサイトとあわせ、参考にしていただければ幸いです。

送付対象者(回答順):

●宇都宮健児氏:回答あり(下記)
http://utsunomiyakenji.com/

●細川護煕氏:回答あり(下記)
http://tokyo-tonosama.com/

●舛添要一氏:多忙のため回答が難しいとのFAXあり
http://www.masuzoe.gr.jp/

●田母神俊雄氏:回答なし
 【調査の方法】コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける方法で実施。実際に有権者がいる1781世帯にかかり、1051人から有効回答を得た。回答率は59%。各設問の回答の比率は小数点第2位で四捨五入しており、総計が100%にならない場合がある。
・・・(略)・・・


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 全国から注目されている東京都知事選は、最初の土日を終えた。
 大手マスコミは、序盤の情勢として「舛添先行」と流している。
 でも、あと2週間の選挙運動期間がある。
 東京都の知事選挙は特殊。流れが一気に変わることがある。

 そのひとつの要素が「報道」。
 しかし、今回の知事選については偏光している雰囲気がありありしている。
 原発推進の読売、産経、日経などは露骨に「原発は争点ではない」と宣伝し、反細川姿勢がありありとしている。
 他の大手のいくつかも微妙。
 
 とはいえ、今はネット選挙が解禁されたので、いろんな人がいろんな形で候補者の情報を発信できる。
 天木直人氏は「●大手メディアの細川隠しを砕くユーチューブの威力」と論評している。
 実際、大手のネット運営会社が共同・協同して都知事選の候補者を大きな会場に読んで、順に政見を宣伝させ、それを掲載している。

 なお、NHKは安倍氏肝いりで就任した新会長の発言が批判を浴びている。
 そのNHKで、都知事選の候補者の政見放送が明日28日から始まる。
 政見放送は東京エリア限定で、全国には流れないはずだけど、誰かがネットに流すことは間違いないから、結果として政見放送はどこででも見れる、今はそんな時代。

 その政見放送の日程や放送順の都選管の発表データをブログに写しておく。
 今日のブログは、次のことの記録とともに、細川・泉の街頭演説の日程も載せておく。

●大手メディアの細川隠しを砕くユーチューブの威力/天木直人 
●12名の候補者が参加!「東京都知事選 ネット応援演説」/BLOGOS編集部

●都知事選 選挙戦初の日曜日 各候補は/NHK 1月26日
●首都転変:都知事選 女性候補者、今回は? 戦後18回でわずか7人 育児、介護「視点欠かせない」/毎日新聞

ところで、今日の19時半の「NHK クローズアップ現代」番組は是非見たいもの。
 ⇒ 2014年1月27日(月)放送/あしたが見えない ~深刻化する若年女性の貧困~
 貧困状態に苦しむ若い女性が増えている。親の生活苦の影響を受け、早朝と夜間のバイトを掛け持ちしながら家計を支える10代の女性。困窮を抜け出そうと苦学して専門学校に通ったものの、正社員になれない20代の女性。中でも、先の見えない生活を強いられているのが若くして子どもを産んだシングルマザーである。国の成長戦略で「女性が輝く」ことがうたわれる中、深刻化していく若い女性の貧困。現場のルポから現代社会の新たな課題を浮き彫りにしていく。

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●都知事選 政見放送・経歴放送
        東京都選管 政見放送・経歴放送   NHKテレビ

(写真をクリックすると拡大)



●大手メディアの細川隠しを砕くユーチューブの威力
   天木直人 2014年01月24日 08:10 / ブロゴス
今度の都知事選挙ほどインターネットの威力が発揮される選挙はないだろう。

 大手メディアの細川隠しは、あまりにも露骨だ。
 1月23日の出馬宣言記者会見を伝える民放テレビ放映は途中で打ち切られた。
 NHKに至ってはそれを無視して相撲中継だ。

 しかし、そのような安倍政権におもねる大手メディアの堕落を打ち砕くのがインターネットでありユーチューブの動画である。

 東京都知事選は国民がすべて参加できる国政選挙ではない。
 東京都内をくまなく動き回って東京都民の票を得る選挙だ。

 だから街頭演説が重要になる。
 その一部始終を流せるのがネット動画だ。

 選挙の公正さを口実にして、大手メディアは各候補者の紹介をミソもクソも一緒にして流す。
 しかも今度の街頭演説の目玉は小泉元首相であることは皆が知っているのにあえて流さない。

 小泉首相の街頭演説の一部始終を流せるのはネット動画だけだ。

 それを見て私は感じた。
 小泉氏は本気だ。本気で選挙に勝ちに行っている。
 言葉が先走って聞き取りにくくなる。これは彼が本気で主張を訴えているあかしだ。
 小泉氏は本気だ。本気で細川候補を勝たせようとしている。

 これは自分のためではない。ましてや安倍自民党との出来レースだとか、米国、財界などの手先で動いているのではない。
 自分のためだ。脱原発宣言をした自分の主張の正しさを貫きたいからだ。

 みずからけしかけて立候補させた細川氏を負けさせるわけにはいかないという任侠からだ。

 その気遣いは、既存のメディアでは伝わらない。

 それをそのまま伝えることができるのはネット動画である。
 応援したい者が、その候補者の街頭演説を勝手に収録して流すのだから、公正もへったくれもない。

 見る側も聞きたい候補者の街頭演説を勝手に聞くのだから、誰もそれを妨げることはできない。

 今度の都知事選の報道で、もはや大手メディアはネット情報には勝てない事が証明される。
 その内容も、スピード性も、公正さにおいても、あらゆる意味で大手メディアが大きな顔をしていられる時代は終わったということである(了)

 細川護煕(ほそかわもりひろ)オフィシャルWEBサイトから
●  2014.01.25 小泉純一郎元内閣総理大臣 来援日程(1/27,1/29)
多くの皆さんからお問い合わせいただき、ありがとうございます。
来週前半の小泉純一郎元内閣総理大臣との街頭演説は次の通りです。

【1月27日(月)】
13:00 町屋駅 ムーブ町屋(荒川区)
14:30 王子駅東口(北区)
17:00 池袋駅西口(豊島区)

【1月29日(水)】
14:00 三鷹駅南口(三鷹市)
15:00 吉祥寺駅北口 サンロード(武蔵野市)

 動画をアップしました
   ★ 動画 
・1月22日 細川護熙 出馬記者会見
・1月23日 街頭演説 告示日第一声(応援演説/小泉純一郎元内閣総理大臣)
の動画をアップしました。動画は当ホームページ、またはYouTubeでご覧になれます。
         YouTube 細川護熙


●12名の候補者が参加!「東京都知事選 ネット応援演説」
    BLOGOS編集部 2014年01月24日 
グリー株式会社、株式会社サイバーエージェント、株式会社ドワンゴ、ヤフー株式会社、Ustream Asia株式会社、LINE株式会社の6社が取り組んでいる「わっしょい!ネット選挙」プロジェクト。

本企画は、昨年のインターネット選挙運動解禁をきっかけにスタートした取り組みで、各社のサービス連携を通じてよりスムーズな情報収集の機会を提供、若年層をはじめとしたより多くの有権者に有益な情報を十分に届け、投票時の候補者の判断の助けにしていただくことを目的としている。

きょう告示された東京都知事選では、第一弾企画として1月23日20時30分より「東京都知事選 ネット応援演説」を開催、生放送した。各社の連名で各立候補者に登壇を依頼し、12名の立候補者に承諾をいただくことが出来た。(ひめじけんじ、中川智晴、金子博、酒向英一の4候補の方々は欠席。)

今回のネット応援演説会では、各立候補者が、それぞれ15分の持ち時間で、協力者からの応援演説や公約のポイント説明を行った
それぞれの発言を出演順にダイジェストでお伝えするので、投票時に参考にしていただきたい。【文責:永田 正行、写真:大谷広太(BLOGOS編集部)】
・・・・・・・(略)・・・
●細川護煕氏「自然エネルギーへの転換を実現していくべき」
 日本新党出身で、民主党所属の前参議院議員の円より子氏が応援者として登場。冒頭、タレントの壇蜜さんと雑誌で対談したことに絡めて、「そういう方々に、原発ゼロをわかってもらわないと、国民運動に発展しないと?」と問われ、「そういう思いもあった」と応じた。

また、視聴者から「東京都に『脱原発』は関係ないじゃないか」という指摘があったことを円氏が伝えると、「福島の原発事故のときも、東京の一部で停電が起きたり、工場が動かなくなったりしました。それが都民に関係ないというのは違うのではないか」と反論した。また、オリンピックについては、「具体的にはまだわからないが、何らかの形で被災地と連携することができる」とし、待機児童を4年間の任期の間にゼロにしようと思っているなど、様々な政策を用意していると話している。

最後に、ドイツやオーストリアの例を挙げて「日本もこのまま再稼動せずに自然エネルギーに転換していくべきだ」として、持ち時間を終えた。

●ますぞえ要一氏「日本経済の牽引力としての東京であるために、思い切った規制改革をやりたい」
 不況が長引く中、東京オリンピックは、世の中が明るくなる契機になると指摘し、「史上最高のオリンピック・パラリンピックだったなぁと思ってるもらえようにしたい」と話した。また、万全の体制でオリンピックを開催するためにも防災対策の必要性を強調。都民の生命と財産を守るための危機管理対策に力を入れると主張した。

また、エネルギー政策については、東京が電力の消費地であることから、産地である新潟や福島に対して感謝をすべきだとし、こうした地域の負担を減らすために、現状6%程度の再生可能エネルギーの比率を20%程度まで引き上げたいと話した。さらに、経済の重要性を強調し、「給料が上がることが非常に重要である」とした上で、日本経済の牽引力としての東京であるために、思い切った規制改革をやりたいとアピールした。

●宇都宮けんじ氏「ブラック企業や長時間労働を規制する条例を作成し、若者の雇用環境を守っていく」
 宇都宮氏は、石原・猪瀬都政の間に、雇用や福祉が破壊されてきたと指摘。また、ブラック企業や長時間労働を規制する条例を作成し、若者の雇用環境を守っていく方向性をアピールした。

視聴者からそうした規制は国でやればいいのでは、というコメントが流れると「安倍政権は解雇特区などで企業有利な方向にもって行こうとしているので、条例でこれを防ぎたい」と話した。

原発問題については、東京都として、柏崎・刈谷原発の再稼動と廃炉を国と東京電力に働きかけると名言。代替エネルギーとしては、自然エネルギーを想定。ただし、過渡期においては、火力や天然ガスを利用するとした。

さらに、特定秘密保護法や集団的自衛権の問題についても触れ、現在の安倍政権への対応を批判。ダンス規制なども含めて、表現や結社・デモの自由は非常に重要であると強調した。

●田母神としお氏「東京を強く、たくまくしく、やさしい、ふるさとであると感じることができる町にしたい」
 まず応援者の葛城奈海氏が、田母神氏のキャリアから「防災対策やテロ対策も交えたオリンピックの準備に向けた都政のリーダーとしてふさわしい」と述べた。

田母神氏は、「立候補以来、身が引き締まる思いがしております。それは寒さのせいでした」と最初に冗談で場を和ませてから演説をスタート。まず、スイスの再保険会社の最新版の算定で、東京が世界で最も災害に弱い街の一つであると指摘されていることから、老朽化したインフラを立て直したいと述べた。災害などの有事の際には、消防、警察、自衛隊、さらには民間もふくめて官民一体で動ける体制をつくることの重要性を主張している。

また、少子化の問題について触れ、子どもが預けて働けるような体制をつくることが必要だと主張。一方で、多様な子育てを選べる「やさしい都市」にしたいとも述べた。また、お年寄りなどが孤独に苛まれることがないように、住宅政策などで工夫こらすなど方向性を考えているとのことだった。こうした方向性を踏まえ、「東京を強く、たくまくしく、やさしい、ふるさとであると感じることができる町にしたい」とアピール。自衛官時代の経験を踏まえて、自身の行政官としての手腕に自信を示した。

最後に他の候補者としての違いとして、「総理の靖国参拝支持」「外国人地方参政権反対」「原発は十分な安全管理の上で利用を継続すべき」という3つを挙げて演説を終えた。

●家入かずま氏「いままで本当の意味でネット選挙を使いこなした人はいない」
 家入氏は、「旧来の選挙のスタイルとは異なる選挙をしていく」と話した後に、会見と同じように自身のひきこもり経験を踏まえて“居場所”をつくることの重要性を強調した。

そして、応援者として駆けつけた堀江氏と共に「政治家が政治家のものになっているのが嫌だ」と述べた。自身が「#みんなの政策」というハッシュタグをつくったところ、ユーザーから多くの反応が来たことに触れ、「こんな楽しいものをなんで政治家が独占してるんだろう」と話した。

堀江氏は、応援者として「家入氏は、こうみえて上場企業の経営経験がある。一方でひきこもり経験もある。これは東京の課題に通じるところがある」と述べて、家入氏の魅力の有権者にアピール。「最終日は武道館でも代々木公園でも人がいっぱいになくらいがんばって欲しい」とエールを送った。

また、「いままで本当の意味でネット選挙を使いこなした人はいない」とした上で、これからの選挙期間は、毎日一つずつサプライズを考えていると明らかにした。最後に、「ネットを通じてでもリアルでも一緒に“祭り”を盛り上げていきましょう」と述べた。

・・・


●都知事選 選挙戦初の日曜日 各候補は
         NHK 1月26日
都知事選 選挙戦初の日曜日 各候補は
猪瀬前知事の辞職に伴って今月23日に告示された東京都知事選挙は、26日、選挙戦に入って初めての日曜日を迎え、各候補者は駅前や繁華街を回るなどして支持を訴えました。
・・・・・・(略)・・・

宇都宮候補は「少子高齢化の波が全国を襲っていて、東京も例外ではない。とりわけ多摩ニュータウンでお年寄りの高齢化が進んでいる。全力を挙げて高齢者の皆さんを応援する体制を作りたい。このままでは介護難民が大量に発生するおそれがある。ヘルパーと看護師が、ペアで24時間介護する巡回型の制度を作り上げたい」と訴えました。

ドクター・中松候補は「原発ノーと言うのも原発イエスと言うのも共に無責任だ。ソーラーとか風も20世紀の古いテクノロジーで、21世紀のテクノロジーでやるべきだ」と訴えました。

田母神候補は「原発を使わないとしたら電力が十分に供給できるのか。電力供給が十分にできなければ、回復し始めた景気も途中で止まってしまう。景気をどんどん回復させていくためには、原発を安全に運用しながら使っていくべきだと思う。公共事業をどんどん進めて、東京を美しい景観のまち、災害に強いまちにしてオリンピックを迎えたい」と訴えました。

舛添候補は「特別養護老人ホームや老人保健施設に入れずに待っている高齢者の方々がたくさんいるので、新しい仕組みを作って都が保有する土地を活用し、自由に参入して競争してもらうことで一気に施設の数を増やしていきたい。また、仕事と家庭の両立に向けて保育所を充実させ、8000人いる待機児童をこの4年でゼロにしていきたい」と訴えました。

細川候補は「原発が止まっていてもこれだけ経済が回っているわけだから、原発再稼働をやめて自然エネルギーに切り替え、自然エネルギー大国の先頭を東京が進まなければならない。自然エネルギーによって成長を進め、その果実を雇用や福祉にふりむけていけば、日本は多くの国からすばらしい国だと評価されると思う」と訴えました。

家入候補は「独り暮らしの高齢者やひとり親の居場所を作ることが、子育てや防災などの問題の解決につながる。居場所作りを軸に政策をまとめていきたい」と訴えていました。

選挙戦では、少子高齢化が急速に進むなかでの医療・福祉政策や、景気・雇用対策、原発の在り方を含めたエネルギー政策、それに首都直下地震に備えた防災対策などを巡って論戦が繰り広げられています。
東京都知事選挙は来月9日に投票が行われ、即日開票されます。

●首都転変:都知事選 女性候補者、今回は? 戦後18回でわずか7人 育児、介護「視点欠かせない」
        毎日新聞 2013年12月28日
 猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選(来年1月23日告示、2月9日投開票)は、女性が立候補するかどうかも注目されている。戦後18回あった都知事選で女性の当選者はおらず、立候補者延べ199人のうち女性はわずか3・5%の7人。ここ最近の2回は立候補者ゼロだった。認可保育所不足など都政には女性の視点が欠かせない問題も多い。男性だけで争う都知事選が続くのはどうなのか。女性たちに思いを聞いた。【木村健二、藤沢美由紀】

 猪瀬氏が「政治とカネ」の問題で失脚し、各党の候補者選考では、清新さをアピールできるとして女性の名前が多く登場する。自民党では橋本聖子参院議員(49)、丸川珠代参院議員(42)、小池百合子衆院議員(61)らの他、五輪招致で活躍した滝川クリステルさん(36)を推す声も。民主党内には蓮舫参院議員(46)の擁立論がある。

 都知事選で最も得票が多かった女性候補は2003年に出馬した評論家の樋口恵子さん(81)。2期目を目指す石原慎太郎氏を「軍国おじさん」、自身を「平和ボケばあさん」と呼んで対立軸を示して81万票を集めたが、308万票の石原氏に遠く及ばなかった。
 樋口さんには石原、猪瀬両氏の都政運営が「知事が主役になってしまい、都民が主役の生活政策ができていなかった」と見えるという。次期知事選は「子育てと介護という人生の『入り口と出口』に実感のある女性が名乗りを上げてほしい」と期待する。

 都内では今春、認可保育所への入所を認められなかった親たちによる行政への異議申し立てが相次いだ。石原、猪瀬両氏は認可外の保育施設への独自助成制度などを打ち出したが、「足立区 保育所つくってネットワーク」代表の斉藤真里子さん(38)は「質の問題など、親の願いに沿ったのか疑問が残る」と話す。「大型マンションを建てて子育て世代を都内に呼び込むなら、子供の居場所や遊び場もセットで計画してほしい。次の知事には親の声に耳を傾ける人を選びたい」

 東京都は知事だけでなく、幹部登用でも女性の影が薄い。内閣府によると、昨年度の都の管理職に占める女性の割合は14・5%で全国トップだが、中心となる理事級(知事部局など)は今年4月時点で86人中2人だけだ。副知事も鈴木俊一知事時代の1991~95年に金平輝子氏が起用されて以降、就いていない。

男女が働きやすい職場作りに取り組むNPO法人「アローアロー」(国分寺市)代表理事の堀江由香里さん(31)は「管理職に女性が増えることは最低条件だが、男性と同じような働き方で昇進しても構造は変わらない。多様な働き方を認めながらマネジメントできるスタイルが求められる」と指摘。新知事が取るべき政策として、ワーク・ライフ・バランスを推進する中小企業への支援や、不妊治療への助成の充実を提案する。

==============
 ◇全国の女性知事
大阪府 太田房江  00年2月~08年2月
熊本県 潮谷義子  00年4月~08年4月
千葉県 堂本暁子  01年4月~09年4月
北海道 高橋はるみ 03年4月~現職
滋賀県 嘉田由紀子 06年7月~現職
山形県 吉村美栄子 09年2月~現職

 ◇政令指定都市の女性市長
仙台市 奥山恵美子 09年8月~現職
横浜市 林文子   09年8月~現職

==============
 ◇都知事選の女性候補者数
1991年 16人中3人
1995年 8人中1人
1999年 19人全員男性
2003年 5人中1人
2007年 14人中1人
2011年 11人全員男性
2012年 9人全員男性

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 選挙の各候補者の提出した公約の原稿をそのまま掲載するのが「選挙公報」。
 従来は紙版での配布のみ、しかも選挙管理委員会が配布する分だけが認められていた。
 それが、数年前から国の見解が変わって、インターネットでの掲載も可能になった。

 ・・ということで、「選挙公報」は全国どこからでも閲覧できる。
 とはいえ、私の知る限り、どこの選管も選挙(投票)が終了すると、データをサッとネット上から落としてしまう。
 だから、選挙後も「選挙公報」を見たい人は、各自で保存しておくなどの処置が必要。

 今日は、昨日25日夜にアップされた都知事選の主要4候補分の画像をブログにコピーしておく。
 あと、序盤の情勢分析や細川・小泉の街頭演説日程も載せる。

 ところで、ここ山県市の南続きに岐阜県の県庁所在地の「岐阜市」がある。
 その岐阜市長選が今日から始まる。
 まだ2週間続く知事選と違って、市長選は1週間。

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●東京都選挙管理委員会  東京都知事選挙 選挙公報 から主要4候補分を「掲載順」にコピー

うつのみや

(写真をクリックすると拡大)
ほそかわ


ますぞえ


たもがみ




 細川護煕(ほそかわもりひろ)オフィシャルWEBサイトから
 ● 街頭演説のお知らせ 1/25(土)26(日)
週末は小泉純一郎元内閣総理大臣とともに、次の場所で街頭演説をおこないます。

【1月26日(日)】
15:00~ 巣鴨 とげぬき地蔵(白山通り)
16:30~ 池袋駅東口
※天候等により変更の場合もございます。

●  2014.01.25 小泉純一郎元内閣総理大臣 来援日程(1/27,1/29)
多くの皆さんからお問い合わせいただき、ありがとうございます。
来週前半の小泉純一郎元内閣総理大臣との街頭演説は次の通りです。

【1月27日(月)】
13:00 町屋駅 ムーブ町屋(荒川区)
14:30 王子駅東口(北区)
17:00 池袋駅西口(豊島区)

【1月29日(水)】
14:00 三鷹駅南口(三鷹市)
15:00 吉祥寺駅北口 サンロード(武蔵野市)

 動画をアップしました

   ★ 動画 
・1月22日 細川護熙 出馬記者会見
・1月23日 街頭演説 告示日第一声(応援演説/小泉純一郎元内閣総理大臣)

の動画をアップしました。動画は当ホームページ、またはYouTubeでご覧になれます。
         YouTube 細川護熙


●【Q&A 東京都知事選】 原発、五輪争点に論戦 政権運営に影響も
        (共同通信)2014/01/25  

 東京都知事選(2月9日投開票)が23日告示され「首都の顔」を決める選挙戦が始まりました。
 Q また都知事選ですか。
 A 約3年間で3回目になります。従来、4年に1度の統一地方選の中で実施され、2011年4月に石原慎太郎氏(現・日本維新の会共同代表)が4選を果たしました。しかし石原氏は12年10月に辞職したため同12月に都知事選があり、猪瀬直樹氏が当選しました。

 Q 今回はなぜ実施されるのですか。
 A 猪瀬氏が昨年12月24日、徳洲会グループから現金5千万円を受け取った問題の責任を取り、辞職したからです。

 Q 立候補者は。
 A 新人16人です。前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)、元厚生労働相の舛添要一氏(65)、元首相の細川護熙氏(76)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)らです。

 Q 首相経験者まで立候補したのですか。
 A 知事選では初めてです。さらに細川氏は、発信力が大きい小泉純一郎元首相の支援を受けます。「元首相タッグの参戦」で、選挙戦の構図が一変しました。

 Q 争点は。
 A 国政に直結する原発・エネルギー政策や20年東京五輪に向けた街づくり、少子高齢化対策をめぐり論戦が繰り広げられます。猪瀬氏の辞職の経緯から「政治とカネ」も焦点になりそうです。

 Q 各候補の原発をめぐる主張は。
 A 宇都宮氏は脱原発を目指して東京電力柏崎刈羽や福島第1、第2原発の廃炉を提案。舛添氏は中長期的に原発依存をなくすとしながら「即時ゼロ」は批判しています。細川氏は「即時ゼロ」を前面に掲げ、田母神氏は原発容認です。

 Q 4人は無所属ですが、各政党の対応は。
 A 自民と公明は舛添氏を支援し民主、結い、生活は細川氏を「勝手連」で支援しています。共産、社民は宇都宮氏を推薦、維新とみんなは自主投票です。また石原氏が田母神氏を個人的に支援しています。

 Q 都知事選が注目されるのはなぜですか。
 A 都の予算は13年度、一般会計と特別会計などを合わせて12兆円余り。スウェーデンの国家予算に匹敵し、教員や警察官らを含めた職員は16万人を超えます。巨大組織のトップは1千万人以上の有権者に選ばれ、政策はしばしば国に影響を与えます。石原氏がディーゼル車の排ガス規制に取り組んだのがいい例です。

 Q 選挙結果は今後の政権を左右しますか。
 A 安倍晋三首相は原発再稼働に積極的です。原発政策が争点の一つなので、政権運営に影響するでしょう。

●都知事選、舛添氏「優勢」か 各種世論調査で細川氏らリード
            j-cast 2014/1/25
東京都知事選を前にした各種世論調査で、舛添要一氏「優勢」との分析が相次いでいる。
毎日新聞、共同通信、産経新聞、フジテレビの4社が2014年1月23~24日に実施した調査では、舛添氏がトップを走り、細川護煕氏、宇都宮健児氏がこれを「追う」形になっているという。田母神俊雄氏がそれに続く。

ニコニコ調査でも舛添氏がわずかに先行
この結果を掲載した25日付の毎日新聞朝刊などによれば、舛添氏は自民党支持層の5割以上を固め、年齢的にも50代以上を中心に幅広い層から人気を得ているという。具体的な数字は公表されていないものの、小泉純一郎元首相の支援で注目を集めた細川氏に対し、舛添氏がある程度のリードを保っている状況のようだ。

21日発売のサンデー毎日でも、舛添氏が細川氏に大きな差をつけている、との調査結果を掲載した。週刊朝日など複数のメディアは、自民党が独自に行った世論調査で、舛添氏優位との感触をつかんでいる、と報じている。

一方、ネット上のアンケートでも、ドワンゴ・ニワンゴがniconico上で2014年1月17日~19日に行ったアンケで、舛添氏がわずかではあるが先行、細川氏が比較的差のない2番手だったという。

とはいえ冒頭に挙げた共同調査では、「投票先を決めていない」とする人が4割以上に達することから、「今後情勢が変わる可能性がある」(毎日)「選挙戦の行方は予断を許さない」(産経)とされている。

●【東京都知事選】4割が投票先未定 舛添氏先行 細川、宇都宮氏ら追う  序盤情勢分析
          (共同通信)2014/01/25 
 23日告示された東京都知事選(2月9日投開票)で、共同通信社は23、24両日、電話による世論調査を実施し、取材結果も踏まえて序盤情勢を分析した。元厚生労働相の舛添要一氏(65)が先行、元首相の細川護熙氏(76)と、前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)=共産、社民推薦=が追い、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)が続く展開。ただ、全体の43・0%が「投票先をまだ決めていない」と回答しており、情勢は流動的だ。

 東京五輪成功や福祉対策を中心に訴える舛添氏は、支援を受ける自民党と公明党支持層の5割を固めた。自主投票の日本維新の会や、細川氏を支援する民主党支持層にも食い込む。女性からの支持が比較的高い。

 「脱原発」を前面に出す細川氏は出馬会見と政策発表が告示前日と出遅れた。 民主支持層も固めきれておらず、 小泉純一郎元首相と二人三脚の遊説で、どれだけ有権者に浸透できるかが鍵となる。

  宇都宮氏は、共産党支持層の7割、社民党支持層の4割を固め、政権批判票の取り込みを狙うが、「脱原発」の主張が重なる細川氏出馬の影響を受けているとみられる。

 田母神氏は首都直下地震対策などを訴え、支持拡大を目指す。元都知事の石原慎太郎日本維新の会共同代表の支援にも期待する。
 都知事選の行方を左右するといわれる無党派層は舛添、宇都宮、細川氏に支持が分かれている。

 調査で最大の争点を聞いたところ「少子高齢化や福祉」が26・8%を占めてトップ。次いで「景気と雇用」23・0%、「原発・エネルギー問題」18・5%と続いた。「東京五輪の準備」は7・7%、「政治とカネ」は2・5%だった。

 投票の際に最も重視する基準は1位が「政策」で、「リーダーシップ」「政治・行政経験」「人柄」と続いた。
 48・1%が今回の都知事選に「大いに関心がある」と回答し、「ある程度関心がある」と合わせると92・9%に上った。
 都知事選には、ほかに発明家のドクター・中松氏(85)らが立候補している。

●舛添氏が圧倒リード 「細川氏の逆転ある」と見る専門家も 都知事選最新予測
          zakzak 2014.01.23
東京都庁前でマイクを握った細川氏。全面支援する小泉元首相がぴたりと寄り添った=23日午前、東京都新宿区【拡大】



 東京都知事選(2月9日投開票)が23日、告示された。自公両党が推す舛添要一元厚労相(65)が事前の優勢をキープできるのか。細川護煕元首相(76)が、「脱原発」で一致する小泉純一郎元首相(72)の支援を受けて差し切るのか。選挙の専門家3人に聞いたところ、いずれも「舛添氏の当選」を予想した。有力候補4人の順位も一致した。ただ、「細川氏の逆転もある」とみる専門家もおり、注目の“首都ダービー”はゴール寸前まで目が離せなさそうだ。

 都知事選の行方を占ったのは、政治評論家の小林吉弥氏と浅川博忠氏、選挙プランナーの三浦博史氏の3人。全員が1位を舛添氏と予想し、2位は細川氏、3位は元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)、4位は元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)だった。

 小林氏は「現時点で」と前置きしたうえで、「投票率50%として、投票総数は約500万票。このうち200万票は舛添氏の基礎票で、浮動票200万票の5分の1を獲得すれば舛添氏の当選が決まる」と語った。

 浅川氏も「舛添氏はすでに220万票は固めている」といい、三浦氏も「舛添氏の優勢は揺るがない」とみる。


 なぜ、舛添氏がここまで強いのか。

 浅川氏は「社会保障など、都民の生活に直結した政策が充実している」と解説。小林氏は「消去法だ。(舛添氏に迫るとみられた)細川氏が14日の出馬表明以降、なかなか公約を発表できなかったため、有権者は『脱原発は感情論で、具体策がない』と疑い始めている」と指摘した。

 事前の情勢調査でも、舛添氏のリードは圧倒的だ。ダブルスコア以上で細川氏らを引き離している。すでに選挙戦の勝負はあったのか。

小林氏は「細川氏による大逆転の可能性はある」といい、逆転の条件をこう明かした。

 「選挙期間中に『福島第1原発の汚染水問題が深刻化した』といったニュースが流れれば、細川陣営は接戦に持ち込める。細川氏が『脱原発』の具体策を説明し、小泉氏が街頭パフォーマンスを連日続ければ、逆転の可能性は50%ある」

 「理論」より「感性」の細川・小泉コンビは、都民を惑わせるのか。


 都知事選では、青島幸男、石原慎太郎両氏のように、最後に出馬表明した「後出しジャンケン」候補が勝利を収めるケースも多かった。

 しかし、三浦氏は「この後出しジャンケンこそ、細川氏劣勢の原因だ」といい、こう解説する。

 「告示前日に正式な出馬会見をするなど、都民をバカにしている。東京佐川急便からの1億円借り入れ問題や、2020年東京五輪辞退発言、76歳という高齢もネックだ。細川氏が(固い組織票がある)宇都宮氏に逆転され、3位に甘んじる可能性もある」

 日本を壊した民主党政権の中核にいた菅直人元首相や小沢一郎・生活の党代表が応援していることも大きそうだ。

 こうしたなか、各種ネット調査では、田母神氏が断トツの人気を誇る。応援団もそうそうたる顔ぶれだ。宇都宮氏は、昨年の都議選で躍進した共産党が推している。2人も侮れないのでは?

 浅川氏は「田母神氏は、日本維新の会の石原共同代表が推薦していることは有利だが、組織力が足りない」と予想。小林氏は「田母神氏と宇都宮氏は合計で100万票前後にとどまるのではないか。浮動票が2人に流れる可能性はあるが、トップを奪うのは厳しい」と話す。

 とはいえ、サプライズが起きやすいのも都市型選挙の特徴といえる。都知事候補者には、首都直下地震への対策や、東京五輪成功への準備、充実した社会保障のアイデアなども問われる。泣いても笑っても17日間の選挙戦で、その担い手となる首都の顔が選ばれる。

●都知事選:ポスター掲示板、空欄目立つ…1万4132台
            毎日新聞 2014年01月25日
空欄が目立つ都知事選立候補者のポスター掲示板=東京都新宿区で2014年1月25日午後4時13分、竹内幹撮影
拡大写真
 東京都知事選(2月9日投開票)は過去2番目に多い新人16人が立候補した。しかし、都内のポスター掲示板は3分の2程度が空欄になったまま。1自治体の首長選挙としては世界有数の有権者数(22日現在で約1082万人)を抱える都知事選は、掲示板の数も計1万4132台と膨大だ。人や資金に余裕がない小規模の陣営からは「全部張り切れない」といった悲鳴が上がる。

 都知事選のポスター掲示板は都選挙管理委員会が大きさを指定し、市区町村の選管が業者に発注する。今回の都知事選は「前職が任期前に辞任し、立候補者が多数出ることが予想された」(都選管)ため、前回選挙と同じく24人分のポスターが張れる大きさ(3.8メートル×1.3メートル)にした。

 掲示板の設置費は都が負担し、1台当たり3万7800円として計5億円を超える予算を計上している。ただ今回は準備期間が短いうえ年末年始も挟んだため、世田谷区選管の担当者は「正月返上で作ってもらったため、費用が若干割高になった」と話す。

 準備期間が少なかったのは各候補の陣営も同じだ。ある無所属候補の陣営では告示直前まで「ポスターを張る人手が足りない」という悲鳴が聞かれ、支援者の一人は「都知事選のポスター張りは(政党や団体などの)大組織を使わないと無理」と断言する。

 別の陣営関係者は「23日の告示日にポスターを全て張り終えないと不利になるという危機感があった。業者に頼むと最低でも数百万円がかかるため、インターネット上で協力を呼びかけて何とか人を確保した」という。告示日に間に合わなかった候補の陣営からは「今後ツイッターでボランティアを募集して、ポスターを張ってもらう」との声も上がっている。

 ただ、そもそもポスターを用意していない陣営もある。ポスターの作製費は有効投票総数の1割を獲得し、供託金300万円が返還される候補にのみ公費が支出される。個人で選挙活動をするある候補は「街頭で政策を訴えるために出馬した。費用もスタッフもないし、ポスターはそもそも用意していない」。別の陣営の担当者は「とてもすべての掲示板に張り切れないので、5000枚くらいしか用意していない」と打ち明けた。【前谷宏、黒田阿紗子、竹内良和】

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 都知事選の告示日の各候補の演説の画像をそれぞれの候補ごとに載せているページ(「東京都知事選2014 街頭演説第一声」)があったのでブログでリンクを付けておく。
 そのネットの世界では、田母神がリード、らしい。その理由は、後日。

 あと、選挙情勢についてのアンケートや世論調査などのいくつかを記録。
 基本は、舛添先行、細川、宇都宮が追う、という構図。
 ただ、「1位舛添、僅差で細川、大差で宇都宮・田母神と続く」という調査も出ている。

 (毎日新聞の世論調査)
  《最大の争点については「少子高齢化や福祉」を挙げた有権者が全体の26.8%でトップ、
 「景気と雇用」が23.0%と続き、
  主要候補の主張が対立している「原発・エネルギー問題」は3番目の18.5%だった。

  少子高齢化や福祉が争点とする有権者の4割以上は舛添氏に投票すると回答。
  約2割の宇都宮氏、約1割の細川氏と大きな差が付いた。
  景気と雇用を選んだ層も舛添氏の人気が高い。

  最大の争点に原発を挙げた人は5割近くが細川氏に投票するとし、1割台の舛添氏、宇都宮氏を引き離した。
  災害対策を重視する人は舛添氏と田母神氏、五輪を重視する人は舛添氏に支持が集まった。

  無党派層は投票先を決めていない有権者が多いが、候補者の名前を挙げた中では舛添、宇都宮、細川氏に支持が割れた。》


  ところで、このブログへのアクセスが増えている。もちろん都知事選のことで。
  「細川 街頭演説」などの検索キーワードも多い。
  それは、都民=有権者で細川・小泉の演説を聞きに行ってみようという人がいかに多いかの証拠。

  ともかく、知事選、特に東京都知事選は期間が長い。あと2週間ある。
  マスコミや有権者の注目度も高い。
  細川氏が逆転できるかは、ブームを作れるか次第。

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 細川護煕(ほそかわもりひろ)オフィシャルWEBサイトから
 ● 街頭演説のお知らせ 1/25(土)26(日)
週末は小泉純一郎元内閣総理大臣とともに、次の場所で街頭演説をおこないます。

【1月25日(土)】
15:00~ 立川駅南口
16:00~ 立川駅北口

【1月26日(日)】
15:00~ 巣鴨 とげぬき地蔵(白山通り)
16:30~ 池袋駅東口

※天候等により変更の場合もございます。

 動画をアップしました

   ★ 動画 

・1月22日 細川護熙 出馬記者会見

・1月23日 街頭演説 告示日第一声(応援演説/小泉純一郎元内閣総理大臣)

の動画をアップしました。
動画は当ホームページ、またはYouTubeでご覧になれます。
         YouTube 細川護熙


 ●東京都知事選2014 街頭演説第一声
    ★ 東京都知事選2014 街頭演説第一声

     


● ニコ動で都民約11万人を対象に都知事選アンケート
  1位舛添、僅差で細川、大差で宇都宮・田母神と続く
          ライブドアニュース 2014年01月22日
主要4候補者の支持率を風船のサイズで示したもの


  ★告示直前…どうなる都知事選2014~ニコ割アンケートの結果から~
【会場のご案内】
2014/01/21(火) 開場:20:50 開演:21:00
この番組は2014/01/21(火) 21:49に終了いたしました。
来場者数:19809人 コメント数:15866


●都知事選:舛添氏先行 追う細川、宇都宮氏 毎日新聞調査
         毎日新聞 2014年01月24日
知事選の最大の争点は?

 2月9日投開票の東京都知事選について、毎日新聞は23、24の両日、都内の有権者を対象に電話による世論調査を実施し、取材結果も加えて序盤情勢を分析した。元厚生労働相の舛添要一氏(65)が先行し、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)、前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(67)が追う展開。元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)も支持拡大を図っている。ただ4割以上が投票先を決めておらず、今後情勢が変わる可能性がある。

 舛添氏は高い知名度で幅広い年代から支持を集めており、特に50代以上で強さを見せている。支援する自民、公明の支持層で人気が高く、維新支持層にも浸透している。


 細川氏は23区の下町地域で支持が広がっており、投票しようと考えている有権者の支持政党は民主、みんな、結いの党など幅広い。

 宇都宮氏は20代の支持が比較的高く、共産支持層を固めている。
 田母神氏は自民支持層の一部で支持がある。

 無党派層は投票先を決めていない有権者が多いが、候補者の名前を挙げた中では舛添、宇都宮、細川氏に支持が割れた。

 最大の争点については「少子高齢化や福祉」を挙げた有権者が全体の26.8%でトップ、「景気と雇用」が23.0%と続き、主要候補の主張が対立している「原発・エネルギー問題」は3番目の18.5%だった。猪瀬直樹前知事(67)が辞職する原因になった「政治とカネ」を挙げた人は2.5%にとどまった。

 また、少子高齢化や福祉が争点とする有権者の4割以上は舛添氏に投票すると回答。約2割の宇都宮氏、約1割の細川氏と大きな差が付いた。景気と雇用を選んだ層も舛添氏の人気が高い。

一方、最大の争点に原発を挙げた人は5割近くが細川氏に投票するとし、1割台の舛添氏、宇都宮氏を引き離した。災害対策を重視する人は舛添氏と田母神氏、五輪を重視する人は舛添氏に支持が集まった。

 都知事選への関心は「大いにある」「ある程度ある」を合わせて92.9%。投票には期日前も含め96.2%が「行くつもり」と答えた。【清水健二】

  = ◇ =
 調査の方法 23、24日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に、調査員が電話をかけるRDS法で調査した。毎日新聞、共同通信、産経新聞、フジテレビ4社の共同実施。東京都内の有権者がいる1523世帯から、1015人の回答を得た。回答率は67%。

●自民幹部が流す 都知事選世論調査「舛添圧勝」の眉ツバ
          日刊ゲンダイ 2014年1月23日
リードはしているが…/(C)日刊ゲンダイ
 都知事選が23日、告示されたが、自民党の幹部はこんなことを言っている。

「もう勝負あった。(舛添勝利で)大丈夫だ」

 エライ自信じゃないか。なんでも、この幹部によると、自民党の世論調査は正確で、負けた名護市長選も「4000票差を読み切っていた」そうだ。で、その自慢の世論調査によると、舛添要一元厚労相が細川元首相を圧倒していて、ダブルスコア以上の差がついているという。ざっくり、舛添4割、細川2割弱で、「もうもらった」と豪語しているわけだが、「よく言うよ」ではないか。細川はぶら下がり会見で出馬を表明した14日以降、22日の会見まで一切、表に出てこなかった。数字が伸びないのは当たり前で、これからが勝負なのに、「勝負がついた」ような物言いは、ネガティブキャンペーン以外の何モノでもない。

 そのうえ、ニコニコ動画が今月17~19日に11万人のアンケート調査をやったところ、舛添、細川は、ほぼ互角と出たのである。詳しい数字は公職選挙法に抵触するので公表されていないが、関係者の話を総合すると、「ともに4割前後で舛添氏がリードしているものの、その差は数%でした。ぬ~彼らの半分が宇都宮氏で、それより田母神氏は低かった」という。ニコニコは投票率が58%くらいになるだろうとはじいていて、そうなると、さらに細川有利になる。

選挙分析で定評がある政治評論家の野上忠興氏もこう言うのだ。
「自民党や新聞が行っている電話世論調査は、土日の昼間に固定電話に出られる人が対象ですから、うのみにはできません。それに先週の調査ですから、しばらく表に出てこなかった細川氏の数字が低いのは当然です。ま、前座みたいな調査で、もちろん、勝負はこれからになる。具体的な政策論争になり、感性の人気投票から理性の判断に移っていく。元首相連合が連日、街頭に立てば、露出度も一気に増える。空気がガラリと変わる可能性もあります」

 実は公明党幹部も同じような見方で「そんな簡単な選挙ではない。投票率50%として200万票の争い」と言っている。前知事の猪瀬が獲得した400万票なんて望むべくもなく、大接戦になるということだ。細川は23日以降、新宿都庁前を皮切りに小泉とペアで東京の25小選挙区を全部回る。行く先々で話題になるだろうから大逆転劇が始まる。自民党の圧勝情報に惑わされてはいけない。

●世論調査は舛添リード 「細川-小泉連合」逆転の“秘策”
         日刊ゲンダイ 2014年1月14日
 細川元首相(76)は誕生日の14日正午から小泉元首相と会談した。協力を取り付け、週内にも都知事選出馬を正式表明する見込みだ。現職時代に無党派層の支持を集めた元首相2人によるOB連合。はたして、自公両党が推す舛添元厚労相(65)に勝てるのか。

■郵政選挙の再現
 細川・小泉コンビへの期待は、出馬表明前ということもあってか、それほど高まっていないようだ。東京新聞が都内有権者を対象に実施した世論調査では、舛添支持がトップだったという。細川は2番手で、3位が宇都宮弁護士(67)。半数が態度未定という段階ながら、思ったほどの強さはない。

「細川さんと小泉さんは原発に対するスタンスは同じですが、都知事選の目標は少し違う。細川さんは、勝つために戦います。でも、小泉さんは細川さんを勝たせるために動くわけではありません。自分を無視している安倍政権を揺さぶり、脱原発のうねりを起こしたいのです。脱原発に世論が呼応し、大きな流れが生まれればOK。細川さんを都知事にすることが第一の目的ではないのです。やはり自分の選挙とは違う。元首相連合といっても、同床異夢の間柄です」(政治評論家・浅川博忠氏)

 こうなると期待はどんどんしぼみそうだ。

 細川陣営に秘策はないのか。
「鍵を握るのは、やはり小泉元首相です。やり過ぎると『小泉』と書かれた無効票が大量に出るなんて冗談もささやかれていますが、本気でエネルギー政策を転換させたいのなら、進んで街頭に立つしかない。郵政選挙では日本全国を飛び回りましたが、毎日のように都内各地で脱原発演説をやり、細川支持を訴えれば、さすがにテレビも取り上げるだろうし、流れは変わる。安倍政権には脅威でしょう」(政界関係者)

■「脱原発」ではなく「即ゼロ」
 政策面ではキーワードが重要になる。

「単なる『脱原発』では舛添=自公政権との違いは出ません。何年後かに原発を止めるというのは、どの政党も主張していること。訴えるべきは『原発即ゼロ』です。当然、再稼働も認めない。そう訴えなければ、都民には響きませんよ。社会保障費の削減や公共事業のバラマキが国の政策なら、都では福祉を充実させてカネの掛からない防災を目指す。そんな姿勢も打ち出す必要があるでしょう」(都政事情通)

 2020年の東京五輪をめぐっては、「東北でのマラソン開催」といった復興支援も検討する方針という。

 20年前は非自民で首相になった細川。都知事選は「反安倍」で勝負である。

●都知事選 事務所、個性くっきり 託児スペースや自筆の書…
         東京 2014年1月24日
 リビングやキッチンの内装で、その家に住む人の好みが分かる。選挙事務所にも、候補者の個性や陣営の思惑が反映されているようだ。東京都知事選の主要候補者四人の事務所をのぞいてみると…。 (北爪三記、竹上順子)

 一角に託児スペースがあるのは、宇都宮健児氏(67)の事務所(新宿区四谷)。ウレタン製の敷物を敷き、絵本やぬいぐるみ、積み木などのおもちゃを置いた。小さな子ども連れの母親も選挙を手伝えるように設けた。前回の知事選の際にはなかったアイデアだ。

 シフトを組んで乳幼児を見守るのは、育児経験者や、保育士ら六人の保育ボランティア。母親は、ちらしのシール貼りなどの作業に専念できる。生後四カ月の長女を託した母親(31)は「選挙を手伝いたいが、足手まといになると心配していた。ありがたい」と喜ぶ。あるスタッフ(40)は、「根を詰める作業が多いので、赤ちゃんの姿に癒やされる」。子どもは、事務所の活力源にもなっている。

 田母神(たもがみ)俊雄氏(65)の事務所(新宿区市谷本村町)は、足を踏み入れると、田母神氏の大きな写真が目に飛び込んでくる。隣には石原慎太郎元知事と、田母神氏の写真を組み合わせたのぼりも。壁には、だるまの絵、必勝祈願の大漁旗を掲げた。「旗は千葉県の支持者が贈ってくれた。ありがたい」と、選挙区の外からの支援に、広報担当者は感謝しきりだ。

 「東京世界一。」のキャッチフレーズを記したポスターが壁にびっしりと貼られた舛添要一氏(65)の事務所(新宿区西新宿)は、「オープンな感じ」(陣営幹部)を意識しているという。事務作業用の机や、来客用の長机などをゆとりを持って配置。奥の窓際にある仕切りで区切った打ち合わせスペースを除き、受付から事務所全体が見渡せる。「訪れた人たちに、開かれた事務所でありたい」と、陣営は千客万来を期待する。

 細川護熙(もりひろ)氏(76)の事務所(千代田区平河町)は、いたってシンプルだ。「祈必勝」の張り紙や、推薦状が壁に貼られていない。細川氏本人の意向という。陶芸家だけに、独特の美意識があるのかもしれない。

 目を引くのは、正面に掲げられた「桶狭間」の大きな文字。細川氏が筆をとった書のコピーだ。「自民、公明と連合の支援を受ける舛添氏を念頭に、三万人の今川軍を十分の一の軍勢で破った織田信長に、今の自分を重ねている」と陣営幹部。壁には「節電中」の紙があり、脱原発支持のボランティアが支える細川陣営らしさを表していた。

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 都知事選は昨日からスタート。
 何年か前、元宮城県知事の浅野史郎さんの都知事選を手伝って、初日は事務所で第一声、次に都庁前で演説・・・そんなことに付いたことがある。

 昨日のニュースには、そんな馴染んだ風景がいくつもあった。
 今回の選挙、注目は、何といっても、スタートが遅かった細川氏が舛添氏に追いつき、一気に追い越せるかどうか。

 ところで、選挙の演説で動員がある共産などはともかく、ある程度自然に集まった印象の人の数は知りたい指標の一つ。
 いずれ、どちらも数千人の聴衆になるのだろうけど、出だしで少し差がついた印象。

 ★《舛添要一氏、第一声には約100人の聴衆が集まった。》(産経)
 ★《安倍晋三首相が「政治の師」と語る自民党の小泉純一郎元首相。小泉氏は「原発ゼロ」で共鳴する細川護熙元首相と連れ添い、久々に街頭演説に立った。数百人に膨らんだ聴衆は寒空の下、小泉節に耳を傾けた。》(毎日)

 ずっと以前、岐阜県知事選で市民運動から市民派の候補者を出して、その責任者をやったことがある。
 報道機関からのアンケートがたくさんあってびっくりした。
 とはいえ、それらに、丁寧に一つずつ回答するのも大事な仕事。

 今回の都知事選、少し調べてみると、細川氏はアンケートにきちっと答えていない印象を受けた。
 あとで足を引っ張ることになるのでは、特に、ネット情報が大事になる今の選挙・・・と心配している。

 例えば「PAGE(ザ・ページ)」というメディアの「政治」カテゴリで最も読まれた記事の今朝のリストは
 細川、田母神、舛添、宇都宮の順なっていた(ブログに記録)。
 知りたい人がいるという事実と、ネットに情報が少ないことと両方ありそうな気がする・・・

 なお、同紙には、各候補者の第一声の全文が出ていたので、ブログ末でリンクし、一部を抜粋しておく。

 ともかく、今日の細川氏は大島へ行くらしい。

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細川護熙(もりひろ)
          2014.01.23 意見交換のお知らせ 1月24日(金)
14:00 伊豆大島(大島町)
昨年10月の土石流災害に遭われたみなさんとの意見交換をおこないます。


 THE PAGE(ザ・ページ)  (1月24日朝5時ごろの位置づけ)
   THE PAGE(ザ・ページ)
2014.1.23 18:46議論 
 東京知事選挙


●都知事選:脱原発軸に論戦…告示、2月9日投開票
         毎日新聞 2014年01月23日
 猪瀬直樹氏(67)の辞職に伴う東京都知事選が23日告示され、午後1時までに15人が立候補を届け出た。国の原発政策の是非が最大の争点になるとみられ、選挙結果は原発の再稼働や輸出に前向きな安倍政権の政策にも影響を与えそうだ。22日現在の有権者数は1082万567人で、都知事選史上最多。2月9日に投開票される。

 都知事選の実施は2011年4月、12年12月に続き3年度連続。原発のほか20年東京五輪に向けた街づくり、首都直下地震対策などを巡る論戦も期待される。

 主な立候補者のうち、前回次点だった前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(67)はこれまでの都政の転換を訴え、少子高齢化対策や格差是正を重視。原発は再稼働や輸出を認めないとし、共産、社民が推薦する。

 元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏(65)は自衛隊も活用した危機管理体制の強化を主張。原発は再稼働容認の立場を取る。維新共同代表の石原慎太郎元知事(81)が個人的に支援する。

 元厚生労働相の舛添(ますぞえ)要一氏(65)は1999年に次ぐ2度目の立候補で、自民都連、公明都本部の推薦を受けた。20年東京五輪や防災、福祉などの都政課題を中心に据え「東京を世界一の都市に」と訴える。
 首相経験者として史上初めて首長選に挑む細川護熙(もりひろ)氏(76)は「即時原発ゼロ」が公約の柱で、省エネ都市の実現を掲げる。小泉純一郎元首相(72)と連携するほか、民主や結いの党、生活の党も支援を表明している。【清水健二】

 ◇東京都知事選立候補者(届け出順)◇
姫治けんじ61 会社社長   無新
宇都宮健児67 弁護士    無新=[共][社]
ドクター・中松85 発明家    無新
田母神俊雄65 [元]航空幕僚長 無新
鈴木 達夫73 弁護士    無新
中川 智晴55 1級建築士  無新
舛添 要一65 [元]厚生労働相 無新
細川 護熙76 [元]首相    無新
マック赤坂65 政治団体代表 諸新
家入 一真35 IT会社役員 無新
内藤 久遠57 [元]会社員   無新
金子  博84 [元]会社社長  無新
五十嵐政一82 団体役員   無新
酒向 英一64 [元]瀬戸市職員 無新
松山 親憲72 警備員    無新

 ◇名鑑の見方◇
 左から氏名(原則実名だが一部通称)▽年齢(投票日現在)▽職業・肩書▽公認政党▽現職・新人の別▽囲み文字は推薦・支持政党。[共]=共産、[社]=社民

●都知事選:注目の小泉劇場 自民ピリピリ警戒感
        毎日新聞 2014年01月23日
 東京都知事選が告示された23日、東京・永田町の政党関係者の話題は立候補者ではなく一人の応援弁士の動向で持ちきりとなった。安倍晋三首相が「政治の師」と語る自民党の小泉純一郎元首相だ。この日、小泉氏は「原発ゼロ」で共鳴する細川護熙元首相と連れ添い、久々に街頭演説に立った。

 「原発ゼロで東京は発展できる、日本は経済成長できる。この夢はやろうと思えばできる夢だ」。午後3時過ぎ、東京・渋谷のハチ公前広場。指揮者のような手ぶり、冒頭から声をからして絶叫する独特のスタイルに「あっ、小泉」と通行人らが足を止めた。「やらなければならないと思った時、年を取っても老人じゃない。若返る」「本読んだり、歌舞伎を見たり、音楽会に行くより、今燃えている」。数百人に膨らんだ聴衆は寒空の下、小泉節に耳を傾けた。

 新宿駅前で小泉節はさらにエスカレート。「世界に『原発ゼロでも五輪はやれる』と宣伝した人たちが、今になって『小泉がばかげたことを』と批判する。どっちがおかしいんですか」。傍らで聞いていた民主党幹部は「この人と2005年の郵政選挙(衆院選)を戦ったんだよな。そりゃ、負けるよ」としみじみ語った。

 舛添要一元厚生労働相の支援に回った政府・与党の批判も細川氏ではなく小泉氏に向かった。自民党の石破茂幹事長、公明党の山口那津男代表は記者団に「都政がワンイシューで語られるべきものとは考えない」と口をそろえ、菅義偉官房長官は記者会見で「スローガンだけの選挙には、さすがに都民もうんざりしている」と批判した。組織力で圧倒的に優位な与党幹部らの執拗(しつよう)な批判には余裕ではなく「小泉劇場」再演への警戒感がにじんだ。この日演説会場に偵察隊を送り込んだ自民党幹部が漏らした。「(小泉さんは)湿った火薬と思うが、爆発すれば吹き飛ばされることもある」

 与党は告示前に「小泉劇場」を封じようと「脱原発」の争点はずしなどを狙ってきたが、「細川もりひろ」「小泉純一郎」の2枚の垂れ幕を下げた選挙カーは選挙期間中、「原発ゼロ」を都内随所で訴える予定だ。

 「ひまをもてあました小泉がばかなことを言い出した。原発が怖いと言うのはセンチメント(感傷)だ」

 原発容認の田母神俊雄氏を支援する日本維新の会の石原慎太郎共同代表は、新橋での演説で、かつて蜜月だった小泉氏を酷評した。【影山哲也、高橋恵子】

●舛添要一氏「史上最高の五輪へ、負けられない」
           産経 2014.1.23 14:37
 自民、公明の両党が支援を表明している元厚生労働相の舛添要一氏(65)は午前10時半、JR新宿駅西口で第一声。「世界一の都市と2020年に史上最高の五輪を実現するために、何としても負けるわけにはいかない」と声を張り上げた。

 この日は朝から、東京都新宿区西新宿の選挙事務所で出陣式を行い、第一声には約100人の聴衆が集まった。

 舛添氏は「都知事の仕事は都民の命と財産を守ること。全力で皆さんが安心して暮らせる街をつくれるように仕事をしていきたい」と支持を訴えた。

●都知事選での選挙違反警告、22日現在で54件
         (2014年1月23日14時19分 読売新聞)
 東京都知事選に伴う選挙違反の警告は22日現在で、54件に上ったことが警視庁のまとめでわかった。

 2012年の前回選挙の告示日前日に比べて48件多い。

54件のうち 52件は、立候補予定者名を記したのぼり旗を掲げるなどの文書掲示違反で、2件は立候補予定者の人気投票の結果をインターネットに載せた違反だった。

●告示前日までの公選法違反警告54件、前回の9倍 都知事選
         日経 2014/1/23
警視庁の東京都知事選挙違反取締本部は23日、告示前日までの取り締まり状況を発表した。
公職選挙法違反容疑での警告は54件で、前回都知事選の同時期の6件と比べ9倍に増えた。

 警視庁によると、告示前の街頭演説で立候補予定者の名前が入ったのぼり旗を立てるなどの違反が52件。ほかに、都内のメディア関連会社2社がインターネット上で立候補予定者の人気投票を実施したとして警告した。

●都知事選候補者第一声 自公「舛添支援」に露骨な不協和音
              日刊ゲンダイ 2014年1月23日
 都知事選が告示された23日、細川護煕候補は、午前11時20分、西新宿の都庁舎をバックに第一声を上げた。選挙カーの上には、細川とともに小泉純一郎元首相が並んだ。これから連日、この「元首相連合」のタッグで有権者に支持を呼びかける。

 細川は演説で、「東京の行方だけでなく、私たちの生き方にも関わる大事な選択です」と訴え、小泉は、「もっとも重要なことは原発どうするかじゃないですか」と絶叫した。

 通りがかる人の多くが足を止め、数百人が2人の話に耳を傾けていた。

■自民は石破幹事長が舛添応援取りやめ
 一方、自民党と公明党が支援する舛添要一候補は、午前10時半に新宿駅西口で第一声。「最高のおもてなしで、史上最高の東京五輪・パラリンピックを成功させたい」と訴えた。

 自民党は東京都連レベルで舛添を推薦したが、小泉が細川支持に回ったことで党本部も舛添の全面支援に乗り出し、第一声には石破幹事長が駆け付けるはずだった。しかし急きょ、取りやめ。都連会長の石原伸晃環境相に“格下げ”となった。

そのうえ、石原は舛添と距離をとって応援演説。両者の“微妙”な関係がよくわかった。石破幹事長の応援が取りやめになったのは、同じく井上幹事長の参加が予定されていた公明党側が、無所属の舛添の第一声に党幹部が出ることに難色を示したためという。今後の舛添の支援体制に不協和音か。公明党は高木陽介都本部代表が応援弁士だった。

●舛添元厚労相に2億5000万円「政治とカネ」疑惑が浮上
           日刊ゲンダイ 2014年1月22日
 都知事選に出馬する舛添要一元厚労相(65)に「政治とカネ」の問題が浮上した。
21日の「赤旗」によると、舛添が結成し、代表を務めた「新党改革」が、法律で禁じられている政党助成金や立法事務費による借金返済を行った疑いがあることが分かったのだ。

 新党改革の政治資金収支報告書(10~12年分)によると、党は10年に銀行から2億5000万円を借りる一方、10~12年に毎年4800万~1億5000万円を分割返済し、完済している。

 党の平均収入は毎年約1億5000万円で、このうち約1億2000万円が税金が原資の政党助成金。ほかに国会議員の数に応じて支給される「立法事務費」が毎年1560万円支給されていた。

 政党助成金や立法事務費での借金返済は「目的外使用」の法律違反だ。政党助成金や立法事務費を除くと、“純粋”な党収入は1500万~2570万円(11~12年)に過ぎず、3年間で2億5000万円の借金を返済するのは到底ムリ。そこで、政党助成金をいったん、舛添や荒井広幸参院議員(現党代表)の資金管理団体に入れた後で党本部に一部を“迂回”させ、借金返済に充てていたとみられているのだ。

政治資金オンブズマン共同代表の上脇博之・神戸学院大大学院教授はこう言う。
「立法事務費と政党助成金で返済していることになるわけで、違法な支出となります。本来、使い残した助成金は国庫への返納が義務付けられています。結果的に返納逃れでもあり、巧妙、悪質な手口です」

 舛添とカネの“怪しさ”はこれだけではない。舛添が代表を務めた「新党改革比例区第4支部」の12年の収支報告書を見ると、支部が毎月約28万円を家賃として支出していた相手方は「株式会社舛添政治経済研究所」。ナント、自分の会社だった。第4支部の収入は大部分が党本部から。つまり、政党交付金=税金をちゃっかり自分の会社の収入にしていたわけだ

 舛添は参院議員時代、民主党の政治資金問題について「国民監視の場で政治と金の問題を堂々と説明し、取るべき責任はしっかり取るよう強く求めます」(10年3月の参院本会議)と厳しく追及していた。自身の疑惑についても堂々と説明し、責任を取ってもらいたい。

 THE PAGE(ザ・ページ)
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2014.1.23 18:46議論  東京知事選挙

●2014年東京都知事選挙 細川護煕候補 第一声 <演説全文>
           細川護煕候補 第一声 <演説全文>
午前11時20分 都庁前で第一声
皆さんおはようございます。いよいよ今日から、これからの国のゆくえ、あるいは東京のゆくえ、あるいは私たちの生き方にも関わる、大事な選択の機会がやってまいりました。私はたくさんことを訴えたいんですが、1つは絞って言いますと、1つはちょっと抽象的になりますが、価値観の問題とでも言ってもいいのかと思います。2つ目は、平和に関わる問題。これもちょっと抽象的な言い方かもしれません。オリンピックとかいろいろなことがあると思いますが。それから3つ目は原発の問題。主にこの3点のことについて、私は今回の都知事選で都民の皆さま方にお訴えをしていきたいと思います。

 最初の価値観の問題というのは、私は政治の世界を引いてから15年余り、田舎に引っ込んで、焼きものをしたり、絵を描いたり、庭いじりをしたりして過ごしてきました。しかし何か、国の進めているさまざまな施策というものをときどき新聞を見て、テレビを見たりして感じておりましたのは、どうも少し私の考え方とずれているのではないか。例えば、日本の人口は今、1億3,000万人ですが、あと50年すると9,000万人になる。100年たったら4,000万人になる。4,000万人と言えば江戸時代の人口です。江戸時代の人口とほぼ近い。そういうことになると、これは今までのような大量生産・大量消費、そういう経済成長至上主義というもので、果たして日本という国はやっていけるのかどうか。私は難しいと思います。

 これからは原発をあちこちの国に売り込んだりするような、そういう欲張りな資本主義ではなくて、もう少し、自然エネルギーとか、脱成長とか、そうした心豊かな生き方というもので満足できるような、そうした国づくりというものを進めていかなければならないのではないか。それが価値観の転換と申し上げた、1つの大きなテーマです。心豊かな幸せの成熟社会へのパラダイムの転換をしていかなければならないじゃないか。私はそう思っております。
・・・・・(略)・・・


●2014年東京都知事選挙 宇都宮健児候補 第一声 <演説全文>
             宇都宮健児候補 第一声 <演説全文>
午前10時 新宿駅アルタ前で第一声
 東京都知事候補の宇都宮健児です。1年前の選挙に続いて、2度目の挑戦になります。今度こそは勝利を収めて、東京都を変えていきたいと、そういうふうに考えております。私は40年以上にわたって弁護士としてさまざまな社会問題に取り組んできた弁護士です。サラ金、クレジット、総合ローン、闇金業者と戦いまして、借金を抱えている多重債務者の救済活動を行ってまいりました。そして2006年には、サラ金の高利を大幅に引き下げる、グレーゾーン金利を撤廃される貸金業法を成立させました。

 今から19年前、地下鉄にサリンがまかれました。地下鉄サリン事件です。この事件で13人の方が尊い命を亡くされ、6,000人を超える方が負傷しております。私は地下鉄サリン事件の被害者の救済のために、地下鉄サリン事件被害対策弁護団を立ち上げ、私が団長に就任しました。そして、オウム真理教と戦い、オウム真理教の破産申し立てを行って、被害者を救済するとともに、オウム被害救済法を2008年に成立させて、被害者の救済を行いました。

 さらに、2008年にはリーマンショックのあと、多くの派遣労働者が派遣切りにあって会社を解雇されました。派遣労働者の中には職を失うだけではなくて、住まい、寮や社宅を追い出されて、住まいを失ってしまい、野宿を余儀なくされる方が大量に発生しました。私は労働組合の皆さん方と一緒になって、この野宿を余儀なくされた派遣労働者を支援するために、年越し派遣村の取り組みを行いました。名誉村長としてこの活動に参加したわけです。
 そして、2010年4月から2012年の5月までは日本弁護士連合会の会長として全国の弁護士、弁護士会の皆さんと一緒になって2011年3月11日発生した東日本大震災、これに伴う原発事故の被災者、被害者の支援活動に取り組むとともに、多くの法律、制度を発足させました。私は、このような40年以上にわたる弁護士の経験を生かして、東京都を若者も、お年寄りも、男性も、女性も、障害のある方も、障害のない人も、みんなが暮らしやすい、そして世界一働きやすい、暮らしやすい、希望の街、東京を作るために、そのために東京都知事選挙に2度目の挑戦をすることを決意した次第であります。
・・・・・・・・・(略)・・・

●2014年東京都知事選挙 舛添要一候補 第一声 <演説全文>
          舛添要一候補 第一声 <演説全文>
午前10時30分 新宿駅西口で第一声

皆さんおはようございます。無所属で立候補いたしました、舛添要一でございます。東京都知事の仕事は東京都民、皆さま方の命と財産を守る、このことでございます。もし、直下型の地震がこの東京を襲ったらどうするのか。3.11のあと、何度も東北を訪れました。本当にあの惨状には私も声を失ってしまいました。今なら、30年以内に70%の確率でこの東京をそういう地震が襲う。

こういう予想もあるわけであります。全力を挙げて災害に打ち勝つ街、東京。そして、皆さんは安心して、そして、豊かに暮らせる町。そういう東京を作り上げるまでに全力を挙げて私は仕事をしていきたい。それが私の第1の皆さま方に対するお約束であります。首都高速を見る、コンクリートのかけらが落ちそうになっている。いろんなところを直していかないといけない。本当に安心して安全で暮らせる町、東京。これを目指したいと思っております。

 そして、2020年、もうあと6年です。東京オリンピック・パラリンピック。みんなの力で招致することに成功しました。そして、やがて、ソチでは冬のオリンピックが始まります。日本の選手、頑張ってくれると思っていますが、私は防災対策をしっかりやって、世界の人をこの2020年、東京にお招きして、最高のおもてなしをみんなの力でやって、史上最高の東京オリンピック・パラリンピックを成功させたいと思います。どうでしょうか、皆さん。

 そして、そのためにも治安対策もしっかりやらないといけません。皆さんが今お立ちになっているこの新宿駅。1日に330万人の乗客がお使いになっているわけです。これはギネスブックですよ。330万人の日本人がこの駅を使って、整然と事故もなく、本当に外国の皆さん方が来られたら、なんてすばらしい日本人だろう。330万人、新宿駅使って、これだけ整然と朝の通勤、通学、そしてまた夜もそうだと世界中がびっくりする。世界で一番治安がしっかりしている大都市が、われわれが誇る東京であります、皆さん。全力を挙げて世界一、治安がしっかりした大都会東京、この座を守りたいと思います。どうでしょう。
・・・・・・・(略)・・・

●2014年東京都知事選挙 田母神俊雄候補 第一声 <演説全文>
                   田母神俊雄候補 第一声 <演説全文>
午前10時 渋谷駅ハチ公前で第一声
 この度、東京都知事選挙に立候補しました田母神俊雄です。田母神俊雄は、東京を強く、たくましく、そして優しいふるさとのような町にしたいと思っています。私は自衛官であって、村山談話に反する論文を書いたということで、すごい、怖い、いかついやつではないかというふうに思っておられるかもしれませんけども、私、田母神俊雄は、本当にいい人なんです。

先ほど、この都知事選に立候補するにあたり、靖国神社に参拝をしてまいりました。

日本は、安倍総理が言われる戦後レジームからの脱却。これを果たし、強い、たくましい、優しい日本になっていくためには、靖国参拝は総理がやることが問題になるようではおかしいと思います。総理が日本を取り戻そうとして行動をしているときに、総理と違った行動を取る人が東京都知事になっては、私は困ってしまうんではないかと思います。安倍総理は、国家観、歴史観がしっかりした総理大臣です。田母神俊雄は安倍総理の国家観、歴史観、これがほぼ似通っています。総理が靖国参拝をするのに都知事が靖国参拝をしないということで、みなさん、日本を取り戻すことができるでしょうか。

石原元東京都知事は大変強い東京都知事だったと思います。私も石原都知事のあとを受け継いで、石原都政を受け継いで強い東京都知事になって、安倍総理の政府の行動方針と同じ方向を向いて、東京をリードして、その日本を、そして東京を強く、たくましく、優しい東京の街にしていきたいと思います。

今、東京にオリンピック、パラリンピックが来るということが決定をしまして、東京が世界から注目をされております。そういった中で、昨年の9月にスイスの再保険会社、今年に入ってからはドイツのミュンヘンの世界最大手の再保険会社が、東京の災害に対する脆弱性、これは世界で一番弱いというリスクを警告をしております。これは、東京に投資をしたときに、東京は災害、台風、地震、津波、こういったものに対してどれだけの脆弱性があるかということを、警告をしている会社であります。これが東京の脆弱性が大変高いと言っていますから、今のままでは東京に対する投資はある程度いったら頭打ちになってしまうと思います。
・・・・(略)・・・



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 東京都選挙管理委員会のWebページを見たら、申し訳ないけど、やる気のなさそうな選挙用チラシが出ていた。
 キャッチコピーは「わたしたちにできることがある。」 ポスターは・・・
 そのチラシは、ブログには記録しておこう。

 ところで、都知事選の候補者は、昨日は、主要な候補は記者クラブでの共同会見があったらしい。
 細川氏は、初めての正式な表明の会見を別に行った。
 細川氏については、一昨日のブログで「脱原発都知事を実現する会」が一本化、と整理したら、そのエントリーへのアクセスがとても多かった。。
   ( 1月21日ブログ⇒ ◆候補の一本化断念 「脱原発都知事を実現する会」/「細川氏一本化」表明 )

 過去のことや小泉と一緒になんて、との旨で批判する人たちはいる。
 でも、私は、大局として、今の状況を変えるために、当選する可能性のある候補として細川氏を応援したい。
 宇都宮氏は知事には適任だ。でも、勝つためには・・・特に、今回は、結果として、政党が強く出ている雰囲気もあるし・・・

 議員の選挙とトップの選挙は選ぶポイントが違うと思う。
 トップは変えることのできる人。それは、政策や思想はもちろんだけど、タイミングとして勝てる候補であることが大事。
 そう思っているから、「その視点で情報」を整理していく。

 (関連)1月12日ブログ⇒ ◆細川-小泉連合なら知事選一変/自民党にとって悪夢/大事なのは流れを変えること

  1月15日ブログ⇒ ◆小泉氏支援で“脱原発”細川氏が都知事候補最有力か/社民党首「一本化すべき」

 告示日の今日、細川氏の公式な日程 ↓
 街頭演説のお知らせ 1月23日(木)/元総理大臣「細川護熙」公式ホームページ
日程:1月23日(木曜日)
11:20 東京都庁前(第一声) 京王プラザホテル 都庁側正面玄関付近
15:00~ 渋谷駅スクランブル交差点
16:30~ 新宿駅東南口

応援弁士(予定) 小泉純一郎元内閣総理大臣
※尚、小泉純一郎元内閣総理大臣は、選挙期間中、連日街頭演説に参加します。


 その他、いくつか記録した。中には、次もある。
 《●都知事選、台風の目は田母神氏 ネットで人気断トツ 応援団に著名人ズラリ》(zakzak)

 ところで、今朝は、市役所のWebデータでは、5時半の気温は マイナス4.3度 。
 今年の最低記録か。6時過ぎにノルディックウォークに出かける。

 ともかく、今日は、8時に出て、午前中に2件の所用を済ませ、午後は、名古屋高裁で住民訴訟のラウンドテーブル。
 年末に裁判所から、文書提出命令のための審尋の書類の写しがドサッと来ていた。
   「これを各業者に送りました」という控えの写し。

 高裁から「提出期限は1月17日」と指定して提出を求められた業者16社は、関係書類を裁判所に送ってきているだろうか。
 ・・・私は、「裁判所からの文書提出命令があれば出す」、そんな回答が多いと予想している。
 いずれにしても、結果をそれなりに楽しみにして出かけよう。
 
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東京都選挙管理委員会

 ★ 平成26年東京都知事選挙のキャッチコピーとポスターイメージについて



ヤフーニュース/東京都知事選挙


●<都知事選>細川氏公約「省エネ都市」を実現 行程表作成も
         ヤフー/毎日新聞 1月22日(水)6時0分配信
 ◇23日告示後は小泉氏と2人が連日、支持訴え
 東京都知事選(2月9日投開票)に立候補を表明している元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)の選挙公約の全容が分かった。「(2020年に開催される)オリンピックまでに東京を変える」として▽世界一の省エネルギー都市を目指す▽専門家による「東京エネルギー戦略会議」を設置し、都独自の政策の中長期的な行程表を作る--などとうたっている。22日の記者会見で発表する。
陣営によると、23日の告示後は細川氏と小泉純一郎元首相(72)の2人が連日、都内で支持を訴える予定という。

 公約は▽原発ゼロ▽2020年五輪▽防災・景観▽都市基盤整備▽子供と高齢者にやさしい都市モデル--の5本柱。原発では「原子力は放射性廃棄物の処分ができない致命的な欠陥を抱えている」「再稼働を止める政治決断を行うなら今しかない」と指摘し、エネルギー政策の転換が新たな成長を生むとの考えを強調した。
 また電力政策を国任せにしないとし、都が東京電力改革に株主として取り組む姿勢も示した。


 五輪では、東北の各都市と共同で文化施策やイベントに取り組み、震災復興の姿を世界に示すとした。日本らしい簡素な五輪を目指し、日本のおもてなしを世界に広める「東京ボランティア隊」の創設も提案。過大な施設計画は見直す。防災は自然の力や住民とのリスクコミュニケーションを重視した対策を進め、景観保護も兼ねた「水と緑の回廊」をつくるとした。

 一方、前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(67)も21日、新宿区の選挙事務所で詳細な政策集を発表。「世界一働きやすく、暮らしやすい街」を目指すとして▽ブラック企業や脱法ハウスを規制する条例の制定▽75歳以上の医療費の無料化を検討▽消費増税後も都営の交通機関は現行料金を維持--などを表明した。

 原発については再稼働反対や福島第1原発事故被害者への支援などを挙げ「ほかの立候補予定者と政策論争できていない中で、あえて政策を提示し実りある選挙にしたい」と話した。【竹内良和、小泉大士、藤沢美由紀】

●都知事選 脱原発で一致団結「細川勝手連」の錚々たる面々
           日刊ゲンダイ 2014年1月21日
 細川氏を支援する瀬戸内寂聴、茂木健一郎、湯川れい子各氏/(C)日刊ゲンダイ
 いよいよ23日に告示が迫った都知事選。細川護煕元首相は、22日夕、「原発ゼロ」と「再稼働反対」などの政策を記者会見で発表する。安倍自民は細川潰しにシャカリキだが、そうした動きをあざ笑うように、細川支持の勝手連の輪が急速に広がっている。

 20日、細川支持を表明したのは文化人やさまざまな団体の代表など31人(別表はおもな著名人)。彼らはもともと、細川と宇都宮健児・前日弁連会長との一本化を呼びかけていたものの難航したため、結局、「原発ゼロ」を最優先政策にしている細川を支援することに決めたという。

 瀬戸内寂聴氏をはじめ、錚々たるメンバーだが、この他にも、脳科学者の茂木健一郎氏が細川支持を明言。日本ユニセフ会長の赤松良子氏、作家の澤地久枝氏、ジャーナリストの下村満子氏、野中ともよ氏も支持するという。
 細川と親しい女優の吉永小百合氏や歌手の加藤登紀子氏も支持に回る可能性が濃厚だ。


 20年以上脱原発運動をし、危機を訴えてきている音楽評論家の湯川れい子氏は、細川支持の理由をこう話す。

「舛添さんは『脱原発』と言っていますが、支援する自民党は『2030年までの脱原発』ですら撤回しようとしています。東京電力は新潟県の柏崎刈羽原発を年内にも動かそうとしていますが、泉田県知事ひとりだけの抵抗では厳しい。何が何でも細川さんに勝ってもらって、脱原発知事をつくらないと、五輪だって安心して開けませんよ。宇都宮さんと一本化できないことは残念でなりませんが、脱原発に右も左もないのです」

■自民党内にも造反広がる
 自民党内でも、小泉進次郎復興政務官が「舛添ノー」を明確にしただけでなく、党内きっての脱原発議員である河野太郎副幹事長が「細川を応援する」と言い、これに追随する若手も少なくない。こうなると、自民党がいくらネガティブキャンペーンを張っても、地滑りで「脱原発」が広がる可能性がある。

「脱原発で細川支持の名乗りを上げる文化人は多岐にわたると思います。そうなれば、そうした人を核に有権者の支持が広がっていく。流動人口が多く、有権者の4割が4年で転居する東京では、地域のテーマより国政マターに関心が高い。文化人の支持を『面白い』と受け止める有権者が多く、それが投票行動につながりやすいからです」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

 告示後は細川と小泉が揃って街宣カーに立つ。2人は本気で安倍を潰す気だ。このうねりを有権者も受け止めなければウソである。

【細川支持を決めたおもな著名人】
◇鎌田慧(ルポライター)
◇河合弘之(脱原発弁護団全国連絡会)
◇瀬戸内寂聴(作家)
◇広瀬隆(作家)
◇湯川れい子(音楽評論家)
◇宮台真司(社会学者)
◇柳田真(たんぽぽ舎)
◇村上達也(前茨城県東海村長)
◇村田光平(元駐スイス大使)
◇森詠(作家)
◇高野孟(評論家)

●クローズアップ2014:都知事選、細川氏を支援 政権に小泉ショック 「反安倍」結集は未知数
      毎日新聞 2014年01月15日
 東京都知事選(2月9日投開票)に出馬表明した細川護熙(もりひろ)元首相(76)に、自民党の小泉純一郎元首相(72)が最大の支援を約束した。世論の賛否が割れる原発再稼働は、順風満帆にみえる安倍政権のアキレスけんにもなりかねない問題だ。小泉氏が選挙戦の中核を担う考えを明言したことで、反安倍勢力の結集も視野に党派を超えて支援する動きも相次ぐ。舛添要一元厚生労働相(65)を支援する自民党は受けて立つ構えだが、党の功労者が政権に正面から挑戦する姿勢を示したことに衝撃を受けている。

 「今回の都知事選ほど国政に影響を与える選挙はない。『原発ゼロでも日本は発展できる』というグループと、『原発なくして日本は発展できない』というグループの争いだ」。小泉氏は現職当時をほうふつとさせる強気の表情で、言葉を区切りながら記者団に語った。

 敵と味方に二分して構図を単純化し、ワンフレーズで局面を転換させる小泉氏の力は2005年の郵政選挙で証明済みだ。政府・自民党は当初、「若者への知名度が課題の細川氏ならくみしやすい」(党幹部)と楽観していたが、小泉氏は選挙戦で前面に出ることを明確にしたうえで、原発ゼロで一点突破すると宣言した。自民党の相手は「細川・小泉連合」になった。

 小泉氏の攻撃に対し、政府・自民党には強気と弱気が交錯する。菅義偉(よしひで)官房長官は記者会見で「(選挙戦への影響は)ないと言えばうそになるが、そんなに大きなことはない」と強調。14日の党会合では「(小泉氏の次男の)進次郎氏を応援でぶつけろ」と声が飛んだ。公明党の山口那津男代表は京都市内で「(脱原発は)都民の関心とずれている」と記者団に述べ、自民党と足並みをそろえた。

 だが、小泉氏の手法のインパクトをよく知るだけに自民党内には脅威論も根強い。かつて小泉氏に仕えた別の自民党幹部は「小泉さんが街頭応援に立ったら終わりだ。安倍晋三首相は頭が痛いだろう」と懸念する。森喜朗元首相は小泉氏の表明前の講演で、「弟のように育てた安倍君に大きなダメージを与えかねず、小泉さんは逡巡(しゅんじゅん)していると思う」と述べたが、小泉氏は「そこまでしないはず」という周囲の予想を、またも覆した。

小泉氏の「脱原発」攻勢に、原発を巡る政府・自民党の足並みにも乱れが見え始めた。茂木敏充経済産業相は原発維持を図る政府のエネルギー基本計画案について、小泉氏が主張している再生可能エネルギー導入を強調するよう修正すると会見で説明した。原発推進に慎重な党エネルギー政策議連は勢いづき、14日の会合では将来の脱原発や核燃サイクル廃止などを求める提言を来週まとめることを確認した。

 与党との対立軸を探しあぐねていた野党は、小泉氏の人気にすがる。民主党は14日、「組織的勝手連」として細川氏を支援する方針を決めた。推薦や支持は出さないが、実質的に全面支援する。日本維新の会は、脱原発志向が強い大阪維新の会系の国会議員が細川氏を支援する構え。生活の党も支援を検討している。脱原発を掲げる宇都宮健児氏(67)を推薦する社民党の吉田忠智党首も「脱原発候補の一本化が望ましい」と指摘した。

 ただ、脱原発で一致できても仕切り役は不在だ。政権との距離や政界再編など思惑は入り乱れており、「反安倍」勢力の結集には未知数も多い。【飼手勇介、阿部亮介】

 ◇他陣営、「単純化」警戒 五輪、防災…争点を提示
 細川氏の支援を表明した小泉氏は14日、原発ゼロを目指すグループと、原発推進グループとの争いと述べたが、都知事選は小泉流「ワンフレーズ」に集約できるほど単純な構図になりそうにない。舛添氏や宇都宮氏も「脱原発」を表明しているうえ、五輪や防災、少子化などさまざまな都政課題を挙げ、争点の単純化を避けようとしている。

 「東京を世界一の都市に」。舛添氏は14日の出馬会見でそう述べたが、このフレーズは都議会自民党の政策集のタイトルだ。公約の柱に五輪や防災といった自民、公明が力を入れる政策を並べ「都議会の協力がないと都政は前に進まない」と述べた。

 舛添氏は昨年末に自民党が実施した情勢調査でトップの支持を集めたが、細川氏に無党派層の票をさらわれる恐れも出てきた。政党票も固めたい舛添氏と、新知事とタッグを組みたい自公の思惑は一致する。自民党関係者は「徹底的な組織選挙で勝つしかない。『小泉劇場』で投票率がぐんと上がったら負けだ」と語る。

 脱原発を公約に掲げる宇都宮氏も細川氏の出馬で票の分散が懸念されるが、14日の記者会見で「(細川氏は)原発以外の多くの課題にどう対応するのか」とけん制した。

宇都宮氏は共産と社民の推薦を受け、主張には特定秘密保護法への反対や認可保育所の増設など政党色が濃い内容もある。細川氏との一本化は宇都宮氏も「考えられない」と否定する。陣営は今後、政策論争を求め、差別化を図る構えだ。

 一方、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)陣営の水島総(さとる)選対本部長は「イメージ選挙になるのを危惧しているが、(細川氏、小泉氏という)歴代の首相経験者が争点に挙げるなら原発問題は避けられない。『安全を期して再稼働』という立場を打ち出したい」と話している。【川口裕之、藤沢美由紀、黒田阿紗子】

●都知事選、台風の目は田母神氏 ネットで人気断トツ 応援団に著名人ズラリ
           zakzak 2014.01.22
 東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に出馬する元航空幕僚長、田母神俊雄氏(65)が選挙戦を左右しかねない存在として、他陣営から注目されている。政党の世論調査ではやや苦戦しているが、各種ネット調査では断トツの人気を誇っているためだ。大躍進もあるのか。

 某政党が先週末に行った調査では、田母神氏の支持率は、舛添要一元厚労相(65)、細川護煕元首相(76)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(65)に次ぐ4位。だが、保守層を中心に人気は根強い。

 「もし私が東京都民だったなら、田母神俊雄氏に投票する」

 大ヒット映画「永遠の0」の原作者で、本紙でエッセー「大放言」(火曜)を連載する作家の百田尚樹氏は18日、自身のツイッターでこうつぶやいた。百田氏以外にも、田母神氏応援団には、日本維新の会の石原慎太郎共同代表や、同党の平沼赳夫国会議員団代表、評論家の西部邁氏、京都大学の中西輝政名誉教授、作曲家のすぎやまこういち氏、経済評論家の三橋貴明氏、ジャーナリストの大高未貴氏ら、著名人がズラリと並ぶ。

 ネット空間での人気も強みだ。

 ラジオNIKKEIのニュース番組「マーケットプレス」のホームページ(HP)アンケートで「都知事にふさわしいのは誰?」と聞いたところ、田母神氏が1位。日刊スポーツのHPでも1位は田母神氏、日経新聞のHPでは舛添氏に次ぐ2位…など、田母神氏が舛添氏の有力な対抗馬として浮上している。

 田母神氏支持が広がっているのは、保守本流の姿勢に加え、航空自衛隊5万人を率いた経験をもとに首都直下大地震などへの防災対策が充実。さらに、「脱原発」の風潮について「非科学的な意見、嘘、デマ、捏造が出回っている」として、「原発を安全に使うことは可能」などと訴えていることも大きそうだ。

 舛添氏を推す自民党の都選出国会議員は「自民党のコアな支持層は田母神氏に流れる。これを食い止めないと、舛添氏は細川氏に追いつかれかねない」と危機感を募らせる。

 一方、細川氏を支援する民主党関係者は「田母神氏が自民党票を奪い、相対的に舛添氏が減速すれば、接戦に持ち込める」と、田母神氏から目が離せないようだ。

 正式な出馬表明の直前、田母神氏は「勝算がなければ出ない」と、夕刊フジの取材に語っていた。「著名人・ネット連合」の追い風を受けて猛追すれば、選挙戦のダークホースとなりそうだ。

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 大手企業や労組の「賃上げ」との言葉などがマスコミの話題となる。
 でも、巷(ちまた)で聞く声は、懐は厳しい、消費税が上がるから引き締めだ、そんな方向が主流。

 日本の今年の予測について、ロイターに出ていたあるエコノミストの意見を見ておいた。
 増税後のマイナス状況への安倍政権のあり得る対応にも触れてあって、興味深かったのでブログにとどめておいた。
 
 それと、21日に国際通貨基金(IMF)が世界経済の見通し(2014年分)を1年ぶりに上方修正したと流れている。
 最新のIMF世界経済見通し(2014年⇒2015年)(日経)からいくつかの国を抜き出してみると

 世界平均 3.0% ⇒ 3.7%、
 アメリカ 2.8% ⇒ 3.0%、
 日本  1.7% ⇒ 1.0%
新興・途上国 5.1% ⇒ 5.4%、
 中国 7.5% ⇒ 7.3%
 インド 5.4% ⇒ 6.4%


 世界から見ていかに日本がひどい状況かが分かる。
 他の国の数字に比べて、日本は2014年が「1.7%」、来年はさらに下がって「1.0%」
 ・・ということで、今朝は世界経済のことを見てブログに記録しておいた。

 ところで、ここのところふたりとも風邪気味などでウォーキングをしばらく休んでいたけれど、
 今朝は9日ぶりにノルディックウォークに出た。
 気温は、マイナス2.8度。
 家に帰った7時過ぎはマイナス3.1度だった。
 さむーい。

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●世界経済、14年3.7%成長に IMFが上方修正
            日経 2014/1/21
  国際通貨基金(IMF)が21日発表した最新の世界経済見通しによると、今年の世界の成長率は3.7%と、2013年の3.0%から加速する。昨年10月の前回予想から0.1ポイントと小幅に上方修正した。
 米景気回復やユーロ圏の底打ちから、世界経済を取り巻く環境は足元で好転の兆しがやや強まっている。


(注)成長率、単位%。カッコ内は前回予想からの修正幅、ポイント、▲はマイナス

 ブランシャールIMF調査局長は同日の声明で、世界経済の現状を「財政緊縮の影響の軽減や金融システムの修復が進むなど、不確実性が減りつつある」と説明した。

 ただ「回復はなお弱々しく、まだら模様にすぎない」とも述べ、各国が緩和的な金融政策など成長底上げに向けた協調を続ける必要があるとした。

 見通しによると、日米欧など先進国の今年の成長率は2.2%と、前回予想より0.2ポイント高まる。米国が昨年の1.9%から今年は2.8%まで回復するのが追い風だ。議会与野党の財政協議の進展などで景気の下押し圧力が弱まり、国内の消費が押し上げられる。

 日本の今年の成長率は前回予想から0.4ポイント引き上げられ、前年並みの水準である1.7%となりそうだ。来年は1.0%程度にとどまる見通し。今年4月の消費増税後の落ち込みは一時的にとどまるとみている。

 ユーロ圏は「景気後退から回復への転換点」(同)だ。ドイツを中心に成長率もやや引き上げた。ただイタリアは成長率見通しが少し下がるなど回復はまだら模様。債務危機の後遺症で需給ギャップが残り、物価も低迷しており不安が強い。

 新興・途上国全体の今年の成長率は5.1%で前回予想と変わらなかった。中国が7.5%と前回から0.3ポイント上昇する。IMFは「財政刺激による投資加速によるもので効果は一時的」と分析しており、来年は減速を見込む。ブラジルや中東・北アフリカの一部も今年は伸びがやや縮まりそうだ。(ワシントン=矢沢俊樹)

最新のIMF世界経済見通し
         2014年 2015年

世界全体 3.7( 0.1) 3.9( 0.0)
米  国 2.8( 0.2) 3.0(▲0.4)
日  本 1.7( 0.4) 1.0(▲0.2)
ユーロ圏 1.0( 0.1) 1.4( 0.1)
ド イ ツ 1.6( 0.2) 1.4( 0.1)
フランス 0.9( 0.0) 1.5( 0.0)
イタリア 0.6(▲0.1) 1.1( 0.1)
スペイン 0.6( 0.4) 0.8( 0.3)
新興・途上国 5.1( 0.0) 5.4( 0.1)
中  国 7.5( 0.3) 7.3( 0.2)
イ ン ド 5.4( 0.2) 6.4( 0.1)

ブラジル 2.3(▲0.2) 2.8(▲0.4)

●今年の世界成長加速、3.7%に=先進国の景気回復-IMF
        時事(2014/01/21-23:48)
 【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は21日、最新の世界経済見通し(WEO)を発表し、2014年の世界全体の実質成長率が3.7%となり、前年(3.0%)に比べて加速すると予想した。日米欧など先進国の堅調な景気回復が要因で、13年10月時点の前回予想から0.1ポイント上方修正した。ただ米連邦準備制度理事会(FRB)による量的金融緩和の縮小が新興国市場に打撃を与える可能性などを挙げ、「下振れリスクは残る」としている。

 日本に関しては、一時的な財政刺激策が4月の消費税増税による景気の冷え込みを補うと指摘し、14年の成長率を1.7%と前回予想から0.4ポイント上方修正した。ただ、財政出動に限界があることなどを背景に「成長は次第に減速する」と警告。他の先進国とともに成長につながる構造改革を実施するよう促した。

●IMFが世界成長率予想3.7%に上方修正、デフレリスク懸念
          newsweekjapan 2014年01月22日(水)
 1月21日、国際通貨基金(IMF)は、「世界経済見通し」の改定を公表し、今年の世界経済の成長率予想を10月時点の3.6%から3.7%に引き上げた。写真はハンブルクで2009年12月撮影(2014年 ロイター/Christian Charisius)
[ワシントン 21日 ロイター] -国際通貨基金(IMF)は21日、「世界経済見通し」の改定を公表し、今年の世界経済の成長率予想を10月時点の3.6%から3.7%に引き上げた。見通しの上方修正は約2年ぶり。15年は3.9%を見込む。

経済への向かい風が弱まっており、先進国が新興国から成長のバトンを引き継ぐとの見方を示した。

ただ、先進国は依然として潜在成長率を下回っているとし、景気回復の阻害要因として先進国のデフレリスクに言及した。

IMFの首席エコノミスト、オリビエ・ブランシャール氏は記者団との電話会見で「回復加速の基本要因は、回復へのブレーキが着実に弱まっていることだ」と指摘。緊縮財政の足かせ軽減や不透明性の低下、金融システムの健全性向上など、いずれも成長加速の追い風となると述べた。

IMFは今年の先進国の成長率は2.2%に引き上げたが、新興国は5.1%に据え置いた。

ブランシャール氏は声明で「2014─15年には、新興国から先進国への成長のローテーションがさらに進む」との見方を示した。

日本の2014年成長率予想は10月の1.2%から1.7%に上方修正した。一段の財政刺激が支援し、春の消費税増税による影響を和らげるとしている。一方で、日本は持続可能な成長に向け、政府の歳出や輸出に依存するのではなく、消費や投資に注力すべきだと釘を刺した。

2014年の米成長率予想は10月の2.6%から2.8%に引き上げた。議会の予算協議が決着し財政の足かせが一部軽減されるとして、内需が成長を押し上げる見通しとした。

英国についても、低水準の信用コストと信頼感改善を背景に、今年の成長率予想を1.9%から2.4%に引き上げた。引き上げ幅(端数処理を勘案)は主要先進国中で最大だった。

<日本型のデフレリスク>
IMFは、日本がデフレに戻る公算は小さいとしたが、物価上昇率の低迷という日本が経験した問題が、他の先進国にも脅威になっていると指摘。経済活動にマイナスの衝撃が及んだ場合、ディスインフレは経済を衰弱させるデフレへと転じる恐れがあると警告した。

物価の継続的な下落は、需要減退や消費控えを招くだけでなく、債務負担も膨らませるため、大規模債務を抱える米国やユーロ圏にとっては大きな問題だ。

ブランシャール氏は「インフレ率が低く、デフレ率が高いほど、ユーロ圏の景気回復にとってより危険だ」と指摘。IMFのモデルによると、10─20%の確率でユーロ圏の物価が下落に向かうとの見方を示した。
・・・・・・・(略)・・・

●コラム:消費増税後に予想される5つのシナリオ=熊野英生氏
        ロイター 2014年 01月 7日
1月7日、第一生命経済研究所・首席エコノミストの熊野英生氏は、4月の消費増税後に日本経済と相場が辿るシナリオを考えるとき、実は政府の行動が隠れた変数として重要だと指摘。提供写真(2014年 ロイター)。

2014年が始まった。今、重要なのは、消費税率を8%に引き上げる今年4月以降、景気動向そしてマーケットがどう動くのかという具体的なシナリオである

まず話を単純化して、消費増税によって景気が腰折れした場合と、反対に増税の悪影響が軽微だった場合に、それぞれ投資家たちのマインドはどう変化するかを考えてみた。

<シナリオ1:負の連鎖が起こる>
現在のアベノミクスは、財政再建と経済成長という二兎を追っている。もしも景気腰折れの可能性が高まったときには、2つの使命のうち、強く意識されるのは「財政再建が頓挫する」という印象である。

過去1年、アベノミクスがこれほどまで景気拡大に弾みをつけてきたのに、これで消費増税が成功しないのならば、15年10月のみならず、その先の消費増税も不可能に違いないと、多くの投資家が連想することだろう。

この場合、マーケットでは、国債が売られて長期金利が上昇するという悪影響と、株安・円安が同時に起こると予想される。日銀は追加緩和を迫られるが、長期金利上昇・株価下落を止められなくなる。景気もマーケットも、悪いスパイラルに陥る最悪の状況だ。

<シナリオ2:成長力が再評価される>
より蓋然性が高いのは、増税の悪影響が軽微に終わるシナリオだ。今のところ、この1年間の経済成長率は、アベノミクスの円安・株高・財政出動の合わせ技で平均3%成長が維持されている。増税によって反動減が起こっても、その悪影響は14年第2四半期に限られ、それ以降は1%程度の成長率を維持すると予想される。

このような想定通りになった場合、消費増税のハードルを容易に乗り越えたということで、多くの投資家の景気認識は、日本経済の成長ポテンシャルが予想以上に高いという見方に塗り替わるだろう。増税という不確実性を払しょくした企業は、一気に設備投資を積み増し始める。15年10月の消費増税に対する警戒感も薄らぎ、家計・企業の支出・投資行動は前向きになる。

マーケットの反応は、株価上昇になるだろう。日本の成長ポテンシャルが高まるという認識が広まれば、対日株式投資は増加する。為替に関しては、企業が価格転嫁に対する自信を深めることが、インフレ率を予想以上に上昇させるという見方につながり、「物価上昇=円安」という流れを生むだろう。長期金利は、いく分上昇するだろうが、日銀の国債買い入れによる抑制が働くと予想される。

上記の2つのシナリオをまとめると、景気腰折れの場合には財政再建が危ぶまれ、対照的に、影響軽微の場合は成長力の再評価が起こるという見方になる。

ただ筆者は、実際の変化は、想定を単純化した2つのシナリオよりも、もっと他の要因が重なり合うとみている。以下では、より詳細な3つのシナリオを検討したい。

<シナリオ3:アベノミクス以前に逆戻りする>
3つ目のシナリオは、景気腰折れでもなく、影響軽微でもなく、「腰折れではないが、それなりに景気に悪影響が及ぶ」という状況である。

たとえば、家計消費は低迷、企業は好調というパターンだ。家計消費は増税の反動減が根深く、耐久消費財の購買意欲が高まらずに低調な状況が続く。一方、企業部門は輸出拡大を軸に生産活動が好調を維持できる。この状況は景気腰折れではないが、政府は景気刺激策を打つような対応を迫られる。財政は悪化して、財政再建は遠のくという見方になる。

マーケットの変化を予想すると、この場合には円高・株安に向かうだろう。個人消費のダメージは、デフレ懸念につながって円高要因になる。15年10月の消費増税は延期される公算が高まり、財政リスクの高まりから対日株式投資は減少する経済環境は、アベノミクスが始まる以前の11年から12年のような低迷した状態に逆戻りすることになろう

<シナリオ4:行き過ぎた景気刺激策がとられる>
経済政策動向を考えると、景気がある程度好調であるのに、安倍政権が景気腰折れを過度に警戒して、追加的財政出動を行う可能性はある。そこでは、日銀も追加緩和に踏み切る。

このケースは、財政再建の目処が立ちにくくなるが、景気は刺激策が「上げ潮」役を演じてより拡大に向かう。インフレ率はさらに高まって、円安は進み、株価も上昇するだろう。長期金利は日銀の金融緩和によって低位安定が保たれる。

もっとも、この場合、財政再建の目処は遠のくので、15年10月以降も消費税率を上げる必要に迫られる。増税継続の予想は、日本経済の成長期待を押し下げる。すぐに株価・為替を悪い方向に変えることにはならないが、前向きなマーケットの反応をより小さいものにする。

筆者は、2番目に挙げた「影響は軽微」というシナリオと比較して、こちらの可能性が高いとみている。財政再建が進むほどに、逆に財政規律は緩んで、結果的に経済成長と財政再建のバランスは望ましい状況にはならない。

<シナリオ5:投資家の情勢判断が揺れ動く>
ここまでのシナリオは時間の経過とともにひとつの流れに収束するケースだが、収束せずに投資家の予想が揺れ動くこともあり得る。

たとえば、今年4月に消費税率が上がると、即座にその後の景気情勢が見通せるわけではなく、最初は悲観論が支配的になる。今年5月から6月までは反動減が厳しく表れて、見極めに時間を要する。そのとき、景気悲観論に反応して、マーケットが一時的に株安・円高に向かう可能性は十分にある。

もっとも、7月以降、多くの投資家が景気情勢に自信を取り戻すようになると、株高・円安方向に戻ってくる。その場合も、4番目のシナリオと同じように景気刺激策が追加されるだろう。

上記の5つのシナリオを確認していくと、どのようになれば、適切なのかという「加減」がわかってくるだろう。最も好ましいのは、増税の影響が軽微に終わり、かつ財政刺激を抑制するケースである。消費増税後のシナリオを考えるときには、実は政府がどのように行動するかが、隠れた変数として重要である。

*熊野英生氏は、第一生命経済研究所の首席エコノミスト。1990年日本銀行入行。調査統計局、情報サービス局を経て、2000年7月退職。同年8月に第一生命経済研究所に入社。2011年4月より現職。

*本稿は、ロイター日本語ニュースサイトの外国為替フォーラムに掲載されたものです。(here)
*本稿は、筆者の個人的見解に基づいています。


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 都知事選はあさって23日(木)に始まる。
 実質的に激しい争いがスタートしている。

 このブログでは、細川氏と宇都宮氏との一本化を、と書いてきた。
 昨日、東京の中心的グループが「一本化断念 細川氏支援と発表」「脱原発市民団体 細川氏一本化へ」などと報道されている。
 どこかで見切りを付けなければいけないので、仕方ない経過か。

 もちろん、まだ、 《代表世話人の鎌田慧氏は「宇都宮陣営との水面下での交渉はまだ続いている」と重ねて強調した。》 (田中龍作ジャーナル)
ともされる。

 細川氏の政策発表は告示前日の22日。
 知事選は選挙期間が長いし、東京都知事選は、特に報道の影響が極めて大きい特異な選挙。
 楽しみな選挙。

 ところで、今日は、ここの議会改革特別委員会の会議。

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●都知事選、市民団体が一本化断念 細川氏支援と発表
          沖縄タイムス 2014年1月20日 23:45
 細川護熙氏支援を発表するルポライターの鎌田慧さん(右)と河合弘之弁護士=20日午後、参院議員会館

 ルポライター鎌田慧さんら、脱原発活動を進める人たちが設立した市民団体「脱原発都知事を実現する会」は20日、東京都内で記者会見し、都知事選(23日告示、2月9日投開票)で元首相の細川護熙氏(76)を支援すると発表した。

 同会は脱原発を政策として掲げる細川氏と、前日弁連会長宇都宮健児氏(67)=共産・社民推薦=に「票が割れて負けることは避けたい」と候補の一本化を呼び掛けたが、細川氏陣営は「いかなる政党、団体とも提携しない」と拒否。宇都宮氏陣営も「脱原発以外の政策は細川氏と合わない」などとして応じず、断念した。(共同通信)

●首都転変:都知事選、脱原発候補の一本化断念 「実現する会」細川氏支持
        毎日新聞 2014年01月21日
 東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で「脱原発都知事を実現する会」は20日、これまで進めてきた脱原発候補者の一本化を断念し、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)を支持すると表明した。「苦渋の選択だが、脱原発候補を当選させるにはこれしか方法がない」。同会の共同世話人、河合弘之弁護士は都内で開いた記者会見で、険しい表情を見せた。【黒田阿紗子、藤沢美由紀、小泉大士、竹内良和】

 15日に発足した同会は脱原発運動をけん引してきたルポライターの鎌田慧(さとし)氏や作家の瀬戸内寂聴氏、ピースボート共同代表の吉岡達也氏ら計31人が参加。細川氏と前日本弁護士連合会会長、宇都宮健児氏(67)の両立候補予定者に話し合いによる一本化を申し入れたが、
宇都宮氏側からは15日に「オープンな場で討論し、有権者に判断していただきたい」、
細川氏側からも17日に「いかなる政党、団体からも支援を受けない。ただしそれぞれの立場で脱原発の志を理解し応援してもらえれば幸い」と回答があり、

断念した。

 同会は細川氏支持を決めた理由を「『脱原発を最優先する』と明らかにしている」「宇都宮氏は脱原発を他の施策と並列させ、優先度が低い」などと説明。
都内に事務所を設置し「勝手連」として細川氏を支援する方針という。

 同会の支持に細川氏陣営は「大変ありがたく、心強い」と歓迎。またこの日、狛江市であった知的障害者向け立候補予定者演説会に細川氏の「代理」として出席した妻の佳代子さんは、細川氏の出馬に「悔いのない人生を送りたいのだと思う。もう最後の最後ですから」と語った。

 一方、宇都宮氏は実現する会の決定に対して「そういう判断をされたならやむを得ない。ただ脱原発を本当に実現できるか見極めてほしい」「選挙では分かれても選挙後は水に流すべきだ」などと語った。

 20日に連合東京と政策協定を結んだ元厚生労働相の舛添要一氏(65)は「私は自分の政策を打ち出して、できるだけ多くの支援をいただく」と説明した。また、「長中期的に原発に依存しない社会を作りたいが、いますぐゼロは無責任だ」と脱原発の動きをけん制した。

原発推進を掲げている元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏(65)の陣営幹部は「こちらとしては、どんどん分裂してもらった方がありがたい」とコメント。「原発の安全を確保して運転すると主張しているのはうちだけ。『いずれは脱原発』という無責任な発言はしない」と話した。

●【都知事選】 脱原発市民団体 細川氏一本化へ
           田中龍作ジャーナル 2014年1月20日 21:31
 「原発を止めるためには勝つ候補者でなければならない」。東京都知事選挙をめぐって脱原発候補の一本化を目指していた市民団体や環境団体のリーダーたちが、細川元首相を応援することに決めた。きょう、国会内で記者会見し明らかにした。
 
 「細川一本化」を表明したのは「脱原発都知事を実現する会」。瀬戸内寂聴(作家)、柳田眞(たんぽぽ舎)、村上達也(東海村・前村長)、木村結(東電株主代表訴訟)、吉岡達也(ピースボート)、村田光平(元在駐スイス大使)……脱原発運動をリードしてきた著名人が名を連ねる。代表世話人は鎌田慧(ルポライター)、河合弘之(弁護士・脱原発弁護団全国連絡会)の2人。


 「実現する会」は脱原発候補の一本化を目指して今月15日に細川、宇都宮両陣営と交渉した。だが交渉は決裂、一本化はならなかった。「実現する会」で話し合った結果、次のような理由から細川氏支持を決めた。

・細川氏の脱原発政策はいまだ明らかではないが、陣営は「再稼働反対」、「原発ゼロ」「脱原発を優先する」としている。

・宇都宮氏は脱原発を政策としているが、他の政策と並列させており、優先度が低い。

 記者会見では実現する会のメンバーから「原発を止めるには勝てる候補でなければならない」とする趣旨の発言が相次いだ。

 柳田眞氏(たんぽぽ舎・自治労OB)は細川支持の理由を次のように話す―

 「脱原発問題は日本の存亡に関わる。アベの再稼働は日本を滅ぼす…(中略)“東京は日本の政策を決める力を持っている、脱原発もそう”というのが全国のねがい。アベを負かす可能性が高い人に任せた」。

 広瀬隆氏(作家)は「“ ホソカワ対マスゾエ ”ではなく “ ホソカワ 対 アベシンゾウ ”なんです」と声を大にした。

 米軍基地の辺野古移設が争点になった名護市長選挙の結果が示すように反対派は一枚岩になれなければ勝てない。宇都宮陣営を支援する脱原発派市民は少なくない。都知事選挙に向けて街宣やチラシのポスティングなど熱心な活動が続く。

 代表世話人の鎌田慧氏は「宇都宮陣営との水面下での交渉はまだ続いている」と重ねて強調した。
《文・田中龍作 / 諏訪都》

●俄然面白くなった「都知事選」細川ひとり勝ち?舛添ダブルスコアで優勢とある調査
           j-cast 2014/1/16
「安倍政治」「原発」にNO突き付けるかどうかの大いくさ
<「都知事選で細川、小泉コンビが街頭演説に立てば、舛添はおろか、誰を立てても勝ち目はない。その勢いの前には、安倍首相が舛添の応援に立っても霞んでしまう。首相は小泉さんと比較されるのが恐くて演説に立てなくなるのではないか。

かつて小泉さんが自民党総裁選で田中真紀子の応援を得て旋風を起こしたような状況が再現されかねない。『風』が吹けば、猪瀬前都知事をはるかに凌ぐ500万、いや600万票を獲得するかもしれない」>

いよいよ細川護煕・小泉純一郎の元総理連合が「脱原発」を旗印に都知事選に打って出ることになった。大都市とはいえ一首長選挙が全国の関心を集め、3・11以降初の「原発YESかNoか」の「国民投票」になるのだ。

引用したコメントは『週刊ポスト』の「細川・小泉連合なら都知事選『圧勝』」の中での自民党都連幹部のものだが、自民党は戦々恐々のようである。

そのうえ、細川都知事が誕生すると安倍政権のダメージはただならないというのである。まず、東京都は東京電力の大株主であり、都知事は東電の経営に大きな発言力を持つ。安倍政権は東電・柏崎刈羽原発の再稼働を推進しているが、「原発ゼロ」の細川都知事が誕生すれば、小泉氏とともに真っ先に再稼働反対を突きつけて、安倍政権と全面対決になるはずだという。

また、安倍政権が五輪に合わせて解禁しようとしている「お台場カジノ構想」についても、「東京にカジノはいらない」と拒否する可能性があると、細川氏を古くから知る大臣経験者が語っている。

今度の都知事選挙は大都市東京の今後を占うというだけではなく、安倍首相の政権運営や彼の考える「原発推進」「戦争のできる普通の国」に対して、「NO」を突き付けるか否かの大いくさになるというのである。

『週刊文春』によると、細川・小泉連合の原発政策についてのブレーンは元経済産業省の古賀茂明氏だそうだ。古賀氏は1月9日付(2014年)のツイッターでこう書いている。
<「脱原発」が都知事選のテーマになって来ました。でも、脱原発だけでは争点としては不十分。「原発ゼロ」でもまだ不十分。「原発即ゼロ」かどうかが本当の争点です。今既に原発ゼロ状態。即ゼロでなければ、再稼働を認めることになります>


その古賀氏を中心に、細川陣営ではこんな公約が検討されていると陣営関係者が明かしている。
<「安倍政権が進める国土強靭化による土建国家とは一線を画す、環境重視で反原発の五輪を細川陣営は目論んでいます。たとえば、原発による電力を一切使わず、自然エネルギーをふんだんに使った五輪を謳ったらどうなりますか。仮に細川氏が都知事に当選し、世界各国を五輪関連で行脚する際に、原発ゼロの自然エネルギー五輪を説けば、反対する国などないでしょう。
そうなれば、安倍政権は原発再稼働、原発海外輸出の路線から、大きな転換を余儀なくされるのではないですか」>

週刊文春によれば、すでに選挙スタッフやボランティアのジャンパーなどに使われるテーマカラーも「グリーン」に決定しているという。

●政党色薄まる都知事選=自公主導、敗北のジンクス-ニュースを探るQ&A
          時事 2014/01/20
 -東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で、自民、公明両党は舛添要一元厚生労働相を都連レベルの推薦にとどめることを決めたね。
 安倍晋三首相は19日の自民党大会で、都知事選の勝利に全力を挙げる考えを表明したけど、自民は都連、公明は都本部が推薦するんだ。党本部による「公認」や「推薦」と違って、党の関与の度合いは弱いと言えるね。

 -どうして、都連レベルになったの。
 舛添氏は、野党転落後に自民党に離党届を出して新党をつくったため、除名処分を受けている。その舛添氏を自民党が全面支援するのは、つじつまが合わないという意見があるんだよ。

 -やっぱり、党本部の推薦などの方が選挙戦は有利なの。
 そうとも言えないんだ。都知事選で自民党は2003年以降、党本部の公認や推薦を出していない。自民党本部が独自候補を擁立したのは1999年が最後。この時は、元国連事務次長の明石康氏を推薦したが、無所属で出馬した石原慎太郎氏に敗れた。91年には、党本部が元キャスターの磯村尚徳氏を推薦したけど、都連が党本部の方針に反して推薦した現職の鈴木俊一氏が勝ったんだよ。

 -どうしてそんな結果になったの。
 都知事選は有権者が約1000万人の巨大選挙で、無党派層も多いから、組織力だけでは当選が難しいんだ。無党派層を取り込むには、高い知名度も必要だね。過去の都知事選を振り返ると、政党が前面に出た候補が負けたケースが多い。だから、各党はあえて政党色を前面に出さずに戦ってきた経緯があるんだ。

 -告示が23日に迫っているのに、まだ正式に立候補表明していない人もいるね。
 最近の都知事選では、出馬表明を告示直前まで遅らせる「後出しじゃんけん」の傾向が強まっている。有権者への「鮮度」が高いうちに選挙戦を迎えた方が有利という考え方があるんだ。

 前回の12年選挙では、石原慎太郎氏の後継指名を受けた猪瀬直樹氏が正式に表明したのは告示8日前だったけど、過去最多の434万票を獲得して当選した。今回の立候補予定者でも、舛添氏の出馬表明の記者会見は今月14日だったし、細川護熙元首相は告示日前日の22日に会見する予定なんだよ。

●自公は舛添氏、民・結い・生が細川氏 都知事選
      日経 2014/1/19 12:01
各党党首は19日午前のNHK番組に出演し、23日告示の東京都知事選(2月9日投開票)の対応を表明した。安倍晋三首相と公明党の山口那津男代表は舛添要一元厚生労働相を支援する方針を重ねて強調。「脱原発」を掲げ小泉純一郎元首相と連携する細川護熙元首相には民主、結い、生活各党党首が支援の意向を示した。都知事選を巡る各党の構図が固まってきた。

 首相は「(自民党)都連で2020年の東京五輪を任せることができるのは舛添氏という判断をした」と強調。小泉元首相が舛添氏と争う細川氏を支援することについては「政治経験を重ねた方々が東京都をどうするかという議論に参加していただくことは有益だ」と述べるにとどめた。

 民主党の海江田万里代表は21日の党常任幹事会で細川氏支援を決定すると強調。生活の党の小沢一郎代表も「小泉、細川両氏は脱原発を唱えており方向として一緒だ」と指摘し、週明けに党としての細川氏支援の方針を決めるとの見通しを示した。

 一方、同じ脱原発を主張する細川氏と前日弁連会長の宇都宮健児氏との一本化を促していた社民党の吉田忠智党首は「宇都宮氏にがんばっていただきたい」と述べ、一本化を断念する意向を示した。「細川氏の政策がなかなか出てこない」と語った。

●都知事選23日告示、障がいある人たちに向けて演説会
         TBS(20日16:08)
 告示まであと3日に迫った都知事選ですが、主要な立候補予定者がそろっての討論会はまだ一度も開かれていません。こうした中、20日、ある意外な場所で、何人かの立候補予定者や関係者らが集まって主張を述べました。

 告示まであと3日に迫った20日午後、東京・狛江市で立候補予定者の演説会が開かれました。演説を聞くのは障がいがある人達です。去年5月の公職選挙法改正で、後見人がついた障がい者らも投票できるようになったことに伴い開催されました。

 前日弁連会長の宇都宮健児氏、発明家のドクター・中松氏、そして細川護煕元総理の妻、佳代子さんらが参加しました。

 「原発の問題は大きな社会問題。私は原発のない社会をまず東京から目指していきたい」(宇都宮健児氏)

 「東京を世界一のスマートシティにする」(ドクター・中松氏)

 「クリーンな、そんなにお金のかからない安心できる電気の元を、みんなで知恵を出し合って考え、作って、原発なしという時代に変えていかなければならない」(細川元首相の妻 細川佳代子さん)

 そして、舛添要一元厚生労働大臣も手紙で参加しました。
 「予防医療を実践し、70歳でも現役の社会づくりを目指す」(舛添氏)

 今回の都知事選では、主要な立候補予定者がそろっての討論会は、まだ一度も開かれておらず、複数の立候補予定者が集まるのは、これが初めてのことです。

 こうした中、脱原発を訴える宇都宮氏と細川氏をめぐって、一本化を求めてきた作家の鎌田慧さんらが会見し、一本化を断念し、細川氏支持を打ち出すことを明らかにしました。

 「脱原発運動は分裂しないで一緒にやっていくのを目指したが、それがうまくいかない。脱原発をきちんとやってくれるか確認して、きょう、細川氏支持を決めた」(作家 鎌田慧さん)

 これについて宇都宮氏は・・・

 「これまでの状況だと、一本化はおよそ話にならない。(告示)ぎりぎりの状況では難しいのでは」(宇都宮健児氏)

 細川氏は、20日は東京駅近くの自ら理事長を務める財団法人の事務所に姿を見せました。

 Q.公約まとまりましたか?
 「公約はまとまっています。表明の会見でいろいろ申し上げます」(細川護煕氏)

 22日の夕方に記者会見を開く予定です。

 一方、舛添氏は20日午後、福井市にいました。以前から予定していた地元新聞社の講演会に参加するためです。

 「大消費地(東京)は生産地に足を向けて寝てはいけないと思う」(舛添要一氏)

 講演会で舛添氏は、「脱原発」について次のように述べました。

 「(原発は)中長期的にはなくしていく方向でやらないといけない。ただ『今日からだ』というときに代替案がないのは無責任。自然再生エネルギー、みんな頑張ってやるべきで、我々もやらないといけない。東京は全体のエネルギーの3~4%しかやっていない。私は知事になれば20%まで上げたい」(舛添要一氏)

 また、元航空幕僚長の田母神俊雄氏はJR錦糸町駅前で演説を行い、政策を訴えました。

 「東京がオリンピックを機会に災害に強い街になって、世界から安心して投資できるという街にしなければいけないと思う」(田母神俊雄氏)

 都知事選には合わせて13人が立候補を予定しています。投票日まであと20日。今後、議論はどこまで深まるのでしょうか。

●「原発ゼロ撤回」先送り 都知事選 争点化を政権懸念
        
 「脱原発」が東京都知事選(二十三日告示、二月九日投開票)の主な争点の一つになる見通しになったことで都知事選の結果次第では、安倍政権のエネルギー政策が修正を迫られる可能性が出てきた。政府は原発の再稼働方針を明確にするエネルギー基本計画の一月中の閣議決定を目指してきたが、与党内の慎重論に加え、知事選で争点化されるのを避けるため、先送りを余儀なくされた。 

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は十六日の記者会見で、閣議決定が二月以降にずれ込むかとの質問に「与党としっかり相談して進める」と、否定しなかった。

 政府は同計画案で原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置付けた。これに自民党内の脱原発派議員や公明党が反発し、決定に踏み切れないでいた。加えて、都知事選で計画の是非が議論され、脱原発候補を利するのは得策ではないとして、政府内で先送り論が強まった。

 さらに、脱原発候補が都知事選で健闘すれば、与党内の脱原発勢力が勢いづいて、閣議決定はさらにずれ込みそうだ。脱原発派が問題視する「基盤となる~」との文言の修正に追い込まれる事態も現実味を帯びてくる。

 また、都は東京電力の大株主。知事選の結果が東電の再建計画に影響するのは避けられない。
 東電の再建計画は二〇一二年三月以降、全七基が停止している柏崎刈羽原発(新潟県)を再稼働させ利益を生み出すことを前提に組み立てられている。

 顧客である電力消費者の都民から「原発ノー」の民意を突きつけられた場合、それでも再稼働を進めれば強い批判を浴びる。脱原発派の知事が誕生し、株主として再稼働反対を訴えればなおさらだ。再稼働ができなければ、東電は再建計画の見直しを迫られることになる。

 都知事選は、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67)と元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏(65)、細川護熙(もりひろ)元首相(76)、元厚生労働相の舛添要一氏(65)の有力四氏が争う構図。
 宇都宮氏は「脱原発」を掲げる。細川氏は原発政策を最大の争点に据える。舛添氏は「私も脱原発」とするが「代替エネルギーが確保できた場合」との条件付きだ。

 <エネルギー基本計画> 政府が長期的な国のエネルギー政策の基本的方針を示すため策定。2003年に初決定し、おおむね3年ごとに改定している。安倍政権は民主党政権が打ち出した「30年代原発ゼロ」の方針を撤回する方向で議論を進めている。昨年12月に経済産業省の審議会が原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置付ける基本計画案を了承した。


●都知事選 脱原発「細川新党」でリベラル大結集の仰天構想
         2014年1月17日 日刊ゲンダイ
 今回の都知事選は単なる地方選挙とは違う。細川陣営は、すでに都知事選の「次」を見据えて動いている。国政を巻き込んだ「新党結成」だ。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「細川氏は、バラバラの野党が集まる“旗”としてうってつけの存在です。日本新党出身の議員は野党各党にいる。細川氏が勝てば、政界再編の起爆剤になるのは間違いありません。五輪を控えた今度の都知事は、世界的な発信力を持ちます。都知事が原発即ゼロを打ち出せば、安倍政権の原発推進との“ねじれ”が世界的な問題になる。国会でも脱原発が議論され、野党がひとつにまとまる機運が生まれます。脱原発は、巨大与党への強力な対立軸になります」

 脱原発で野党が連携、その中心になるのが「細川新党」だ。

「新党の基本理念は『反・安倍的なもの』になる」と、細川に近い関係者がこう話す。
「都政で情報公開を進めれば、秘密保護法へのアンチテーゼになります。地域主権も推進する。外交も、アジアの緊張から融和への転換を掲げることになる。新党立ち上げを視野に入れて、政策作りを進めています」
民主党の細野前幹事長、日本維新の会の松野国会議員団幹事長、結いの党の江田代表が始めた勉強会のメンバーも細川新党への期待を膨らませている。
 中でも松野は細川の秘書から政治生活をスタートした“殿”の直系。維新には小沢鋭仁や中田宏、山田宏ら旧日本新党の出身者が少なくない。都知事選で勝手連として細川を支援する民主の一部も新党に合流するだろう。

■まずは野党第1党、3年後に政権交代

 細川新党ができれば真っ先に参加するという議員のひとりは「まずは衆院で野党第1党になる。今は56人の民主党が第1党だから、そうハードルは高くない。新党ができれば、自民党からの合流もある。リベラル勢力を結集して、3年後の総選挙で再び政権交代です」と鼻息が荒い。

 実際、細川の出馬は、自民党にクサビを打ち込むことに成功している。
「党内きっての脱原発派である河野太郎副幹事長は<細川さんを応援する>と言っている。これに追随する若手議員も何人かいるようです。小泉氏の名代として、中川秀直元官房長官が動いていて、脱原発派や“上げ潮派”に声をかけているらしい。官邸は神経をとがらせています。16日の清和会(町村派)の昼食会では、安倍総理の側近が<OBの小泉純一郎と中川秀直を黙らせてくれ>と、小泉内閣で官房長官を務めた細田幹事長代行に泣きついていました」(自民党関係者)

 小泉は脱原発について「自民党の議員も賛否は半々」と言っていたが、その見立ては間違っていない。

「仮に自民が割れなくても、都知事選で脱原発派が勝てば、党内で安倍降ろしが始まるきっかけになる」(鈴木哲夫氏)

 俄然、面白くなってきた。

●片山氏、舛添氏支持依頼に難色 「婚外子への慰謝料扶養が不十分」
         産経 2014.1.19 17:58
自民党の片山さつき環境部会長は19日、東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に立候補を表明した舛添要一元厚生労働相に対する支援を安倍晋三首相から求められ、難色を示したことを明らかにした。党大会が開かれた都内ホテルで記者団に語った。

 同党都連に所属する片山氏は過去に舛添氏と婚姻関係にあったこともあり、首相が党大会の会場で「誰よりも片山さんに(舛添氏の)応援に立ってほしい」と要請。これに対し、片山氏は「舛添氏は障害を持つ婚外子に対する慰謝料や扶養が不十分だ。解決されていない」と述べ、現状では難しいとの認識を示した。

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 名護市長選は、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対の現職市長が再選された。
 今回の選挙の位置づけについての沖縄タイムスの表現は次。
  《日米両政府が1996年に普天間返還を合意し、移設先が辺野古に決まって以降の5回の市長選で、「推進」と「反対」を明確に掲げた候補による一騎打ちは今回が初めて。移設の是非を問う「住民投票」の意味合いも帯びていた。》

 だからこそ、政府や自民党は、昨年末までにいろいろな策を講じて勝つための状況づくりを進めてきた。
 推進派の候補者一本化、多額の「沖縄振興策」、知事の埋め立て承認・・・。

 しかし、結果は、反対の強い民意に変わりはなかった。
 再選された現職・稲嶺氏の分析。 
 《勝因については、辺野古移設に対し「推進」か「反対」かの対立軸が明確化したことで「争点が分かりやすく、(有権者が)意思表示できた」と分析した。》 (沖縄タイムス)

 結局は、自民の作戦が間違っていた、ということ。
 自民党の石破幹事長はは、応援演説の中で、「500億円の名護振興基金」を国、県、市でつくると述べた。
 しかし、翌日の新聞は、国も県も新たな予算措置はしない旨の答弁をしたことを伝えている。(ブログ後半記録)
 自民の党略に先走りすぎたのか・・・ 

 とはいえ、今回、中盤に現職が先行の報道がされた。
 優勢が報道されるほどに、個人的には、意図的にしくまれていないかと気になった。
 
 そんな中で、先の衆議院選でのネット選挙が注目された三宅洋平氏のブログに、知人からとして、次の解説があった。
 分かりやすいし、「報道の時の表現の基本」はそういうことかと納得した。(ブログ後半に引用・抜粋)

 《選挙の情勢分析を読み解くには、その記事の見出しに注目してください。
 主に使われる用語は、「先行・優勢、互角・横並び、猛追」などです。
 「先行・優勢」と書かれた候補は、10ポイント以上離して優位な場合です。
 「互角・横並び」という表記は、5ポイント内で拮抗している状況です。
 「猛追」は、先行されてた候補が、後半追い上げているパターンです》


 ふむふむ、と一つ勉強した思い。「報道の原則」ということか。
 ともかく、政権の突っ走りに一つブレーキがかかった。

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 (関連)2014年1月19日 ⇒ ◆名護市長選/安倍政権の今後への影響は大きい/現職・稲嶺氏先行、末松氏追う
  2014年1月19日 ⇒ ◆名護市長選/辺野古移設が争点/推進派は12月に候補を一本化

【電子号外】稲嶺氏が再選 名護市長選/2014年1月19日 20:00/沖縄タイムス

▽名護市長選開票結果 (選管最終)
当 19839稲嶺  進 無現
  15684末松 文信 無新
     
   
●名護市長選:稲嶺氏大勝 辺野古移設にノー
        沖縄タイムス 2014年1月20日 06:00
 【名護市長選取材班】任期満了に伴う名護市長選挙は19日投開票され、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する現職の稲嶺進氏(68)=無所属、社民、共産、社大、生活推薦=が1万9839票を獲得し、移設推進を掲げた新人の末松文信氏(65)=無所属、自民推薦=に4155票の大差をつけ再選を果たした。仲井真弘多知事の辺野古埋め立て承認後、初めての市長選は辺野古移設問題が最大の争点となり、稲嶺氏が当選したことで、地元市民が辺野古移設に「反対」の明確な意思を突き付けた。

 稲嶺氏は市長の権限で移設工事に必要な許認可を拒否すると明言している。安倍政権は選挙結果にかかわらず移設を推進する考えだが、市民の信任を大義に稲嶺氏が権限を行使すれば難航は必至で、日米両政府が進める移設計画の実現は極めて困難な状況となる。

 日米両政府が1996年に普天間返還を合意し、移設先が辺野古に決まって以降の5回の市長選で、「推進」と「反対」を明確に掲げた候補による一騎打ちは今回が初めて。移設の是非を問う「住民投票」の意味合いも帯びていた。

 仲井真知事は昨年末、辺野古埋め立てを承認。今回の市長選は知事の判断の是非を問う事実上の信任投票でもあった。
 県議会では野党・中立会派によって知事への辞任要求決議がなされており、稲嶺氏の再選で知事の求心力低下は避けられず、11月の県知事選にも大きく影響するのは必至だ。

 稲嶺氏は国内外から注目が集まった普天間問題で「海にも陸にも新しい基地は造らせない」と訴え、多数与党の市議団や市民からの支持を拡大。保守・革新や政党の枠にとらわれず、市民を中心とした草の根の運動が再選の大きな原動力となった。

 辺野古推進を掲げた末松氏は移設に協力すれば得られる米軍再編交付金など政府による振興策をもとに地域経済、医療、教育の拡充を公約に掲げた。知事や自民党の県関係国会議員5人をはじめ、政府や自民党本部の全面的な支援を受けたが支持は広がらなかった。

 当日有権者数は4万6582人。投票率は前回から0・25%減の76・71%だった。

 稲嶺進(いなみね・すすむ) 1945年7月生まれ。名護市三原(旧久志村)出身、市大北在住。琉球大法文学部卒。72年に名護市役所入り。総務部長、収入役などを歴任。2004年から08年まで市教育長を務めた。10年1月の市長選に初当選。

埋め立て協議「断る」稲嶺氏
 4155票差で再選した稲嶺進氏は「市民の良識を示してもらった」と有権者に感謝した。「選挙戦は日を追うごとに支援の高まりを全身で受け止め、きょうの日を迎えられた」と振り返った。

 選挙結果にかかわらず、辺野古移設の姿勢を崩さない日米両政府には「名護市域の財産や環境、市民の安心安全をしっかり管理し守る責務がある」と強調。政府が移設に向けて名護市との協議を求めた場合には「埋め立てが前提である協議ならば、私はすべてお断りする」と断言した。

 「辺野古に新しい基地は要らない」と強調し、米国に対しても「私たちは誰も望んでいない」と訴えた。

 勝因については、辺野古移設に対し「推進」か「反対」かの対立軸が明確化したことで「争点が分かりやすく、(有権者が)意思表示できた」と分析した。

●沖縄・名護市長選 再選の稲嶺氏「埋め立て前提の手続き断る」
      FNN 01/20 06:19 沖縄テレビ
19日に投開票が行われた沖縄・名護市長選挙で、現職の稲嶺 進氏が再選した。
稲嶺氏は「埋め立て前提の手続きは、全て断っていく」と述べ、移設反対をあらためて表明した。

名護市長選挙は、普天間基地の名護市辺野古への移設の是非を最大の争点に、新人で元県議会議員の末松文信氏(65)と現職の稲嶺 進氏(68)が、激しい選挙戦を展開していた。

開票の結果、移設計画に反対する現職の稲嶺氏が、1万9,839票を獲得し、2回目の当選を果たした。

稲嶺氏は「埋め立てが前提である協議ならば、私は、全てお断りをいたします」と述べた。

一方、仲井真県知事は、選挙結果を受けて「選挙でもって、名護の有権者の方のご意向ですから。わたしが何か、今までの承認するというのを変えるということは、もう承認しましたからね、今からどうこうというのは、できないんじゃないですか」と述べた。

●名護市長選:市長権限 効力に注目
        沖縄タイムス 2014年1月20日
 【名護】名護市長選挙で米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する稲嶺進市長が再選された。稲嶺市長は「市民の生命財産を守る責務から市長の管理権が及ぶところがある」と、建設阻止へ権限を行使する考えを示している。安倍政権が選挙結果にかかわらず建設強行の姿勢をみせる中、市の持つ権限に注目が集まる。

 防衛省が辺野古への基地建設工事を進める上で前提としているのが、辺野古漁港周辺への埋め立て作業ヤード造成。そのためには、シュワブと同漁港の間の砂丘の使用を名護市に申請し、許可を得る必要がある。
また、辺野古漁港を資材置き場にするためには、市の使用許可が必要になる。

 キャンプ・シュワブ内の市有地21万平方メートルのうち、一部が土砂の採取地にかかり、市は同意なくして、土砂を自由に採取し、一方的に形状を変更することはできない、との考えだ。一方、沖縄防衛局は市の同意は不要との考えを示しており、見解が分かれている。

 河口付近が代替施設の建設区域に重なる美謝川では、水路の切り替え工事が計画されている。工事を進めるには沖縄防衛局と市の「法定外公共物管理条例」に基づく話し合いを行い、合意を得なければならない。

 辺野古漁港と接する辺野古川の護岸かさ上げ工事も、市の合意なしでは実施できない。文化財保存も名護市教育委員会との協議が必要となる。

 オスプレイなどの運用に不可欠な飛行場施設への燃料タンク設置許可も消防法により市長の許可を得る必要があるとみられており、市では各種権限や法的要件の有無を精査している

●名護市長選:後押し及ばす…仲井真氏「辞職の考えない」
          毎日新聞 2014年01月20日
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設が最大の争点となった名護市長選は19日投開票の結果、移設反対を訴えた無所属現職の稲嶺進氏(68)=共産、生活、社民、沖縄社大推薦=が、推進を掲げた無所属新人の前県議末松文信氏(65)=自民推薦=を破り、再選を果たした。

沖縄県の仲井真弘多知事は19日夜、名護市長選で支援した移設推進派候補は敗北したが、辞職する考えは「全くない」と否定した。那覇市で記者団の質問に答えた。(共同)

●社説[稲嶺氏が再選]敗れたのは国と知事だ
                 沖縄タイムス 2014年1月20日 05:00
 米軍普天間飛行場の辺野古への移設に対し名護市民は「ノー」の民意を、圧倒的多数意思として示した。国の露骨な圧力をはね返して勝ち取った歴史的な大勝である。同時に仲井真弘多知事が、辺野古埋め立てを承認したことに対し、市民が明確に拒否したことも意味する。

 名護市長選で辺野古移設に反対する現職の稲嶺進氏(68)が、移設を積極推進する新人の末松文信氏(65)を破り、再選を果たした。

 普天間の辺野古移設の是非が文字通り最大の争点となった市長選は今回が初めてだ。過去4度の市長選では、移設容認派が推す候補は選挙への影響を考慮して、問題を争点化しなかった。

 移設問題を明確に市民に問うたのは、1997年の市民投票以来である。市民投票では、条件付きを合わせた反対票が52・8%と過半を占めた。住民投票的な性格を帯びた今回の選挙で市民は再び移設反対の意思を明確にしたのだ。日米両政府は辺野古移設計画を撤回し、見直しに着手すべきだ。

 今回の市長選で末松氏は、基地受け入れによる再編交付金を財源にした地域振興策を前面に掲げた。

 これに対し、稲嶺氏は、再編交付金に頼らない4年間の実績を強調し、「再編交付金は一時的なもの。基地のリスクは100年以上も続く」と反論した。「すべては子どもたちの未来のために」をスローガンに、基地に頼らない街づくりを訴えた。

 本紙などの世論調査では、最も重視する政策を「普天間移設問題」と答えた市民が56%に達し「地域振興策」の23%を大きく上回っていた。

 市民の選択は、沖縄だけに負担を押し付け、その矛盾を振興策で覆い隠す「補償型」の基地行政がもはや通用しないことを証明した。

 名護市民がそのことを国内外に発信したことは、沖縄の基地問題の歴史的な転換点となろう。日米政府が進めてきた普天間の県内移設策が、大きな変更を迫られることは間違いない。

 市長選は、国による辺野古埋め立て申請を承認した仲井真知事の政治姿勢に対する信任投票の側面もあった。

 埋め立て承認に至る経過はいまだに不透明なままである。知事は、当事者である名護市民への説明もなく、選挙応援では、振興策のみに言及した。

 それにしても、安倍政権・自民党の策を弄(ろう)するやり方は目に余った。

 仲井真知事から年内の埋め立て承認を得るため、県関係国会議員、県連に圧力をかけ県外移設の公約を転換させた。知事の翻意を促すため沖縄振興予算を大盤振る舞いし、実効性の担保が乏しい基地負担軽減策を「口約束」した。

 名護市に対する「アメとムチ」もあからさまだった。

 市の喜瀬、許田、幸喜の3区にまたがるキャンプ・ハンセンの一部の返還で、国は幸喜の分を先に返すことを決めた。返還予定地は利用価値が低く、幸喜区には軍用地料が入らなくなる。辺野古移設への協力姿勢を示さなかった同区へのいやがらせとしか受け取れない。

 選挙期間中も、菅義偉官房長官が、選挙結果に左右されることなく辺野古移設を「粛々と進めていきたい」と発言。自民党の石破茂幹事長は「基地の場所は政府が決めるものだ」と述べた。

 その石破氏は、選挙終盤の16日に名護入りし、同市の地域振興に500億円規模の基金を立ち上げる意向を表明した。基金は新たな財源措置ではなく、既存予算内の調整を念頭にしたものとみられるが、あからさまな選挙への介入であり、地方自治の精神にもとるものだ。

 県外移設を求める「オール沖縄」の枠組みは崩れたが、その精神は息づいている。自民県連OBが稲嶺氏を支援し、那覇市議会が知事の埋め立て申請に抗議する意見書を可決したことは、象徴的だ。

 今回は公明党が自主投票となったことも稲嶺氏の当選を後押しした。

 再選を果たした稲嶺氏は、公約に掲げた政策実現に向けて選挙のしこりを解消し、市民一体となった態勢づくりに取り組まなければならない。

●三宅洋平 (仮)ALBATRUS オフィシャルブログ「三宅日記
       2014年01月16日(木) 12時51分50秒 名護市長選、ミドリマンの見立て
今朝届いた、三宅選対本部長を務めたミドリマンのメルマガから一部引用します。

「名護市長選について。昨日、読売新聞と朝日新聞に情勢調査が掲載されました。どちらも「稲嶺氏が先行、末松氏が追う展開」と分析しています。選挙の情勢分析を読み解くには、その記事の見出しに注目してください。主に使われる用語は、「先行・優勢、互角・横並び、猛追」などです。「先行・優勢」と書かれた候補は、10ポイント以上離して優位な場合です。「互角・横並び」という表記は、5ポイント内で拮抗している状況です。「猛追」は、先行されてた候補が、後半追い上げているパターンです。

 名護市長選の情勢調査の結果からは、稲嶺候補がかなりの差をつけていることが読み取れます。ダブルスコアーという噂も聞こえてきます。ただし、沖縄の選挙では辺野古移設反対候補が推進候補に後半で逆転される先例が複数あるので、油断は禁物です。最後まで地道に票固めすることが肝要だと思います。」
・・・・・・(略)・・・

●名護振興策 調整不足 市長選で自民
     東京 2014年1月17日
 自民党の石破茂幹事長は十六日、沖縄県名護市長選の応援演説で、地域振興に向け五百億円規模の基金を創設する考えを表明した。米軍普天間(ふてんま)飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の同県名護市辺野古(へのこ)移設に対する理解を得るための地元対策の一環とみられる。しかし、菅義偉(すがよしひで)官房長官は直後の記者会見で、新たな予算措置を否定。
県担当者も寝耳に水の様子で、調整不足を露呈した。 (大杉はるか)

 名護市長選は十九日に投開票される。移設容認派で無所属新人の前県議末松文信(すえまつぶんしん)氏=自民推薦=と、県外移設を主張する無所属現職の稲嶺(いなみね)進氏=共産、生活、社民、沖縄社大推薦=が一騎打ちを繰り広げている。

 石破氏は「名護が発展することで沖縄も飛躍的に発展を遂げる。安倍政権として、全面的に支援し、国、県、市が協力して新たに五百億円の名護振興基金をつくる」と強調した。

 一方、菅氏は石破氏が打ち出した「名護振興基金」の財源について、沖縄北部振興として政府が二〇一四年度から二一年度まで毎年度五十億円確保している予算や、地方自治体が自由に使える一括交付金を活用するべきだと指摘。「政府として(地元振興の)予算措置は既にしている。関係者で調整すれば、それは可能だ」と、新たな予算措置はしない考えを示した。

 北部振興予算や一括交付金は、名護市を含め十二市町村で調整し配分することになっているため、与党の判断だけで重点配分することはできない。沖縄県の担当者は取材に、新基金創設について「まったく聞いていない。一四年度予算でそのような予定はない」と話した。 


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 今日は注目の名護市長選の投票日。
 安倍政権の重要課題の一つの「辺野古移設」の今後を決めるとあって、対決色が著しい。

 安倍氏は昨年12月に、「沖縄振興予算」を2021年度まで毎年3000億円台の規模で確保する、と表明。
 自民党の石破茂幹事長は去る16日、名護市長選の応援演説で、「新たに500億円の名護振興基金をつくる」と述べたという。

 いろいろな情勢調査を見ると、基地反対の現職市長が「先行」しているという。
 たとえば、琉球新報の世論調査(1月11、12日)
 《最大争点となる辺野古移設に関しては「沖縄以外の国内に移設すべきだ」(21・2%)、「国外に移設すべきだ」(25・9%)を合わせて県外・国外を求める回答者が半数近くに上る。無条件閉鎖・撤去(31・8%)などを含め、辺野古以外の選択肢が計83・7%を占め「辺野古に移設すべきだ」とする回答者は9・0%にとどまった》

 ただ、この調査は告示のころ、今から1週間前の話。
 しかも、「実際に電話がかかったのは898で、このうち529人から回答」だという。
 大きな争点があるとき、それに明確な意思を表明しにくいのはよくあること。だから、楽観はできない。

 移設推進・容認の2人の予定候補者を年末に一本化させた自民党は、1対1の対決構図を作り、金のバラマキ戦術を展開。
 その効果が有権者の心理にどう影響するのか、今日、その結果が出る。

 名護市長選の結果は、東京都知事選の雰囲気、さらに安倍政権の運営の今後に大きく影響するだろう。
 ・・・ということで、情勢的なことにふれた情報を整理してみた。

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 (関連)2014年1月13日ブログ ⇒ ◆名護市長選/辺野古移設が争点/推進派は12月に候補を一本化


選挙管理委員会 /名護市長選挙及び名護市議会議員補欠選挙について



●辺野古移設、6度目の審判=「推進」「反対」で激突-名護市長選
              時事(2014/01/18-16:13)
 沖縄県宜野湾市の市街地にあり、かねて危険性が指摘されてきた米軍普天間飛行場。日本政府は1996年4月に全面返還で米側と合意したものの、県内移設が条件とされ、同年秋、名護市辺野古が移設先に浮上した。それから17年余り。市民が移設計画に賛否を示すのは、19日の市長選で6回目となる。

 最初に名護市民の民意が問われたのは97年12月の住民投票。辺野古沖に海上ヘリポートを建設する政府案に対し、反対票が過半数を占めた。しかし、当時の比嘉鉄也市長は「政府の振興策は名護に必要」と受け入れを表明。市民を二分した責任を取るとして辞職した。

 98年2月の市長選では、比嘉氏の後継で移設容認派の全面支援を受けた岸本建男氏が当選。岸本氏は2002年2月に再選を果たし、06年1月の市長選では岸本氏の後継者となった島袋吉和氏が勝利した。ただ、岸本、島袋両氏は移設受け入れに「米軍基地として15年の使用期限」や「滑走路の沖合移動」といった条件を付け、移設計画は進まなかった。
 10年1月の前回市長選は、民主党の鳩山政権が移設問題をめぐり迷走する中で行われた。比嘉、岸本、島袋3代の市長の下で市の幹部を務めた稲嶺進氏が反対派に担ぎ出され、島袋氏に勝利。辺野古移設反対の候補が市長選を初めて制した。

 「これを機会に決着をつけたい」。今回の市長選に立候補した末松文信氏は、移設に伴う公共事業や政府の振興策に期待する地元経済界などの意向を踏まえ、辺野古沿岸部に代替施設を造る現行計画を推進する姿勢を鮮明にした。

 一方の稲嶺氏は「辺野古の海にも陸にも新しい基地は造らせない」とアピール。県外移設を求める立場を強く打ち出すとともに、「政府の振興策に頼らない街づくり」を訴える。真っ向から主張がぶつかる両氏に、間もなく市民の審判が下される。

●稲嶺氏先行、末松氏追う 名護市長選で世論調査
        琉球新報 2014年1月14日
 普天間飛行場返還・移設問題の解決策は

 【名護市長選取材班】19日に投開票される名護市長選を前に、琉球新報社と沖縄テレビ放送は11、12の両日、名護市の有権者を対象に合同で世論調査を実施した。その結果に本社の取材を加味して情勢を分析すると、無所属現職の稲嶺進氏(68)=社民、共産、社大、生活推薦=が先行し、無所属新人で前県議の末松文信氏(65)=自民推薦=が追う展開となっている。回答者の93・3%が選挙に関心があると答え、56・7%が投票の際に基地問題を重視すると答えており、辺野古移設の是非を最大の争点とする今回選挙への市民の注目の高さがうかがわれる。

 投票する人を「まだ決めていない」と回答したのは15・9%いて、終盤戦にかけて浮動票の取り込みなど無党派対策も重要となり、予断を許さない状況だ。

 最大争点となる辺野古移設に関しては「沖縄以外の国内に移設すべきだ」(21・2%)、「国外に移設すべきだ」(25・9%)を合わせて県外・国外を求める回答者が半数近くに上る。無条件閉鎖・撤去(31・8%)などを含め、辺野古以外の選択肢が計83・7%を占め「辺野古に移設すべきだ」とする回答者は9・0%にとどまった。

 市長選に対し、65・9%が「大いに関心がある」と回答。名護市民の審判が移設問題の行方を左右することから、注目度の高さを反映している。投票先を選ぶのに最も重視することは「普天間飛行場の移設などの基地問題」が56・7%と「経済・雇用」18・6%などを引き離した。

 普天間飛行場移設に向けた政府の辺野古埋め立て申請を承認した仲井真弘多知事の判断に対しては「支持しない」「どちらかといえば支持しない」が計65・4%と批判的に見ている。知事判断を支持する回答者は計27・8%だった。

▽調査の方法=名護市内に住む有権者を対象に11、12の両日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。電話帳に載せていない人も調査可能で性別、年代別など有権者の縮図に合わせた精度の高い調査ができる。実際に電話がかかったのは898で、このうち529人から回答を得た。

●過去の名護市長選を振り返る
          沖縄タイムス 2014年1月17日
★ 名護市長選の得票数、投票率の推移

 【名護市長選取材班】任期満了に伴う名護市長選は19日の投票日に向け、ラストスパートに入った。最大の争点となる米軍普天間飛行場の辺野古移設を積極的に推進する末松文信氏(65)と、断固反対する稲嶺進氏(68)が、街頭演説や地域懇談会で懸命のアピールを展開している。両陣営とも日増しに有権者の関心が高まっていることから、投票率は前回を上回ると予想、浮動票の掘り起こしに力を入れる。過去の市長選を、得票数や投票率などのデータで振り返る。

 1970年の5町村合併による名護市の誕生後、4期連続で革新統一候補の渡具知裕徳氏が市政を担当した。3、4期目は無投票。12年ぶり投票の86年選挙では、保守系無所属で自民などが推した元市議会議長の比嘉鉄也氏が渡具知氏に1679票差で当選。比嘉氏は90年、94年と票を伸ばし、保守地盤を固めた。

 辺野古移設の賛否を問う97年12月の市民投票で反対票が賛成票を上回ったにもかかわらず、比嘉市長は海上ヘリ基地の受け入れを表明し、辞任した。

 98年市長選は、移設の是非が初めて焦点となった。市助役の岸本建男氏と、革新系県議の玉城義和氏が立候補。岸本氏が接戦の末に1150票の僅差で当選、市民投票とは逆の結果で、保守地盤を継承した。

 岸本氏は99年、七つの条件を付けて、海上ヘリ基地の受け入れを表明。2000年度に北部振興策がスタートした。02年選挙では、前回玉城氏を支持した公明が岸本氏を推薦。2000年の沖縄サミット開催を追い風に、稲嶺恵一知事の全面支援でも勢いづいた岸本氏が、2万を超す市長選の最高得票で前市議の宮城康博氏を下した。

 岸本氏は体調不良を理由に勇退。06年は、在日米軍再編で日米両政府がキャンプ・シュワブ沿岸案に合意した後の市長選となった。

 移設を容認し、修正協議に柔軟姿勢を示した前市議会議長の島袋吉和氏に対し、移設反対派は保革相乗りの我喜屋宗弘氏と革新系の大城敬人氏が出馬し、足並みが乱れた。島袋氏が他の2人の合計を上回る得票で初当選した。

 島袋氏は06年4月、シュワブ沿岸部にV字形滑走路を建設する計画で政府と基本合意。10年には移設反対を掲げ、保革を超えた態勢で臨んだ前教育長の稲嶺進氏との一騎打ちとなった。稲嶺氏は当時政権を担った民主や国民新からの支援を受けたほか、無党派層に支持を広げ、移設反対派から初めての市長が誕生した。

 市内では保革の枠組みがすでに崩れており、今回の選挙も移設について「推進」か、「反対」か、に分かれた構図となる。これまで移設容認派を支持してきた公明が自主投票を決めたことで、両陣営は公明票の取り込みに力を入れている。

 仲井真弘多知事が移設に伴う埋め立てを承認後、地元の民意を問う初めての機会で、移設計画に大きな影響を与えるとみられ、全国的に注目されている。

投票率上昇を予想
 投票率は1986年の89・7%をピークに5回連続で下がり続けていたが、稲嶺進氏と島袋吉和氏の一騎打ちとなった前回の2010年市長選は76・96%で、06年の74・98%をわずかに上回った。

 今回の市長選について、市民を対象とした沖縄タイムスなどの世論調査では「大いに関心がある」が66%、「少しは関心がある」が29%で、「関心はない」は5%にとどまった。投票へ「必ず行く」が85%、「できれば行きたい」が12%で、「行かない」が1%、「その他・答えない」が2%だった。

 末松選対は、選挙後半になっての盛り上がりから、投票率を前回並み、もしくは上がると想定。稲嶺選対も「期日前投票へ行く若者が増えている」という理由で投票率は上昇すると予想している。当選ラインはいずれも1万8千票前後とみている。


●「名護に500億円基金」石破氏、市長選でアピール
          産経 2014.1.16
 自民党の石破茂幹事長は16日、沖縄県名護市で市長選の応援演説に立ち、名護市の地域振興に向けて500億円規模の基金を立ち上げる意向を明らかにした。「名護が発展することで沖縄も飛躍的に発展を遂げる。安倍政権として全面的に支援し、国、県、市が協力して新たに500億円の名護振興基金をつくる」と述べた。

 沖縄の経済振興を政権が後押しする姿勢をアピールし、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を推進する狙いとみられる。19日投開票の市長選で党推薦候補を応援するため現地入りした。

 市長選は移設容認派の無所属新人の前県議末松文信氏=自民推薦=と、県外移設を主張する無所属現職稲嶺進氏=共産、生活、社民、沖縄社大推薦=の一騎打ちとなっている。

●名護市長選:幹部を続々投入…各政党、取り組み強化 /沖縄
            毎日/琉球新報 2014年01月16日
 【東京】19日の名護市長選について、各政党は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の成否を左右する重要な選挙だとして強い関心を寄せている。移設に向けた埋め立て事業では、名護市側との事前調整や市の許可が必要な工事もある。各党は選挙終盤に向け取り組みを強化している。

 自民党は移設推進を打ち出す無所属新人で前自民県議の末松文信候補を推薦しており、建設業者など支持基盤固めを徹底する戦術を展開する。小泉進次郎復興政務官らが応援で名護に入り、今後も小渕優子元少子化担当相らが街頭演説を行う予定だ。石破茂幹事長ら党幹部も訪問を予定している。

 安倍晋三首相(党総裁)は周辺に「できることは全てしていく」と語っており、党は今後も公明党などに支援を働き掛ける考えだ。

 公明党本部は9日、普天間の県外移設を掲げている県本部が市長選を自主投票で臨むとした方針の了承を見送った。移設推進の末松氏を支援する自民党に配慮した形だが、党本部は「地元の意向は無視できない」として、県本の自主投票方針を黙認する方向だ。

 一方、共産、生活、社民の野党各党は、移設の阻止を掲げる無所属現職の稲嶺進候補を推薦している。告示後、市長選についてのマスコミ各社の世論調査などで、稲嶺氏が先行していると報道されたことに対して野党各党は楽観論を警戒し、一層の引き締めを図っている。共産、社民両党からは「この選挙はそれほど甘くない」「油断すべきでない」といった声が上がっている。

 これまでに共産の市田忠義書記局長、社民の福島瑞穂副党首らが応援に入っており、さらに吉田忠智社民党首らが沖縄入りを予定している。ただ運動で各党の色合いが強くなりすぎれば、稲嶺氏を支援する市民団体や女性票などが離れかねないとして、配慮していく構えだ。

 一方、民主党や日本維新の会は市長選を自主投票とする方針を決定。維新関係者は「表だった行動はしないが、独自の活動を展開していきたい」と話した。

●名護市長選 公明党もなだれ「稲嶺圧勝」、宙浮く辺野古移転
           日刊ゲンダイ 2014年1月15日
 東京都知事選はガ然、面白くなってきたが、その前に今月19日は名護市長選がある。
 普天間基地の辺野古移転が争点で、反対派の稲嶺進現職市長(68)と移転推進派の前県議、末松文信氏(65)の一騎打ちとなったが、こちらは既に雌雄を決している。

 ズバリ、稲嶺市長の圧勝だ。世論調査ではダブルスコア以上の差があるし、関係者も驚いたのが8日の稲嶺決起集会だ。ここに国会議員や政党代表、元県知事の大田昌秀氏らが集まったが、その中に平良朝敬・かりゆしグループCEOがいたのである。

「平良氏は公明党のホープ、遠山清彦衆院議員の沖縄後援会長です。公明党は表向き、地元は自主投票ですが、稲嶺支持に雪崩を打ち始めている。自民党は公明党本部から沖縄県連に働きかけて、末松支持を訴えていますが、地元は動いていません」(地元選対関係者)

 追い詰められた自民党は水面下で、企業に圧力をかけている。さらに誹謗中傷ビラをまくという禁じ手選挙を模索中だ。

「末松選対の幹部に取材しましたが、建設業界への圧力を認め、さらに<親戚縁者にも働きかけている。業界は組織で動く。血の濃いところからやる>とまで言い切っていました。その幹部は<アジビラも配布する>と明言、裏選対を組んでアングラビラをまくことも示唆しています」(現地で取材したフリージャーナリストの横田一氏)

 ここまでやるか、というドブ板選挙だ。自民党は小泉進次郎復興政務官を投入。その小泉は「新しい名護市をつくるためのスタートを皆さんと切りたい」とか言っていたが、基地移転、埋め立てで潤うのは一部のゼネコン、砂利業者だけだから、庶民は冷めた目で見ている。

 もう勝負あったも同然で、だからこそ、官邸は浮足立っている。辺野古移設は日米の約束だが、反対派の市長が圧倒的支持で勝てば、移転は難しくなる。まして、市長には、基地移転・辺野古埋め立てに伴う防波堤、防風林の計画の裁量権がある。市長が「ウン」と言わなければ、埋め立ての周辺工事が滞ってしまう。

 基地移転が頓挫すれば、米国の安倍への不信感はなお一層、強まる。都知事選の前に沖縄で安倍は窮地に追い込まれることになる。

●公明、県本部の自主投票容認=名護市長選
   ウォール・ストリート・ジャーナル日本版/[時事通信社]2014年 1月 17日
 公明党は16日の中央幹事会で、沖縄県名護市長選(19日投開票)を自主投票とした党県本部の方針について、「引き続き協議する」として了承を見送った。党幹部はこの後、「扱いはこのままになる」と述べ、党本部としての対応は決めず、自主投票の方針を事実上容認する考えを示した。

 自民党沖縄県連は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設推進を掲げる末松文信氏を推薦しているが、公明党県本部は県外移設の立場を崩しておらず、足並みが乱れている。政府の辺野古移設方針を認めている公明党本部としては、了承を見送ることで「自民党と足並みはそろえているというメッセージ」(公明党関係者)とする狙いもある。 

●[大弦小弦]一昨年の衆院選や昨年の…
         沖縄タイムス 2014年1月18日
 一昨年の衆院選や昨年の参院選を大勝に導いた安倍晋三首相にとって、二つの首長選挙が政権運営を左右する関門になっている。一つは「脱原発」が焦点になる東京都知事選。そして「米軍普天間飛行場の移設問題」を最大の争点とする名護市長選だ。エネルギー政策と安全保障政策に関わり、全国的な注目度は非常に高い

▼東京で「名護市長選はどうなっている」とさんざん聞かれた。そんな声に促されるように、2年ぶりに名護市を訪れた

▼「新リーダー誕生」「屈しない現市長」とそれぞれ主張するポスターが掲げられ、イメージカラーののぼりが各所で立つ。最終盤での集票合戦が激しさを増している

▼名護の街をめぐれば、1997年の市民投票から市長選のたび、辺野古への移設の賛成、反対で市を二分し、厳しく対立したシーンがよみがえる。家族さえもいがみ合う分断の歴史が、街の記憶として刻み込まれていることは悲しく、そして切ない

▼基地受け入れの賛否は街づくりの違いだけではない。市民一人一人の価値観、あるいは一つの人生観さえ問うている

▼全国の市町村で、これほどシビアな選択が迫られる市民がほかにいるだろうか。深刻な亀裂をもたらした日米政府の罪は重い。選挙運動も今日の午後8時まで。あす、市民の判断が示される。(与那原良彦)


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 注目の都知事選挙。小泉進次郎復興政務官が舛添氏を応援しないと表明したことで、自民党に激震。
 最大の人気者が「応援しない」と宣言したのだから、当然のこと。
 
 都知事選の注目度を高めた細川氏は、政策の表明が遅れている。
 それは、決して、有利になることでも、望ましいことでもないけれど、タイミングが遅かったから仕方なし、か。
 事務所の設営は昨日だったという。

 ところで、選挙には報道機関の世論調査とか、候補者陣営のダミーの「選挙情勢調査」などか盛んに行われる。
 ただ、それは「固定電話」を呼び出して、そこで電話に出た人の意見を『電話のプッシュ」で答えさせる方法が多い。

 当然ながら、固定電話を設置している人、に限られる。
 今の若い人たちは固定電話は持たないケースが多い。だから、そもそも、若い人は「世論調査」の対象になっていないともいうべき前提がある。
 また、固定電話は、必然的に、「その時に家にいる人」ということになるから、有職者の確率は低く、高齢者のほうが圧倒的に意見を述べる機会が多い。

 こう考えると、選挙に関する世論調査は、そのままは受け入れにくく、先のような要件を加味して受け止める必要がある。

 ちなみに、今回の都知事選についての報道には、 
 《世論調査ではリードが伝えられる舛添だが、失速も時間の問題か。》(日刊ゲンダイ)
 というものもある。

・・ということで、都知事選の現況から主観的に記録しておいた。

●“代理戦争”回避 進次郎氏、舛添氏応援NO!「出ていった人」/ スポニチ 1月16日
●「個人の思いはある」 自身総裁時に党を出た舛添氏支援に谷垣法相/ 産経 1.17
●小泉ショック拡大…「反舛添」に火がついた自民党内の空気 / 日刊ゲンダイ 1月16日
●細川氏、都知事選出馬予定者の討論会欠席へ / 読売新聞 1月17日
●都知事選 細川氏、立候補会見また延期 「五輪辞退」に批判の声 / FNN  1/17
●細川氏悩ます「原発即ゼロ」 平河町に事務所開設 / ブロゴス・田中龍作 1月17日 
●都民調査 「投票行く」93% 都知事選 舛添氏、細川氏、宇都宮氏に支持 / 東京 1月13日

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●“代理戦争”回避 進次郎氏、舛添氏応援NO!「出ていった人」
          スポニチ 2014年1月16日 05:30
 小泉進次郎復興政務官は15日、父の純一郎元首相が東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で細川護熙元首相を支援することについて「(批判は)当たらない」と述べ、理解を示した。自民党が支援する舛添要一元厚生労働相については「応援する大義はない」と、応援しない意向。一方、自民党は舛添氏を支援することを決めた。

 小泉親子の代理戦争となる可能性も想定された都知事選。しかし、息子が父の行動に理解を示し、土俵を下りた。

 進次郎氏はこの日午前、公務で訪れたさいたま市内で、都知事選に関する記者団の質問に答えた。純一郎氏が細川氏を支援することについて「今までを見ていればそうだろう」と、自然な流れだと説明。自民党の元総裁である純一郎氏が、93年に自民党を野党に転落させた張本人の細川氏を支える構図に批判もあるが、進次郎氏は「(批判は)当たらない」との考えを示した。

 純一郎、細川両氏が掲げる「脱原発」に関しては「東京は最大の電力消費地であり、東京電力の大株主。そのトップが、原発についてどのような考え方を持って都政を担うのかは非常に関心があるところだ」と述べるにとどめた。両氏が会談した14日以降に、純一郎氏と話をしたのか聞かれると、「ありません」と答えた。

 一方で、自民党が支援する舛添氏については「党を除名された方を支援することも、支援を受けることもよく分からない。自民党が一番苦しい時に出ていった人だ。応援する大義はない」と強調。さらに「(舛添氏は)自民党本部の支援ではない」とし、応援要請があっても受けない考えを示した。

 ただ、この日午後、自民党が舛添氏を支援することを決めたため、親子戦争の可能性は残された。都知事選をめぐって、進次郎氏の動向からも目が離せない。

●「個人の思いはある」 自身総裁時に党を出た舛添氏支援に谷垣法相
            産経 2014.1.17
 谷垣禎一法相は17日の記者会見で、自身が自民党総裁のときに党を批判して離党届を提出した舛添要一元厚生労働相を、東京都知事選で党都連が推薦したことに「個人の思いを言えばいろいろある」と述べた。その上で「それを言えば団結していることにならない」として、都連判断を了承した執行部批判は控えた。

 舛添氏は谷垣氏が総裁の平成22年に「自民党の歴史的使命は終わった」として新党を結成。自民党が舛添氏を除名処分にした。

●小泉ショック拡大…「反舛添」に火がついた自民党内の空気
         日刊ゲンダイ 2014年1月16日
 自民党内に小泉ショックが広がっている。14日に細川元首相とのツーショット会見を披露した父親の純一郎元首相に続き、15日は息子の進次郎内閣府政務官が「応援する大義はない」と舛添元厚労相を突き放した。党内の「反舛添」にも火がつきそうだ。

 進次郎の言い分は理にかなったものだ。「自民党を除名された方を支援することも、除名された方が支援を受けることも、私にはよく分からない」と強調。「(舛添は)自民党本部の支援ではない」と指摘し、細川を応援する父親への批判は「当たらない」とした。

 これに頭を抱えたのが、舛添を推薦する自民党の都連である。
「都連は石破幹事長に対し、安倍総裁と進次郎氏の2人を応援に出してくれるようにお願いします。でも、進次郎氏は、いち早く『ノー』を明確にした。これで小泉元首相は思う存分に動き回るでしょうね。もちろん安倍さんが選挙カーに乗る可能性は残されています。でも、一番の人気者にソッポを向かれるのは大きな誤算でしょう」(都政事情通)

■「負ける候補と心中するのか」
 小泉親子の動きは、党内の風向きを変えたようだ。政治評論家の有馬晴海氏が言う。

「進次郎氏の本音は“原発反対”だし、親父と敵対するつもりもない。“舛添不支持”は当然の流れですが、これで党内の原発反対議員も勢いづきます。本部は推薦していないのだから“反舛添”でも処分はされない。好き勝手に動けます。また、原発問題を抜きにしても、『細川小泉連合なら300万票だろ』『負ける候補と心中するのか』と逃げ腰になっている議員も少なくない。“負け戦”には加担したくないというスタンスです」

 ただでさえ舛添は嫌われ者だ。ボロクソに党を批判して新党を立ち上げた裏切り者である。都連の中でも支援には温度差があるという。

 そんな微妙な雰囲気を読み取ったのかもしれない。舛添は15日、4年ぶりに自民党本部の敷居をまたぎ、石破と面談している。石破は「党本部としても支援する」と約束したようだが、石破と舛添がカメラの前でツーショットを披露することはなかった。

「舛添との距離を測りかねて慎重になっているフシがありますよ。きょうは河村建夫選対委員長が都連連合会に出席し、舛添と顔を合わせます。そうやって少しずつ本部支援の姿勢を強めていくようですが、はたして周りはどこまで本気でやるのか。党幹部や東京選出の国会議員を除けば、しょせん他人の選挙。しかも、一度は除名された候補者です。負ければ政権に痛手だし、自分たちにも影響が出ることは想像できても、本腰を入れて勝ちにいくという格好にはなりにくいでしょう」(政界関係者)

 世論調査ではリードが伝えられる舛添だが、失速も時間の問題か。

●細川氏、都知事選出馬予定者の討論会欠席へ
               (2014年1月17日10時28分 読売新聞)
 23日告示の東京都知事選に先立ち、18日に行われる都内の各青年会議所が主催する立候補予定者の公開討論会に細川護熙氏(76)が欠席する見通しであることがわかった。

 細川氏側は欠席の理由について、「討論会の日程が正式な立候補の記者会見前で、スケジュールの都合も合わない」などと説明している。

 討論会の主催者側は、細川氏を含む4人の主要候補に参加を要請した。前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67)と元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)が出席する予定だが、元厚生労働相の舛添要一氏(65)は、細川氏が欠席なら参加を見送ることも検討している。

 また、細川氏側は15日から17日に延期していた出馬表明の記者会見について、「公約などの準備が整っていない」などとして、開催を20日以降に先送りする。

●都知事選 細川氏、立候補会見また延期 「五輪辞退」に批判の声
     FNN (01/17 00:12)
東京都知事選挙への立候補を表明している細川元首相は17日、正式に立候補会見を行う予定だったが、準備が整っていないとして、来週に延期となった
その元首相のかつてのある発言をめぐり、舛添氏を推す自民党からは、批判の声が上がっている。
16日、茶道裏千家の初釜式で、一堂に会した歴代首相たち。

15日、外遊から帰国したばかりの安倍首相もおり、「時差(ぼけ)も飛んだような」と述べた。
その安倍首相は16日、公明党の山口代表と会談し、東京都知事選で、舛添氏の支援で協力していくことを確認した。
公明党の山口代表は「力を合わせて頑張りましょうということも確認をしました」と述べた。
そして、自民党都連では、細川元首相のある言動を批判する声が上がった。

自民党東京都連会長の石原環境相は「『オリンピックを返上しよう』と言っているような方を、都知事にするわけには、絶対なりません」と述べた。

批判されているのは、都知事選に出馬表明している細川元首相が、2013年12月発売された本の中で述べた言葉だった。
細川氏は「安倍さんが、オリンピックは原発問題があるから辞退すると言ったら、日本に対する世界の評価は、もう格段に違ったものになっていた」としていた。

その細川氏は、17日に延期していた正式な出馬会見を、来週にさらに延期した。
公約などの準備が整っていないためと説明している。

この会見延期に対し、出馬を表明している、日弁連前会長の宇都宮 健児氏は「私からすると、信じられませんね。基本的な考え方でも、早く述べるべきではないかと思いますよね」と述べた。
一方、出馬を表明している、元厚労相の舛添要一氏は「全然、わたしには関係のないことで。いつでも、どんなときでも、正々堂々と議論しましょうと、それに尽きます」と述べた。

細川氏を支援する民主党内からは、不安の声も聞かれた。
ある民主党議員は「政策が詰まっていないからでしょう。今週末が勝負なのに、このままだと心配だよ」と述べた。

このほか、航空自衛隊の元トップ・田母神 俊雄氏、そして、ドクター・中松氏、吉田重信氏、中川智晴氏、五十嵐 政一氏、鈴木達夫氏、根上 隆氏、平澤 求氏が立候補を表明している。
東京都知事選の告示まで、1週間となっている。
(01/17 00:12)

●【都知事選】 細川氏悩ます「原発即ゼロ」 平河町に事務所開設
             田中龍作 / ブロゴス 2014年01月17日 18:55 
 都知事選立候補の記者会見を2度に渡って延期し支持者をやきもきさせていた細川護煕元首相が、選挙事務所を平河町に構えた。ビルの一階、広さ80㎡余り。ビルにはかつての自民党の派閥領袖も事務所を構える。自民党本部も目と鼻の先だ。

 きょう午後、パイプ椅子やコピー機などが運び込まれた。トラメガや旗竿といった選挙の七つ道具の一部は朝の時点ですでに事務所にあった。だが肝心のポスターは午後になっても持ち込まれなかった。

 政策が煮詰まっていないこともあり、印刷が遅れているのだろうか。「原発即ゼロ」と刷り込むのか。

 「即」だと財界が嫌う。かといって明確に打ち出さねば「脱原発」を願う市民の票を取りこめない。「原発に頼らない社会を東京から」などと言った差し障りのないフレーズにするのだろうか。

 広範なネットワークを持つ著名な環境団体が、「細川支持」をすでに表明している。細川陣営が原発政策を曖昧にすると「脱原発勝手連」も動きが鈍くなる。何より応援団長の小泉元首相が、許すはずがない。

 細川陣営は保守票の取り込みも図る。自民党支持者に根強くある「舛添嫌い」は、常識的に考えれば細川氏へと流れるだろう。保守票の受け皿にもなりたい細川陣営が「原発即ゼロ」をきっぱりと宣言できるだろうか。

脱原発をどこまで鮮明にするのか。細川氏にとって悩ましい選挙戦となりそうだ。

●都民調査 「投票行く」93% 都知事選 舛添氏、細川氏、宇都宮氏に支持
           東京 2014年1月13日
 本紙は二月九日投開票の東京都知事選挙を前に、都政や国政に関する世論調査を行った。投票について「必ず行く」と「たぶん行く」と答えた人が合わせて93%に上り、関心の高さを示した。都知事にふさわしいと思う人は誰かを聞いたところ、半数は「決めていない」「分からない・無回答」と答えたものの、元厚生労働相の舛添要一氏(65)を挙げた人が最も多かった。

 調査では、都知事選への出馬を表明、または出馬が取り沙汰された人物を選択肢に挙げ、次の都知事にふさわしいと思うのは誰かを聞いた。舛添氏に次いで元首相の細川護熙(もりひろ)氏(75)、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67)が続いた。
 都知事に求められる資質には「実行力」を挙げた人が最も多く、次いで「発想力」と「行政経験」「調整力」と続いた。投票の際に重視する政策は「医療・福祉」「教育・子育て」「原発・エネルギー政策」「雇用対策」の順だった。

 舛添氏を「ふさわしい」とした人は自民と公明支持層、細川氏を推す人は民主支持層に多かった。共産支持層の六割と社民支持者の四割は宇都宮氏を挙げた。一方、無党派層の六割強は支持を決めていないが、一割ほどが舛添氏を推した。

 原発政策では、宇都宮氏と回答した人のうち「ある程度時間をかけて原発ゼロにする」「すぐに原発ゼロにする」と答えた人が八割を超えた。細川氏を選んだ人でも七割、舛添氏でも五割を超えた。

◆改憲反対56% 脱原発6割超
 今回の調査では、憲法九条の改憲に反対する人の割合が半数を超え、二〇一二年の前回都知事選前の調査から20ポイント以上増えた。また、脱原発を望む有権者の割合も依然高かった。

 安倍政権は戦争放棄と戦力不保持を掲げた憲法九条の解釈変更を目指すが、調査では、九条について「改正しない方がよい」と答えた人が56・9%に上り、前回調査の35・1%をー大幅に上回った。一方、前回46・2%を占めた「改正する方がよい」は、31・6%にとどまり、改憲容認と反対が逆転した。

 年齢別では、全世代で反対が多数を占めたが、特に二十代では反対が七割近くに達し、改憲への異論が強かった。
 支持政党別では、自民支持層は47・7%が賛成し、38・4%が反対。民主支持層は反対が62・5%で、賛成は29・4%。無党派層では反対が67・7%、賛成が22・9%と、大きく差が開いた。

 一方、安倍政権が「重要なベース電源」と位置づける原発の政策をめぐっては「すぐに原発ゼロにする」と答えた人が一割超、「ある程度時間をかけてゼロにする」が五割を超えた。

 【調査の方法】調査は10~12日の3日間、都内有権者を対象にコンピューターで無作為に選んだ番号に電話をかける方法で実施した。実際に有権者がいる1926世帯にかかり1012人から有効回答を得た。回答率は53%。各設問の回答の比率は小数点第2位で四捨五入しており総計が100%にならない場合がある。


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 一部の人たちは、消費をすれば景気回復につながる、というけれど、
  地域の人たちの声を聴いても、「賃上げなんてない」とも、「ふところが」とも・・・。

 ともかく、政府のやっていること、アベノミクスは間違っていない、ということの旗振りをあちこちの公的機関がするようになったら、大変なこと。
 大政翼賛会的といわれるゆえん。
            ( ウィキペディア/ 大政翼賛会《・・このように、大政翼賛会を中心に太平洋戦争下での軍部の方針を追認し支える体制を翼賛体制という・・・》 )

 そんなことを改めて感じさせたのが、今朝のニュースで流れていること。
 それは、昨日の日銀のリポート「地域経済報告」でまとめられている内容。
 日銀の同リポート(ブログ下記でリンク抜粋)のグラフを見ても、国内9地域のうち4地域は「横⇒」。
 つまり、横ばい。それを「全地域回復」という言葉に変えてしまう姿勢の問題。
 
 時事通信の見出し「景気、全地域『回復』=各地に前向き循環-日銀リポート」の中には、次のようにある。
 《★2005年以来、初めて全9地域で「回復」の表現を盛り込んだ。
 ★内需の堅調さを背景にした生産増が所得や消費の増加につながる前向きの循環が全国に広がってきた。
 ★地域間の格差があまりない格好で景況感の回復が見られる。》


 日銀はトップが安倍人事で入れ替えの異例の人物だからこんなことになる、真実は違うはず、と「実感」を伝える情報を探してみた。

 まず、今回のまとめは昨年10月からの変化についての評価だけれど、時事通信には、昨年の1月、7月のデータも分かりやすく出ていたので、見比べやすい図を一枚に落としてみた(下記ブログ)。
 ・・どう読み取るかによって、コメントが変わるのは明らか。
 昨年2013年の1月.7月.10月のどのグラフを見ても、({東北7月」の一件を除いて)どの時期のどの地域も右上がり。
 それが、今回は横⇒が4地域に。
 それら変化をどう読み取るか、の違い。
 日銀は、特定の意図、つまり地方も回復を強調するように「意図的に読み取った」のは歴然。
 
 あとは、ローカルな記事から、地方の実感、そして、賃上げのことの状況を見てみた。
 なぜなら、アベノミクスで大企業のトップは賃上げ方向を同調して演出しようとているわけだけど、ローカルや中小企業はそんな状況にはないことは地域の経営者らが語っている。

 例えば、毎日新聞の記事。
 《景気の本格回復には賃上げが不可欠。労働界などには賞与増だけでなく、ベアを求める声が強・・だが、ベアは企業の長期的な負担にもなるため、「消費増税の影響を見極めてからだが、ベアは厳しい」「(円安で燃料価格が上昇し)地合いはよくない」など慎重な意見も目立った》

 日経は、
 《中小企業は「景況感の改善がある程度持続しないと思い切った行動には出られない」》

 当然といえば当然。
 中央あたりの大政翼賛会的な発信とローカルの実感の乖離(かいり)は、いずれは破綻状況を生みそう。

 ・・・4日連続で2件の出張をしていたので、切り替えに、ちょっと社会のことを調べてみた。

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  ●日銀公式Webページ 
    ★ 地域経済報告 ―さくらレポート― (2014年1月)
* 本報告は、本日開催の支店長会議に向けて収集された情報をもとに、支店等地域経済担当部署からの報告を集約したものである。
地域からみた景気情勢


各地の景気情勢をみると、国内需要が堅調に推移し、生産が緩やかに増加している中で、雇用・所得環境も改善していることを背景に、「回復している」、「緩やかに回復している」等の報告があった。

前回(13年10月)と比較すると、4地域(東北、関東甲信越、近畿、九州・沖縄)で景気の改善度合いに関する判断に変化はないとしているほか、5地域(北海道、北陸、東海、中国、四国)からは雇用・所得環境に支えられた個人消費の改善等から判断を引き上げる報告があった。
・・・・・(略)・・・

●景気、全地域「回復」=各地に前向き循環-日銀リポート
       時事(2014/01/16-19:36)
 日銀は16日、冬の支店長会議を開き、全国9地域の景気動向をまとめた「地域経済報告」(さくらリポート)を公表した。
東海など5地域の景気判断を昨年10月の前回リポートから上方修正。「持ち直し」にとどまっていた北陸を「緩やかに回復しつつある」に引き上げ、2005年4月のリポート公表開始以来、初めて全9地域で「回復」の表現を盛り込んだ。
内需の堅調さを背景にした生産増が所得や消費の増加につながる前向きの循環が全国に広がってきた。

 上方修正したのは北海道、北陸、東海、中国、四国の5地域で、個人消費の好調が主因。消費税率引き上げ前の駆け込み需要や雇用・所得環境の改善により消費が増えている。東北、関東甲信越、近畿、九州・沖縄の4地域の判断は横ばいだが、回復傾向は続いている。
 記者会見した櫛田誠希大阪支店長は「地域間の格差があまりない格好で景況感の回復が見られる」と述べた。

 
  下記の時事通信の図を1枚にまとめてみて、視覚的に比較
(写真をクリックすると拡大)

 

●〔図解〕地域経済報告・地域別景気判断
        【図解・経済】日銀地域経済報告・地域別景気判断

地域別景気判断
◎景気、全地域「回復」=各地に前向き循環-日銀リポート
※記事などの内容は2014年1月16日掲載時のものです

 日銀は16日、冬の支店長会議を開き、全国9地域の景気動向をまとめた「地域経済報告」(さくらリポート)を公表した。東海など5地域の景気判断を上方修正。「持ち直し」にとどまっていた北陸を「緩やかに回復しつつある」に引き上げ、2005年4月のリポート公表開始以来、初めて全9地域で「回復」の表現を盛り込んだ。
 日銀は「前向きな循環が各地域にも広がってきている」(調査統計局)とみている。 


◎景気判断、全9地域で上方修正=内需堅調、雇用も改善の動き-日銀・地域経済報告
※記事などの内容は2013年10月21日掲載時のものです

 日銀は21日、秋の支店長会議を開催し、全国9地域の景気動向に関する「地域経済報告」(さくらリポート)を公表した。その中で、全国9地域の景気判断を7月の前回報告から引き上げた。全地域での上方修正は今年4月以来2期ぶり。内需が堅調で生産が増加し、雇用・所得環境に改善の動きが出ていることが主な要因。北海道と四国については、2005年4月の調査開始以来、初めて「回復」の表現を盛り込んだ。 


◎景気判断、8地域で上方修正=東北は据え置き-日銀・地域経済報告
※記事などの内容は2013年7月4日掲載時のものです

 日銀は4日、夏の支店長会議を開催し、全国9地域の景気動向に関する「地域経済報告」(さくらリポート)を公表した。東北を除く8地域の景気判断を4月の前回報告から引き上げた。円安・株高基調を背景に、企業や個人の景況感が改善。消費や生産が上向いていることなどを踏まえた。
 全9地域を上方修正した前回に続き景気持ち直しの全国的な広がりを裏付けた形で、8地域以上が2期連続で改善するのは3年9カ月ぶり。  地域別では、北海道や北陸、関東甲信越、東海、九州・沖縄から「持ち直している」との報告があった。一方、東北は東日本大震災からの復旧事業で「回復しつつある」とし、判断を据え置いた。 

◎全地域を上方修正=9カ月ぶり-円安・株高でマインド改善・日銀景気判断
※記事などの内容は2013年4月15日掲載時のものです

 日銀は15日、国内9地域の景気動向に関する「地域経済報告」(さくらリポート、年4回公表)を支店長会議でまとめ、公表した。9地域全ての景気判断を1月の前回報告から引き上げた。円安・株高を背景にした家計や企業のマインド改善で国内需要が底堅く推移していることや、海外経済が徐々に持ち直しに向かっていることを踏まえた。全地域そろっての上方修正は昨年7月以来、3四半期(9カ月)ぶり。
 地域別では、北海道、東北、北陸、東海、中国の5地域について「緩やかに持ち直している」(東海)や「回復しつつある」(東北)などと景気の上向きの変化を報告。一方、関東甲信越、近畿、四国、九州・沖縄の4地域は「横ばい圏内」などとしつつも、一部に持ち直しに向けた動きもあると指摘した。


●津久井地域4商工会長/2014 年頭所感
          神奈川県全域・東京都町田市の地域情報紙/タウンニュース /さがみはら緑区版 /2014.1.17
・・・・・・・・・
 昨年はアベノミクス効果による景気回復感がマスコミを賑わせましたが、それも大企業を中心としたのもので、中小企業・小規模企業にはまだまだその効果が行き渡っているとは感じられません。相模湖地区においても、地域人口の減少などを含めて厳しい状況が続くものと思われます。

●景気回復に期待 新年賀詞交歓会
        佐賀新聞ニュース / 2014年01月08日更新
 商工会議所などが主催する新年賀詞交歓会が7日、伊万里市や鳥栖市などで開かれた。昨年からの株高、円安で景気回復に期待する声が出る一方、中小企業の経営者からは4月の消費税増税に対する不安の声も出た。

●ウマ年に英知、勇気、情熱を 苫小牧商工会議所新年交礼会に750人
           苫小牧民報(2014年 1/7)
・・・
 約750人が参加。藤田会頭は、昨今の経済情勢を「安倍政権の経済政策アベノミクスで回復基調にあるものの、この景況感は大都市に集中し、地方、中小企業では実感できていない」と指摘。地域経済の活性化に向け、苫小牧中央インターチェンジの早期実現、統合型リゾート(IR)の誘致、中小・小規模企業の支援など課題を挙げ「官民一体で地域活性化に努力したい」と述べた。

・・・・・・・・・・・・・・・

●政労使「賃上げ」一致 合意文書 中小への波及課題
         東京 2013年12月21日
 政府は二十日、経済界、労働界の代表と意見交換する政労使会議の第五回会合を首相官邸で開き、デフレ脱却に向けて協調し、企業収益の拡大を賃金上昇につなげていくとの合意文書をまとめた。政労使が文書で合意するのは異例。安倍晋三首相は「共通の認識に至った。大胆に実行に移してほしい」と要請した。
 家計に一段の負担を求める消費税増税を控え、異例の「政治介入」で景気の本格回復を目指す。すでに賃上げに前向きな姿勢を示している大企業もあるが、年明けに実質的な議論が始まる春闘交渉では、厳しい状況が続く地域の中小企業まで浸透するかが大きな焦点となる。
・・・・・・・・・・


●日商会頭「中小企業は賃上げに慎重」 記者会見で明らかに
       日経 2014/1/9
 日本商工会議所の三村明夫会頭は9日、都内で開いた記者会見で、賃上げに関して昨年、日本各地の商工会議所を回った際に「率直な議論ができた」と話した。
 一方、地方は中小企業が多いことを背景に「東京で議論しているよりも賃金については慎重だった」と明らかにした。

 「中小企業は(大企業ほどは)円安のメリットを享受できないこと、デメリットを価格転嫁できないことで大企業と中小企業で景況感に差が出ている」
と説明。
中小企業は「景況感の改善がある程度持続しないと思い切った行動には出られない」と語った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

●中部経済界:賀詞交歓会「攻めの一年」 ベアには慎重論も
             毎日新聞 2014年01月10日
 中部経済界の賀詞交歓会が9日、名古屋市内のホテルで開かれ、円安などで製造業を中心に業績改善が進む中、出席した経営トップからは今年の景気に前向きな発言が相次いだ。一方、焦点となっている賃上げについては、賃金を底上げするベースアップ(ベア)に慎重な声もあった。
・・・・・・・・・・・
景気の本格回復には賃上げが不可欠。労働界などには賞与増だけでなく、ベアを求める声が強く、経営トップからは「(ベアを)念頭に置いたうえで(組合と)交渉をしたい」(JR東海の柘植副社長)と含みを持たせる声も出た。だが、ベアは企業の長期的な負担にもなるため、「消費増税の影響を見極めてからだが、ベアは厳しい」(大丸松坂屋を展開するJ・フロントリテイリングの茶村俊一会長)、「(円安で燃料価格が上昇し)地合いはよくない」(東邦ガスの安井香一社長)など慎重な意見も目立った。

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