毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 今朝の気温はマイナス0.9度だった。いつもより少しだけ遅くノルディックウォークに出かけた。
 最後はきれいな色に染まった日の出でシメ。

 ブログは、最近の食べ物から幾つかを整理。
 (パートナーのブログからもらった)

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先日、畑の秋野菜のネットを片付けるので、
残っていた「あきしまささげ」のツルを整理して、
ついている実から豆を外してとった。


虫食いや茶色の小さい豆などが混じっていたので、
よい豆とくず豆をより分けて、よいほうの豆は密閉容器で保存。


大きな大根も2本、ふろふき大根に。


皮はピーラーでむいて、他の料理に。
  

米ぬかで10分くらいゆでて、
軽く洗って圧力鍋に入れて、昆布だしで柔らかくなるまで煮た。


熱々のふろふき大根に、かけてみそを少しつけて食べる。

ひらひら大根の皮、ニンジンもピーラーでリボン状に薄く削って。、
キャベツも2センチくらいの幅で長めに切る。


野菜とお揚げを入れて、鶏ムネ肉とぎょうざの点心


「リボン野菜と点心の鍋」。


浸け合わせは、いろいろな豆とワカメのサラダ

別の日の昼ごはんは、野菜たっぷりの沖縄そば。




先日、可児の温泉に行った帰りに、
併設の湯の華市場でお魚を買ってきた。
一年間、勉強会の講師をしてきた、ごほうび。

さおで買ったヒラメとサゴシはお刺身。


アオリイカも。


野菜はタジン鍋でたっぷりの蒸し白菜。

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 先日、1月27日の中日新聞の県内版の半分を使っての特集、≪「山県は何県?」8割が不正解 名古屋・栄で100人に聞きました≫
 ★≪知名度アップを狙い、山県市は先月末、広報分室を名古屋市に設置した。しばしば、東北の山形市と間違われる現状を打破しようと、名古屋のメディアに観光や移住の情報などを売り込む。実際のところ、山県の名はどの程度、知られているのだろう。本紙記者二人が名古屋・栄で愛知県在住者百人に聞いたところ、山県市が岐阜県にあることを知っていたのは、わずか十八人だった。≫

 「そんなことをわざわざ宣伝するな」と考える人もいそうで、記事の"受け止め"は、分かれるのかもしれない。
 ユニークで面白い記事だと私は思った。ただ、私が、エッと思ったのは次。
 山県市長のインタビュー部分の中に、★≪保育料も無料で、医療費も十八歳まで無料。若い世代の移住を促したい≫とあった。

 市は、昨年の9月から「3才以上の保育料を無料化」、つまり「3才未満児は無料化の対象としない」としている。そうなのに、★≪保育料も無料で≫と市長は宣伝している。
     2015年6月11日ブログ⇒ ◆一般質問通告/山県市の 「保育料無料化について」/素晴らしいこと、市長の見解を確認する

 1月27日の記事は、ネットにも出ているし、読者が山県市に興味を持って市に確認したら、「いえ、3才以上の保育料の無料化です」と答えるしかない。すると、「新聞に市長が宣伝していることと違う、ひどい役所だ」となることは十二分にあり得ること。

 そんな扱いを受けたネットユーザーが怒って、「山県市はヒドイ」とネット上の宣伝を始めたら、イメージダウンは必至。

 市長がそんなことを先読みしないはずはない。しかも、インタビューに★≪インターネットを通じた情報発信に力を入れます≫としている。・・・
 だから、この「★≪保育料も無料で≫」発言は、今策定中の「2016年度」新年度予算で、「3才未満児も無料化とする」べく準備しいてるからの回答なのだろう・・・と想像するしかない。

 ともかく、そうなら良いこと、そうでないなら、虚偽宣伝とも流布されるし、≪インターネットを通じて≫ますますイメージダウンの「★≪保育料も無料で≫」発言。

 (ブログで、市のwebと27日の記事にリンク、転載)

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 ●山県市公式ホームページ

  ★    市長の部屋

 ★ 市へのアクセス




●「山県は何県?」8割が不正解 名古屋・栄で100人に聞きました
   中日新聞 2016年1月27日
 知名度アップを狙い、山県市は先月末、広報分室を名古屋市に設置した。しばしば、東北の山形市と間違われる現状を打破しようと、名古屋のメディアに観光や移住の情報などを売り込む。実際のところ、山県の名はどの程度、知られているのだろう。本紙記者二人が名古屋・栄で愛知県在住者百人に聞いたところ、山県市が岐阜県にあることを知っていたのは、わずか十八人だった。

◆6割が「やまがた」と読めるけど…魅力は理解

「山県市」の読み方を知っているかを聞く督あかり記者(左)=名古屋・栄の名古屋テレビ塔近くで(鈴木凜平撮影)
写真
 調査では(1)「山県市」を正しく読めるか(2)山県市が何県にあるか知っているか-を聞いた。比較のため、高山市が何県にあるかも聞いた。週末の名古屋・栄で、督と鈴木が手分けして取材。愛知在住の男女五十人ずつから聞き取るのに、約五時間かかった。

 最初に声をかけた名古屋市天白区の大学二年、酒井望美さん(19)は「やまがたし」と正しく読めたものの、何県にあるかを聞くと「山形県ですよね」と即答。記者が正解を伝えると、「えっ、岐阜にそんなところがあるんですか」と驚いた。

 百人のうち、「やまがたし」と正しく読めたのは六十人に上った。日本史の教科書でおなじみの明治期の首相、山県有朋の存在もあってか、正答率はまずまずだ。

 ただ、何県にあるかは難問だったらしい。名古屋市名東区の無職男性(75)は「どこだろう」としばし考えこんだ後、「山がたくさんある所だろうから、山梨県」と答えた。

 高山市の場合、岐阜県にあることを知っていたのは、百人中九十六人。国際的に名高い観光都市と比較するのは気の毒とも思うが、山県の知名度は、やはり高くない。

 調査にあたった記者二人は、市のパンフレットを手に、関心がある人には、どんな所かを説明した。

 受けは、悪くなかった。

 名古屋市昭和区の大学四年生中坊有希さん(22)は、山県にキャンプ場があるのを知ると「大人数で行ってみたいですね」と興味を示した。稲沢市の主婦(50)も、豊かな自然に引かれたようで「名古屋から一時間の場所に、こんなきれいな場所があるなんて」と語った。
写真
 百人のうち、実際に山県市を訪れたことがある人は三人。その一人の昭和区の会社員男性(52)は、会社の同僚と何度か、岐阜県でドライブを楽しんだことがある。山県の伊自良湖などにも立ち寄り、食事をしたという。パンフレットを指さし「これ、これ。アユとか柿とか、おいしいよね」と語った。

 岡崎市の会社員男性(40)も取材に応じてくれたので、記者が「ご当地キャラクターの『オカザえもん』が有名ですね」と水を向けると、胸を張った。「オブジェとかポスターとか、岡崎はオカザえもんだらけですよ」

 山県市のマスコットキャラクター「ナッチョルくん」の写真を見せると、「全然、知らないですね」と首をかしげ、「もっと活用して、PRに力を入れた方がいいですよ」と話した。

◆林市長「残念…住みやすさ発信頑張る」
林市長=山県市役所で 写真
 山県市の知名度を探る調査の結果について、林宏優市長に感想を聞いた。

 -山県市を「やまがたし」と読めたのは、百人中六十人。岐阜県にあると知っていたのは十八人でした。
 二つの質問とも、正答率は半分以下かなと予想していました。六十人も正しく読んでくれたのはありがたい。でも、岐阜県にあることを知っている人がこんなに少ないなんて…。残念です。もっと外にメッセージを発しなければと思います。

 -どんなメッセージですか。
 名古屋から約一時間という地理的な条件をもっとPRしたい。岐阜市のすぐ隣で、JR岐阜駅からバスで三十分弱です。東海環状自動車道も二〇一九年度に、山県市内まで開通します。保育料も無料で、医療費も十八歳まで無料。若い世代の移住を促したい。

 -名古屋市内につくった広報分室をどう活用するのか。
 業務を委託している企業に、第三者の目線で山県市の魅力を整理してもらっています。これをまとめたウェブサイトを近く立ち上げます。インターネットを通じた情報発信に力を入れます。
(督あかり、鈴木凜平)

ナッチョルくん写真
 <ナッチョルくん>山県市のマスコットキャラクター。市特産の干し柿「伊自良大実(おおみ)」がモチーフで、「伊自良湖に現れる愛嬌(あいきょう)たっぷりの柿の怪(快)獣」とされている。「柿がなっている」の岐阜の方言「柿がなっちょる」と、英語の「ナチュラル(自然)」にちなんでいる。

 <山県市>2003年4月、いずれも旧山県郡の旧高富町、旧伊自良村、旧美山町が合併し、誕生した。今年1月1日現在の人口は2万8300人で、65歳以上が占める高齢化率は30.7%。人口は、合併時に比べて約1割減少した。山県の名前は、正倉院に現存する奈良時代の戸籍に記されていた「御野国(みののくに)山方郡」に由来する。


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 甘利氏は、あっさりと辞任。週刊文春の報道のように、もっと、まずいことがあるからだろう、と思うしかない。
 時事通信は、★≪麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官と並ぶ「安倍政権の創業メンバー」として首相を支えてきた。≫、
 産経は、★≪平成24年から政権を担う第2~3次安倍内閣で閣僚が辞任するのは甘利明氏で4人目。うち甘利氏を含む3人は「政治とカネ」をめぐる問題が原因だ。≫。

 他に、「首相に重大な打撃」(朝日)、「安倍政権に打撃」(時事)、「政権、屋台骨失う」(毎日)、「政府・与党内に衝撃広がる」(日テレ)などなど。

 ちょうど、昨日のブログに次のように書いた。 「政権が崩れていくのは、内部の不祥事や不正などの発覚が続くとき。そんな意味で"期待"されることの多いのが、今回の大臣の疑惑。」
  (関連) 1月28日ブログ ⇒ ◆甘利明大臣事件/ワナであろうとなかろうと、「金を出されて、それをもらった」ら同じこと
  1月21日ブログ⇒ ◆衝撃告発「私は甘利大臣に賄賂を渡した!」(週刊文春)/甘利会見から「ホント」の印象

 「告発」をする人たちもあるようなので、これで済むわけではない。
 ということで、次を記録しておく。

●週刊文春WEB 「週刊文春」公式サイト (株式会社文藝春秋)/バックナンバー/2016年2月4日号NEW 甘利大臣事務所の嘘と「告発」の理由 2016年1月28日 発売 定価400円(税込)/今週号の中吊り/目次

●甘利経済再生相が辞任 100万円受領認める/共同 2016年1月28日
●甘利担当相、辞任を表明=金銭受領認める-安倍政権に打撃/時事 1/28

●甘利氏辞任、海外メディアが速報 「首相に重大な打撃」/朝日 1月29日
●追及の手緩めぬ野党「これで幕引きではない」 関係者の参考人招致も辞さず/産経 1.29
●甘利氏辞任表明 政府・与党内に衝撃広がる/日テレ 1/28

●甘利氏閣僚辞任 「口利き」全容解明せよ/中日 1月29日
●政治とカネを巡り相次ぐ閣僚辞任 第2~3次安倍内閣で閣僚辞任は4人目/産経 1.28
●クローズアップ2016:甘利氏辞任(その1) 政権、屋台骨失う/毎日 1月29日 
●甘利氏辞任 金銭授受の異常さに驚く/産経 1.29

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 ●週刊文春WEB 「週刊文春」公式サイト (株式会社文藝春秋)


 ◆ バックナンバー
     2016年2月4日号NEW 甘利大臣事務所の嘘と「告発」の理由 2016年1月28日 発売 / 定価400円(税込)
★ 今週号の中吊り
  今週号の中吊り/画像

● 目次
実名告発第2弾
甘利大臣事務所の嘘と「告発」の理由

「私が甘利大臣に百万円手渡したのは紛れもない事実です。当時のメモ、音声など、決定的な証拠はすべて揃っています。私は甘利家と古い縁があり、総理の観桜会にも招待されました。今回の告発について、私の背景を怪しむ声も耳にします。ならば決断に至った真相を包み隠さずお話ししましょう」



●甘利経済再生相が辞任 100万円受領認める
    共同 2016年1月28日 18時14分
 記者会見で閣僚辞任の意向を表明した甘利経済再生相=28日午後、内閣府
 甘利明経済再生担当相(衆院神奈川13区)は28日、内閣府で記者会見し週刊誌が報じた金銭授受疑惑をめぐり、建設会社側から現金計100万円を受け取ったと認め、閣僚を辞任すると表明した。現金については政治資金として秘書に適切に処理するよう指示したと説明。ただ国政への影響などを考慮し閣僚辞任を決断したと述べた。安倍晋三首相は27日、当面続投させる考えを示していた。辞任が政権運営に打撃を与えるのは必至だ。野党は首相の任命責任を追及する。

 閣僚辞任は昨年2月の西川公也農相(当時)以来で、同年10月発足の第3次安倍改造内閣で初。

●甘利担当相、辞任を表明=金銭受領認める-安倍政権に打撃
      時事 2016/01/28-18:05
 甘利明経済再生担当相は28日夕、内閣府で記者会見し、自らの金銭授受疑惑に関し、現金が甘利氏側に渡ったことを認めた上で、辞任する意向を明らかにした。「政治とカネ」のスキャンダルによる重要閣僚の辞任は、安倍政権にとって大きな打撃となる。

 【図解】甘利氏をめぐる疑惑と説明


 甘利氏の疑惑は、週刊文春の報道で表面化した。甘利氏は、自らの金銭授受に関し、適正に処理されていると説明する一方、秘書については業者から提供された金銭の一部が適切に処理されていないと明らかにした。

 その上で、「たとえ私自身は知らなかったとはいえ、責任転嫁できない。それは私の政治家としての美学、生きざまに反する。閣僚の職を辞することを決断した」と表明した。

 甘利氏は、既に首相に辞任を報告。その際、首相に慰留されたことも明らかにした。 

 甘利氏は、衆院神奈川13区選出で当選11回。2006年発足の第1次安倍内閣で経済産業相を務めた。12年の自民党総裁選で安倍氏の再登板に貢献し、同年の政権復帰後は第2次、第3次内閣で連続して経済再生担当相に起用された。麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官と並ぶ「安倍政権の創業メンバー」として首相を支えてきた。


●甘利氏辞任、海外メディアが速報 「首相に重大な打撃」
      朝日 2016年1月29日
 甘利明経済再生相の辞任表明を、海外の通信社も速報した。ロイター通信は「安倍政権の政策スタッフの中心である甘利氏は身の潔白を主張する一方で、スキャンダルが政権の経済政策の妨げにならないために辞任すると述べた」と報じた。

 米通信社ブルームバーグは甘利氏を「安倍政権で最も影響力のある閣僚」と紹介。日本の株価下落を引き合いに出し「この辞任は、アベノミクスに対する批判が高まった時期に重なった」と指摘。夏の参院選に向け、政権の頭痛の種になるとの見方を示した。

     ◇
 甘利明経済再生相の辞任表明について、英BBCのウェブサイトは28日、「甘利氏が会見で予想外の表明をした」と速報した。甘利氏を「安倍首相がもっとも信頼を寄せる国会議員の一人とされる」として、「安倍首相にとって重大な打撃とみられている」と伝えた。

 英フィナンシャル・タイムズ紙(電子版)も同日、「『アベノミクス担当相』とみなされている甘利氏は、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉責任者であり、首相の側近の一人」と紹介。「スキャンダルは安倍首相にとって深刻な打撃」と指摘した。「甘利氏の辞任は、日本の経済改革計画のいくつかを阻み、安倍首相が今夏の総選挙に踏み切る可能性を下げ得る」と分析した。(ロンドン=渡辺志帆)

●追及の手緩めぬ野党「これで幕引きではない」 関係者の参考人招致も辞さず
      産経 2016.1.29
 野党は28日、甘利明経済再生担当相が金銭授受疑惑の責任をとって閣僚を辞任したことについて「これで幕引きとはいかない」(民主党の枝野幸男幹事長)として引き続き徹底追及する構えだ。甘利氏の「続投」を表明していた安倍晋三首相の任命責任に加え、甘利氏を含めた関係者の参考人招致も辞さない考えだ。

 枝野氏は甘利氏の辞任表明会見を受け、記者団に「(金銭授受を認めるなど)こうした事実関係の下では閣僚を続けられないのは当然。閣僚辞任で終わらせていいのか」と述べ、議員辞職に値するとの認識を示した。疑惑解明に向けては「参考人招致などを視野に入れる」と明言。首相の任命責任についても「かばい続けてきた責任は大きい」と批判した。

 同党は甘利氏の疑惑追及チームを立ち上げているが、今後も真相究明を続ける方針だ。

 共産党の山下芳生書記局長も記者会見で「甘利氏の説明と建設会社側の言い分が食い違っており、国会として真相を解明する必要がある」と述べ、甘利氏や建設会社側の関係者の参考人招致で民主党と足並みをそろえた。

維新の党の今井雅人幹事長は記者会見で「閣僚を辞任したとしても説明責任から免れられるわけではない」とクギを刺した。民主や維新など野党6党は甘利氏の衆院本会議での経済演説に先立ち退席したが、「後任閣僚が再び経済演説をして質疑を行うところから始めるのが筋だ」と述べ、仕切り直しすべきだとの考えを示した。

 おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は記者会見で「政権にとって痛手。辞任は残念だ」と述べた。平成28年度予算案審議への影響に関しては「予算委は予算審議の場だ。甘利氏の問題ばかりを追及すべきではない」と民主党などと温度差を際立たせた。(岡田浩明)

●甘利氏辞任表明 政府・与党内に衝撃広がる
      日テレ 1/28
 甘利経済再生相は28日、金銭の授受をめぐる疑惑について説明する会見を開き、詳細な調査内容を公表した後、経済再生相を辞任すると表明した。  会見後、甘利氏は首相官邸に入り、安倍首相と会談した。10分ほどで官邸を後にしたが、緊張が解けたのか穏やかな表情を浮かべていた。安倍首相に辞意を正式に伝えたものとみられる。

 今回の甘利氏の辞任に、政府・与党内には衝撃が広がっている。公明党幹部は「びっくりした」と驚きを隠しきれない様子だった。自民党の元閣僚の一人は「総理は守りたかっただろうが、本人が決断したのではないか」と話している。二階総務会長は「政権運営に影響はない」と強調している。

 一方、野党側は厳しい反応を示している。民主党などは甘利氏の国会への参考人招致も視野にさらに説明責任を果たすよう求めるとともに、国会審議の場で安倍首相の任命責任を追及する方針。民主党の枝野幹事長は、今後の説明が不十分な場合は議員辞職も求めていく可能性を示唆した。

 共産党の山下書記局長は「大臣の辞任で疑惑に幕引きすることは許されない」「安倍首相自身が真相解明する必要がある」としている。

●甘利氏閣僚辞任 「口利き」全容解明せよ
       中日 2016年1月29日
 甘利明経済再生担当相が閣僚を辞任した。自らの事務所の政治資金問題をめぐる引責辞任である。政治がカネで動かされることがあってはならない。全容解明に引き続き努めるべきである。

 安倍晋三首相の盟友で、内閣の要でもある甘利氏の閣僚辞任は、首相にとって痛手に違いない。

 甘利氏は来月四日に署名式が行われる環太平洋連携協定(TPP)交渉に携わっており、首相自身は、閣僚を続投させる意向だったようだが、政治資金問題を抱えたまま閣僚に居座り続けるのは適切でない。閣僚辞任は当然だろう。

 甘利氏はきのうの記者会見で、二〇一三年十一月に大臣室で五十万円、一四年二月に地元神奈川県大和市の事務所で五十万円の現金を建設会社側から受領したことを認めた上で、政治資金として適切に処理したと強調。都市再生機構(UR)への口利きも否定した。

 一方、政治資金収支報告書に記載されていない建設会社からの三百万円は、地元事務所の秘書が個人的に使っていたことを認めた。

 甘利氏は閣僚として国政に専念する中、地元事務所に対する監督が不十分だったと謝罪したが、閣僚だからといって秘書の不法行為が免責されるわけではない。

 閣僚を辞任したとはいえ、国会議員としての責任もある。幕引きは許されない。きのうの記者会見はあくまでも甘利氏側の中間報告であり、全容が解明されたわけではない。引き続き自らの手で調査を進めるべきではある。

 同時に国会での究明も必要だ。週刊文春は、甘利氏の秘書によるURへの口利きも報じている。事実なら、口利きで財産上の利益を得ることを禁じるあっせん利得処罰法に違反する可能性がある。

 いまだに政治はカネで動かされているのか、国民の疑念は募る。国会は関係者を証人や参考人として呼び、徹底的に究明すべきだ。

 甘利氏自身も国会議員として政治倫理審査会に進んで出席するなど、説明を尽くすべきである。

 自民党内では「告発した事業者のあり方も『ゲスの極み』」(山東昭子参院議員)「わなを仕掛けられた感がある」(高村正彦副総裁)と、甘利氏を擁護する発言はあったが、責任を追及する声がなぜ出てこなかったのか。

 「政治とカネ」に対する国民の目は厳しい。それを忘れているのなら、政権の緩み、権力のおごりとの批判は免れまい。政権全体で厳に反省すべきである。

●政治とカネを巡り相次ぐ閣僚辞任 第2~3次安倍内閣で閣僚辞任は4人目
      産経 2016.1.28
 平成24年から政権を担う第2~3次安倍内閣で閣僚が辞任するのは甘利明氏で4人目。うち甘利氏を含む3人は「政治とカネ」をめぐる問題が原因だ。

 最初は26年10月20日。政権の看板だった女性閣僚のダブル辞任だった。

 その一人、小渕優子経済産業相(当時)は後援会など2つの政治団体が22、23年分の政治資金収支報告書で、支持者向けの観劇会収入と支出に約2600万円の差額が生じていることなどが発覚。小渕氏自身は不起訴処分となったが、元秘書2人は政治資金規正法違反罪で有罪判決を受けた。

 もう一人の松島みどり法相(同)は、選挙区内での支持者へのうちわ配布が公職選挙法に抵触すると指摘され、辞任につながった。

 3人目は西川公也農林水産相(同)。代表を務める政治団体が、農水省の補助金交付が決まっていた砂糖業界の関係団体から100万円の献金を受けたとして27年2月23日に辞任した。

●クローズアップ2016:甘利氏辞任(その1) 政権、屋台骨失う
       毎日新聞 2016年01月29日 
安倍政権の中枢だった甘利明経済再生担当相が28日に辞任したことは、夏の参院選に向けた政権戦略に誤算となる。安倍晋三首相は参院選に勝利して持論の憲法改正の道筋を探る意向だが、そのためには景気回復への国民…

●【主張】甘利氏辞任 金銭授受の異常さに驚く
      産経 2016.1.29
 甘利明経済再生担当相が辞任した。週刊文春が報じた自身と秘書の金銭授受を認めたものだ。

 甘利氏は大臣室と地元事務所で2回にわたり、千葉県の建設会社側から現金100万円を受け取っていた。

 政治資金として処理するよう秘書に指示し、収支報告書に記載があったことを強調したが、特定業者と菓子折りの紙袋に入った多額の現金をやりとりするような行為自体、異常である。

 秘書は建設会社から500万円を受け取ったが、収支報告書には200万円の記載しかなかった。300万円は秘書が使ってしまったのだという。これは政治資金規正法の虚偽記載に当たる。

 業務上横領に問われる可能性もあり、甘利氏は秘書を告発すべき事案だ。まさに甘利氏が自らいうように「恥ずかしい事実」である。辞任の決断は当然だ。

 甘利氏は安倍晋三内閣における経済再生の責任者であり、大筋合意した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉を一手に担ってきた。首相の盟友であり、最重要閣僚の一人だった。

 今国会でも来年度予算案の審議や、TPP発効に向けた国民への説明役として、多くの重責を抱えていた。疑惑や事件の渦中の政治家として、これを全うすることは不可能だったろう。

 閣僚を辞任しても、説明責任は果たされていない。自身、「調査は途上だ」とも述べている。道路工事をめぐる建設会社と都市再生機構(UR)などへの口利きの有無や、現金の授受や過剰な接待の趣旨についても明らかにしなくてはならない。

 国会議員や秘書が権限に基づく影響力を行使した口利きの見返りに報酬を得ていたとすれば、あっせん利得処罰法に抵触する。

 甘利氏を閣僚として続投させる考えを示していた安倍首相は、辞任を受けて「大変残念だが、甘利氏の意思を尊重する。任命責任は私にある。国民に深くおわび申し上げる」と述べた。

 第2次安倍内閣以降での閣僚の辞任は甘利氏で4人目だ。多すぎる。第1次内閣が相次ぐ閣僚のスキャンダルで次第に崩壊した過去を忘れたわけではあるまい。

 国内外に、喫緊の重要課題は山積している。安倍首相には気を引き締めて、政権運営にあたってもらいたい。

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「記憶を整理する」といって説明を怠ってきた甘利氏は、今日の夕方の会見で考えを明らかにする、という。
 ワナにはめられたという人がいるけど、ワナでなかったら金を受け取っていいの???
 ワナであろうとなかろうと、「金を出されて、それをもらった」ら同じこと。

 政権が崩れていくのは、内部の不祥事や不正などの発覚が続くとき。
 そんな意味で"期待"されることの多いのが、今回の大臣の疑惑。
        1月21日ブログ⇒ ◆衝撃告発「私は甘利大臣に賄賂を渡した!」(週刊文春)/甘利会見から「ホント」の印象

 注目が集まる。幾つかのニュースをブログに記録した。
 なお、今朝の気温は「マイナス1.5度」。温かくしてノルディックウォークへでかける。

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●自身の現金受領、否定か=甘利氏、28日に記者会見
        ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2016 年 1 月 27 日 時事
 甘利明経済再生担当相は28日に記者会見し、自らの金銭授受疑惑について説明する。週刊誌で報じられた現金授受や法的責任をどこまで認めるかが焦点。政府関係者は「甘利氏自らの疑惑については説明できる」としており、甘利氏は自身の現金受領などについては否定するとみられる。

 ただ、秘書に関する疑惑については、第三者を交えた調査が終わり次第、公表することにしている。野党側は28日以降も追及を続ける方針だ。

 27日午後の衆院本会議で、安倍晋三首相は「まず事実関係をしっかり調査し、国民に対し説明責任を果たしてもらいたい」と促した。甘利氏も「国民に疑惑を持たれないよう、説明責任を果たす」と強調した。共産党の志位和夫委員長への答弁。

 政府・与党は、来月4日にニュージーランドで行われる環太平洋連携協定(TPP)の署名式に甘利氏を派遣する方針。首相は、甘利氏が会見で説明責任を果たせば続投させる意向だ。公明党の井上義久幹事長も27日、国会内で記者団に「(続投は)今の時点で当然だ」と語った。

 一方、秘書の金銭授受や口利き疑惑に関する第三者を交えた調査には、時間がかかる可能性がある。調査結果の公表時期について、世耕弘成官房副長官は27日の会見で「全く分からない」と述べた。 

●告発者、過去にも隠し録音 「はめられた」「ガード甘い」指摘も
        2016.1.27
 週刊文春が報じた甘利明経済再生担当相側の金銭授受疑惑について、甘利氏は28日に記者会見し、自身についての調査結果を公表する。金銭授受を実名で告発したのは右翼団体の元構成員。甘利氏周辺は「わなにはめられた」と擁護するが、「ガードが甘すぎる」との批判も。野党が攻勢を強め、複数の法令違反の可能性も指摘される中、甘利氏の説明に注目が集まる。

別の議員にも接触
 21日発売の週刊文春は都市再生機構(UR)が担当する千葉県道の工事をめぐり、同県白井市の建設会社とURがトラブルとなり、同社の総務担当者が口利きの見返りとして甘利氏側に金銭提供したと報じた。

 関係者によると、総務担当者らは、甘利氏側と接触する前、別の国会議員(引退)にトラブルの解決を依頼していたほか、複数の右翼団体にも補償交渉を持ちかけていたという。

 その際、国会議員は「5億円は取れる」と話していたが、交渉が進展せず、甘利氏側に接近することになったという。

 報道によると、その後、交渉が進み、同社はURから約2億2千万円の補償金を受領し、総務担当者は神奈川県大和市の甘利氏の事務所に謝礼として500万円を持参したとされる。

「金銭を要求された」
 総務担当者とは一体どんな人物なのか。関係者によると、総務担当者は一時期、東京都内にある右翼団体の構成員だったという。平成26年には、甘利氏の後援会「甘山(かんざん)会」の千葉県支部を立ち上げたいと甘利氏側に持ちかけ、発足式には甘利氏本人も出席していた。

 報道によると、総務担当者は甘利氏側とのやり取りを録音しているといい、甘利氏の秘書に現金を渡す場面も隠し撮りされていた。

 右翼団体関係者は「昔から『これは個人的な記録です』などと言って、よくメモをしていた。高速道路の領収書も保管して誰と乗ったかまで記載していた」と話す。別の関係者は「自分の失言を知らない間に録音されていて、暗に金銭を要求された」と証言する。

 千葉県関係者によると、同社はURとのトラブルとは別に、県有地を不法占拠したとして、19年3月に県企業庁から土地の明け渡しも求められていた。

 これに対し、同社の社長は通知の原本の受け取りを拒否。コピーだけを受け取り、翌20年6月、移転に伴う用地代や資材移転費用を県に要求。この土地は後に明け渡されたが、県関係者は「移転料として、5億円もの法外な金額を要求された」と振り返る。

「わなにはめられた」
 報道によると、甘利氏の公設秘書らは総務担当者の依頼で国土交通省やURに問い合わせをしていたという。甘利氏の地元の市議は「現金を受け取ったとされる公設秘書はお調子者で、危なっかしかったという人もいるが、わなにはめられたんじゃないか」と話す。

 別の市議は「口利きとみられても仕方がなく、大臣の秘書としてガードが甘すぎる」と批判する。

 総務担当者が公設秘書に渡したとされる500万円のうち、政治資金収支報告書に記載されているのは200万円。残りの300万円の行方が不明だ。地元関係者によると、公設秘書は周囲の支持者らに「300万円は返した」と説明しているという。だが総務担当者は28日発売の週刊文春で「300万円は返してもらっていない」としている。

 総務担当者は週刊文春編集部を通じ「週刊文春にお話しした内容はすべて真実です」とコメントしている。

●甘利氏は本当にハメられたのか「いろいろな仕掛けをしていたのかと思う」
     2016年1月26日 17時12分 ZAKZAK(夕刊フジ)
 甘利明経済再生担当相(66)の金銭授受疑惑について、野党各党は26日に始まった代表質問で本格追及を開始、進退を問うだけでなく、安倍晋三首相の任命責任にも迫る。一方、甘利氏は、週刊文春が報じた疑惑を、自身と秘書の部分に分けて、2段階で説明する構えだ。与党内には「辞任濃厚」という分析とともに、「ハメられた」という見方もある。

 「国民に対するまともな説明は一切なされていない」

 民主党の岡田克也代表は26日午後、安倍首相の施政方針演説など政府4演説への代表質問で、甘利氏をこう追及、今後、政権攻撃を加速させる。

 文春は先週号で、《甘利氏や秘書が、都市再生機構(UR)に口利きをした見返りに、千葉県の建設会社幹部から1200万円もの金銭提供や接待を受けた》という衝撃的な疑惑を報じた。

 事実なら、辞任不可避だが、甘利氏は「法に反する行為はしていない」といいながら、「記憶を確認する」として、明確な説明をしていない。

 甘利氏は25日夜の記者会見で「私に関することは、今週中に会見して説明責任を果たす」といい、疑惑を自身と秘書の部分に分けて、説明する考えを示した。

 菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で「(甘利氏の説明は)28日と承知している。きちんと確認して説明されると思っている」と語った。

 甘利氏は前出の会見で、告発した建設会社幹部側について、次のように言及した。

 「先方は最初から隠し録音をしたり、写真を撮ることを目的とした人たちだ。こちらは慎重になっている」「相手側は、インターネット上でもいろいろな情報が飛び交っている。こちらにアプローチする最初の段階から、いろいろな仕掛けをしていたのかと思う」

 こうした発言は、自民党の高村正彦副総裁が「録音されていたり写真を撮られていたり、罠(わな)を仕掛けられたという感がある」と語るなど、与党内にある「甘利氏はハメられた」という認識に符合する。

 東京地検特捜部や警察の動向に精通する永田町関係者は「捜査当局やメディアは現在、甘利氏の説明に注目するとともに、告発者周辺を探っている。興味深い情報も上がっているようで、文春以外の週刊誌が報じるとの情報もある。官邸周辺は『甘利氏続投の可能性』を模索しているようだが、たとえ『ハメられた』としても、これだけの疑惑を突き付けられること自体、大臣失格ではないのか」と語っている。

●甘利明大臣の辞任が秒読み段階か 週刊文春が「第2弾」を用意?
      2016年1月25日 17時12分 ZAKZAK(夕刊フジ)
ざっくり言うと
甘利大臣の金銭授受疑惑で週明けに大きな動きがありそうだと筆者は指摘する
疑惑を報じた週刊文春が「第2弾」の掲載準備に入ったという
27日頃には永田町にコピーが出まわり、辞任秒読みという見方も広がってきた
甘利大臣に“新事実”か 文春「第2弾」で辞任秒読み…告発者周辺にも疑問噴出

 甘利明経済再生担当相(66)の金銭授受疑惑をめぐり、週明けから大きな動きがありそうだ。野党が甘利氏に早期説明を要求しているうえ、疑惑を報じた週刊文春が「第2弾」の掲載準備に入ったようなのだ。甘利氏は先週末に出席したダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)でも“釈明”に追われ、本業の「経済政策」に集中できない状況が続いている。「辞任秒読み」という見方も広がってきた。

 「安倍内閣の重要閣僚の1人として、首相にご迷惑をお掛けしているのは忸怩(じくじ)たる思いだ」「もう少し明るい気持ちでここに来たかったが、カメラに囲まれているのは別の意味で囲まれている…」

 甘利氏は23日、スイスでのダボス会議の討論会に出席し、険しい顔でこう語った。司会者の外国人ジャーナリストから質問が出て、答えざるを得なかったのだ。

 時代劇の「悪代官と越後屋」を連想させる、前代未聞、1200万円もの金銭授受疑惑。政府は、甘利氏が28日までに調査結果を報告すると国会に説明し、26~28日に予定されている衆参両院での代表質問を乗り切りたい考えだ。

 しかし、野党は受け入れていない。

 民主党は「甘利氏が25日中に説明することが予算案の審議入りの前提」との強硬姿勢を見せた。甘利氏や事務所側に現金を渡したと証言した建設会社幹部を、参考人として国会招致することも検討している。同党は25日午前、疑惑調査チームの初会合も開いた。

 注目されるのは、週刊文春が28日発売号で準備しているとされる疑惑報道「第2弾」の新事実だ。27日昼ごろには誌面のコピーが永田町に出回るため、国会審議への影響は避けられない。

 ここにきて、告発者や文春側への疑問も噴出している。

 自民党の高村正彦副総裁は23日、「録音されていたり写真を撮られていたり、罠(わな)を仕掛けられたという感がある」と語った。毎日新聞の山田孝男特別編集委員も25日朝刊のコラム「風知草」で、「告発の意図と手法に疑問がある」と書いた。

 東京地検特捜部などの捜査当局も、告発者周辺に関心を寄せているといい、疑惑の展開が注目されそうだ。

●“ワイロ”疑惑に地検特捜部も関心 甘利事務所が嵌ったフィリピンパブの酒池肉林〈週刊朝日〉
      2016年1月27日
 神奈川県の湘南地区。とあるフィリピンパブのネオンサインが明滅する。週2、3回来店することもあったという常連客の「ケンちゃん」は気前がよく、店の女性たちから人気がある。

「ケンちゃんのテーブルではメニューのオーダーは何頼んでもいいし、ドリンク飲んでもいいし、評判がよかった。よく一緒だったお客さんは社長さんと、背の高いおじさん。何回も延長して、何時間もいて、お金もばんばん使っていた」

 接客についた女性が「ケンちゃん」と呼ぶのは、金銭授受や飲食接待疑惑の渦中にある甘利明・経済再生担当相の公設第一秘書のことである。地元の神奈川県大和市にある大和事務所の所長も務める。彼は業者からキャバクラやフィリピンパブで接待を受けていた。

「きちんと調査してから説明します。逃げるつもりはありません」

 いま、甘利氏は苦しい国会答弁を余儀なくされているが、発端となったのは1月21日発売の「週刊文春」の報道である。
・・・・・・・・・・・(略)・・・
 一方で告発したS社側もかなり周到だ。小まめに録音していたこともそうだが、50万円のピン札を手渡す前にコピーまでしている。秘書らのたかり体質を見透かしたか。

 甘利氏の関係者の一人がこう囁く。

「いまの第一秘書はとにかく夜のお店大好きで、誘われるとひょいひょい行くヤツ。秘書の中でも信用度は低い。ピン札は連番になるから足がつきやすい。ダーティーな献金をピン札でするなんてあり得ない。それを安易に受け取るなんて何もわかっていないし、甘利さんも脇が甘過ぎる」

 では、疑惑のキーマンであるS社の総務担当者とはどんな人物なのか? その知人がこう証言する。

「マンションのオーナーを名乗り、クラブでドンペリを開けていて羽振りがいいかと思えば、事業に失敗して数億円の借金を抱えるなど海千山千の人物です」

 大学教授らのグループが、政治資金規正法違反容疑で甘利氏が代表を務める政党支部などの会計責任者らについて、東京地検特捜部に刑事告発することを検討しているという。

「特捜部も関心を示しており、違法性があるか、白黒つけたいようです」(司法関係者)

 2月4日にはニュージーランドでTPPの署名式が控える。疑惑を抱えたまま甘利氏が出席し、世界に恥を晒すようなことにならなければよいのだが……。


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 兵庫県議会議員として、政務活動費をだまし取った罪に問われている被告の裁判。
 第一回は、本人が突然、欠席して、延期という異例。
 改めの「初回」の昨日は、裁判所が職権で事前に「拘束」して開かれるという異例さ。

 地元の神戸新聞が詳しく報道していたので、法廷のやり取りを見てみた。
 「覚えておりません」「分かりません」「思い出せません」「記憶がありません」・・・の連発で驚いた。
 こんなことでは、裁判所の不信感を募らせるばかり読み進んだ。

 その「おとぼけ」の回数は、スポニチによれば、≪「号泣元県議『覚えておりません』×90回 丸刈り出廷も反省は…?」≫と、なんと90回。

 あのテレビ会見の様子を思い出す。
 テレ朝では、★≪何回も何回も「記憶にございません」「覚えていない」と繰り返したが、自分が取り調べを受けた警察官の名前については即答するなど、都合の悪いところは「記憶にない」という言葉を使っているのではないかという印象≫

 次回は2月22日。
 閉廷後、極めて異例ながら、裁判長の判断によって勾留された、という。3月25日まで。
 一票を投じた有権者の気持ちは・・・・

 ともかく、地元の★神戸新聞≪元兵庫県議・野々村被告裁判≫のカテゴリーに詳しい記録があるので、リンク。
 他に次を記録しておく。
 なお、今朝の気温は「0.3度」。寒すぎず、の感。

●“異様”終始、挙動不審な様子で…野々村被告初公判/テレ朝 2016/01/26
●野々村元県議 使いみちなど「覚えていない」/NHK 1月26日
●野々村被告「少しお待ちください」8連発 裁判長イラ立ち隠せず/スポニチ 1月26日
●号泣元県議「覚えておりません」×90回 丸刈り出廷も反省は…?/スポニチ 1月27日

●野々村被告を3月25日まで勾留…神戸地裁/読売 1月26日
●“号泣元県議”発端の政活費問題、全国に飛び火 疑惑次々…透明化急ぐ/イザ 1.26

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★ 神戸新聞元兵庫県議・野々村被告裁判 2016/1/26分
勾留 3月25日まで2カ月間
 裁判長質問 今後思い出す可能性「ある」
 検察側質問(下)明細切り貼り「警察官がやった」
 検察側質問(中)ほぼ毎日出張「覚えてない」
 検察側質問(上)行ってない出張「支出に含まれる」
次回期日は2月22日
 弁護側質問(下)「反省文はうそ偽り」
 弁護側質問(中)「記憶障害の可能性ある」
 弁護側質問(上)「記憶ない」繰り返す
 検察「政活費、私的な用途に」
 弁護側「供述調書は作文」
一問一答「まず起立させてください」
起訴内容を否認 やり直し
一問一答 仕事は「無職」
のやり直し始まる 神戸地裁
の異例勾引 欠席を悪質と判断か
神戸地裁に到着 やり直しへ
やり直し 傍聴券求め長い列
・・・・・・・・(略)・・・

●“異様”終始、挙動不審な様子で…野々村被告初公判
        テレ朝 2016/01/26 16:54
 被告人質問では「覚えてない」と連発。法廷は異様な空気に包まれました。政務活動費をだまし取った罪に問われた野々村竜太郎被告の初公判、起訴内容を否認しました。裁判を傍聴していた高橋大作アナウンサーの報告です。

 (高橋大作アナウンサー報告)
 (Q.公判中の野々村被告の言動で特に印象に残ったことは?)
 裁判が始まってから終始、挙動不審な様子でしたが、左側にいる検察側から質問があると、体をねじって右耳で検察の言葉を聞くという姿が非常に印象的でした。最後の休憩が終わった後に「私は両方とも耳が聞こえているのですが、右耳で聞かないと言葉の意味が分からないです。なので、こういうふうにして下さい」とお願いをすると、裁判長から「検察の皆さん、野々村被告の右側に回って下さい」となり、弁護側も検察側も同じ方向に立って野々村被告に質問をするという姿が見えました。何回も何回も「記憶にございません」「覚えていない」という言葉を繰り返した野々村被告ですが、自分が取り調べを受けた警察官の名前については即答するなど、非常に自分の都合の悪いところに関しては「記憶にない」という言葉を使っているのではないかという印象を受けました。

 (Q.閉廷後の野々村被告は?)
 裁判所を出る野々村被告の姿は撮影できませんでしたが、捜査関係者の話によりますと、裁判長の判断によって勾留されたのではないかということです。神戸拘置所といった刑事施設にとめ置かれるということになります。1カ月期間ほど拘留期限はあるそうで、そうなりますと次回の公判の2月22日午後まで勾留されます。26日は非常に証拠に対して曖昧(あいまい)な供述もあったので、追加の取り調べなどもあり、次の裁判が行われる可能性があると考えられます。

●野々村元県議 使いみちなど「覚えていない」
      NHK 1月26日 18時15分
政務活動費をだまし取った罪などに問われ、裁判に強制的に出廷させるため身柄を拘束された、兵庫県議会の元議員、野々村竜太郎被告(49)の初公判が、神戸地方裁判所で開かれ、元議員は「虚偽の申請をして政務活動費の返還を免れたことは決してありません」などと述べ、起訴された内容を否認しました。

兵庫県議会の議員だった野々村竜太郎被告は、おととし7月までの3年間に、兵庫県の城崎温泉や東京などに344回にわたって日帰り出張をしたとする、うその報告などで、政務活動費910万円余りをだまし取ったとして、詐欺などの罪で在宅起訴されました。
野々村元議員は、去年11月の初公判を欠席し、神戸地方裁判所は、改めて開く初公判に強制的に出廷させるため、25日、元議員の身柄を拘束する勾引の手続きを取りました。

26日の初公判は午前10時半に始まり、野々村元議員は、丸刈りの頭に黒のスーツ姿で法廷に現れ、裁判官や傍聴席に深々と頭を下げたあと、「先日、裁判を欠席したことを深く反省し、謝罪させていただきます」と述べました。

そのうえで、「政務活動費を受け取ったことは間違いありませんが、虚偽の申請をして返還を免れたことは決してありません」と述べて、起訴された内容を否認し、政務活動費をだまし取っていないという認識を明らかにしました。

午後には、弁護士や検察官が、政務活動費の使いみちや報告書への記載について質問しましたが、野々村元議員は、「覚えておりません」と繰り返し、さらに、「現在、通院していて、不安や緊張などから、記憶障害になっている可能性があると診断されています」などと述べて、具体的な回答をしませんでした。

初公判は午後4時前に終わりましたが、裁判所によりますと、野々村元議員は裁判長の判断で拘置所に移され、3月25日まで2か月間、勾留されることになりました。次回の裁判は、来月22日に開かれます。

●野々村被告「少しお待ちください」8連発 裁判長イラ立ち隠せず
          スポニチ 2016年1月26日 14:05
 不自然な日帰り出張を重ねたように見せ、政務活動費約913万円をだまし取った罪に問われた“号泣議員”こと元兵庫県議・野々村竜太郎被告(49)のやり直し初公判が26日、神戸地裁で行われた。午後に入り、弁護側からの質疑を受け証言台に座った野々村被告に対し、弁護人は「端的に、長話にならないように答えてください」と諭され、まずは昨年11月の初公判で欠席したことについて問われた。

 「欠席したことをどう思うか」と問われた野々村被告は「ハイ…反省し、申し訳なく思っております」と回答。この日のやり直し裁判に来る気はあったのか、と問われると「ハイ、もちろんございました」と即答した。さらに弁護人が前回の欠席の理由を「マスコミが家に押しかけて、と聞いていますが、今回もそうなったらどうしていたのか」などと問われると「たとえ暴行事件になろうとも、出頭しようと思っておりました」と強い口調で話し、次回以降についても「次回、マスコミの妨害が…。必ず出頭いたします」と話した。

 しかし、肝心の政務活動費について問われると何度も「記憶を整理いたしますので、少しお待ちください」などと繰り返し。少なくとも8回「…少しお待ちください」としたところで、裁判長がたまらず「簡単な質問ですから、早く答えるように」とイラ立ちを隠せなかった。

 さらに弁護人が兵庫県に既に政務活動費を返還した事実を確認すると「……覚えておりません」と返答。まさかの回答に弁護人も「え?覚えてないんですか?」と半笑いで聞き返す場面もあった。話が聞き取りにくいのか、野々村被告は証言台に向かって右側の弁護人席に対し極端に右耳を傾けながら受け答えを続けた。

●号泣元県議「覚えておりません」×90回 丸刈り出廷も反省は…?
       スポニチ 2016年1月27日 05:30
 日帰り出張を繰り返したなどと虚偽の報告書を提出し、政務活動費約913万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた元兵庫県議・野々村竜太郎被告(49)のやり直し初公判が26日、神戸地裁で行われた。世間を騒然とさせた“号泣”会見から574日ぶりに公に姿を見せたが、剃(そ)り上げたスキンヘッドで顔つきもふっくらし別人のよう。「覚えておりません」「記憶にございません」を繰り返し、起訴内容を否定した。次回公判は2月22日。

 2時間以上にわたる被告人質問で「覚えておりません」「記憶にございません」を90回以上連発した。昨年11月24日の初公判に出廷せず、神戸地裁が勾引状を発付した異例のやり直し裁判で野々村被告が、裁判官をいら立たせ、弁護人も頭を抱える“野々村劇場”を繰り広げた。

 机を叩き、「うぉぉぉ、世の中を変えたい一心でぇ…」と泣きじゃくった衝撃会見から1年半。スキンヘッド、ふっくらした顔に黒縁メガネと容姿は激変も、言動の特異さは当時を彷彿(ほうふつ)させた。午前中の序盤は微動だにせず、背筋を伸ばし「よろしいでしょうか」などと丁寧に返答。だが、休憩をはさんだ午後の被告人質問では態度が急変した。

 姿勢を何度も変え、胸の前で手を動かしながら話す落ち着きのなさ、涙目、おびえたような口調に動揺がにじむ。号泣会見時のように、質問者に右耳を近づけようと法廷の中央で不自然に大きく体を傾け、「緊張して右側(の耳)でないと言葉の意味が理解できない」と解説。号泣会見とは違い、耳に手を当てない“新型・聞こえませんポーズ”も見せた。

 弁護人の質問には「記憶を整理しますのでお待ちください」と幾度も10秒ほど間を置き、「思い出せません」。ムダに時間を使い、裁判長から「難しい事じゃないからすぐに答えて」と注意を受けた。その後も「覚えていない」発言のオンパレードで、業を煮やした裁判長から「記憶にないのか?言いたくないのか?」「記憶は本当にないのか?認めたくないからそう言うのか?」。野々村被告は「記憶障がいの可能性があると昨年12月に診断された」と弁解。今後、裁判所へ診断書を提出すると説明した。

 昨年7月、兵庫県警の事情聴取を受けた際には事実をおおむね認めたものの、この日の罪状認否では「虚偽の報告書を提出し、政活費の返還を免れようとしたことは決してない」と起訴事実を否認。報告書に添付された、加工した形跡のあるレシートについても「警察に押収された以上、別の人間がやった可能性もある」「警察官(がやった)と思っています」とまで述べた。次回公判に出廷の意思を聞かれ「マスコミの妨害が…必ず出廷します」とした。

 地裁は26日、同日から3月25日まで被告の勾留を決めたが、法曹関係者は「逃亡し、次回公判もすっぽかしたり証拠隠滅をはかる可能性が高いとみている証拠」と指摘。裁判所の信頼も失った可能性が高い。

 同被告は14年7月、政活費の不正支出疑惑を受けて辞職。過去に受け取った政活費全額1834万円を返還したが、兵庫県警が詐欺容疑などで書類送検し、神戸地検が昨年8月に在宅起訴した。

 ▼号泣会見VTR 政務調査費からの不適切支出が発覚。14年7月1日に行った記者会見では、約8分にわたり「やっと議員になったんです」「高齢者問題はぁ…我が県のみならずぅ…んぁ!はっは」と右手を机に叩きつけて絶叫、泣きじゃくった。この様子はネットの動画サイト上で公開され何十万回も再生されたほか、複数の海外メディアも「フルスロットルの謝罪」(英タイムズ紙、電子版)と紹介した。

●野々村被告を3月25日まで勾留…神戸地裁
     読売 2016年01月26日
 政務活動費(政活費)約913万円をだまし取ったとして詐欺罪などに問われ、強制的に出廷させる勾引状こういんじょうに基づき身柄を拘束された元兵庫県議・野々村竜太郎被告(49)の初公判が26日、神戸地裁(佐茂剛さもたけし裁判長)であり、野々村被告は起訴事実を否認した。

 罪状認否で「虚偽の収支報告書を提出し、(前払いの)政活費の返還を免れようとしたことは決してない」と述べた。地裁は同日、野々村被告を勾留した。3月25日まで。

 野々村被告が公の場で発言するのは、号泣しながら不正を否定した2014年7月1日の記者会見以来、約1年7か月ぶり。

 野々村被告は昨年11月24日に予定された初公判に出廷せず、地裁が勾引状を発付。神戸地検が25日に身柄を確保し、野々村被告は刑事施設に留置された。

 この日出廷した野々村被告は「公判に欠席して申し訳ありません」と謝罪。「結果的に政活費に該当しないものを収支報告書に記載したかもしれないが、実際にどれを使ったのか、どう報告書を作成したのかが記憶になく、一つ一つ確認できません」と説明した。

 弁護人は「詐欺の認識があったか争う」と主張。兵庫県警の事情聴取を受けた当時、野々村被告は精神的に不安定で判断能力が低下していたとし、「供述調書は警察官が作文したと思われる」と述べた。

 検察側は冒頭陳述で、野々村被告が政活費を貯蓄や商品券購入などに充てていたと説明。日帰り出張を繰り返したと虚偽記載したことについては「県外なら多額の交通費を出せることに目をつけた」と強調した。

 午後からは被告人質問があり、野々村被告は起訴事実について「記憶にございません」と繰り返した。次回公判は2月22日の予定。

 起訴状によると、野々村被告は初当選した11年度から13年度にかけ、前払いで受け取っていた政活費のうち約913万円について、城崎温泉(兵庫県豊岡市)や東京などへの日帰り出張(344回)のほか、切手購入などに充てたと収支報告書に虚偽を記載し、詐取したとされる。

 野々村被告は昨年1月に約220万円の詐欺容疑などで書類送検された際は容疑を認め、昨年8月に詐欺、虚偽有印公文書作成・同行使の罪で在宅起訴された。

●“号泣元県議”発端の政活費問題、全国に飛び火 疑惑次々…透明化急ぐ
       イザ  2016.1.26
 領収書の改竄(かいざん)や事務所費の二重計上、選挙の陣中見舞い…。野々村竜太郎被告の政務活動費(政活費)をめぐる不正支出事件が「引き金」になったかのように、全国の地方議会で政活費をめぐる疑惑が次々と噴出した。

 野々村被告が所属していた兵庫県議会では平成26年8月以降、私用での車のガソリン代や妻を同伴した出張に政活費を支払ったりしたとされる議員らの事例が判明。徳島県議会では同年10月、政活費の支出に必要な領収書を「消しゴムで日付を消すなどして書き換えた」などとする議員らの不正が発覚した。大阪府東大阪市議会でも同月に議員の事務所費の二重計上が判明して以降、続々と疑惑が持ち上がり、市議の大半で総額約3千万円の不適切支出があったとされた。

 昨年7月には野々村被告と同じ兵庫県の神戸市議会で会派「自民党神戸(改称後に解散)」が、調査の架空委託などで政活費から裏金を捻出していたことが判明。市議会などが告発状を提出する事態になっている。

 こうした状況を受け、各地の議会は政活費の透明化に向けた対策を急ぐ。

 兵庫県議会では27年度分から、政活費の領収書などのインターネットでの公開を開始。神戸市議会も今年7月以降、政活費の領収書や調査委託報告書などをネット公開する方針で、大阪府議会では今月、議員の親族を事務所職員として雇用し、人件費に政活費を充当することを禁止する方針を決めた。

 全国市民オンブズマン連絡会議によると、都道府県と政令指定都市、中核市の議会の約半数で、26年度の政活費が実際に使われた割合を示す「執行率」は前年度比で減少。野々村被告をはじめとする疑惑の発覚が政活費の使用を躊躇(ちゅうちょ)させた可能性が指摘されている。

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 愛知・岐阜の廃棄食品の転売問題。最初は、「たまたま」の案件かと思ったけれど、複数件の物品に広がったので、「裏の世界」が絡む話か、との印象に転換していった。
 過去にも、岐阜県御嵩町の大規模産廃処分場計画とそれを後押しする県の行政や裏でつながると指摘された当局、・・・・あとで裏があると教えられた。
 石原産業のフェロシルトの問題の時も、なぜこんなに広地域にばらまかれたのかと考えたとき、裏があるのだろうと思った。

 どんなときも、表に出てこないまま終わってきた。が、今回は違う可能性もあるようだ。
 1月25日の読売新聞は★≪自社製品の信用にもかかわる問題だけに各社の対応は素早く、今後、他メーカーへの波及も予想される。≫
 関係者が正直に答えれば、「公に到達するところ」も違う。

 そんな思いの中、愛媛新聞の25日の社説は、
 ★≪廃棄食品横流し 闇の背景を社会全体で考えたい≫とストレート。中は、さりげなくまとめていた。

 明確だったのは、ダイヤモンド・オンライン(26日)窪田順生氏の ★≪黒幕発覚はこれから!? 廃棄食品横流し事件の深い闇≫。
 一部だけ紹介すると、
 ★≪水面下ではさまざまなフードロンダリングがおこなわれた可能性がある。そこで暗躍するといわれるのが、「廃棄食品ブローカー」だ。≫
 ★≪ダイコー大西会長の初犯が「風評被害じゃこ」というのは、「廃棄食品ブローカー」からの悪魔の囁きに乗ってしまったことを意味するのではないか。≫
 ★≪今回の不正がこれまでの産地偽装などと異なるのは、「食品リサイクル」と「食品流通」という2つの大きな闇が横たわっている点だ。蜘蛛の巣のように張り巡らされた流通経路のなかで、「黒幕」までたどりつくのは容易なことではない。愛知県警の奮闘に期待したい。≫

 ということで、次を記録ないしリンク。

●ダイコー「破格の安値」で廃棄受注 5年前から横流しか/朝日 2016年1月24日
●ダイコー「領収書作らず」 廃棄カツ、みのりフーズへ売却時/中日 1月25日
●廃棄食品横流し、会長独断か 「管理票うそ記載を指示」/朝日 1月26日
●ココイチ以外の食品52品、直接廃棄依頼なし/日刊スポーツ 1月25日
●廃棄されたチキンカツを岐阜県の3スーパーで販売/名古屋テレビ 1月25日
●廃棄チキンカツ2万枚流通か ココイチ製/読売 1月26日
●食品各社 横流し防止策続々 包装破り処分/読売 1月25日
■廃棄食品横流し 闇の背景を社会全体で考えたい/愛媛 1月25日 
★黒幕発覚はこれから!? 廃棄食品横流し事件の深い闇/ダイヤモンド・オンライン(26日)

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●ダイコー「破格の安値」で廃棄受注 5年前から横流しか
     朝日 2016年1月24日
 廃棄カツなどの横流しを認めた産業廃棄物処理業ダイコー(愛知県稲沢市)は、イオンやニチレイフーズなど大手企業の食品の廃棄委託を受けていた。従業員50人程度の中堅企業に、なぜ全国から廃棄食品が集まったのか。「破格の委託料で取引先を奪われた」と証言する同業者もいる。

 「他に安い業者が見つかったから、おたくには降りてもらう」。愛知県三河地方にある産廃業者の元役員は6年ほど前、大手食品メーカーからそう言われたのを覚えている。それがダイコーの前身の会社だった。

 この業者も廃棄食品の堆肥(たいひ)化を手掛けていた。安さを売りにしていたが、ダイコーの委託料はその7割程度。ほかにも数件、取引先を奪われた。「考えられない安さだった。処理せず横流ししていたとすれば、ぼろもうけですね」


 一方、横流しが判明した廃棄ビンチョウマグロをダイコーに運んだ静岡市の産廃業者は「大きな会社と取引をした実績があり、疑ってかかることはなかった」と振り返る。

●ダイコー「領収書作らず」 廃棄カツ、みのりフーズへ売却時
       中日新聞 2016年1月25日 16時00分
 廃棄されるはずの冷凍カツなどが不正に横流しされた事件で、廃棄の依頼先だった産業廃棄物処理業「ダイコー」(愛知県稲沢市)の代表(75)が、食品卸売業「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)に冷凍カツを売却した際、「領収書や契約書などの書類を作成しなかった」との趣旨の説明をしていることが、代理人弁護士への取材で分かった。

 不正な取引の表面化を防ぐため、形跡が残らないようにした可能性があり、愛知、岐阜両県警の合同捜査本部は押収資料などを基に、経緯を調べている。

 両県警などによると、問題の冷凍カツは壱番屋(愛知県一宮市)が昨年10月、4万枚の廃棄をダイコーに委託。ダイコーは一部を堆肥にした上で、残りはみのりに売却したとされる。代理人弁護士によると、代表は「約5トンを80万円で売った。その際、領収書や契約書などは作らず、現金でやりとりした」といった内容の話をしているという。

 代表は、これまで弁護士に対して、みのりにカツを横流しすれば食品として流通するため、「ちゅうちょはしたが、魔が差した」と説明。当時から、取引について不正を認識していたことをうかがわせている。

 みのりの実質経営者(78)も取材に「ダイコーは、伝票は残さず、現金でやりとりしようと言ってきた」と証言。また、カツの転売先との取引についても伝票類の作成を否定する一方、一部の業者に出した領収書の写しについては、事件発覚後に「廃棄した」と明らかにしている。

 愛知県警は、冷凍カツを壱番屋の依頼通りに適正に廃棄処分したかのように産廃管理票(マニフェスト)で虚偽の記載をしたとして、ダイコーなど関係先を廃棄物処理法違反の疑いで家宅捜索。また、岐阜県はみのりフーズが冷凍カツなど肉類の販売許可を得ていなかった食品衛生法違反の疑いもあるとみている。愛知、岐阜両県警の合同捜査本部は裏付けを進めている。

●廃棄食品横流し、会長独断か 「管理票うそ記載を指示」
        朝日 2016年1月26日
 廃棄食品の横流し問題で、愛知県稲沢市の産業廃棄物処理業ダイコーの大西一幸会長(75)が、冷凍カツについて「産業廃棄物管理票(マニフェスト)にうその記載をするよう従業員に指示した」と、代理人の弁護士に話していることが分かった。従業員には事情を伝えず、ダイコー内では大西会長一人が横流しに関与していたと説明しているという。

 ダイコーの大西会長は昨年10月、カレーの壱番屋(同県一宮市)からビーフカツ4万枚(5・6トン)の廃棄を委託されながら、処分せずに5トンをみのりフーズ(岐阜県羽島市)に横流しし、80万円を受け取ったことを代理人に認めている。一方、マニフェストには、すべて堆肥(たいひ)化したと記載。愛知、岐阜両県警が廃棄物処理法違反(虚偽記載)などの疑いがあるとみて調べている。

 代理人によると、大西会長は廃棄品の横流しについて、みのりの実質的経営者の岡田正男氏(78)と口頭でやり取りし、伝票や領収証はないと説明。代理人は「証拠を残さないようにする認識は双方にあったのではないか」と話す。

●ココイチ以外の食品52品、直接廃棄依頼なし
          日刊スポーツ 2016年1月25日
 壱番屋の廃棄カツを愛知県の産業廃棄物処理業者「ダイコー」が横流ししたとされる事件で、岐阜県は25日、カツを転売した製麺業者「みのりフーズ」から見つかった壱番屋以外の食品108品目のうち、52品目は製造、販売元が直接ダイコーに廃棄依頼をしていない食品だったと発表した。

 みのりフーズの実質的経営者(78)は岐阜県に「108品目はダイコーから仕入れた」と説明。製造、販売元以外の業者が流通過程でダイコーに廃棄を頼んだ可能性もあり、県は製造、販売元に継続調査を求める。

 また108品目のうち岩手、愛知両県のメーカーのレトルト食品計3品目について、東日本大震災による書類紛失などを理由に調査不能とした。

 セブン&アイ・ホールディングスの豚肉かば焼きと石光商事(神戸市)が輸入したタケノコのスライスは、ダイコーが処分を請け負った廃棄品と確認した。(共同)

●廃棄されたチキンカツを岐阜県の3スーパーで販売 
      名古屋テレビ  2016年1月25日
廃棄食品の横流し問題で、廃棄されるはずだった冷凍カツ1200枚が、岐阜県内のスーパーで販売されていたことが新たにわかりました。
新たに流通が確認されたのは、カレーの「壱番屋」が愛知県稲沢市の産廃処理業者「ダイコー」に廃棄を依頼したチキンカツです。岐阜県によりますと、このチキンカツは2015年9月に、岐阜県多治見市と土岐市のスーパー「オオマツフード」3店舗で調理済みの状態で1200枚が販売されていたということです。また転売に関わった岐阜県羽島市の「みのりフーズ」からは、ダイコーが廃棄を請け負った「たけのこの水煮」が新たに見つかっていて、岐阜県は引き続き、これらの流通経路を調べています。

●廃棄チキンカツ2万枚流通か ココイチ製
       読売 2016年01月26日
 カレーチェーン「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)の廃棄カツ不正転売事件に絡み、ビーフカツ以外にも計2万枚前後のチキンカツが昨年夏から秋に「食品」として流通していたことが、複数の卸業者らへの取材で分かった。岐阜県も25日、計1200枚が総菜として売られたと発表。東海3県で計3万枚余りが販売された廃棄ビーフカツに加え、チキンカツも大量に出回っていたことになり、愛知、岐阜県などが詳しい流通経路を調べている。

 壱番屋によると、チキンカツもビーフカツと同様、チェーン店以外で提供されることはないという。

 同社は過去2年間で、製品として出荷できなくなったチキンカツ計約25万枚を廃棄し、産業廃棄物処理会社「ダイコー」(同県稲沢市)に処分を委託した。今回明らかになった2万枚前後は、昨年8月に「汚れが付着した可能性がある」として廃棄された約2万9000枚のうち、ダイコーから製麺業「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)に横流しされた一部とみられる。

 みのりフーズの実質的経営者、岡田正男氏(78)はこれまでの取材に、ダイコーから廃棄チキンカツを仕入れたことを認めており、岐阜県の調査でも、みのりフーズからチキンカツが見つかっている。

 流通にかかわった卸業者らによると、ダイコーから廃棄チキンカツを仕入れたみのりフーズは、名古屋市内の食品卸業者に1枚25円前後で転売。さらに、同市内の別の卸会社に約1万5000枚が1枚35円ほどで転売され、その後、大半が約20の弁当店などに1枚40円前後で売りさばかれたという。また、約2500枚を仕入れた別の卸会社の担当者は「スーパーや精肉店に1500枚を転売した」と話している。

 これらの廃棄チキンカツは「『ココイチ』の規格外品」として取引されたが、ある食品卸会社の担当者は「みのりフーズからは『ダイコーの会長から受け取った』と聞いていた」と振り返る。一方、同市内の卸業者は、取引の際に「『ココイチ』の名前は伏せて売るよう指示されていた」と明かした。

●食品各社 横流し防止策続々 包装破り処分
    読売 2016年01月25日
 廃棄された冷凍ビーフカツの不正転売事件を受け、産業廃棄物処理会社「ダイコー」(愛知県稲沢市)に廃棄品を横流しされたことが判明した企業が、相次いで再発防止策を打ち出している。自社製品の信用にもかかわる問題だけに各社の対応は素早く、今後、他メーカーへの波及も予想される。

 ダイコーは、カレーチェーン「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋(同県一宮市)から廃棄処分を委託されたカツを、マニフェスト(産業廃棄物管理票)では「すべて堆肥にした」と報告していたが、実際は大半を横流ししたとされる。

 大手みそメーカーのマルコメ(長野市)は、製品をそのままの形で廃棄せず、包装を破るなどして、工場で残った原料などと混ぜることを基本とした。「流通・販売できない状態」にして横流しを防ぐという考え方は、19日に再発防止策を発表した壱番屋とも共通する。廃棄量が多く、やむを得ず製品のまま廃棄する場合は、社員を処理現場に立ち会わせることも決めた。

 コンビニエンスストア大手のローソン(東京都)は、廃棄量自体を減らすことに重点を置いた。「だぶついた在庫は他の店舗で販売するなどして廃棄をできるだけ減らす」とし、原材料の残りは可能な限りグループ内で再活用するという。

 冷凍食品大手のニチレイ(同)は、処理業者選びのあり方を見直す。新規の委託先だけでなく、現在の委託先についても、業務や経営状態などの情報を取り寄せて点検。廃棄時には、包装を外して専用容器に移し替えることも打ち出した。

 流通大手のイオン(千葉市)も、横流し品が判明した際の報道発表文で「対策を講じる」としている。

 公益財団法人「食の安全・安心財団」の中村啓一事務局長は「事件は、マニフェストが十分に機能していない現実を突きつけた。企業の取り組みに加え、産廃業者の許可基準や指導を厳しくするなど行政の対応も必要だ」と話している。

●【愛媛新聞】<社説>■廃棄食品横流し 闇の背景を社会全体で考えたい
         愛媛 2016年1月25日 
 廃棄処分されたはずの食品が消費者から見えない経路をたどって、店に並べられていた。食の安全を揺るがす事態である。

 愛知県の産業廃棄物処理業者「ダイコー」が、「CoCo壱番屋」の廃棄カツを岐阜県の製麺業者「みのりフーズ」に横流ししていた事件が、拡大の様相を呈している。みのりフーズの倉庫からはカツ以外にも、他のメーカーのマグロの切り身やケーキ、みそなど108品目にも上る製品が散乱しているのが見つかった。ごみとして扱われているので衛生面に不安が募る。

 製造・販売元は大手を含む全国に広がっている。8年以上前に賞味期限が切れたものもあったというから、長年、常態化していた疑念が拭えない。

 愛知、岐阜両県警が合同捜査中だが、徹底した全容解明を求めたい。国も、他に同様のケースがないか実態把握を急がなければならない。

 廃棄物処理法の規定では、適正に廃棄したかどうかは自己申告で済む。今回、その抜け穴が悪用された。ダイコーは処分方法などを記載する管理票にうその記載をし、堆肥にしたと報告していた。現在は努力義務にすぎない排出業者による現場確認の義務化や、偽りの報告への罰則強化も検討せねばなるまい。

 流通業者側にも問題がある。冷凍カツは、みのりフーズを経て複数業者の転売を繰り返し、スーパーなどで格安品として売られた。関わった業者は「普通仕入れ先は聞かない」という。安ければよしと、流通履歴を把握しようともしない業界の体質を改めない限り、同様の事態は再び起こり得る。格安競争を理由に、食の安全をおろそかにすることは許されない。

 だがそもそも、なぜこれほど多くの食品が捨てられているのか。背景を直視し、廃棄食品自体を削減することも重要だ。

●黒幕発覚はこれから!? 廃棄食品横流し事件の深い闇
      ダイヤモンド・オンライン 2016年1月26日窪田順生 [ノンフィクションライター]
○綻びが見え始めた関係者の証言 真相究明はまだまだこれから
○証言の綻びは意外に重要! 何らかの「口裏合わせ」の可能性も
○原発事故後にも暗躍した 「廃棄食品ブローカー」という存在
○「エコ」の美名の裏側は…不採算にあえぐリサイクル業者たち
○業界一の食品リサイクル業者もわずか6年で倒産!
・・・
★水面下ではさまざまなフードロンダリングがおこなわれた可能性がある。そこで暗躍するといわれるのが、「廃棄食品ブローカー」だ。
★ダイコー大西会長の初犯が「風評被害じゃこ」というのは、「廃棄食品ブローカー」からの悪魔の囁きに乗ってしまったことを意味するのではないか。
★今回の不正がこれまでの産地偽装などと異なるのは、「食品リサイクル」と「食品流通」という2つの大きな闇が横たわっている点だ。
蜘蛛の巣のように張り巡らされた流通経路のなかで、「黒幕」までたどりつくのは容易なことではない。愛知県警の奮闘に期待したい。


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 昨日夕は名古屋での講座を終えて帰宅。途中、風はあったものの快晴。家に着いたら、日陰の一部に、降ったばかりの雪が残っていた。
 昨夜の天気予報では、「翌朝の気温予想、名古屋でマイナス5度」だったので、寒さを覚悟。
 (追記・その後、7時には「マイナス5.5度」に下がった)

 結局、今朝の6時前、名古屋や岐阜はマイナス4度。ここは、6時半で「マイナス 5.4度」だった。
 積雪は、2センチほど。

 でも、西日本は大雪のニュースばかり。
 沖縄本島では、史上初の雪を観測したとか。そんな様子を見た。
 ところで、今日は、この1年の講座が昨日で終了したので、休養日にしよう。

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★ 山県市 テレメータ情報
6時30分 -5.4度
 


自宅から西の空。雪が舞いながらも「月」も。


庭の雪。メジャーを入れたら「2センチ」ほど。


●“過去最強”寒波 記録的大雪が西日本各地で
       テレ朝 2016/01/25 00:48
 過去最強クラスの寒波で、西日本を中心に記録的な大雪になっています。

 強烈な寒波の影響で、24日は鹿児島県奄美大島の名瀬でも初雪となりました。115年ぶりの観測です。沖縄県でも名護市と久米島でみぞれが降り、39年ぶりの雪を観測しています。西日本では市街地でも大雪に見舞われ、長崎県では49年ぶりに観測史上1位の記録を更新。山口県や鹿児島県でも記録的な積雪となっています。西日本や北陸などの大雪は、25日の午前中までの見込みですが、交通の大幅な乱れや路面の凍結などに十分な注意が必要です。

●鹿児島でも大雪、奄美大島では115年ぶりの雪
        TBS24日17:32
 今回の強い寒気の影響で、鹿児島や長崎など九州各地でも大雪となっています。

 「鹿児島市の西郷隆盛の銅像にも顔や胸の部分に雪が積もっています」(記者)

 5年ぶりの積雪を観測した鹿児島市では、日中、10センチほど雪が積もっていました。雪は25日にかけても降り続き、積雪はさらに増える見込みです。

 路線バスが運行を取りやめるなど、交通は大きく乱れ、デパートは正午すぎに閉店しました。鹿児島市では2人が転んで軽いけがをし、救急搬送されています。

 一方、強い寒気は奄美大島にも流れ込み、標高694メートルの湯湾岳では断続的に雪が降りました。

 「奄美で初めて雪を見ました。興奮してます」(地元の人)

 奄美市では1901年2月以来、115年ぶりの雪を観測しました。

●沖縄で雪を観測 39年ぶり史上2回目
     沖縄 2016年1月24日 23:30
 沖縄気象台は24日、非常に強い寒気の影響で、名護市と久米島町でみぞれを観測したと発表した。沖縄で雪が観測されたのは、約39年ぶり史上2回目で、1977年2月17日以来。

●名護、久米島でみぞれ 39年ぶり、本島は初の「雪」
     琉球 2016年1月25日 05:03
 沖縄気象台によると、24日夜、名護市と久米島町で雪と雨が交じった状態の「みぞれ」を確認した。「みぞれ」は観測上、「雪」に分類される。沖縄でみぞれが観測されたのは1977年2月17日、久米島で確認されて以来で39年ぶり。沖縄本島で初観測となる。最低気温は国頭村奥で3・1度、久米島で5・2度などを記録、県内28カ所の観測地点のうち14カ所で最低気温の観測記録を更新した。

25日も強い冬型の気圧配置が続き、25日朝の最低気温は本島北部で6度と予測するなど、各地で最低気温、最高気温とも平年よりかなり低くなる見通し。
 沖縄気象台は久米島町謝名堂で午後9時56分~10時2分、午後10時16分~58分の2回、名護市宮里で午後10時26分から41分の間に無人センサーでみぞれを確認した。

 宜野湾市上原でも24日午後7時40分ごろ、「雪」か「みぞれ」とみられる白いものが舞う様子が確認された。沖縄気象台は「確認していない」としている。

 最低気温は24日午後11時現在、国頭村奥で午後10時49分に同観測地では史上最低となる3・1度を観測した。南城市玉城字糸数で午後8時41分に平年より8度低い4・5度を観測。そのほか、渡嘉敷村で4・8度、宮城島で5・4度、慶良間で5・7度、那覇市安次嶺で6・3度、石垣市伊原間で7・6度、波照間島志多阿原で8・7度など各観測地で史上最低を記録した。各地で本紙記者が「あられ」とみられる氷状の粒が降るのを確認した。目撃情報も数多く本紙に寄せられた。沖縄気象台は気温が低い状態が続くことから「農作物などに被害が出る恐れもあり、管理に十分注意する必要がある」としている。

●西日本で記録的大雪、低温 100人以上けが、死者も
    共同 2016年1月25日 00時17分
 日本列島は24日、上空に今季最も強い寒気が入り、西日本を中心に記録的な大雪、低温となった。事故や転倒が相次ぎ全国で100人以上が負傷、5人が死亡した。沖縄県名護市と同県久米島町で、観測史上2回目のみぞれを観測した。

 気象庁は、25日午前にかけて西日本や北陸を中心に大荒れの天候が続くと警戒を呼び掛けている。

 気象庁によると、沖縄県のみぞれは1977年2月17日以来。鹿児島県・奄美大島の名瀬測候所では115年ぶりの雪を記録。平野部では長崎市で過去最多となる17センチ、鹿児島市14センチ、佐賀市7センチ、徳島市と福岡市2センチ、和歌山市1センチの積雪があった。

●大雪強風続き、記録的低温=除雪で4人死亡、交通乱れ-奄美大島115年ぶり降雪
     時事 2016/01/25-01:23
 日本上空に非常に強い寒気が入って冬型の気圧配置が強まり、24日は北陸や西日本を中心に雪が降り、風が吹き荒れた。山陰や九州、沖縄では記録的な低温となった所が多く、鹿児島県・奄美大島では115年ぶりに降雪を、沖縄県では39年ぶりにみぞれを観測した。気象庁は25日にかけて全国的に暴風や高波、北陸と西日本では大雪や猛吹雪に警戒するよう呼び掛けた。

 青森県田子町では、除雪作業中に転落したとみられる女性(79)が死亡。新潟県では柏崎市で80代の男性が除雪機の下敷きになり死亡したほか、阿賀野市で除雪中に用水路に流された男性(63)と妻(59)が死亡した。

 JRは東海道・山陽新幹線や九州新幹線で徐行運転のため遅れが生じ、北陸線や山陰線、長崎線、鹿児島線などで運休や遅れが相次いだ。全日空と日本航空は24日午後11時半までに国内線計292便の欠航を決めた。高速道路は九州の大半と中国道や北陸道などの一部が通行止めとなった。

 奄美大島・奄美市の名瀬測候所では24日午後1時13分から断続的にみぞれや雪を観測。同島では1901年2月12日以来、115年ぶりの降雪記録となった。沖縄本島・名護市と久米島・久米島町の測候所跡地に設置された無人観測装置でも24日夜にみぞれが観測された。沖縄では77年2月17日に久米島にみぞれが降って以来、降雪記録はなかった。

 24日午後11時の積雪は広島県北広島町で148センチ。鹿児島市でも14センチで、長崎市では同5時に観測史上最多の17センチとなった。同11時までの最低気温は兵庫県香美町で氷点下10.2度、熊本県益城町で同9.1度など、観測史上最低を更新した観測点が37地点に上った。

 25日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、北陸70センチ、東北60センチ、関東甲信と東海、近畿、中国50センチ、九州北部40センチ、四国と九州南部20センチ。西・東日本と沖縄・奄美の25日にかけての最大瞬間風速は30~35メートルで、海上は大しけが続く見込み。

●台湾も冷え込み 山沿いでは珍しい雪に歓声
      NHK 1月24日 15時27分
台湾では、およそ10年ぶりの強い寒気が上空に流れ込み、24日朝、台北市内で、気温が過去44年間で最も低い4度まで下がるなど、この冬一番の冷え込みとなりました。

この影響で、行楽地として知られる台北近郊の陽明山にある標高およそ800メートルの公園の周辺では、23日夜、雪が降り始め、訪れた人たちが「うれしい」などと歓声を上げたり、うっすらと雪化粧した景色を写真に収めたりしていました。
また、台湾各地の都市の周辺でも多くの場所で積雪を観測し、山沿いに向かう道は雪を見ようという人たちの車で渋滞となりました。地元のメディアは、合わせておよそ5万人が雪を見物しに訪れたと伝えています。

雪はほぼ収まっていますが、寒さは26日まで続くとみられ、台湾の気象当局は、冷え込みに関する気象情報を出して注意を呼びかけています。

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 昨日、今日は名古屋で「む・しネット」主催の勉強会。
 昨日は、今年度最後3回目の「議員と市民の勉強会」、
 今日は、アドバンスコース政策研究会。

 私とパートナーは、講師を引き受けているなので、先日来、それぞれ担当する資料づくり。
 今回は、今年一番の寒波で大雪の予報。昨日、岐阜を出るときは、曇り模様の寒い日。
 北海道や北陸、関東、関西など遠方から参加される方は大変なタイミング。

 今日のブログには、その日程を載せる。

 2015年度 第3回「議員と市民の勉強会」 
《予算議会で深まりのある審議をしよう!》
 
             
日 時:2016年1月23日(土)13時~20時   
会場:ウイルあいち 会議室3
講師:寺町みどり&ともまさ 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 《内容およびスケジュール》

○13時 開会  ~内容説明/参加者プレゼン
                 
【セッションA】「 質問・質疑をつかいこなす 」
1)「12月議会の一般質問」の反省と課題  
    【課題2】12月議会の一般質問の事後評価
  
2)「予算議会の一般質問」の組み立てをスキルアップする
 1.データや法的根拠を基に、論理的説得力のある一般質問を組立てよう               
 2.予算議会の一般質問を組み立てる
   【課題3】「予算議会の一般質問」    

【セッションB】 
1) 「市民のための政策実現をめざして市民派議員として働く」

1. 総論:自治体における「予算」とはなにか/予算書・決算書は、なぜ比較できるか
2. 予算編成の時系列の認識 /予算書点検、着眼点や論点など。「予算書」を読む                 
3. 初級編の観点。中級なら理解。もっと理解したいしくみー補助・委託・契約・指定管理等

2) 「予算議会で市民派議員の本領発揮」     
4. 予算編成過程の情報公開
  【課題1】あなたの自治体の予算編成過程の情報公開度を高める

【セッションC】
《市民派議員と政策~あなたの問題と解決方法・アドバイス》

   【課題4】「一般質問の組み立て」でつまづいていること
     
【今年度のまとめ】
 ・勉強会で獲得したこと、次に踏み出す一歩は・・・
○インフォメーション

○20時 閉会

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○1月24日 ( 日 )
  アドバンスコース政策研究会
 【午前の部】【午後の部】 

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 3日前の20日(水)に今年の初雪。日陰では、少し雪も残っているこの辺り。
 今度は、「数十年に1度の寒波」と予報されている。
 ちょうど、今日と明日は、名古屋で「議員と市民の勉強会」の講座。遠くからくる人は大変だろうと思いながら、こちらは、車に資料を積んで出かける。

 「太平洋側ヤバイ! 平地でも雪かも」とされるから、明日の夕方の名古屋市内からの帰りも心配。
 そんなことで、気象情報を集めてみた。
 なお、外の気温はマイナス2度ほど。講座資料の印刷は済んだけど、体調を保つために、今朝はノルディックウォークはお休み。

 時事通信によれば
 ★≪23日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、中国と近畿、東北30センチ、北陸20センチ、九州北部と四国、東海、関東甲信10~15センチ。東京23区は1センチで、18日のような大雪にはならない見込み。≫
 ★≪その後24日午後6時までの24時間予想降雪量は、北陸60~80センチ、近畿と東北40~60センチ、中国20~40センチ、九州10~30センチ≫

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●大寒波!! 沖縄と台湾で雪が舞う?
      日本気象協会 tenki.jp 2016年1月22日 13時50分
週末に予想されている大寒波、沖縄よりもさらに西、台湾まで影響がありそうです。沖縄にも雪を降らせるような強い寒気が流れ込んで、台湾でも雪が舞う可能性も。旅行や仕事などで渡航を予定されている方、寒さ対策をしっかりなさってください。

★ 週末は日本付近に大寒波が訪れて、戸田予報士の「週末は厳寒 西日本太平洋側で大雪も」の記事にあるように、太平洋側も雪や雨、全国的に厳しい寒さや、西日本で荒れた天気となることが予想されています。
23日夜には上空には、山だけでなく平地でも雪を降らせるような強い寒気が九州の南岸まで南下、24日日曜日には沖縄や、さらに西の台湾まで流れ込む見込みです。

沖縄 39年ぶりの「雪」か
1月の平均気温は那覇17度など、一年を通して温暖な沖縄では雪はめったに降りません。
沖縄気象台によると、沖縄で雪が観測されたのは1977年2月17日に久米島で、雨に雪が交じった「みぞれ」の1度だけ。 ※「みぞれ」は「雪」に分類されます。
この週末、沖縄で雪が観測されれば39年ぶりです。

台湾に雪マーク
tenki.jpの「世界天気」を見ると、安・近・短の海外旅行先として人気の台北に24日に雪マーク。
台湾では標高の高い山で雪の積もることはありますが、平地で雪が舞うことは珍しいこと。台湾から日本へ雪を見るために観光客が訪れるほどです。

もし台北で雪が舞えば、大ニュース!
そして気温もかなり低くなりそうです。台北の1月の平均気温は15度くらいですが、予想最高気温は24日は4度、25日は5度。
台湾の中央気象台では23日の気温が9~12度の予想で「非常寒冷至寒冷」(非常に寒い)としていますから、5度くらいというのは相当な寒さだと思われます。

ただ、この寒さは一時的。台北では26日からは少しずつ、この時期らしい気温に戻る見込みです。
旅行や仕事などで渡航を予定されている方は、日本にいるのと同じ感覚で寒さに備えておいた方がよさそうです。
今後もこまめにtenki.jpで予報を確認してみてくださいね。

●週間予報 
    天気予報 - ウェザーニュース 1月23日5時
 

●【寒波】太平洋側ヤバイ!数十年に1度の寒波で23~24日!平地でも雪かも
     秒刊SUNDAY 2016年01月22日11:37
 数十年に1度が毎年有るような気も致しますが、気を抜いていると本気でダメージを受ける可能性もあるので、案外無視はできない情報でもあります。ということで、今週末やってくる「最強寒波」は一体どこまで影響があるのでしょうか。そして本当に太平洋側は大雪に見まわれ交通網にダメージを与えることとなるのか。

週末にやってくる今季最強の寒気、日曜には平地で雪の目安が沖縄近くまで!これは数十年に一度の大寒波のレベルです。 歴史的な強力寒気で西日本は主要都市でも水道管の凍結が相次ぐかもしれません。記録的な寒さに備えた事前の対策が必要です! pic.twitter.com/ewCZ44IAyK
— 太田景子 (@keikoota21) 2016, 1月 21

気象予報士「太田景子」さんによると、予報では「沖縄近くまで寒気がくる」というものです。またこれは、1977年の沖縄で「みぞれ」が降った件と同じぐらいの寒波だそうで、やはり今回の寒波は大変なことになっているようです。

とはいえ、これが必ずしも「雪」に結びつくかどうかはまだわからず、言ってしまえば「ただ寒いだけ」という状況になるのかもしれません。

条件によっては湿った空気が流れ込み雪雲が出来やすい状況になるので積雪の可能性もありますが、気象庁では沖縄の25日の最低気温は8度。雪がふるのは2度の目安。ちょっと厳しいかもしれませんね。

とはいえ太平洋側では雨や雪の予報となっておりますのでご注意を

●この冬一番の寒波、23日は大荒れ…猛吹雪も
      読売 2016年01月22日 20時12分
 気象庁は22日、この冬一番の寒気の影響で、23日は西日本を中心に大荒れの天気になると発表した。

 関東でも広い範囲で雪や雨が降り、平野部でも積雪する所があるという。気象庁は暴風雪や高波などへの警戒を呼びかけている。

 同庁によると、23日から非常に強い寒気が上空に流れ込み、冬型の気圧配置が強まる。西日本を中心に猛吹雪になる所があり、気温が平年よりかなり低くなる見込みだ。23日夕までの24時間に予想される降雪量は多い所で、東北と近畿、中国で30センチ、北陸で20センチ、関東甲信と東海、四国、九州北部で15~10センチ。東京23区でも1センチ程度の降雪となる所があるという。

 冬型の気圧配置は25日まで続く見込みで、全国的な大雪や高波などのピークは24~25日になるとみられる。

●23日から西日本中心に雪=猛吹雪警戒、交通の乱れも
     時事 2016/01/22-20:29
 気象庁は22日、日本列島上空に23日から寒気が入り、25日ごろにかけて強い冬型の気圧配置となるため、全国的に風が吹き荒れ、西日本を中心に雪が降ると発表した。太平洋側の平野部でも雪が積もる所がある見通しで、同庁は大雪や猛吹雪、高波に警戒を呼び掛けた。交通の乱れにも注意が必要。

 羽田、成田の両空港では23日午後から運航に影響が出る見通しで、全日空は「同日午前の便への変更を勧める」としている。
 23日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、中国と近畿、東北30センチ、北陸20センチ、九州北部と四国、東海、関東甲信10~15センチ。東京23区は1センチで、18日のような大雪にはならない見込み。

 その後24日午後6時までの24時間予想降雪量は、北陸60~80センチ、近畿と東北40~60センチ、中国20~40センチ、九州10~30センチ。

 北陸と沖縄では23日の最大瞬間風速が30メートルと予想され、沖縄は波の高さが6メートルの大しけとなる見込み。

●【注意喚起】1月23~25日は記録的な寒波襲来の恐れ / 今日のうちに十分な備えを
      ロケットニュース24 1月22日 8時
気象庁は、2016年1月23~25日にかけて、沖縄から東日本の広い範囲にかけて、上空に強い寒気が入り、強い冬型の気圧配置になる見込みを発表している。西日本では大荒れの天気になると予報しており、ウェザーニュースでは、40年ぶりの大寒波が訪れると伝えている。

この影響で、電気や水道などのライフラインに深刻な影響が出る可能性があるそうだ。ウェザーニュースは特に九州・中国・愛媛の人々に対して、十分な備えをするように呼びかけると共に、西日本では災害レベルの大雪になる報じている。

・24日福岡の最高気温0度の予想
特に24日は、西日本・沖縄で記録的な寒さになる恐れがあるとしており、この日の福岡の最高気温は0度になると予想されている。つい最近、18日も各地で雪が降り、特に関東では広い範囲で影響が出たばかりだ。

・食料や水などの備えを
今回の寒波は、高速道路に影響が出ると見られており、物流への打撃が懸念されている。ウェザーニュースによれば、3日間の食料の備えと、灯油やガスコンロ、懐中電灯などを準備した方が良いとのこと。

・運転にも十分に注意
ドライバーは雪道での走行に十分注意した方が良いだろう。また、急な寒暖差によるヒートショックにも、気をつけることをおすすめする。詳しくは気象庁・ウェザーニュースのサイトで確認して欲しい。またテレビ・ラジオの気象情報もこまめにチェックした方が良さそうである。


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 昨年の11月に政府が行った「行政事業レビュー」。あまり良い結果が出なくなっているとされていた。
 昨日発表されたまとめでは、「行政のムダ1000億円削減」「基金総点検で2200億円返納」とされている。
 そのあたりをまとめてみておいた。

●内閣官房 行政改革推進本部/平成27年行政事業レビュー

●「行政事業レビュー」で約1000億円の予算削減/テレ朝 2016/01/21
●行政のムダ1000億円削減 政府、基金総点検で2200億円返納 /日経 1/21
●行政事業レビュー「1千億円削減」発表…行革相/読売 1月21日
●1018億円の削減反映=政府、行政事業レビューで/時事 1/21
●行政レビュー ムダ削減額横ばい 昨年度並み1000億円/毎日 1月21日

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内閣官房 行政改革推進本部,
   平成27年行政事業レビュー

●「行政事業レビュー」で約1000億円の予算削減
      テレ朝 2016/01/21
 政府は、税金の無駄遣いをチェックする行政事業レビューによって約1000億円分の予算を削減したとする報告をまとめました。

 昨年11月に開催されたレビューでは、来年度予算を削減するため、各省庁の要求のうち約13兆円分の事業を検証しました。21日にまとめられた報告によりますと、過去6年間、使われていない使用済み核燃料運搬船については使用打ち切りが決まり、来年度の予算が6億円に半減しました。また、アサリで東京湾の水質改善を目指したり秋の菊を夏に咲かせる研究などのオリンピック関連事業は、廃止にすることで15億円が削減できたとしています。レビューの報告では約1000億円分の予算が削れたと結論付けていますが、来年度予算案は約97兆円と過去最大となっていて、今回の削減効果は限定的なものとなりました。

●行政のムダ1000億円削減 政府、基金総点検で2200億円返納
        日経 2016/1/21
 政府は21日、昨年11月に外部有識者らが国の予算を点検した「行政事業レビュー」により、2016年度予算案が昨年8月の各省の概算要求から1000億円削減できたと発表した。執行実績が低い国の基金を総点検した結果、197の基金から2200億円の余剰資金を国庫に返納することが決まった。

 河野太郎行政改革相は記者会見で、原子力発電所向け交付金の使途が開示される例などをあげて「ほとんどの指摘事項が反映された」と強調。今後も予算の使い道を点検する考えを示した。

 行政事業レビューでは原発や東京五輪の関連予算など55事業を検証。有識者から「ほとんど使用されていない」と批判を受けた使用済み核燃料運搬船「開栄丸」の運営費(概算要求12億円)は半減したほか、東京五輪に向けた文化庁の文化発信事業費(概算要求13億円)は全額削除となった。

 事業の効果や透明性向上を求める声も相次いだ。自治体に配る「電源立地地域対策交付金」など原発関連の交付金について、交付のルールや使途をインターネット上に公開することが決定。全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を教育政策の検証研究に活用するため、文部科学省は来年度から、テストのデータを外部に提供するためのルール作りを始める方針だ。

●行政事業レビュー「1千億円削減」発表…行革相
      読売 2016年01月21日
 河野行政改革相は21日、政府予算の無駄遣いを点検した昨年11月の「行政事業レビュー」により、2016年度当初予算案で、概算要求時点から計1000億円程度が削減されたと発表した。

 原子力関連予算では、高速増殖炉「もんじゅ」の運営主体である日本原子力研究開発機構の関連事業が、要求額から381億円減の1261億円となった。使用回数が少ないと指摘された核燃料運搬船「開栄丸」は契約終了としたほか、「もんじゅ」関連施設の改造経費も計上が見送られた。

●1018億円の削減反映=政府、行政事業レビューで
       時事 2016/01/21
 政府の行政改革推進会議は21日、予算の無駄遣いを検証する昨年秋の「行政事業レビュー」での見直しの結果、2016年度当初予算案で、概算要求段階から計1018億円が削減されたと発表した。河野太郎行政改革担当相は同日の記者会見で、「(秋のレビューで指摘した)内容がほとんど反映された」と成果を強調した。

 削減幅が最も大きかったのは、河野氏が重視した原発関連予算で、高速増殖炉「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構への交付金を381億円削減。また、「便乗予算」との指摘も出た2020年東京五輪・パラリンピック関連事業費は、45億円削減された。
 各省庁が所管する公益法人などの基金についても、197基金の計2199億円が16年度末までに国庫に返納されることが決まった。

●行政レビュー ムダ削減額横ばい 昨年度並み1000億円
        毎日 2016年1月21日
 河野太郎行政改革担当相は21日、昨年11月の行政事業レビューの結果、2016年度予算案は概算要求から約1000億円削減されたと発表した。河野氏は「ほとんどの指摘事項が反映されている」と評価したが、削減額は昨年度までのレビューと同程度だった。

 今回のレビューは55事業が対象。削減額が大きかったのは、高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構の関連予算で381億円。そのうち372億円は、同機構の運営費削減によるものだ。河野氏が、過去4回しか使われていないと問題視した使用済み核燃料運搬船「開栄丸」に関しては、使用終了に伴う最低限の経費6億円だけが計上された。

 レビューで執行率が低いと指摘した原発関連交付金は約54億円削減された。

 20年東京五輪・パラリンピック関連事業では、国産の花の安定供給を進める農林水産省の事業(概算要求額1億円)と、アサリなどを定着させて東京湾の浄化実験を行う環境省の事業(同5000万円)が廃止された。文部科学省が求めていた文化芸術イベントの実施費用(同13億円)も計上を見送った。

 五輪関連では、レビュー対象以外でも、6省庁の20事業で計約30億円が削減されたという。

 余剰資金の返納を求めていた各種基金に関しては、197基金から計2200億円が新たに国庫に返納されることになった。【樋口淳也】

行政事業レビューは予算案にどう反映されたか

   事 業 名        概算要求額 削減額

・日本原子力研究開発機構関連   1642 381

  使用済み核燃料運搬船「開栄丸」の運用終了など

・原発立地自治体などへの交付金  1317   54

  低調な執行率やニーズを踏まえた必要額精査など

・スーパーコンピューター関連    236   3

  メンテナンスの合理化による経費の見直しなど

・東京五輪・パラリンピック関連    15   15

  「五輪便乗」をやめ既存事業の範囲内で実施

※単位億円

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 今朝のテレビニュースで各局が「甘利大臣」の会見を流していた。「週刊文春」が今日21日発売分でスクープする記事のこと。
 会見の様子から、本人が自覚していることは間違いなさそう。ワイロを政治献金の未記載問題にすり替える作戦のようだけど、それはむつかしいこと。そもそも、渡した側が実名で証言しているから、誰かが告発するだろうし・・・結局、責任をとるタイミングの問題か。

●衝撃告発「私は甘利大臣に賄賂を渡した!」/「週刊文春」公式サイト 2016.01.20 16:00
●甘利氏に建設会社から1200万円 週刊文春報じる/サンスポ 1.21
●甘利氏に建設会社が違法献金と週刊誌報道/読売 1月20日

●甘利氏 “未記載”調査し訂正の方針 野党は追及へ/NHK 1月21日
●「お話しした内容はすべて真実です」週刊文春に証言の建設関係者が実名で/産経 1.20
●甘利大臣に「政治とカネ」めぐる疑惑浮上 野党は厳しく追及へ/fnn 01/21

 岐阜県庁裏金事件の時、その後の別の件などで、「週刊文春」の関係者の取材を何度か受けて、その調べ方はイメージを持っていたので、納得することは少なくない。

●SMAP解散騒動のきっかけとなった週刊文春のメリー副社長独占インタビュー/ネタとぴ 1/15
●宮内庁が週刊文春に厳重抗議 記事の即時撤回求める/朝日 1月15日
●ベッキー不倫報じた「週刊文春」が爆売れ/RBB TODAY 1月7日

 ところで、昨夜、気温がマイナスになっていたので、翌朝は、融けた雪が凍って滑ると予想し、ウォーキングは中止にすることにしていた。
 実際、今朝6時の気温は「マイナス4.1度」。文句なしの今冬一番の寒さ。
 薪ストーブをガンガン燃やして、今度の土日の名古屋での講座のレジメづくりをしよう。 

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●衝撃告発「私は甘利大臣に賄賂を渡した!」
      週刊文春WEB 「週刊文春」公式サイト 2016.01.20 16:00
 甘利明TPP担当大臣(66)と公設秘書に、政治資金規正法とあっせん利得処罰法違反の疑いがあることが週刊文春の取材でわかった。千葉県内の建設会社の総務担当者が週刊文春の取材に応じ、メモや録音を基に金銭の授受を証言した。


 この男性によれば、独立行政法人都市再生機構(UR)が行っている道路建設の補償を巡り、甘利事務所に口利きを依頼。過去3年にわたり、甘利大臣や地元の大和事務所所長・清島健一氏(公設第一秘書)や鈴木陵允政策秘書に資金提供や接待を続け、総額は証拠が残るものだけで1200万円に上るという。

50万円を甘利氏に渡し終えた後のツーショット。撮影は清島所長が
 2013年11月14日には、大臣室で甘利大臣に面会。桐の箱に入ったとらやの羊羹と一緒に、封筒に入れた現金50万円を「これはお礼です」と渡したという。

 面会をセットした清島所長は、週刊文春の取材に「献金という形で持ってきたのではないですか」と回答した。ただ、甘利氏の政治資金収支報告書に記載はない。

 元東京地検特捜部検事で弁護士の郷原信郎氏は、一連の金銭授受は政治資金規正法違反、あっせん利得処罰法違反の疑いがあると指摘した。

 TPPが国会承認を控える中、甘利大臣の適格性を問う声が上がりそうだ。

●甘利氏に建設会社から1200万円 週刊文春報じる
        サンスポ 2016.1.21
 甘利明経済再生担当相が、都市再生機構(UR)とのトラブル解決の謝礼などとして千葉県の建設会社側から現金計100万円を直接受け取っていたと21日発売の「週刊文春」が報じることが20日、分かった。甘利氏は会見で記事を読んでいないとした上で「調査して国民に疑惑を持たれないよう説明責任を果たしたい」と述べた。進退は「(首相と)全く相談していない」とした。

 文春は「甘利氏側への現金や接待などは証拠が残っているものだけで1200万円」としており、建設会社の総務担当者は「私がURとの補償交渉で甘利事務所に口利きを依頼し、計1200万円を渡した。裏付けるメモや録音データが残っている」とのコメントを出した。

●甘利氏に建設会社が違法献金と週刊誌報道
        読売 2016年01月20日
 21日発売の「週刊文春」(1月28日号)に、甘利経済再生相(神奈川13区)や秘書が、土地トラブルの補償を巡る口利きの見返りとして建設会社側から違法献金を受けたとの記事が掲載されることがわかった。

 甘利氏は20日、経済関係閣僚会議後の記者会見で「事実関係を調査し、説明責任を果たしたい」と述べた。

 記事は、都市再生機構(UR)とトラブルになった千葉県白井市の建設会社の総務担当者が2013年5月、甘利氏の公設秘書にURへの口利きを依頼し、同年8月に謝礼の現金500万円を渡したと記述。このほか、大臣室で甘利氏本人に50万円入り封筒を手渡すなど、甘利氏側への資金提供や接待は計1200万円分に上ったとしている。

 甘利氏は記者会見で「まだ週刊誌を読んでいない」と述べるにとどめたが、関係者によると、総務担当者は同年8月、「受け取ってほしい」と事務所に1000万円を持参。公設秘書が500万円だけ受け取り、甘利氏側と元秘書の神奈川県議への各100万円の献金として処理し、残り300万円は返金したという。

 総務担当者は文春に実名で証言。20日、同誌編集部を通じて「記事内容を裏付けるメモや録音データがある。内容はすべて真実だ」とコメント。一方、UR広報室は「甘利事務所からの口利きなどはなかったと認識している」と話している。

 政治資金収支報告書によると、甘利氏が代表の自民党支部は、この建設会社から13年に107万円、14年に169万円の寄付を受け、資金管理団体「甘山かんざん会」は総務担当者個人から13~14年に計18万円の寄付を受けている。

●甘利氏 “未記載”調査し訂正の方針 野党は追及へ
     NHK 1月21日
甘利経済再生担当大臣は、みずからの資金管理団体などが千葉県の建設会社の関係者から受け取った政治献金の一部を政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあることから、事実関係を調査したうえで報告書を訂正する方針です。これに対して民主党など野党側は、21日の参議院の決算委員会などで事実関係を明確にするよう求め、追及を強めることにしています。

21日発売の「週刊文春」は、千葉県白井市の建設会社が、周辺で行われた道路工事で損害が出たとしてUR=都市再生機構に補償を求めた交渉を巡り、甘利経済再生担当大臣の事務所に現金を提供したなどとする記事を掲載しています。

甘利大臣の関係者によりますと、週刊誌の取材をきっかけに調べたところ、この会社の関係者から2013年と2014年に受け取った合わせて100万円の政治献金について、資金管理団体などの収支報告書に記載していなかった疑いがあるということです。これについて、甘利大臣は20日夜の記者会見で「正確にどういうことが指摘されているのか事実確認が必要だ。しっかり調査したうえで、国民に疑惑を持たれないように説明責任を果たしていきたい」と述べました。甘利大臣は、記載漏れが確認されれば報告書を訂正する方針です。

政府・与党内からは「説明を尽くして国民の理解を得る努力をするしかない」などという意見のほか、「進退に発展するような問題ではない」などという見方がでています。
一方で、甘利大臣が安倍内閣の経済政策の取りまとめに当たり、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉でも中心的な役割を担ってきたことなどから、政権運営や国会審議への影響を懸念する指摘も出ています。

これに対して野党側は、民主党の枝野幹事長が「相当、深刻な問題を抱えていると認識している。参議院の決算委員会や、新年度予算案の審議で、相当厳しく問いたださなければならないことが、たくさんあると思う」と述べました。野党側は、国会審議を通じて甘利大臣に事実関係を明確にするよう求めるとともに、安倍総理大臣の任命責任も厳しく追及し攻勢を強めていく構えです。

●「お話しした内容はすべて真実です」週刊文春に証言の建設関係者が実名で
  産経 2016.1.20
 甘利明経済再生担当相(66)や甘利氏の事務所側が、千葉県内の建設会社と都市再生機構(UR)の間に生じた補償交渉の口利きの見返りに、建設会社関係者から現金を受け取ったなどとする記事が、21日発売の週刊文春に掲載されることを受け、建設会社関係者は20日、週刊文春を通じ、実名でコメントを発表した。

 建設関係者は、記事について「私がURとの補償交渉をめぐる案件で、甘利事務所に口利きを依頼し、その見返りとして現金や接待で確実な証拠が残っているものだけでも1200万円を渡したという内容です」と説明。「利益供与をしたわけですから、この告発によって不利益を被ることは承知しています」としつつ、「甘利大臣や秘書たちが、私から現金を受け取りながら、事をうやむやにしようとしている態度に不信感を抱く」ようになり、取材を受けたとした。

 さらに、「私の手元には、記事内容を裏付ける詳細なメモや録音データが残っています。週刊文春にお話しした内容はすべて真実です」とした。

●甘利大臣に「政治とカネ」めぐる疑惑浮上 野党は厳しく追及へ
      fnn 01/21 00:32
重要閣僚に、政治とカネをめぐる疑惑が浮上した。疑惑を指摘された甘利経済再生担当相は、「調査をしたうえで、説明責任を果たしたい」と述べた。
甘利経済再生担当相の、月例経済報告についての会見。
20日午後5時55分から行われるはずだった。

予定を23分すぎた午後6時18分、「時間のめどが立っておりませんので、申し訳ありませんけれども、もう少々お待ちください」との説明があった。
そこから、さらに26分がたった午後6時44分、ようやく甘利経済再生相が、会見場に姿を見せた。

月例経済報告についての質問のあと、記者から、「経済から、ちょっと話変わって恐縮なんですけれども」との質問があると、甘利経済再生相は、一瞬目を伏せ、口を結び直した。

質問は、20日発売の「週刊文春」に掲載される記事についてのものだった。

週刊文春によると、甘利経済再生相の事務所が、千葉県内の建設業者から、1,200万円の現金などを受け取ったという。

甘利経済再生相は「まだ、あす発売の週刊誌、現物を読んでおりません。今後、調査をしたうえでですね、国民の皆さんに疑惑を持たれることがないようにですね、説明責任を果たしていきたいと思っております。(疑惑自体を否定?)わたし自身はですね、国民の皆様からですね、後ろ指をさされるような行動は、今日までしていないと思ってきました」と述べた。
甘利経済再生相は、調査をしたうえで、説明責任を果たす考えを示した。

一方、週刊文春の取材を受けた、千葉県の建設業者の担当者は「わたしの手元には、記事内容を裏づける詳細なメモや、録音データが残っています。お話しした内容は、全て真実です」というコメントを、実名で発表した。

甘利経済再生相は、第1次安倍政権でも経済産業相を務めた、いわば安倍首相の盟友で、TPP(環太平洋経済連携協定)大筋合意の立役者でもある。
21日以降、国会審議で、野党は厳しく追及する構え。

●SMAP解散騒動のきっかけとなった週刊文春のメリー副社長独占インタビュー、電子書籍で緊急発売! お値段100円
      ネタとぴ 2016/1/15
 文藝春秋社は、電子書籍「週刊文春が報じた ジャニーズ女帝メリー喜多川 怒りの独白5時間」を1月15日(金)に緊急発売しました。希望小売価格は税込み100円。

 内容は、「週刊文春」2015年1月29日号に掲載された記事「ジャニーズ女帝メリー喜多川 怒りの告白5時間」を電子書籍化したもの。

 SMAPの解散報道では、このメリー喜多川副社長のインタビュー記事によって、それまでくすぶっていた事務所内の対立が決定的になり、今回の解散騒動の発端となったと言われています。

 記事では、取材の途中でメリー氏がSMAPの担当マネージャーを電話で呼びつけさせ、「対立するならSMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう」と叱責する場面も報じられています。

 現在報じられているジャニーズ事務所の動向からは、メリー副社長の考えは文春インタビュー記事から変わっていないように見えます。問題の核心はメンバーの仲違いなどではなく、事務所内の主導権争いだと言われるだけに、鍵となるメリー副社長のインタビューは読んでおきたいところ。

 価格も100円とお手頃なので、SMAP解散報道に興味がある人には一読をおススメします。

◇「ジャニーズ女帝メリー喜多川 怒りの告白5時間」 希望小売価格:100円 発売日:2016年1月15日(金)

●宮内庁が週刊文春に厳重抗議 記事の即時撤回求める
    朝日 2016年1月15日

 宮内庁の小町恭士東宮大夫は15日の定例会見で、「週刊文春」1月21日号に掲載された「美智子さまが雅子さまを叱った!」と題した記事について「全くの事実無根」として、編集部に厳重抗議し、即時撤回を求めたと明らかにした。

 記事は、昨年12月23日の天皇誕生日の夜、皇居・御所で天皇ご一家で歓談中、皇后さまと雅子さまが別室に移って2人だけで話したという内容。宮内庁は「お二人だけで別室に移られたという事実はなく、記事にあるようなやりとりも存在しない」と説明している。

 週刊文春編集部は取材に対し、「記事には十分自信を持っています」と文書で回答した。

●ベッキー不倫報じた「週刊文春」が爆売れ
      RBB TODAY 2016年1月7日(木)
タレントのベッキーと4人組バンド・ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音の不倫交際を報じた「週刊文春」が売れているようだ。

 7日発売の「週刊文春」(1月14日号)は、ベッキーと川谷が交際していると報じた。ベッキーは6日夜に行った会見で熱愛を否定したが、誌面には2人がホテルのベッドで撮した写真や、結婚話を進めるLINEのやり取りなどが明かされている。

 ベッキーにとっては初めての本格的な恋愛スキャンダル。しかも不倫の疑いがもたれていることで世間の大きな注目の的となっている。

 7日午後6時現在、同誌はAmazonの雑誌ランキング「趣味・その他」部門で1位。またKindle版も新着ランキングで1位となっており、注目度の高さを示している。

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 今朝は、予想通り、今年初の積雪。
 2時ごろに外に出てみたら、パラパラと雪が落ちてくる・・・下には無し。
 6時40分ごろには、10センチ以上。
 7時に周辺の写真を撮ったとき、メジャーを入れてみたら「12センチ」前後。
 
 午前中に出かけるところがあるので、のちほど、雪かきをすることになる。

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午前6時41分
 

ちょうど、午前7時


屋根は斜めの積雪面なので20センチほどに見える


家の前の公道に出てみると
 

畑の野菜のハウス
ちょうど、雪が滑り落ちるところだった
  

家に戻ったら、NHKニュースでは、
東海地方は「あと40センチ」予想



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 カレー「ココイチ」の廃棄食品が市場に流通した問題は、愛知県内のスーパーで最初に発見され、しかも、廃棄物業者が愛知県内、それを最初に買い取った業者が岐阜県内、ということでこちらでは、テレビのニュースなどで頻繁に流れている。

 「壱番屋」には何も問題はなく、廃棄や食品業界の問題。途中に流通が入っているとしても、末端の小売スーパーの姿勢は許容されないだろう。愛知県は、販売した店名を公表している。

 廃棄物を最初に買い取った岐阜県内の業者の経営者は、日テレ★≪転売を始めたきっかけについて、「福島第一原発事故の後、風評被害を受けたじゃこを買い取った」などと説明した≫という。しかも、≪不審に思い、生産者に電話で確認したところ、「ダイコー」側から「余計なことをするな」などと言われた≫

 経営者は、最初は良心的で現地に確認までしたけれど、だんだんとはまっていったのか、はめさせられていったのか。
 ともかく、次を記録した。
 なお、今朝は快晴で「1.2度」。風が少しある様子。・・で、ノルディックウォークへ。

●愛知県公式Web/食品衛生上の問題が危惧されるビーフカツの流通について(第4報) 販売店(スーパー等)/2016年1月15日
●岐阜県公式web/食品衛生上の問題が危惧される(株)壱番屋以外の製品の流通について/1月18日

●廃棄カツ転売 壱番屋以外の108品目も横流しか/毎日 1月18日
●廃棄マグロ、肉加工品、調味料、菓子…「みのりフーズ」から廃棄食品108品目/産経 1.18
●別の箱に詰め転売 廃棄カツ、流通ルートたどる/朝日 1月16日
●元は0円→33円→スーパー店頭では80円 4卸業者仲介し流通/産経 1.18

●みのりフーズ、壱番屋とは別の焼き鳥も転売/日テレ 1月17日
●「最初は風評被害受けたじゃこ」カツ横流し/日テレNEWS24 1月18日
●2万7千枚が消費者に 東海3県の弁当店、スーパーから/産経 1.18

●カレー「CoCo壱番屋」中間期は過去最高益 限定メニュー好調/産経 1.8
●カレー「ココイチ」を買収、300億円で子会社化 ハウス食品/産経 2015.10.30

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●愛知県公式Web 
     食品衛生上の問題が危惧されるビーフカツの流通について(第4報)2016年1月15日
      ★   ・・・・(3) 販売店(スーパー等) 既発表分を含む。ゴシックは新たな発表分

●岐阜県公式web  生活衛生課
          1月18日 食品衛生上の問題が危惧される(株)壱番屋以外の製品の流通について
 1月13日(水)付けで公表した食品衛生上の問題が危惧されるビーフカツの流通について、みのりフーズ(羽島市)を調査した結果、(株)壱番屋製ではない108品目が発見され、そのうちの一つがダイコー(株)に廃棄物として処理を依頼されていた製品であることが判明しましたのでお知らせします。

1みのりフーズに保管されている製品について

・これまでの調査で、みのりフーズの施設内において、108品目(肉加工品、魚加工品、各種惣菜、菓子類、調味料等)が発見されました。
・このうち販売元や製造元等が表示されている69品目について、各製品の販売元や製造元等の所在地の都道県及び保健所政令市
 (10都道県11市)に調査を依頼中です。
・残りの39品目についても調査を継続します。

2ダイコー(株)に廃棄物として処理を依頼されていた製品について

・上記1により調査を依頼した69品目のうち、「びんちょうまぐろスライス」について、ダイコー(株)に廃棄物として処理を依頼された
 ものであることが判明しました。
 ・現時点で判明している流通経路は以下のとおりです。
・・・・
・残りの約1.5トンの所在が不明であり、市場に流通した可能性があります。
・問題となる当該製品には賞味期限の印字がありません。賞味期限の印字がない当該製品をお持ちの方は、絶対に喫食しないでください。

●廃棄カツ転売 壱番屋以外の108品目も横流しか
     毎日新聞 2016年1月18日
 「カレーハウスCoCo壱番屋」の廃棄したカツ類が横流しされた事件で、岐阜県は18日、産廃業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)からカツを購入していた岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」から壱番屋製品以外の108品目が見つかったと発表した。実質的経営者の男性(78)は県の調査に「全てダイコーから仕入れた」などと話しているという。大半の賞味期限が切れており、岐阜県はカツ同様、食品メーカーなどが委託した廃棄品の可能性があるとみている。

●廃棄マグロ、肉加工品、調味料、菓子…「みのりフーズ」から廃棄食品108品目
    産経 2016.1.18
 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」が廃棄した冷凍カツが横流しされた事件で、岐阜県は18日、カツを購入した製麺業者「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)から、廃棄処分されたはずの生協のマグロ切り身を含む108品目が見つかったと発表した。大半が廃棄食品とみて県が詳しく調査する。

 岐阜県によると、見つかったのは肉や魚の加工品、調味料、菓子など。 マグロは生協が販売元の「びんちょうまぐろスライス」で、静岡県の業者が、みのりフーズにカツを横流ししていた産業廃棄物処理業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)に約2トンの廃棄を依頼した。調査で見つかったのは約500キロだった。見つかった108品目の大半が賞味期限切れで、みのりがダイコーから買ったという。

●別の箱に詰め転売 廃棄カツ、流通ルートたどる
       朝日 2016年1月16日吉住琢二、渡辺周、三上元
 処分されるはずの冷凍カツが、なぜ食品として消費者に届いてしまったのか。カレーチェーン店を展開する「壱番屋」が廃棄を委託した産業廃棄物処理業者から、名古屋市内のスーパーまでの流通ルートをたどった。

 壱番屋が、異物混入の可能性があるビーフカツ4万枚の廃棄を決め、愛知県稲沢市の「ダイコー」に渡したのは昨年10月19日。ダイコーは壱番屋から委託料を受け取っていたが、大半を処分せず、岐阜県羽島市の「みのりフーズ」に横流ししていた。

 みのりの実質的な経営者によると、1枚あたり33円で2万4千枚を買い取った。ダイコー側から「壱番屋の箱のままでは売らないように」と言われ、別の箱に詰め替えた。5枚単位で小分けされた袋には賞味期限はあったが、製造業者や使用原料は表示されていない。袋はそのままにした。

●元は0円→33円→スーパー店頭では80円 4卸業者仲介し流通
      産経 2016.1.18 07:37
 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」が廃棄した冷凍ビーフカツが横流しされた事件で、カツは、四つの卸業者を経て愛知県内のスーパーで販売されていたことが18日、分かった。委託料を受け取りカツを廃棄するはずだった産業廃棄物処理業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)が、0円のカツを製麺業者「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)に1枚約33円で売り、さらに3社が転売。愛知県津島市のスーパーで店頭に並んだ際には約80円になっていた。

 卸業者が証言。各業者は「廃棄物とは知らなかった」と話しており、愛知、岐阜両県が詳しい経緯を調査している。

 愛知県や壱番屋などによると、直近に壱番屋がダイコーにビーフカツ約4万枚の廃棄を依頼したのは昨年10月。ダイコーはその大半をみのりに横流しした。

 みのりの実質的経営者(78)は取材に「1箱30枚入りが千円で、800箱買った」と説明している。みのりは、中身を壱番屋の箱からみのりの名前を記した箱に詰め替え、1枚約40円でほとんどを名古屋市のA社に販売。実質経営者は「ダイコーからは帳簿を残さず、箱の詰め替えを指示されたが、廃棄物とは知らなかった」と話している。

 一方、A社の男性経営者は「問題があるものとは思わなかった」と説明。大半を1枚50円程度でB社(名古屋市)に卸した。

 B社から1枚約55円で購入したC社(名古屋市)の社長は「大手チェーン店の過剰在庫が格安で出回ることはよくあり、不思議には思わなかった」と話す。

 C社は65円前後で、スーパーや精肉業者に販売。そのうちの一つ津島市のスーパーは5枚入り398円(1枚約80円)で「CoCo壱番屋ビーフカツ」と明示して店頭に並べていた。店長は「うちに来るまでに何社挟んだのか分からない。まさかこんなことになるとは…」と驚いた様子だった。

●みのりフーズ、壱番屋とは別の焼き鳥も転売
         日テレ 2016年1月17日
 「壱番屋」の廃棄カツが横流しされた事件で、買い取った業者が壱番屋とは別の焼き鳥についても転売していたことを明らかにした。

 壱番屋が産廃業者「ダイコー」に廃棄を依頼したビーフカツが横流しされた事件では、ダイコーから買い取った「みのりフーズ」が、異物が混入した可能性があるビーフカツのほか、チキンカツやメンチカツ、ロースカツも転売していたことを明らかにしている。

 また、みのりフーズからは別の会社が製造したとみられる冷凍食品も大量に見つかっている。

 みのりフーズの実質的経営者は17日、NNNの取材に対し、このうちの焼き鳥についても転売していたことを明らかにした。

 みのりフーズ・岡田正男氏「焼き鳥は転売してましたけど、マグロは買っていただけなかったんですよ」

 警察は、ダイコーとみのりフーズを廃棄物処理法違反の疑いで家宅捜索していて、押収した資料などから実態の解明を進めている。

●「最初は風評被害受けたじゃこ」カツ横流し
          livedoor 日テレNEWS24 2016年 1月18日
 カレー専門店を運営する「壱番屋」のビーフカツが横流しされた事件で、産廃業者から買い取った業者が18日、「最初に転売したのは、風評被害を受けたじゃこだった」などと話した。

 この事件では、廃棄処分を請け負った愛知県稲沢市の産廃業者「ダイコー」と、「ダイコー」から買い取った岐阜県羽島市の食品関連業者「みのりフーズ」が、廃棄物処理法違反の疑いで家宅捜索を受けている。「みのりフーズ」は、「壱番屋」以外の食品も転売したことを認めているが、実質的経営者は18日、転売を始めたきっかけについて、「福島第一原発事故の後、風評被害を受けたじゃこを買い取った」などと説明した。不審に思い、生産者に電話で確認したところ、「ダイコー」側から「余計なことをするな」などと言われたという。

 一方、多品目が流通し、事態が深刻化していることを受け、愛知県は、県が管轄する54の食品廃棄物処理業者に対し、18日から立ち入り検査を始めていて、問題が広がっていないか調べることにしている。

●2万7千枚が消費者に 東海3県の弁当店、スーパーから
          産経 2016.1.18
 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」の廃棄カツが横流しされた事件で、同社が昨年8月と10月、産業廃棄物処理業者に廃棄委託した冷凍ビーフカツ計約6万3千枚のうち2万7千枚以上が、東海3県のスーパーや弁当店を通じて消費者に売られていたことが18日、分かった。自治体の調査結果を集計した。

 愛知県などによると、既に販売された分と売れ残りを合わせると約3万3千枚で、残る約3万枚の所在や行方が判明していない。各県は引き続き流通経路の調査を続ける。

 愛知県では弁当工場11カ所が約1万3千枚を総菜として使用。1万1千枚以上が、スーパーなどで一般の消費者に販売されていた。三重県では弁当店が1500枚を総菜として消費し、岐阜県でもスーパー2店舗が計約千枚を販売していた。一部は飲食店で店員へのまかない料理用に使われていた。

 賞味期限の残っているカツもあるが、衛生管理されていた保証がないとして、各県は食べないよう呼び掛けている。

 壱番屋は昨年8月に約2万3千枚、10月に約4万枚の廃棄を、それぞれ愛知県稲沢市の産廃業者「ダイコー」に委託していた。

●「壱番屋のビーフカツのアウトレット商品を買わないか」卸業者が持ちかけ 「スーパーには売らないように」
         産経 2016.1.16
 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」が廃棄した冷凍カツが横流しされた事件で、流通に関わった愛知県内の食品卸業者が「壱番屋の規格外品がある」と、販売先にビーフカツを紹介していたことが16日、卸売業関係者らへの取材で分かった。

 愛知県によると、壱番屋が廃棄を委託していた同県稲沢市の産業廃棄物処理業者「ダイコー」が横流しをし、岐阜県羽島市の製麺業者「みのりフーズ」が食品卸業者に転売。スーパーなどで販売されるまでに、さらに別の卸業者を経由していた。愛知、岐阜両県は流通経路の確認を進めており、卸業者に廃棄物との認識があったかどうかを調べる。

 名古屋市の60代の卸業関係者の男性によると、愛知県内の食品卸業者から「壱番屋のビーフカツのアウトレット商品を買わないか」などと持ち掛けられ、昨年9~12月、約3万5千枚を購入。弁当店などに販売した。

 男性によると、規格外の食品が出回ることはよくあり、試食でも問題はなかったため取引した。一方で、この卸業者からはスーパーには売らないよう言われたといい、「壱番屋のものと分かると不都合があるのかなと思ったが、まさか廃棄物とは」と話している。

また、みのりフーズが壱番屋の製品以外に、段ボール約200箱分の冷凍食品を保管していたことが岐阜県の調査で分かった。マグロの切り身や鶏肉などで、ほとんど賞味期限切れだった。みのりフーズ側は「ダイコーから仕入れた」と話しており、県は横流しされた廃棄物の可能性もあるとみて調査する。

●カレー「CoCo壱番屋」中間期は過去最高益 限定メニュー好調
       産経 2016.1.8
 カレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)が8日発表した平成27年11月中間連結決算は、純利益が前年同期比10・1%増の16億円となり、中間期として2年連続で過去最高を更新した。

 期間限定メニューなどが好調で、店舗の売り上げが伸びたのが要因。売上高は1・9%増の222億円と、3年連続で過去最高だった。名古屋市内で記者会見した浜島俊哉社長は「(カレーのトッピングなどの)選択肢を広げたことが客単価の上昇につながった」と述べた。

 一方、浜島社長はカレーに使う食材の高騰を背景に「値上げは避けて通れない」と述べ、将来的に値上げを検討する考えを示した。

●カレー「ココイチ」を買収、300億円で子会社化 ハウス食品
         産経 2015.10.30
 ハウス食品グループ本社は30日、カレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する壱番屋(愛知県一宮市)を買収すると発表した。ハウスが壱番屋の発行済み株式の31・45%を公開買い付け(TOB)し子会社化する。買い付け価格は1株6000円で、取得金額は約301億円になる。

「世界中のお客さまを…」「カレーNO1企業めざす」

 壱番屋はカレー専門店最大手で、国内店舗数は1200を超える。ハウスはすでに壱番屋の発行済み株式の19・55%を取得しており、公開買い付け後のハウスの出資比率は51・0%となる。

 株式の公開買い付けは11月2日~12月1日。壱番屋の創業者の宗次徳二氏らはTOBに賛同しており、保有する株式(計23・17%)を手放す意向だという。壱番屋はTOB成立後も上場を維持し、経営陣は続投する見通しだ。

 両社は原材料の調達や品質向上、海外事業などで連携しており、ハウスが壱番屋を子会社化することでシナジー効果を追求するのが狙いだ。
同日、東京都内で会見したハウスの浦上博史社長は「壱番屋をグループ化することで、カレーナンバーワン企業を実現したい」と意気込みを見せた。壱番屋の浜島俊哉社長は「垂直的な補完関係が構築でき、世界中のお客さまの満足度を高めていきたい」と話した。

 壱番屋は昭和53(1978)年創業で、カレー以外の業態を含め、今年9月末で国内1259店、海外147店を運営。ハウスは壱番屋で使うカレーのルーなどを供給していた。

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 数日前から、「月曜日から、関東は雪、東海は雨から雪に変わる」、とされていた。
 今朝は夜半から雨の音がしていて、予想通り。ノルディックウォークはお休みなので、ゆっくりとした。
 今朝の市役所の累計雨量は11ミリ。結構降ったようだ。気温が低かったら、10から20センチの積雪になるのか・・・

 NHKのニュースには、「岐阜県で60センチ」とあるが、山奥の予測だろう。
 NHK★≪午前5時の積雪は、埼玉県秩父市で18センチ、長野県松本市で15センチ、埼玉県熊谷市で8センチ、前橋市で7センチ、東京の都心や横浜市で5センチ。
 このあとも東日本や北日本を中心に雪が降り続き、太平洋側の平野部でも積雪が増える見込み。
 19日朝までに降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、東北で80センチ、北海道と北陸、それに岐阜県で60センチ、関東甲信で40センチ、中国地方で35センチ、四国で30センチ、近畿と九州北部で20センチで、東京23区でも5センチと予想。≫

 市役所ほか市内の気象状況がネットで速報されているので、以下にリンクし、記録しておく。

 ところで、今度の土日は名古屋で議員の皆さんらとの講座。大雪で、中部や関西・四国の人はともかく、北海道の方の人は交通は大丈夫かなぁ、と心配しなところ。
 今日はその講座のレジメをまとめる予定。

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 ★山県市 テレメータ情報
(地図に自宅とノルディックウォークのコースを書き込んだ)


山県市 雨量・累計雨量・気温のグラフ(山県市役所
今朝の累計雨量は11ミリ

●大荒れの天気 太平洋側でも積雪の恐れ
   tenki.jp1月16日(土)16時50分
全国的に荒れた天気になるでしょう。17日から18日にかけて低気圧が急速に発達しながら本州付近を通過する見込みです。その後、冬型の気圧配置が強まり、日本海側で大雪、太平洋側でも雪の積もる恐れがあります。

17日日曜日から18日月曜日にかけて、低気圧が急速に発達しながら本州の南岸を進み、次第に冬型の気圧配置が強まる見込みです。
21日木曜日ごろにかけて強い冬型の気圧配置が続き、強い寒気が流れ込むでしょう。
全国的に風が強く、荒れた天気となる見込みです。

●暴風、高波に警戒
北海道と東北、北陸を中心に非常に強い風、立っていられないくらいの風が吹くでしょう。海は大しけとなる見込みです。

●大雪、猛ふぶきの恐れ
北海道と東北、北陸から山陰を中心に大雪となる恐れがあります。猛ふぶきによって交通に影響が出ることもある見込みです。太平洋側にも雪雲が流れ込んで、雪の積もる所があるでしょう。
太平洋側の雪に慣れていない地域でも雪の積もる恐れがあります。
今後の情報をこまめに確認してください。
雨雲と雪雲の動き

●東京都心などで積雪 交通影響などに注意
      NHK 1月18日 5時44分
急速に発達している低気圧の影響で、東日本や北日本を中心に湿った雪が降っていて、東京の都心など関東の平野部でも雪が積もっているところがあります。北海道や日本海側では18日夜以降も雪が降り続いて大雪となるおそれがあり、気象庁は、積雪による交通への影響や路面の凍結などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、本州の南岸にある低気圧が急速に発達しながら北東へ進んでいるため、東日本や北日本では湿った雪が降っていて、東京の都心など関東の平野部でも未明から雨が雪に変わり、各地で積もっています。
午前5時の積雪は、埼玉県秩父市で18センチ、長野県松本市で15センチ、埼玉県熊谷市で8センチ、前橋市で7センチ、東京の都心や横浜市で5センチなどとなっています。このあとも東日本や北日本を中心に雪が降り続き、太平洋側の平野部でも積雪が増える見込みです。

19日朝までに降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、東北で80センチ、北海道と北陸、それに岐阜県で60センチ、関東甲信で40センチ、中国地方で35センチ、四国で30センチ、近畿と九州北部で20センチで、東京23区でも5センチと予想されています。


また、低気圧の影響で全国的に風が強まっていて、19日にかけての最大風速は、北日本から西日本の陸上で18メートルから23メートル、海上で20メートルから28メートル、最大瞬間風速は30メートルから40メートルに達する見込みです。

全国的に波も高くなり、北日本や日本海側で8メートル、伊豆諸島で7メートル、関東や東海、九州北部で6メートルと、大しけが予想されています。低気圧は18日夜には三陸沖に達し、その後、日本付近は強い冬型の気圧配置が続くため、18日夜以降も広い範囲で風の強い状態が続くほか、北海道や、東北から西日本の日本海側では雪が強まり、大雪となるおそれがあります。

19日の朝から20日の朝までに降る雪の量は、いずれも多いところで、北海道と北陸で120センチから100センチ、岐阜県で80センチから60センチ、関東甲信と近畿で70センチから50センチ、東北と中国地方で60センチから40センチなどと予想されています。

気象庁は、積雪による交通への影響や路面の凍結、電線や樹木への着雪、それに強風や高波にも十分注意するよう呼びかけています。


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 隣の国の台湾で政権交代。一つの中国か独立かで揺れているところ。
 そこで、経過などを見た。

 日経の★≪台湾経済立て直し、蔡氏に託す 「中国効果」実感薄く≫が簡潔だった。
 ★≪背景には、経済低迷への不満がある。景気悪化は統計でも鮮明。中国経済の減速や、競争相手となった中国企業に輸出需要を奪われたことで、台湾住民は「中国効果」を実感し切れなくなった。「恩恵を受けるのは一部の大企業や富裕層だけ」との不満が高まる。特に若者を取り巻く環境は厳しい。/ 蔡氏は12年の総統選で馬氏に敗れたのち、再起を期して後援組織やブレーン集団づくりを地道に進めてきた。公認候補となった昨年4月には対中政策で、現実的な政治・経済関係の「現状維持」を打ち出した。中国との安定した経済関係を望む産業界などの支持を得る一方、馬氏のような対中傾斜とは一線を画すことをにじませて若者らを安心させた。/ 敗れた国民党の再建への道のりは険しい。朱立倫主席は党主席を辞任すると表明。ただ後任に有望な人材は見当たらないのが実情≫

 次に、西日本★≪台湾、脱中国依存へかじ 「中台安定」と両立図る≫は、状況整理が分かりやすかった。
 同時に、行われた国会に当たる立法院の選挙でも、「民進党が68議席…初の過半数獲得」ということなので、方向が変わる流れは間違いなさそう。今日は以下を記録。
 ところで、今朝の気温は「マイナス2.2度」(5時40分)。まだ下がるわけだから、今年の一番の寒さを記録するのだろうか。
 ・・・と、6時半前にはノルディックウォークへ。

●台湾総統に民進党の蔡英文氏 8年ぶり政権交代/朝日 2016年1月17日
●台湾経済立て直し、蔡氏に託す 「中国効果」実感薄く/日経 1/17

●台湾、脱中国依存へかじ 「中台安定」と両立図る/西日本 1月17日
●台湾の独立志向強まるか、米中に不安―総統選で民進党優位/wsj 1月15日

●立法院、民進党が68議席…初の過半数獲得/読売 1月17日
●<台湾の立法委員選>民進党、初の単独過半数 国民党は議席大幅減/中央社フォーカス台湾 1/17

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●台湾総統に民進党の蔡英文氏 8年ぶり政権交代
       朝日 2016年1月17日
 台湾総統選が16日投開票され、独立志向の野党・民進党の蔡英文(ツァイインウェン)主席(59)が与党・国民党の朱立倫(チューリールン)主席(54)、親民党の宋楚瑜(ソンチューユイ)主席(73)を大差で破り、当選した。8年ぶりの政権交代で、総統に女性が当選するのは初めて。中央選挙委員会の集計では、蔡氏の得票率は56・12%の圧勝。民進党は同時にあった立法院(国会、定数113)選で68議席を得て初めて過半数となった。中台関係にも影響が出そうだ。

 蔡氏は同日夜に記者会見し、政権交代だけでなく立法院でも過半数を得たことで「台湾人は投票で歴史に新たな一ページを加えた」と述べた。得票率は、過去の総統選で最高だった2008年の馬英九(マーインチウ)総統の58・44%に迫る。

 投票率は過去最低だった前回(12年)の74・38%を大きく下回る66・27%だった。蔡氏の得票数は、04年の陳水扁氏の647万票(得票率50・11%)を上回って民進党候補で過去最高で、国民党支持者の投票意欲が低かったと見られる。

 立法院選では民進党が改選前の40議席から躍進、国民党は64議席から35議席に大幅に減らした。朱氏は16日夜、党主席の辞任を表明した。一昨年3月に学生らが立法院議場を占拠した「ひまわり学生運動」から発展した新政党「時代力量」が5議席を得た。

 選挙戦では、8年間の馬政権への市民の強い不満が蔡氏と民進党を後押しした。馬氏は対中関係を改善すれば経済も良くなると訴えたが、恩恵は一部に集中。勤労者の給料は上がらず、息苦しさが増した。

●台湾経済立て直し、蔡氏に託す 「中国効果」実感薄く
      日経 2016/1/17
【台北=山下和成】16日の台湾総統選挙で、台湾独立志向の最大野党・民進党の蔡英文主席が勝利した背景には、国民党の馬英九政権下での経済低迷への不満がある。馬総統は「中国との関係を改善すれば経済成長できる」と訴えてきたが、台湾住民の実感は薄い。中国の経済的な影響力の拡大に対する警戒感も広がり、8年ぶりの政権交代につながった。

 「台湾産業の競争力を高めることが必要」。勝利後の記者会見で、蔡氏は環太平洋経済連携協定(TPP)への参加意欲を改めて強調した。

 「給料が上がらなくて生活は苦しい。経済を立て直してくれると信じたい」。蔡氏に投票したという北部の基隆市在住の会社員、呉文偉さん(28)は期待を込める。

 景気悪化は統計でも鮮明だ。財政部(財政省)が8日に発表した2015年の輸出額は、前年比10.6%減の2805億ドル(約32兆8000億円)。2桁のマイナス幅は6年ぶりだ。中国景気の減速や、スマートフォンなどIT(情報技術)関連の需要減が響いた。15年の経済成長率も1%を割り込む可能性がある。

 00~08年の民進党の陳水扁政権は急進的な独立姿勢で中国と対立。これに対し、08年に誕生した国民党の馬政権は経済を中心とする対中交流にカジを切った。10年には中台で実質的な自由貿易協定(FTA)である経済協力枠組み協定(ECFA)を結ぶなどし、12年の再選につなげた。

 ただその後は中国経済の減速や、競争相手となった中国企業に輸出需要を奪われたことで、台湾住民は「中国効果」を実感し切れなくなった。「恩恵を受けるのは一部の大企業や富裕層だけ」との不満が高まる。特に若者を取り巻く環境は厳しい。15~24歳の失業率は昨年11月時点で12.3%と全体平均の3倍超だ。

 にもかかわらず馬政権は13年には中国とのサービス貿易協定を新たに締結。市場を相互開放して結びつきをさらに強めようとした。「中国に経済的にのみ込まれる」。この協定発効への反対派が14年3月に立法院(国会)を占拠する「ヒマワリ学生運動」を引き起こし、馬氏の対中融和政策にブレーキがかかった。

 「自分は中国人でなく台湾人」という「台湾人意識」が若者を中心に広がり、中国の統一攻勢に対する警戒感が高まっていることも影響した。

 蔡氏は12年の総統選で馬氏に敗れたのち、再起を期して後援組織やブレーン集団づくりを地道に進めてきた。公認候補となった昨年4月には対中政策で、現実的な政治・経済関係の「現状維持」を打ち出した。

 中国との安定した経済関係を望む産業界などの支持を得る一方、馬氏のような対中傾斜とは一線を画すことをにじませて若者らを安心させた。

 敗れた国民党の再建への道のりは険しい。馬氏は2期目に閣僚などを大きく入れ替えたが「経済の分かる人が周囲にいなくなった」(閣僚経験者)。党内抗争でイメージが悪化したうえ、昨年の突然の中台首脳会談の実施は「自分の功績ばかり考えている」との批判も受け、総統選の追い風につなげられなかった。

 候補者の擁立を巡っても迷走。当初は出馬を拒みながら自身で立たざるを得なくなった朱立倫主席は、馬政権への不満をぶつけられる形で大敗し、16日に党主席を辞任すると表明した。ただ後任に有望な人材は見当たらないのが実情だ。

●台湾、脱中国依存へかじ 「中台安定」と両立図る
        西日本 2016年01月17日
 中国との関係改善を急速に進めた国民党の馬英九政権から、中台関係は「現状維持」しつつ米国や日本とも関係強化を目指す民主進歩党(民進党)の蔡英文政権へ-。台湾は「中国とほどほどの距離を置く」道を選んだ。台湾初の女性総統となる蔡氏は、中国と相対して台湾の誇りを損なわず、経済関係も守るという難題に挑む。

 蔡氏の勝因は、足かけ8年に及ぶ馬英九政権に、台湾の人々が強い不満を募らせていたことに尽きる。
 馬政権の「看板」は対中融和策による経済発展。ところが内政は停滞したまま中台関係改善だけが突出し、中国マネーの流入で台北の住宅価格は一時「年収の15倍」に高騰、中国への工場移転は若者の就職難を深刻化させた。

 市民との意思疎通を欠いたまま中国への接近を進める馬氏の政治手法は「民主主義を無視した黒箱(密室)政治」との批判を招き、一昨年、対中貿易自由化に反対する「ヒマワリ学生運動」につながった。「自分たちは台湾の民主社会で生まれ育った台湾人。中国とは違う」。背景には、若い世代を中心とする「台湾人意識」のかつてない高まりがあった。

 中国経済の失速で、中国向けが4割を占める台湾の昨年の輸出総額は前年比10・6%減に落ち込んだ。経済成長率は1%を下回る見込み。中国依存が裏目と出た現実は保守的な中高年層や経済人にも「変化」を選ばせた。食品の安全問題など庶民の関心の高い内政課題でも政権への不満は積み重なっていた。「国民党が8年やって駄目なら民進党に」。それが、街の声の最大公約数だった。

   ■    ■
 蔡氏はこれから中台「現状維持」に向けた具体策を求められる。民進党は、国民党と中国が交流の基礎とした「一つの中国」原則に基づく「1992年合意」を認めていない。蔡氏も「『92年合意』は唯一の選択ではない」とし「誠意を込めて意思疎通を図れば、安定した両岸(中台)関係は維持できる」と語ってきた。

 だがこれでは不十分、というのが多くの識者の声だ。台湾統一を悲願とする中国にとり「一つの中国」を受け入れないことは「中台は別々の国」と台湾が宣言することに等しいからだ。
 習近平政権が台湾に圧力をかけることはたやすい。

 観光分野一つとってみても、台湾を訪れる中国人旅行客は、馬政権が誕生した2008年の32万9千人から約400万人へ急伸。中国がビザ発給を控えるだけで業界は大打撃を受ける。
 ただ民進党の「圧勝」により中国も極端な圧力は当面控えざるを得ないとの指摘は多い。台湾の張五岳・淡江大中国大陸研究所長は「今後も蔡氏が慎重な対応に終始する限り中台は当面『冷たい平和』が続くだろう」と言う。馬政権のような首脳や閣僚同士の会談は無理でも、窓口機関を通じた従来の交流は維持される可能性があるとの見方だ。

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 民意の主流が蔡氏に託したのは「中国離れ」ではなく「中国一辺倒」からの軌道修正。期待の核心は経済再生にある。
 蔡氏は米国が大きな影響力を持つ環太平洋連携協定(TPP)加盟を急ぎ、中国依存からの脱却を目指す。日本にも「交渉姿勢や農業改革を学びたい」と側面支援を求めている。

 しかし日米への急傾斜は中国を刺激しかねない。台湾がアジアの自由貿易協定(FTA)の枠組みから取り残されてきた背景には周辺諸国が中国の顔色をうかがう現実がある。「何事も中国次第」の難問は新政権の前にも立ちふさがる。
 16日夜の台北市。選挙対策本部前のステージに上がった蔡氏は、ややかすれた声で詰めかけた大勢の支持者に向かって叫んだ。
 「今日の勝利者は台湾の民主主義です。これからの改革の道は大変だけど、台湾人ならきっと乗り越えられるはずです」 (台北・横尾誠)

 台湾総統選 台湾の最高指導者を決める選挙。総統と副総統候補の2人一組で争い、有権者はペアに1票を投じる。任期は4年。3選はできない。1996年の初の直接選挙では国民党の李登輝氏が圧勝。2000年は民主進歩党(民進党)の陳水扁氏が当選、50年余りの国民党一党支配が幕を閉じ、台湾史上初の政権交代が実現した。陳氏は04年も再選。08年は国民党の馬英九氏が政権を奪還。12年も馬氏が民進党の蔡英文氏を破り再選を果たした。新総統は、馬氏の任期が満了する16年5月20日に就任する。

●台湾の独立志向強まるか、米中に不安―総統選で民進党優位
      ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2016 年 1 月 15 日 10:24
 【台北】16日に投開票される台湾総統選挙で、大方の予想通り独立志向が強い野党・民進党の蔡英文主席が勝利すれば、中台関係に新たな不透明感が生まれ、米国の頭痛の種が増えそうだ。

 多くの世論調査で、蔡氏が与党・国民党の朱立倫主席、野党・親民党の宋楚瑜主席を大きくリードしている。過去8年間の馬英九政権の下で、中台関係は緊密化したが、馬総統は悪化する台湾経済をなおざりにして、中国の国益追求にあまりに寛容な姿勢を示したと批判されている。

 蔡氏は中国を挑発するつもりはないとしているが、同氏が総統の座に就けば「一つの中国」政策を推し進める習近平中国国家主席に難題を突きつけることになる。また、緊張している地域の安全保障をさらに複雑化するだろう。中国は軍備を増強し、東シナ海や南シナ海の紛争水域での領有権の主張を強めており、日本やフィリピン。ベトナムは警戒感を強めている。

 米国は、台湾との関係が対中関係に新たな刺激をもたらすことを望んでいない。米政府当局者は、総統選について公式には論評していないが、関係者によれば、中台双方に対し一方的に挑発的な行動をとらないよう水面下で働き掛けている。それでも米政府は、蔡氏が勝利し、新政権が中国との間で相互に受け入れられる関係を確立できなければ、台湾が紛争の火種になるのではないかと懸念している。

 馬政権下の8年間に中台間の商業面、交通面の結び付きは深まり、台湾経済の発展に貢献した。昨年11月にはシンガポールで初の中台首脳会談が開催された。中国政府当局者は総統選について公式発言をしていないが、関係者によれば蔡政権が誕生した場合の戦略について専門家と協議している。

 1996年には、独立派の李登輝総統が総統選で再選されるのを妨害するため中国が台湾海峡にミサイルを発射、これに対抗して米国が同海峡に空母2隻を派遣し、中台危機が発生した。現在では、中国がこうした反応を起こすことはありそうもない。

 蔡氏が総統になった場合、同氏が「一つの中国」を認める方向に動かなければ、中国は台湾に経済的なコストを負担させ始めるとみる専門家が多い。具体的な一つのオプションとしては、中国からの台湾、とりわけ民進党が地盤とする地域への旅行者制限が挙げられている。

 北京連合大学台湾問題研究所のリー・ジェングアン教授は、「おそらく台湾のすべての人が、大陸政府の最近の政策が台湾に利益をもたらしていると感じているわけではないだろう」とした上で、「しかし関係が悪化すれば台湾のすべての人が経済的な空白をはっきりと感じるだろう」と述べる。

 蔡氏は、対中政策について現状を維持するとし、有権者を安心させようとしているが、「一つの中国」を支持するかどうかについては言及していない。

 超党派の「両岸(中台)政策協会」の最新の世論調査によれば、蔡氏の支持率は45%で、朱氏が16%、宋氏は朱氏をわずかに下回っている。

●立法院、民進党が68議席…初の過半数獲得
      読売 2016年01月17日
 台湾の中央選挙委員会によると、立法委員選では、民進党が68議席を獲得した。

 同党が過半数を獲得するのは初めてとなる。民進党が選挙協力を行った新政党「時代力量」も5議席と初陣で大躍進し、台湾「独立」志向の強い政党が全議席の6割以上を占め、有権者の対中警戒感の強さを見せつけた。

 時代力量は、2014年春、対中政策に反対して立法院を占拠した若者らが中心で、中国と台湾は別だと考える「台湾人意識」を強める若い世代の支持を集めた。両党を合わせた73議席は、重要委員会の委員長ポストの確保など、安定した議会運営が可能となる。

 一方、国民党は35議席にとどまり過去に例がない惨敗となった。親民党も3議席となり、中国に融和姿勢をとる勢力が大きく議席を減らした。

●<台湾の立法委員選>民進党、初の単独過半数 国民党は議席大幅減
        中央社フォーカス台湾  2016/01/17
(台北 17日 中央社)立法委員(国会議員)選挙は16日、投開票され、最大野党・民進党が改選前より28議席多い68議席を獲得し、立法院(国会、定数113)で初めて単独過半数を確保した。第1党だった与党・国民党は35議席にとどまり、前の64議席から大きく減少した。

両党に続く第3党は昨年1月に結成された新党「時代力量」で、若者の支持などを背景に5議席を獲得。野党・親民党が3議席、無所属と無党団結連盟がそれぞれ1議席を得た。

民進党は、同日に行われた総統選挙でも蔡英文主席が初当選を果たし、8年ぶりの政権交代を実現させている。


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