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てらまち・ねっと



 昨日の朝日新聞の社説。その明快さに驚きました。
 株主総会の日の石原産業に対する警告のようにもとれます。

 ここのところ朝日の 一部の記事の姿勢を批判 してきた私は、この社説の途中の論点はともかく、それなりの結論には納得。
 朝日はリンク切れが早いので、引用しておきます。
 なお、その社説を(誤解に基づいて)批判しているブログもあったので、説明しておきます。

   【社説】2006年06月29日(木曜日)付 「自治体破綻 夕張市だけのことか」「石原産業 捨て逃げは許さない 」

● 自治体破綻 夕張市だけのことか
 かつて産炭地として栄えた北海道夕張市が行政運営に行き詰まり、財政再建団体として政府の管理下で立て直しを図る。民間企業でいえば、会社更生法の適用を受けるに等しい。
 市が抱えた借金は約600億円と見込まれ、その整理には50年かかるともささやかれる。市役所の合理化や公共料金の値上げも避けられない。市民には再建への長い長い道のりが待っている。 ・・・(以下、略)

● 石原産業 捨て逃げは許さない
 こんな身勝手な企業があるのかと驚いてしまった。
 大阪市に本社を構え、三重県四日市市に工場を持つ化学メーカー、石原産業のことである。
 硫酸の廃液からつくったリサイクル製品に危険性があるとして、愛知県に撤去を命じられていた。ところが、撤去を急ぐどころか、逆に命令の取り消しを求めて、裁判所に訴えたのだ。
 問題のリサイクル製品は「フェロシルト」といい、工事でできた穴を埋めるものだ。東海3県と京都府の約30カ所で計70万トンが埋められたが、各地で赤い水が流れ出し、発がん性があるといわれる六価クロムが検出された。
 フェロシルトを埋めた最大のものが、愛知県瀬戸市の14万トンだ。この撤去に石原産業が抵抗している。
 いまのところ、ここでは有害物質は検出されていない。深い穴に埋められて土と混じり合っており、土といっしょに200万トンを取り除かなければならない。600億円かかり、会社の能力を超える。そのうえ、たくさんのダンプカーが通れば、住民に迷惑をかける。それが石原産業の主張だ。
 確かに、売上高1千億円の企業にとって負担は軽くない。しかし、周りの住民は「勝手に持ち込んでおいて、よくそんなことが言えるものだ」と怒っている。当然だろう。ここでは六価クロムは検出されていないとはいえ、ほかでは検出されている。不安は消えないのだ。
 そもそも、本来使う廃液以外の工場廃液も混ぜ込んでいたことを認め、全量を撤去すると約束したのは石原産業である。リサイクルと称し、危険な製品を売った責任を取らなければならない。
 石原産業はコンクリートを地中に流し込んで壁を作り、フェロシルトを封じ込めることを提案している。本当に有害物質が出ないことが確認され、住民も納得すれば、こうした代替案も考えられたかもしれない。しかし、提訴は住民との話し合いの場を自らつぶしてしまった。
 問題はここだけではない。埋めたフェロシルトの半分はまだ撤去されていない。4府県とも、命令が実行されないなら、代わりに取り除き、費用を石原産業に払わせることを考えるべきだ。
 多くの不法投棄は、業者が零細で撤去する資金がなかった。税金で処理するのも難しく、環境に影響がなければ、そのままにしておくこともあった。だが、石原産業は東証1部の上場会社だ。責任を果たす先例にさせなければいけない。
 90年代に青森、岩手県境に86万トンの産業廃棄物が捨てられた事件では、両県が産廃を取り払いつつ、産廃を出した企業の責任を追及している。1万社のリストを作り、これまでに24社に撤去を命じた。両県の担当者は「強い態度は、再発を防ぐためでもある」と話す。
 フェロシルトをめぐっては、4府県警が廃棄物処理法違反で合同捜査を進めている。刑事責任の追及はもちろんのこと、捨て逃げを許してはいけない。


●   finalventの日記 2006-06-29
 ■朝日社説 石原産業 捨て逃げは許さない ・・・この社説だが、書いている人が問題を理解しているのだろうか?・・・わざとらかもしれないが、フェロシルトと六価クロムは関係ない。六価クロム混入は石原産業内でわかってやっていた犯罪なのだ(内部告発の問題だよ)。そのあたり、悪徳企業と技術を分離して議論しないといけない。
 問題設定が間違っているので後続の議論もめちゃくちゃ・・・


 ↑こちらのブログはコメントもトラックバックもできないようなので、下記に説明します。気がついていただけるといいですが。朝日新聞の社説の名誉のためにも。

● 六価クロムはフェロシルトに由来するもので、混入物ではないこと
 リサイクル認定申請書どおりの製造をしても、フェロシルトから基準を超えた六価クロムが生成されることは、岐阜県のフェロシルト問題検討委員会も三重県検討委員会も認めています。 
   三重県の検討委員会最終報告書がでました 2005.12.21 (ここでリンクしている「報告書」の第3章に技術的な分析結果や埋め立て現地での想定がなされています)
 だからフェロシルトは産廃と判断され、産廃の不法投棄として刑事告発されました。 原料以外の廃液を混入したこと 2005.10.22 は論外ですが、それが産廃と判断された根本原因ではありません。
 もちろん、石原産業がフェロシルト工程中での六価クロムのことを知らなかったとは信じられません。
   石原産業と三重県共同研究サンプルから六価クロム110倍検出 005.12.26
 その意味では、六価クロムが外部に持ち出されたのは「悪徳企業」ゆえですね。

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 岐阜市の長良のスーパーの駐車場に、とてもゴージャスな花を咲かせるネムノキが1本だけあります。
 まず、最初にその写真を1枚。
 次に、すぐ近くにある普通のネムノキの写真を9枚、最後にその特別なネムノキの様子。
 車で十数分のところなので、昨日、定例会・本会議が閉会してから、所要の片付けとともに、ひとっ走り。少し満開を過ぎていました。

(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


    ネムノキの詳しい解説のページ

 (7月1日追記。上記の解説に、「花にはアゲハが好んでくる」、とありましたが、
アゲハの写真。 みつこさんの 事務所の前のネムノキ )

まずは普通のネムノキの方から。


  


  

 

これらのネムノキのある場所は ヤマダ電機 長良店 を併設している、バロー 長良店 の東駐車場です。


それでは、きわだって豪勢で色も濃い咲き方をする樹。
 

  

  


 うちのネムノキ(昨年5月頃の写真)。どこから飛んできたのか、一人生えで庭の真ん中に。花はほとんど咲かないけど、日よけにいいかと放っていました。いつの間にか、シンボルツリー風に、ドンと居座りました。
 昨年、庭を整えるのに、どうしても邪魔。そこで、切りました。ゴメンナサイ。年輪からすると10年位かな。


 思ったとおり、今年、株元から、また新芽が伸びています。
 私としては、あの店に頼んで一枝の先だけでも頂きたいところ。
 挿し芽のために。

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 石原産業に関して三重県の議会でのハプニングにリンクします。
 こういうことするから、行政は石原寄りと疑われるのでしょうね。

● 三重県の異常、もしくは過剰反応
 三重県がフェロシルトに関して、いろんな面でおかしな動きをしてきたことは昨年来、明らかになっています。
 またまた、変なことをしたそうです。

 私と兼松さんは、三重県の石原産業の関係を調べるために情報公開の非公開処分取消訴訟を提訴しました。 5月30日の提訴報告
 これに関して、三重県の6月議会の委員会で、従来とは異なり、寺町や兼松さんの名前を表示した資料を配ったとか。
 こちらは、堂々と提訴したのですから、なんともありませんが、疑問視されているのは、過去に三重県が訴訟で訴えられたときにはそのようにしてこなかったのに、ということ。

 情報源は 三重県よろずやさん の6月27日のブログ 名指しの委員会資料 訟務というお仕事  以下に青字で一部引用。全文はリンク先をどうぞ

先日、議会常任委員会の配布資料を見て
公務員の厭らしさというか
ちょっと腹が立ったのでヤリ玉にあげてみる

 平成18年第2回定例会 政策防災常任委員会説明資料 政策部 33頁
 三重県と石原産業株式会社との共同研究に関する公文書部分開示決定取消請求訴訟について
 (参考)
  提訴年月日:平成18年5月30日
  原   告:岐阜県山県市 ■■■■(*もちろん実名)
       :岐阜県岐阜市 ■■■■(*もちろん実名)

執行部が配布資料においてここまで明示するのを見た記憶がなく
多くの場合は資料には書かず口頭説明で済ますか
議員からの質問があれば答える程度だろう

政策部の説明によれば
 原告は実名で会見しており隠す意図がないと判断した
というのは確かにそうだが
それを理由に資料で明示するのは作成者が下品ということだ
・・・・・・・・・

 フムフム、私はこういうとき、なおいっそう、やる気が出てきます(笑)
 こうなったら一気にいきましょう。
 なお、この訴訟の 津地裁での第一回の口頭弁論は7月13日(木) 午後1時10分 から。
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 今年は、鉄砲百合が乱舞。
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 

いま、25花の開花。まだ蕾あり(6月28日)。
鉄砲百合の解説





八重のクチナシ(梔子・くちなし)も開花しました。
八重のクチナシにリンク

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 7月8日(土)の名古屋での浅野史郎さんの講演会まで、あと10日ほど。
 浅野さんに、交通や宿泊などのお知らせをしたら、「精一杯務めます。当日を楽しみにしています。」とメールが返ってきました。

 当日のタイムテーブルと内容の詳細が決まりましたのでご案内します。

 受付の混雑を避けるために申込んでいただけるとうれしいのですが、申込みはまだそれほど多くないし、会場は広いので、当日参加でもOKです。

 シンポジウムはどなたでも参加できます。ぜひお誘いあわせてご参加ください。

--------------- 以下、転送・転載大歓迎--------------------------
 シンポジウム「政治を市民の手に!」~ひとりからはじまる~
★7月8日シンポジウム「政治を市民の手に!」 
 


 ← (イラストの走る姿は ジョギングが趣味 の浅野さん)
 印刷用・PDF版  テキスト版でみるには

日時:7月8日(土) 13:00~16:00(開場 12:00)
会場:名古屋市女性会館 大ホール


《タイムテーブル》
13:00~開会
第1部 13:05~14:30
基調講演:浅野史郎さん
(慶応大学教授・前宮城県知事)
「脱 政 党 の 時 代 に」

脱政党をどう考えるか/できたことできなかったこと
市民自治とは何か/これからの地域社会のあり方
市民派首長・市民派議員の果たす役割 etc

第2部 14:40~ パネリスト基調報告 
 ★福井発・焚書坑儒~バックラッシュとたたかう
  今大地はるみ(福井県敦賀市議) 
 ★議員の税金の使い方~政務調査費を問う
   小川まみ(三重県桑名市議)
 ★議会にいい風を吹かせる
   小池みつ子(愛知県長久手町議)
 ★市民として議員として 制度を使いたおす
   寺町ともまさ(岐阜県山県市議)
 ★市民派女性の政治参加(仮)       
   高瀬かおる(岐阜市民)
      
15:15 パネルディスカッション
「政治を市民の手に~私たちに何ができるか」
コーディネーター寺町みどり

参加費:1000円(当日参加も可)
問合せ・申込み先は、寺町みどり
T/F 0581-22-4989
e-mail midori@kenmin.net
主催:女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク
共催:無党派市民派 自治体議員と市民のネットワーク

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下はオプション講座。
●前宮城県知事の浅野史郎さんも登場し「わたしの選挙」を披瀝

会員および市民派議員の紹介がある方の参加費は、
13~20時までの通しで、市民は3000円、
市民派議員(立候補予定者・浪人中も)は6000円です。
通しでの参加を希望される人は、みどりまでご連絡ください。

【セッション2】第2回M&T企画/選挙講座 
「選挙に当選する人、しない人-2」
   会場:名古屋市女性会館 大会議室
   日時:7月8日17:00~20:00

   対象:連続講座参加者ほか(無党派・市民派に限定)

《タイムテーブル》
17:00 M&T講座の説明
17:05 「浅野史郎~わたしの選挙」~浅野史郎さん
18:05 「当選する選挙、落選する選挙&選挙こぼれ話
      ~各地の選挙を見て」~みどり&ともまさ
19:00 プレゼン「私の選挙の勝因・敗因」~連続講座参加者
19:30~20:00  ディスカッション


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さらに【選挙オプション講座】第2回 
会場:名古屋市女性会館 大会議室
講師:寺町みどり&ともまさ
日時:7月9日(日)9:00~14:00
対象:連続講座参加者のみ
テーマ:選挙(政治活動)でかかえている問題(と解決)
    議会との関係でかかえている問題(と解決)
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石原産業に対する合同捜査本部の動きの報道、同社の株主総会のことを紹介します。

● 警察がやっと動く
 昨年11月、三重県と岐阜県の告発をうけて捜査していた4県の合同捜査本部。先日、突如として、その動きが報道されました。
 こういう時って、ある意図をもって、情報を垂れ流すわけでしょ。
 私は、フェロシルト問題の次の節目は捜査本部による逮捕の時、と思っていました。

 警察の動きに関して、以前からあった一つの見方は、「株主総会のあとに動く」。
 「8月には状況がガラッと変わる」、という人もいます。

 6月24日 毎日新聞

 三重県は処理委託基準違反で告発、岐阜県は不法投棄で告発していました。
 当然といえば当然ですが、不法投棄でやってくれるようです。


(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 6月25日 岐阜新聞

 会社の上層部も対象に入れているようです。



 と思ったら、今朝の朝日新聞は1面に詳報。
 6月28日 朝日新聞

 三重、愛知、岐阜、京都の4府県警の合同捜査本部が、産業廃棄物と認職しながら無許可業者に処理を委託した廃棄物処理法違反(委託基準違反)の疑いで、同社四日市工場(三重県四日市市の元副工場長から任意で事情聴取していることが27日、分かった。捜査本部は委託基準違反だけでなく、商品と偽って製造・販売し、業者を通じて投棄していたとの疑いを強め、不法投棄容疑での立件も視野に捜査を進めている。
 捜査本部によると、元副工場長への任意の事情聴取は先週から始まり、27日も津市内で午前9時半ごろから午後3時ごろまで行われた。元副工場長の経歴や同社での職歴、同社最高幹部との関係などについて詳しく事情を聴いている。
また、同社社員や子会社幹部まで任意の事情聴取が進んでいるという。
 捜査本部は、三重県が告発した同県亀山市辺法寺町へのフェロシルト埋設に絡む容疑を中心に調べを進めている。
 捜査本部や三重県の調べでは、同社は98年1月から05年年4月に約77万トンのフェロシルトを生産。約72万トンを販売し、委託業者を通じて東海3県や京都府加茂町など約30カ所に埋設したとされる。
 捜査本部は、亀山市辺法寺町や四日市市垂坂町など埋設地の現場検証をした際に採取した土壌や、各府県などから提出を受けた埋設地の土壌を鑑定。サンプルの一部から土壌環境基準を上回る六価クロムやフッ素を検出したという。
 また、フェロシルトの運搬などにかかわった業者から押収した支払いに関する書類などから、同社がフエロシルトの購入業者に、販売価格の20倍以上の金額を「用途開発費」などの名目で支払っていたことを確認した。
 換査本部は、業者に支払った費用は実質的には産廃処理費であり、産廃と認識して業者に引き取り料を支払う「逆有償」にあたると判断した。
 同社はフェロシルトを産廃とは認識していなかったと主張。廃液混入などについては「元副工場長が単独でやった」と会社ぐるみであること否定している。



● 石原産業の株主総会は、総会集中日の後半の部の6月29日。

    株主総会の一覧
「招集通知発送予定日」「株主総会開催予定日」 「HP掲載の有無」などがまとめられています。番号「4028」 が石原産業です。

   石原産業の株価情報

    ヤフーの掲示板での議論から
株主総会ではこんな事を聞いてみようか。
 Q1.(その日までに辞めていない場合)フェロシルトに明らかに監督責任ある経営者は何故辞めないのか。例え知らなかったとしても、知らされない運営自体が重大な失政です。任にあらず。
 問題解決するのが責任を取ることと言う説明があったら、問題解決すると辞めなければならないので、早期解決させるよりも、未解決状態を続けて延命されては困ると言い返してやろう。辞めるのも経営者の重要な仕事。百歩譲って解決なさるのを待つとしても、問題解決期限を提示いただき、(第3者の調査結果を含めて)実態解明の公表と抜本策ともうこれ以上損が出ないと言う責任ある最大損失想定の確定を最高責任者の辞任(辞任意向はこの場合も今聞きたい)をワンセットで出していただく。期限までに解決できねば、お辞め頂いて疑惑ゼロで監督責任ゼロの経営者に代わってもらい、新経営者が遠慮せず早期決着をしてもらいたい。株主総会対応で株価は大きく変わろう。  

 Q2.そもそもフェロシルトを始めた当時の最高経営者が問題だ。産廃物から商業製品を作ろうという発想とその実行が、名経営者だと勘違いしたことがこの問題の原点ではないだろうか。まさかその経営者は未だに顧問とか遇されていないでしょうね。

 もしそうだとしたら直ちに任を解くべきだ。天皇のように勘違いされて、周りが遠慮して現役経営陣の交代も進まない状況にありはしないか?大いに問題だと思っている株主もいるから、ご勇退いただければ株価も大いに上がるというもの。磁性何とかの独禁法では有罪で大変な損害をもたらし株主価値は毀損されっぱなし。大昔の貢献は帳消しで、負のおつりがたまって何とか再建されてたところへこれでしょ。責任を取って辞めない文化の象徴ですから完全にお辞めになって同時に現役も経営交代すれば、やっと本気でこの会社の悪いところが直った、これ以上の下はないとなれば株価はアガル。辞めたら上がる。大物は辞めるのも仕事のうち。
一方、最初の負の遺産を抱えながら再建なさった中興の祖の方は、復帰して再再建されるか、さもなくば新経営者を支援助言しつつ再再建を見守るべきでしょう。

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 4年半続いてきた県営北方住宅の 建設費の差し止めの住民訴訟。昨日作った裁判所への最終の準備書面をこれからファックス。
 今日は議会で 自分の一般質問。その準備があるので、お手軽に送信。
 帰ったら、石原産業のこと、投稿しようと思っています。

 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
一昨日は、茄子がたくさん採れました。炒煮と焼きナス。
ミニトマトと四葉(すうよう)キュウリ。



昨日は、25cmほどに伸びた長ナスを初収穫。
ホントはもっと伸ばしたかったけど待ちきれず。
無論、焼きナス。
前日収穫したキュウリを輪切りで塩にして。
安かったマグロはダシ醤油とワサビで「づけ」に。

千両ナス、白ナス、ピーマンアスパラで、
豚肉でチンジャオロース風に
(これは、つれあいの作。さすがベテラン)
美味しかった。

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 フェロシルト問題についての朝日新聞の記事に疑問を呈しました。

● 第3の記事 2006.6.7 のこと   6月19日のブログ
 題材は瀬戸市での砂防法違反の埋め立て・掘削行為のこと。それ自体は数年前から問題にされていたこと。
 とはいえ、記事のスタンスに漂う石原産業に寄った姿勢に疑問を感じます。
 これに対して、ハラナ・タカマサさんが違う見方 茶番はつづくよ、どこまでも=責任をなすりつけあうフェロシルト当事者群像 [2006年06月19日(月)] を述べられています。

 私は、この4つの記事の基本姿勢に同調しません(いろんな環境問題を鋭くスクープしていて、私も知る記者ですが)。
 即ち、その基本姿勢は、平たく言えば、「厳密にきっちりと処理させると会社に金がかかるし、それができなかったら行政が税金で片付けるしかなくなるなら、ホドホドのところでみんな納得したらどうか」であると、私は受け止めています。
 フェロシルトをどこの処分場に持っていくか、あるいは、どこに管理型処分場を造るかはともかく、金のかからない方法で適当に片付ければいいというのは、違う世界。
 あなたはいかがでしょう?

● 第2の記事 2005.11.9 のこと
昨年秋、警察が石原産業を捜索したときの関連の報道の各紙の記事のうち、私がこの記事はおかしい、こちらはいい、という趣旨でコメントしたブログ
    2005.11.9のブログ 三重県警は石原産業強制捜査。岐阜県知事は告発予定  から少しだけ引用します。
 
 ・・・・ 
  ● 番外
 一部の報道に関する 三重県 よろずやさんの見解と私の見解は以下のとおり異なります。 

 「解説 ・・・幾つかハードルが立ちはだかる。一つは・・・『危険性を予見することは難しい』という同業者もいる。・・・三つ目は、会社の関与の有無・・・会社の方針に従った行動が独断によるものなのか。」(9日朝日)
・・・・・・・・

 私はこの記事を残していなかったので、ここではとりあえず、上記ブログに引用した部分だけ示しますが(あらためて全文を紹介します)、当時の他紙と比べて著しく、石原産業寄りというしかないと感じて採り挙げました。

 なお、上記の三重県よろずやさんは、 2005年12月05日のブログ フェロシルト問題検討委員会とマスコミの動き  で、興味深くリポートされています。

● 第1の記事 2005.7.17 のこと
    2006.4.14のブログ 不法投棄の現地で処分しようする人たち。「無害化」というお化け から少しだけ引用
●(1) フェロシルトを浄化し現地で処分する話 2005年7月19日 朝日新聞一面記事関連
 愛知県・愛西市議の吉川さんたちが進めている「愛知の環境を考える仲間たち」の 放射能を含む産廃のリサイクルはやめて! のページで記録されている新聞記事があります。
 そこから、以下のように、関係部分をお借りして摘示します(青文字が引用部分)。
  なお、私のブログの新聞や文書データを印刷したい場合は、拡大したときの写真上にカーソルを置いて右クリック、「コピー」をクリックしてから、ワードなどの画面上にカーソルを置いて右クリック、「貼り付け」をクリックして画面に貼り付ける(ワード上で拡大もできる)と印刷可能状態になるはずです。
 ← クリックすると拡大。右下あたりのクリックでさらに拡大


● 第4の記事 2006.6.13 は、長文の大記事ですが下記に引用します
 あなたの感想はどうでしょうか?
    提訴 不信の代償大きく 2006年06月13日朝日
 【瀬戸・幡中 フェロシルト問題】
 瀬戸市幡中町に埋設されている有害な埋め戻し材フェロシルトの撤去を巡り、石原産業(大阪市)が先月、県の撤去命令の取り消しを求める訴訟を起こした。6月末の株主総会を意識しての行動だが、県や地元自治会の信頼を失った損失は大きい。提訴の背景には予想を超えて膨らむ撤去費用に加え、思ったように処分場を確保できないことへの焦りもあったようだ。(杉本裕明)


 「地元も支持」訴状に抗議
 先月23日。瀬戸市の菱野自治会(1500世帯)に自治会報が配られた。「フェロシルト関連のお知らせ」の題で厳しい内容が並ぶ。あくまでも全量撤去を要請する。封じ込め案については、県と市が了承した案でない限り、(同社の)提案も説明も受けない。

《進まぬ撤去》 緊急配布には、理由がある。2月、市役所の会議室で自治会代表と同社の定例会があった。幡中町は撤去作業がまったく行われていなかった。同社はフェロシルト混じりの量を59万立方メートルと推定、期限の8月15日までに撤去するには1日千台のダンプカーが出入りするとの計画書を見せた。
 「まるで現実性がない話だ」。元自治会長の伊藤明さんが他の案があるのかと尋ねると、同社幹部に付き添う建設会社社員が「封じ込め案がある。コンクリート壁を地下に打ち込んで……」と言いながらホワイトボードに絵を描いた。
 質問もないまま散会した。5月15日にも会は開かれたが、撤去について進展はなく、伊藤さんは同社の安藤正義常務に「やる気があるのか」と不信感をぶつけた。が、常務は「処分先が見つからない」。
 6日後の21日に同社は突如、提訴。訴状に「(封じ込め)案は地元住民からも支持を得ていた」とあった。訴状を読んだ伊藤さんの抗議に同社は誤りを認めた。
 伊藤さんはいう。「近くには学校もありダンプカーの危険もある。住民にとってどんな選択がいいのか判断材料を得ようと動いていたのに振り出しに戻った。目が株主にしか向かず、住民がどう感じているかには関心がないのだろう」
 幡中町の撤去問題を打開するため、県の依頼で市は専門家、市、県、地元自治会代表からなる検討会を4月、発足させた。先月21日に二回目の会が開かれ、次回に石原産業が撤去案を示し、どんな問題点があるのか議論する手はずになっていた。が、その夕刻。同社が提訴し、中止が決まった。

《戸惑う委員》 現地での覆土による封じ込めも対策の一つではある。不法投棄の対策で採用されることが多く、検討会委員の笠倉忠夫・前豊橋技術科学大教授は「環境汚染の危険性が低ければこれでもいい」という。ただ、検討会に提案されたことはなく、突然、訴状で同社が主張するという異例の展開に委員は戸惑うばかりだ。
 稲垣隆司副知事は「裁判とは別に石原産業とは話し合いを続けたい」としながらも、「石原産業は産廃を違法に埋設したことがこの問題の原点だと認識してほしい。こんなことでは大量の廃硫酸を四日市港に垂れ流し摘発された37年前の体質が変わっていないと思われないか」と話す。

 処分場探し 業者に一任
 昨年6月に岐阜県がフェロシルトから環境基準を超える六価クロムが検出されたと発表したのを受け、石原産業は「自主回収」を表明。その後、東海3県と京都府が出した撤去命令に従っている。
 だが、撤去は思うように進まない。瀬戸市北丘町、京都府加茂町など、撤去計画書を出し直したところもある。同社は「全国各地で懸命に処分場探しをしている」(炭野泰男・経営企画管理本部長)と言うが、額面通り受け取る行政関係者はほとんどない。

《「自ら努力を」》 先月、環境省の産業廃棄物課を産廃ブローカーが訪ねた。「石原産業のために処分場を紹介してほしい」。担当者があきれて言った。「法律に沿って撤去命令が出されたんだ。石原産業が自ら努力しないと」
 同社は処分場探しを複数の産廃ブローカーに任せっきり。民間処分場が受け入れを決めると、今度は処分業者が自治体に搬入許可を求め、最後に石原産業の出番となる。
 県の田口延行・廃棄物監視指導室長は「『人任せにせず、自分で努力しないと見つからない』と言っても、『いや会社で決めたことだから』と言い訳するだけ」。搬入を断った東海地方の処分場経営者は「社長ら幹部が来て頭を下げるのならともかく、(業者を介し)電話でお願いしますと言うだけでは」と話す。

 《自治体規制》 処分業者が受け入れを決めても難関が待ちかまえる。岩手県、大分県など県外からの産廃流入を規制する県が多く、搬入を阻止されるからだ。
 千葉県は協議の末、4月から3万6千トンの搬入を認めた。だが、当初の申請量は半分に削減された。同県産業廃棄物課は「これ以上、県内にフェロシルトを持ち込ませない」。15万トンの搬入を予定していた大分市も3月末、不許可にした。
 最終処分場への搬入が予定されている福岡市。「名古屋港から船に載せれば大量に運べる」と、愛知県の助言を得た石原産業は北九州市の港への陸揚げを進めた。ところが港を管理する北九州市は「公共の施設は使わせない」。海上輸送は宙に浮く格好となった。
 同社は9日、「計34万トンの搬出が可能」と明らかにしたが、結局のところ三重県の公共処分場の受け入れ分を除くと13万トンにすぎない。

【壁埋設で封じ込め危険 住民安心できる解決を】
 平田健正・和歌山大教授に聞く

 瀬戸市幡中町のフェロシルトの撤去問題を、どう考えたらいいか。フェロシルトの製造過程から六価クロムが生成される機構の解明などに取り組んだ「三重県フェロシルト問題検討委員会」の座長を務めた平田健正・和歌山大学教授(環境システム工学)に聞いた。

 ――幡中町だけで59万立方メートル(約90万トン)のフェロシルト混じりの土が埋設されている、と石原産業は主張している。
 「もし本当なら、撤去先を見つけ、短期間に撤去するのは不可能に近い。撤去するならどこに持っていくのか決めていないといけない。というのはフェロシルトに含まれる三価クロム(無害)は空気に触れると酸化されて有害な六価クロムになる。撤去すればこの場所のリスク(危険性)はゼロになるが、当てもなく袋詰めしたら逆に危ない。地中にあり、しっかり覆土されていれば酸化は進まずリスクは小さい」

 ――同社は、撤去すればダンプカーで粉じん公害が起きる。コンクリート壁を地中に埋め、フェロシルトの層を外部から遮断する「封じ込め」なら安全、と主張している。
 「それも問題。外部と遮断すると降った雨は区域外に出ないから区域内の水位が上がり、フェロシルトから六価クロムが溶け出し、環境汚染の危険性が高まる。もっと厚い覆土を行い、汚染が起きないか継続監視する方法もある」

 ――法律によって対策の取り方が違うことも混乱を招いている。
 「今回は産廃と認定されたため、廃棄物処理法ではフェロシルトは汚泥とみなされ、管理型の埋め立て処分場への搬入が義務付けられている。そこでは汚染のあるなしは関係ない。撤去命令を出した県はその立場。一方、今回適用されなかった土壌汚染対策法では、この汚染レベルだと撤去の必要はなく、何もしなくていい場所となる」

 ――撤去より現地での覆土がいい?
 「そうではない。どの解決策がいいか決めるのは会社でも学者でもない。結局は近隣住民。技術的、科学的に安全性をいくら立証したところで、住民が『安心できない』といっている以上、この問題は解決しない。それを理解しない会社がごり押しすれば大きな紛争になる。県、同社、住民が話し合い、信頼関係を作りながら合理的な解決を目指してほしい。県と同社の対立で困るのは地元の住民だ」

【撤去対象106万トン 4府県】
 フェロシルトは、石原産業が開発、販売した埋め戻し材。チタン鉱石から、顔料にする酸化チタンを製造する過程ででた廃液と汚泥が原料。以前は無機性汚泥として三重県の財団法人・環境保全事業団の最終処分場に埋め立てていた。が、年間数万トン、十数億円の費用負担に頭を痛めた同社は、リサイクル製品の開発に着手、98年にフェロシルトを完成させた。
 中部国際空港の空港島の埋め立て材にと販売攻勢をかけたが失敗。03年に三重県にリサイクル製品の認定を受けたが、1トン当たり500円で買ってくれる業者はほとんどなく、同社は零細の建材業者などを相手に同150円で販売した形をとる一方、「開発費」の名目で同3千円を払ってさばいていた。
 この行為は前社長時代に決裁しており、同社は「正当な商行為」(田村藤夫社長)と主張している。が、環境省は「商品を装っているが、実際には産廃処理費」(廃棄物・リサイクル対策部)と判断、4府県は産廃と認定した。
 一方、岐阜県や愛知県の調査で各地に埋設されたフェロシルトから環境基準を超える六価クロムとフッ素が検出された。フェロシルトの製造過程で鉱石に含まれていた三価クロムが化学反応を起こし、有害な六価クロムが生成されることも同社四日市工場の実験でわかった。また、リサイクル製品として三重県に申請した製法と異なり、費用を浮かすために様々な工場排水で製造していたことも明らかになった。
 愛知県と岐阜県は昨年11月、廃棄物処理法に基づき撤去命令を出し、京都府も含む4府県での撤去が本格化した。しかし、民間の最終処分場の確保が思うように進まず、工場での一時保管も約30万トンに。4府県に埋設されたフェロシルトは、瀬戸市幡中町を除くと約66万トンだが、同社は混じり合った土も含めて撤去対象量を106万トンと想定している。
 同社は326億円の回収費用を計上、05年度決算で107億円の欠損を出した。愛知県内では瀬戸市、豊田市、長久手町など8市町、14カ所に25万トンが埋設され、うち9カ所で撤去が終了。5月15日が撤去完了日のはずだった北丘町ではなお5万トンが残り、作業は11月末まで延長されることが決まった。
 この問題を巡っては廃棄物処理法違反(委託基準、不法投棄など)の疑いで東海3県の県警と京都府警が昨年12月に合同捜査本部を設置、社員の事情聴取を進めている。一方、同社は「一連の行為は当時の副工場長が独断で行った」(田村社長)と社長はじめ幹部らの関与を否定している。
                 ◇
【費用負担の大きさ 命令是非と無関係】
 産廃問題に詳しい北村喜宣・上智大教授(環境法)の話

 廃棄物処理法は環境保全上の支障がなくても飛散など将来支障が起きる恐れがあれば撤去命令を出せる。同社は支障が起きていないことをもって恐れもないというが、その理由がはっきりしない。費用負担が大きすぎるかどうかは撤去命令が違法かどうかとは関係ない。法律は「お金がない」場合、行政が代執行して撤去、費用を同社に求償し、足りない分は行政が負担する制度になっているからだ。同社がこれらの点をよりどころに命令を無視し、従わないと命令違反罪が成立、県が告発すれば罰せられる。裁判で争っても同社に勝ち目はないだろう。

【迫る株主総会 行政指導困る】
 石原産業の炭野泰男・経営企画管理本部長の話

 株主総会が迫っている。撤去期限が守れないからといってこれ以上、行政指導を受けては困るので提訴を決めた。環境基準を超える六価クロムは検出されておらず、これまで生活環境上の支障は起きていない。また、土と混ざったり、土だけが大量に埋設されたりしており、撤去する量は200万トンにも及ぶ可能性がある。その撤去には膨大な費用がかかり会社の存亡にかかわる。だから撤去よりも現地で遮水壁を設置し、外に出ないように封じ込めた方がいいと判断した。主張を聞いてくれれば取り下げることもありえる。
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 昨日は、名古屋で多重債務関係の大集会。
あと、デモ行進。先頭は 宇都宮健児さん ・・・
 打ち上げや2次会では、宇都宮さんと結構お話ができて、楽しかった(また、あらためて報告します)
 今日は朝10時から名古屋市内で、7月8日の浅野史郎さんの講演会の準備の会議なので、そのまま名古屋に泊りました。
 
 ところで、ズッキーニというカボチャがあります。
 自分で作るのは、実質的に初めて。3日ほど前に初めて収穫。
そのときの料理などです。

 実の中はナスのような感じ。カボチャはカロリーが高いのに、このカボチャはダイエット向きだそう。
 日本ではズッキーニは18cmから20cm位で収穫しているけど、外国の産地では25cmから30cmで収穫だそう。そうしないと、本来の味が出ないという。
 ためしてみたい。
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)





料理は油を使うことなどがコツらしい。
初めてのこの日、ベーコンといためてみた。
結構いける。


焼きナス


いいスルメイカが安かったので、「造り」と「煮付け」にしました。
そして、ワタは、今年覚えた絶品の味の「ほおば味噌」風に焼きました。

 
活大アサリは、値打ちでした。
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 6月も下旬になって、ジャガイモの収穫時期。
 結構、よくできていました。
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植え付けの様子 3月30日
 
インカ ・ パープル ・ レッド

5月26日 花の様子
    



そろそろ収穫しようという声と、まだ早いという声。
そこで、試し掘りして、味見をしてから決めようということになりました。
21日夕方、一株ずつ掘ってみました。


 まず、各品種の特性の解説にリンクしておきます。
パープル   インカパープル 種イモ 
「ポテトサラダ」、「フライドポテト」「肉じゃが」に「カレーライス」と様々に良に使われる「ジャガイモ」。

インカのめざめ   登録番号:【農林】ばれいしょ農林44号
「原産地のアンデス地域で独特の食味と風味を有することから高値で取り引きされている小粒種を、日本のような長日条件でも栽培できるように改良してきた品種です。」

アンデスレッド  「アンデス赤」
皮色が紅。肉色は黄。二次色は、栽培環境によって変わる。
粉質。サラダなどに使える。しかし、フライやチップにすると外観は良くないものとなります。<


パープル↓  インカのめざめ  ↓アンデスレッド
    



もっとも進んでいそうな各1株を選んで、
3株掘ってみました。合計2.5kg
インカのめざめは、一部、鳥につつかれています。



サラダにするために蒸かしました。味が一番わかる。


  
左の料理はサラダ  右は煮物
左→パープル  上→インカのめざめ  右→アンデスレッド


もう適期、インカのめざめは少し収穫が遅すぎるくらいのイメージ。
翌日から雨模様という天気予報もあり、翌22日早朝に全部収穫しました。

 ←前       後→ 

    


    


    


    



良品   10.5kg   5.5kg  12.0kg
不良品   1.0kg   2.0kg   1.5kg



●前提  うつけ時期が3月末頃という、標準より遅い植え付けです。
 肥料は米ヌカをほんの少し。土寄せは2回。
●収穫時期
 レッドは適期の感じ、インカのめざめは遅すぎ、パープルは時期がまだ少し早い。
●収量
 ここ数年、ジャガイモはアンデスレッドだけ作っています。うちの畑には一番あっている感じ。収量が一番多い。
 次はパープル。インカのめざめはめだって少ない。
●形状
 アンデスレッドは中から小、インカのめざめはやや小、パープルは大。
●味
 アンデスレッドは味もバツグン。
 インカのめざめもいいけど、アンデスが勝る。インカのめざめは料理によってはいいのでしょうね。
 パープルはもういい。
●補足
 インカのめざめは、早めに植えつければ、評価が違ったかも知れませんね。
 以上は、あくまでも、うちの畑で、私たちのクチの好みの結果の評価です。
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 行政のこと、役所のことでは、情報公開のことがよく話題になります。
 山県市は、旧・山県郡の三町村が3年前に合併してできました。その前の段階、私のいた高富町は随分前から情報公開条例の原案を持ちながら、制定を延ばし、延ばし、最終的に、三町村が合併してから施行すると合意しました。
 そして、2年半前から公開を実施。

 試行錯誤中とはいいながら、情報公開度は随分と高いです。
 例えば5月の臨時議会に提出された工事契約の議案とその添付資料。




(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 入札結果は、辞退の著しくめだつ不自然なもの。
 それはともかく、設計価格や予定価格も明示されています。
 議員から質問が出れば、執行者側は、
   請負率(=設計価格に対する落札価格の率)
   落札率(=予定価格に対する落札価格の率)などもすぐその場で答弁します。

 情報公開の訴訟で争えば、「設計価格や予定価格の非公開処分」は負ける時代なのに、未だにこれらを非公開にしている自治体や団体が少なくありません。
 (山県市ではありませんが、このことで近く提訴をせざるを得ないケースをかかえています)

 法令・条例の規定はそれほど差異はないのに、運用が全く異なるのが、情報公開制度。

 私は、情報公開の時は、各部署の担当らとざっくばらんに話します。今、民間の人の個人情報以外はほとんど公開するという雰囲気。議員ということで、たいていはその場でコピーをもらいますが、デリケートな場合の文書については、『形式的ですが情報公開請求してください』とか『公開請求書を出しましょうか』などと話し合います。

 昨年の議会運営委員会では、執行者側からの『議員から求めがあったら、その議員に資料を出してもいいですか?』との問いに、『いらんという議員に余分なもの出す必要はないけど、欲しい議員にはどんどん出したらいい』と確認されました。

 ただ、残念なのは、議員の一部に、本会議の議案関係の資料について、「議会にそんな資料、出さんでいい」とか「なんで、そんな資料まで議会に出すんだ」という意識があること。

 驚きでしょ。

 透明性をめざす行政と、旧態をかかえる議会のギャップがこういうところにも出てきます。 

 ところで 山県市情報公開条例 は、今年3月に指定管理者制度の 導入のために改正 されました。
 この際、第32条の2の第2項で「市が保有していないものについて公開請求があったときは、この条例の趣旨にのっとり、指定管理者に対して、当該情報の提供を求める」としました。
 「行政がもらってきてあげます」というこの種の規定。規定が無い自治体もありますから、前進。
 とはいえ、行政の補助等している団体全体にこれを適用するように改正することは時代の流れです。 
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 昨年は時期が遅すぎて見れなかった岐阜の三田洞弘法の菩提樹が開花。
 車で10分ほどのところなので、昨日の昼にひとっ走り。
 樹は花の甘い芳香に包まれています。
 かおりは、バナナの香のする オガタマノキ のようかな。

    ガイド
 「・・弘法大師が植えたという菩提樹があり、天然記念物に指定されています。・・」


科の木(しなのき)科 シナノキ属 : オランダの分類学者 ラテン語の「ptilon(翼)」が語源。葉と花のつき具合の形から。




  

 
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 昨日収穫した野菜。

 アスパラガス。(色の薄い)バナナピーマン。(色の濃い)ピーマン。甘長トウガラシ。
筑陽・ナス。トマト。キュウリ(韓国半白、夏みすず)
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


キュウリは板ずりして。トマトの輪切り。前日の白ナスは素焼き

チンジャオロースの素を使って、冷蔵庫にあった豚肉を細かくして炒め、ピーマン類とアスパラを炒めあわせました。ウッカリ「素」を入れすぎで濃くなった味。キュウリや白ナスにつけるとちょうど手頃でした。
ナスはとろとろに炒め煮。 夏の料理。
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 多重債務債務問題について、今年は報道機関が頑張っています。
 アイフルの業務停止を受けて、「上限金利見直しのQ&A」、「消費者金融、曲がり角」などの記事が続き、銀行と消費者金融との連携の見直しを指摘する記事も出ています。国民に多大な負担を強いて危機を免れた銀行、実はここが消費者金融を裏で支えていた、利益をむさぼっていたことを堂々と指摘できるようになりました。
(この部分は投稿日夕方に追記) 山県市議会の 請願 は、本日の総務委員会で採択されました。閉会日の29日の本議会に意見書案が議題として追加上程され、可決されることになります。

   サラ金・クレジットの高金利被害をなくそう。6月24日の集会。基調講演・宇都宮健児氏 

● 上限金利見直し 貸金業の規制 グレー撤廃にも要注意 2006年04月29日 朝日
 消費者金融をはじめとする貸金業の規制を見直す議論が始まっています。現行制度では金利の上限が二つあり、その間の通称「グレーゾーン」を巡り、最近、最高裁判決が相次ぎました。金利規制の行方が最大の焦点です。(高谷秀男)

 Q どうして今、規制の見直しが始まったの?
 A ヤミ金融の対策として04年1月に全面施行された改正貸金業規制法が付則で「施行後3年を目途」に「必要な見直しを行う」と定めているんだ。根本には高金利で多重債務者があとを絶たない問題がある。だから付則は出資法の上限金利も見直しの対象として掲げている。

 Q 施行後3年というと来年1月だね。
 A それをにらんで金融庁が昨年3月末から総務企画局長の私的組織「貸金業制度等に関する懇談会」で議論を始め、先週「中間整理」をまとめた。6月に最終提言を出すそうだ。最高裁が表のように債務者を保護する判決を連発し、国会でも盛んに取り上げられている。自民党は金融調査会で議論を始める。貸金業規制法は議員立法なので早ければ秋の臨時国会に与党議員が改正案を出す見通しだ。

 Q 最高裁判決は画期的?
 A 債務者にとっては福音、荒稼ぎしてきた貸金業者にとっては衝撃だ。表の今年1月13日の判決によって、日本中の貸金業者が債務者から受けとっている年20%台のグレーゾーン金利は従来の契約書に従うと、たいてい無効ってことになるんだ。当然、債務者は払いすぎた無効な金利を返してくれと求める。こうした過払い金返還請求は以前から増えていて、今回の判決でますます広がるね。重く見た日本公認会計士協会は先月「返還額を合理的に見積もり」して引当金を計上しろってお触れを出した。それに従って、アイフルとアコム、武富士、プロミスの大手4社が積んだ引当金は合計で800億円を超えた。

 Q 「グレーゾーン」をちゃんと説明してよ。
 A 図を見てごらん。まず、29.2%を超える利率で業として金を貸すのは犯罪なんだ。これをやっているのがヤミ金融。出資法で懲役や罰金が科される。一方、元本の額によって3段階になっているのが利息制限法の上限利率。これを超えても犯罪ではないけれど、超過部分の利息は無効で、そもそも借り手が払う義務はないんだ。ただし、間のグレーゾーンの利率で貸金業者が貸した場合は貸金業規制法43条により図中(1)と(2)の条件を両方満たす時だけ有効になる。1月13日の判決は(1)を満たしているかが争われ、貸金業者が負けたわけだ。

 Q グレーゾーン「撤廃へ」って新聞に出てたね。出資法の上限を利息制限法の上限まで下げるんだ。よかったね。
 A いやいや、早合点は禁物だ。「中間整理」では「(出資法の上限金利を)利息制限法の上限金利水準に向け、引き下げる方向で検討することが望ましいとの意見が委員の大勢であった」となっている。利息制限法の上限「まで」とは言っていない。やたらに含みを残した文だよ。グレーゾーンを無くすには出資法の上限を下げるのと同時に利息制限法の上限を引き上げる方法だってあるからね。

 Q 25%辺りで統一したら。
 A 大手の消費者金融は喜ぶだろうな。三洋信販を加えた大手5社の平均貸出金利は現在23%台だからね。中小業者の淘汰(とうた)が進むし、過払い金返還のリスクがなくなる。多重債務者は過払い金を返してもらう場合より負担が大きくなってしまう。利息制限法の範囲内で貸している銀行系消費者金融などが金利を上げる可能性もあるよ。

 Q いずれにしても出資法の上限は下げるんだ。
 A 与党や国会の議論に注目したいね。業界は反対して政界への働きかけを強めるだろう。アコムの木下盛好社長は懇談会で「引き下げは業者の与信の幅を狭め、借り入れができない層を拡大する」と主張した。ただ同社に尋ねても、どのくらい拡大するのか「具体的な数値は算出できていない」って。

■広告・説明・リボなども議論
 Q そもそも、多重債務者問題って自己責任じゃないの。
 A そんな単純な話かな。貸金業者の借り手は低所得者や中小零細業者が多い。多重債務は経済格差を広げ、夜逃げや一家離散、自殺、犯罪の一因にもなっている。貸金業者がCMで宣伝し、必要以上に借りさせて、借金漬けにしている面が大きいんじゃないかな。高金利、過剰融資、過酷な取り立ての「3K」が70年代から指摘されてきたけれど問題はなくなっていない。チワワのCMで業績を伸ばした
アイフルが悪質な取り立てなどで業務停止命令を受けたのがいい例だ。
 
Q でも自己破産は減っているって新聞で読んだよ。
 A 確かにグラフの通り個人の自己破産申請件数は03年の24万人をピークに2年続けて減った。それにしたって昨年の18万人は底だった89年の20倍だ。それにここ1、2年、破産を避けて、過払い金返還請求で問題を解決する多重債務者が増えている。東京都貸金業協会によると会員会社の4分の1が答えた調査で02年度に2万2000件だった過払い金請求が04年度は7万9000件に増えたそうだ。

 Q 金利以外にどんな規制が議論されているの。
 A 広告や説明、リボルビング払い、借入総額、債務者にかける生命保険などの規制が話題になっている。リボは毎月の支払いを一定額に抑えられるけれど、その額が少な過ぎると元本がなかなか減らず、借金漬けになりやすいんだ。金融庁の指導や命令も充実させるようだ。
   http://www.be.asahi.com/20060429/W15/20060417TBEH0001A.html


● 消費者金融、曲がり角 アイフル処分で逆風強まる   2006年05月06日 朝日
 高金利と借りやすさで成長してきた消費者金融が、逆風にさらされている。利息制限法の上限金利を超え受け取っていた利息(過払い利息)の返還費用は大手4社で1400億円を超え、「グレーゾーン(灰色)金利」が撤廃されれば、業績はさらに下降線をたどりそうだ。違法な取り立てなどで処分を受けたアイフルは連休明けの8日から3日間、全店で業務停止となる。好業績の陰に隠れていた業界の「負の部分」が一挙に噴き出し、蜜月だった銀行との関係も潮目を迎えている。

消費者金融大手4社の株価(終値)の推移
   ※クリックすると、拡大します
 「2月と3月、過払い利息の返還請求が急激に増えだした」。プロミスの神内博喜社長は先月24日の決算発表で、厳しい表情を浮かべた。
 消費者金融大手4社の過払い利息返還にかかった費用は、06年3月期決算でアコム372億円、プロミス384億円、武富士411億円にのぼり、3社とも連結当期利益は前年同期比で減少。今月16日に決算発表するアイフルも273億円を計上、679億円への下方修正を強いられた。
 最高裁が今年1月、利息制限法の上限金利(年利15~20%)と、出資法の上限金利(同29.2%)に挟まれた「灰色金利」を事実上認めない判断を示し、過払い利息の返還を求める訴訟が急増したためだ。

 灰色金利の撤廃の動きも急だ。金融庁の「貸金業制度等に関する懇談会」は先月21日、出資法の上限金利を利息制限法の水準に引き下げるとの内容を中間まとめに盛り込んだ。自民党なども、貸金業規制法改正に向け本格的な議論を始める。
 実際に貸付金利が利息制限法の上限まで引き下げられた場合、消費者金融業界は窮地に立つ。
 武富士を除く大手3社の個人向け無担保ローンの平均貸出金利は現在、23~24%。非公表の武富士も25~26%とみられる。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズの試算では、大手4社の個人向け無担保ローンの平均貸出金利が18%まで下がると、各社の営業利益は7~8割も減る。同社の木村泰史・上席アナリストは「これまでのビジネスモデルでは通用しない」と指摘する。
 先行きの不透明感を反映し、大手4社の株価は1月4日の終値より約1~3割下落した。武富士は融資基準の見直しや限度額の引き上げを検討。アコムも利息制限法の金利帯で貸し付ける顧客を増やす戦略を練っている。
 消費者金融とつきあいを深めてきた大手銀行も提携戦略の変更を迫られることになりそうだ。
 アイフルとローン保証業務で提携している全国82の金融機関のほとんどが「法令順守で問題を起こした企業の商品はイメージダウン」(地域金融機関)と新規販売を中止したりしている。
 アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループと、プロミスは三井住友フィナンシャルグループとそれぞれ資本・業務提携。個人向けローン会社を共同運営し、提携広告を出すなど二人三脚で営業を展開してきた。
 消費者金融は、経営の安定化とメガバンク傘下という信頼性が得られる一方、企業貸し出しの低迷で個人向け取引に力を入れてきた銀行側にも、消費者金融の持つ債務者情報や個人向け無担保ローンのノウハウを手にできるメリットがある。
 だが、高金利の見直し論議にアイフル問題が重なり、「蜜月」の流れは変わりつつある。
 奥正之・三井住友銀行頭取は先月21日、プロミスとの提携のあり方について「(灰色金利の撤廃をめぐる)議論の内容次第では、見直す必要が出てくるかもしれない」と会見で発言した。メガバンクと消費者金融、共同運営するローン会社は、金利に応じてすみ分けてきた。だが、灰色金利が撤廃され、より低い金利で消費者金融が貸し出しに走れば、銀行との共存関係は崩れかねない。
 アコムの木下盛好社長も同27日、「グループ戦略のなかでどうしていくのか、検討するべきだと考えている」と話した。
   http://www.asahi.com/business/update/0506/021.html

● 81金融機関、アイフルとの提携ローン自粛 2006年05月05日朝日
 金融庁から業務停止処分を受けた消費者金融大手アイフルと提携している全国82の金融機関のうち81機関が、提携ローンの新規販売や広告・宣伝などを自粛していることが、朝日新聞の調べでわかった。アイフルは金融機関の融資を保証する提携ローンで業績拡大をはかるが、違法な取り立てなどで処分を受けたことで、イメージ低下を恐れる金融機関に自粛ムードが広がった。消費者金融の高金利引き下げ論議をきっかけに、政府・与党内では、銀行と消費者金融との連携の見直しを求める声が出ている。
 アイフルによると、同社と提携しているのは都銀2、地銀・第二地銀45、信用金庫26、信用組合9。05年12月現在、提携ローンの融資残高は566億円にのぼる。
 提携ローンは無担保で個人向けと事業者向けがあり、原則としてアイフルが融資審査を担う。返済が滞ればアイフルが肩代わりして金融機関に返済。回収も手がける。
 新規の提携ローンの取り扱いを控えるのは、りそな、埼玉りそな銀行をはじめとする計56の金融機関。申し込みがあっても原則、受け付けない。販売自粛は「当面の措置」としているところがほとんど。ある九州地方の地銀は「代替商品があり、自粛の影響は軽微」としている。
 取り扱いは中止していないが、アイフルとの提携であることを説明したうえで融資に応じたり、ネット広告や宣伝パンフを撤去したりするなど営業方針を変更した金融機関は計25あった。これまで通り提携ローンを続けていると答えたのは中国地方の信用組合だけだ。
 アイフルの今回の処分は、こうした提携ローンは含まれないが、「法令順守で問題があった企業の商品を取り扱うのは難しい」(東北地方の信組)という。アイフルは「法令順守体制を立て直し、提携先の金融機関の理解を得たい」としている。
 提携ローンは、金融機関にとっては、主力の中小企業向け融資が伸び悩むなか、焦げ付くリスクなしで新規顧客を掘り起こせる利点がある。アイフルは地銀・信金などの「看板」を活用できる。いまのところグループ全体の貸付金の数%にすぎないが、収益の柱の一つにする計画だった。
 一方、大手の一角、プロミスとアコムはメガバンクとの提携関係を強めてきたが、銀行からは「いまの枠組みを改めないといけないかもしれない」(メガバンク幹部)との声が出ている。
 後藤田正純・内閣府政務官は4日までの朝日新聞とのインタビューで、「低利の過剰融資でバブルの一因をつくった大手行は、今は消費者金融に金を貸してもうけている」と批判した。
http://www.asahi.com/business/update/0505/009.html

● 大手銀行6グループが過去最高益 3月期見通し3兆3千億円 2006年04月30日 中日
 大手銀行6グループの2006年3月期連結決算の最終利益は、合計で3兆3000億円程度と前期の4・5倍に膨らみ、過去最高の規模になることが29日、明らかになった。
 景気回復で不良債権の処理費用が大幅に減少。新たな収益源である投資信託販売などの手数料収入も順調に伸びた。三菱UFJ、みずほ、三井住友の3大グループは、今年秋までに公的資金を完済し、本格的な「攻めの経営」に転じる考えだ。
 ただ、金融安定化のために投入された公的資金に支えられての復活だけに、今後は預金金利引き上げや手数料引き下げなど利用者、取引先への利益還元が重要課題となる。
 全国銀行協会によると、全国の銀行の最終利益は、バブル期の1990年3月期決算で計上した2兆2000億円がピークだった。06年3月期決算では、6グループだけでこれを大きく上回る。
 三菱UFJグループの最終利益は1兆2000億円程度とみられ、日本企業トップのトヨタ自動車にほぼ匹敵する。経営悪化していた融資先企業の多くが景気好転で立ち直ったため、貸し倒れに備えた引当金を約5000億円取り崩し、利益に繰り入れることができた。
 みずほグループも昨年11月時点で予想した6300億円を大幅に上回るのは確実。三井住友グループは6900億円、りそなグループは3700億円と見込んでいる。三井トラスト、住友信託銀行の2グループも前期を上回る利益を確保する。
 本業のもうけを示す実質業務純益は6グループで4兆円程度と、05年3月期決算とほぼ同じ。ここから不良債権処理の損失などを差し引き、銀行の手元に残るのが最終利益となる。06年3月期の不良債権処理費用は、前期の約2兆円から5000億円以下に大きく縮小する。
 http://www.chunichi.co.jp/00/kei/20060430/mng_____kei_____000.shtml


● アイフル全店が業務停止 1900店で3-25日間 2006年05月08日 中日
 強引な取り立てなど違法行為が多発したとして金融庁の業務停止命令を受けた消費者金融大手アイフル(京都市)は8日、無人店舗を含む約1900店の全店舗で新規勧誘や融資、回収などの業務を停止した。期間は3-25日間。
 違法行為が見つかった五稜郭店(北海道函館市)、新居浜店(愛媛県新居浜市)、諫早店(長崎県諫早市)と、滋賀県、福岡市の2部門、計5カ所の営業店・部門が20-25日間。
 上場する消費者金融大手の業務停止は初。社会問題化している消費者金融に対し、金融当局は命令の順守状況などを厳しくチェックする方針。
 既に全国の地方銀行でアイフルとの提携融資の取り扱いを見合わせる動きが広がっている。
 業務停止は、広告や8万台を超す提携先の現金自動預払機(ATM)を通じた融資も対象だが、融資した顧客からの返済は受け付ける。
 近畿財務局は8日午前、本社と梅田店(大阪市)などに職員を派遣し、営業停止が守られているか調査した。違法行為があった計5カ所の営業店などへの確認調査も実施する。アイフル側は業務停止についてホームページや全店へのポスター掲示で告知した。
 近畿財務局による検査などで、顧客に無断で委任状を作り、融資審査のため所得証明を取得したり、債務者の家族や勤務先に電話して返済を督促、債務者らを困惑させるなどの違法行為が発覚。本社の積極的な関与はなかったが、金融庁は全社的な管理体制に不備があったと判断した。福田吉孝社長は「成果を求めすぎた」と記者会見で謝罪した。
 <アイフルの業務停止>金融庁と近畿財務局は、昨年実施した検査や、利用者からの苦情をもとに、アイフルの違法行為を認定し、4月14日に全店の業務停止命令を出した。借り手の母親への強引な取り立てや、委任状の偽造など違法行為が多数見つかった。同庁は社内規定の未整備や社員指導の不徹底など、全社的な管理体制に不備があると判断し、異例の重い処分に踏み切った。
   http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060508/eve_____sya_____011.shtml


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 ホタルのタマゴはとてもフルーティ。去年初めて作りました。
10月頃には、数百個は着いていたのに台風で倒れた昨年の秋。

オレンジ色に見えるのが熟してきた果実。
未熟な果実は緑色。
「ほうずき」の名のとおり、袋いり。

昨年の8月16日の様子
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


今年4月から5月、苗をあちこちで探しましたが、どこにもない。
仕方なしに、一人生えの自家苗を使うつもりにしていました。
つれあいが、畑に3穴移植してくれました。
ひと穴1本にして、合計3株作ってみます。
  

先日、トマトを初収穫。ナスの一番果はトロトロに炒め煮。
 


 昨日の夜は、カラスに《試し掘り》されたジャガイモ・
 「インカのめざめ」を3個、キュウリやハムとのサラダにして試食。おいしい。
 他に、メカジキの煮汁の横で、伏見甘長トウガラシを煮て。
 新タマネギはタマゴで。とても甘い。
 「初物づくし」は、ちょっと、ぜいたくかな。
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