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てらまち・ねっと



 自治体のイベントなどを「実行委員会」というパターンで行うことがよくあります。
 岐阜県の実行委員会の経理で裏金の疑惑が報道されて、私たちが詳細を調べようとしたら、岐阜県は、購入や飲食などの「請求書」「領収書」「明細書」などを全て非公開としました。
 公開を求めて提訴していたところ、今年9月、最終的に、最高裁で公開命令が確定しました。
   説明や経過、判決は9月16日のブログ
 ところが、この文書のことで、大ハプニング。その経過をお伝えします。

 11月28日月曜日の夕方、県の情報公開担当から自宅に電話がかかってきました。
 担当・「実行委員会の文書の件ですが、対象の6つの実行委員会のうち2つの実行委員会の文書がどうしても見つかりません。ついては、今晩か明日の午前中、お時間をとっていただけませんか。局長がお伺いしたい、と申しています」との旨。
私・「そんな、裏で話をするようなことはしない。誰が見ても不透明な関係だ。私たちはそういう趣旨で活動してきた」と断り、「現存」する文書の公開日を12月2日金曜日午後と決めました。

 しばらくして、「県の県民生活局長の祖父江といいますが」と電話がかかってきました。
 謝罪や職員を処分する旨の電話でしたが、こちらは「事前にそんなことで話をつけることではない。文書を公開して、そのときか、その後に謝罪なり、なんなりの対応をするのがスジではないか」「誰がどう見ても都合の悪い文書を捨てた、としか写らない」などと答えておきました。

 翌日29日火曜日は、石原産業のフェロシルト製造ラインと三重県の三田処分場の見学のため、知人らと9時半に出発しまた。
 道中で、この日の午後、県が職員を処分したことなどの発表があることが伝わってきました。ムカッときました。だって、裁判で争ってやっと公開を勝ち取ったというのに、その文書の一部がなくなったという、しかもこちらに実際に見せる前に関係者を処分して、公表してしまうなんて、あまりにふざけています。
 それで、記者クラブの幹事さんに連絡をとって、情報公開請求の当事者としてのコメントを送ることにしました。
   11月29日コメントへのリンク

 12時半すぎから三重県の三田処分場を見学した後、2時からは石原産業四日市工場の見学。
 3時から県が記者会見ということなので、上記の抗議文を2時頃に石原さんのFAXをお借りして送信しておきました。

 コンビナートのフェロシルトなどの製造ラインを見学している最中、携帯に電話がありました。記憶のない番号だし見学中だから、出ませんでした。しばらくして、また電話。出ると、「副知事の原といいます。文書がなくなった今回のこと、申し訳ありませんでした。また、寺町さんのおっしゃることはよく分かりました。会見はやめます。ただ、報道の方には既に伝わっているので、そのことはどうしようもありません。ご理解ください」という旨でした。
 私は、「昨日、局長にもお伝えしたけれど、裏で何かすることはしません。今回、都合の悪いものを隠したと思われても仕方なく、県は非難されるしかありません。ただ、こちらの抗議に速やかに対応していただいことは、そのように受け止めます」と話しました。

 その後、見学が進んでいったころ、また電話。「何度も申し訳ありません。副知事の原です。実は、記者クラブに大勢おられて、テレビカメラも来ていて、お願いしたんですが、どうしても、会見を無しにさせてくれません。先ほどの話と違って申し訳ありませんが・・・」との旨。
 私は「ご承知のように、私も公務員をやっていますから、皆さんの気持ちが分からないわけではありません。・・いずれにしても、今回のこと、今日のことも、こちらにどうこうでなく、県の皆さんの判断としてされることでしょ。私が了解する、しないではないですから」と。

 ということで、象徴的な石原産業の見学の日のハプニングでした。
 県が急ぐ理由、それは、12月1日開会の県議会の前に自分たちはキレイになっておきたい、知事の露払いをしたい、それに尽きるでしょう。
 結局、「反省して行動パターンを変える」のでなく、「従来の公務員体質が抜け切らない」とつくづく感じました。

 ところで、今朝の新聞は、県は請求者に謝罪したとあります。「一方的に謝意を表せば謝罪??」
 一番大事なのは、事実の解明と再発防止。それが感じられません。

 何年か前、県のITの問題を指摘したとき、翌日、当時の知事からケータイに電話がかかってきました。「私もおかしいと思っていました。これかもいろいと指摘してください」と。この頃から、やっと私たちも「公認」になったのかもしれませんね。

 ところで、実は、この電話の直前の午前10時半から12時過ぎまで、岐阜地裁の法廷では、私が前の県議会事務局長を証人尋問していました。被告は電話をくれたご本人以下県の幹部ら約30人。その日の裁判のことは弁護士に任せたままで、ご存知ないのでしょう。
 後で家に帰ったら、私をつかまえるために、秘書から「知事が至急話したいと・・」との留守電が10本程はいってましたから。

 その裁判は、県の部課長らと県議会議員らの公費を使った宴会などの費用の返還を求める住民訴訟。地裁では、その後の判決で一部の経費の返還命令が出ました。 職員らは「控訴すれば金利がかさむ」と敗訴額を速やかに県に返還。
 その残りの額の部分は、宴会場名などを非公開にしているので状況が裁判で不明瞭なまま、職員側の勝ちが確定。
 情報を隠したまま勝てばいいのかと悔しい思いでした。
 今回も、 隠して逃げる策 なのか!!??

 12月2日の公開日のこと。知事宛質問書

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 28日、石原産業は岐阜県に撤去計画書を持参しました。しかし、県指定の期限である2月28日までに完了しないかもしれない旨なので、受理しなかったと報道されています。
 また、三重県は8月末の期限を厳守するよう指示したとされています。

 さぁ、いよいよ今日は、フェロシルトの製造元石原産業の不正混入の現場の製造ラインの見学です。
  必見 ⇒ ルポの第一回はこちら・12月1日
 今朝、岐阜は雨でしたが、天気予報では午後は東海地区は大丈夫な様子。

 思えば今年の5月16日の三重県・石原産業・住民の 三者懇談(5月18日ブログ) で、
安藤所長だったかが製造中止・出荷停止を明らかにし、「ホームページで『今、フェロシルトが移動中』なんてされたらたまらんし」といっていたわけですが 
フェロシルト移動中。緊急のお願い・4月15日ブログ)・・・・やっと、一般住民にも施設を公開してくれるわけです。
企業も説明責任の時代。
とともに、Webページ(いわゆるHP)とブログの違い、そしてブログの社会的影響や効果を少し感じることができた場面でした。
 なお、その時、たぶん氏は、HPとブログの違いを認識せずに発言されたものと想像しました。
 ともかく、先日見学した人の話では、コンビナートの中でいろんなものが飛んでいた、見学が終わったあと顔をふいたら黄色くなっていた、とか。
 ヘルメットは貸してくれると思うので、マスクとタオルに長靴をもって行きます。
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   この周辺の環境問題のことはこちら
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 昨日午前中は、12月議会のための議会運営委員会。傍聴のためでかけたら信じられないことが行われていました。こんなことは放置できないので、改めて、議長、議会運営委員長らあてに文書を出すことにします。
 夕方、野菜の収穫の際にエンドウ類の種まきをしました。
エンドウは発芽に水がいるので、前日、植え穴にたっぷり水をやっておいたところです。
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 つるありのスナックエンドウは今年買った種。
 他は昨年の残り種。
 ということで、ひと穴には多めですが5粒ほど入れました。
 エンドウの種まきはこのあたりでは既に少し遅すぎるほう。
 播き遅れたら春先(このあたりで2月)に播いた方が無難です。
夜の私の野菜料理


 左上/チンゲンサイの株とブタバラ肉の炒めもの/塩コショウ
中国野菜に豚肉と油はピッタリあいます。

 右上/リーフレタスのお浸し
消費者には高いのがレタス。
しかし、菜園でたくさんできたときは、湯を通し食べるとたくさん食べれます。
少し泥臭い味になるので、好みで味付け。

 右下/ホウレンソウのお浸し
次郎丸ホウレンソウはやっぱり、味が抜群。
特に赤い根は砂糖かと思うほど甘い。
ホウレンソウの赤い根を食べないのは、ニンジンの根を食べないのと同じです。

 真ん中/前日からストーブで煮込んだカブにチンゲンサイの葉/中華スープ
一晩煮込んだカブはクチの中に含むと溶けてしまいます。
さっと火を通したチンゲンサイの葉部分とのからみも絶妙。

 左下/カブの間引き菜の一夜漬け
一晩では早すぎますが、まずは味見。

 他は、前日のおでんの残りと煮豆、でした。

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 今朝、石原産業のHPトップから工場風景にリンクしようとしたら、Win XPのパソコンが2回連続でフリーズしました。使い始めてちょうど1年のパソコン、フリーズなんて覚えがありません。
 余程嫌われているのかと・・・(笑)
 その後、石原産業HPのページが開けたので見たところ、工場風景がありません。
 それで、会社の印刷物のパンフと、今では幻となった三重県認定のリサイクル製品のパンフからフェロシルトを紹介します。
 パンフの写真の文中には、「硫酸法と塩素法の2工場で、わが国の参加チタン生産量の約5割を占める製品を送りだしており、業界のリーディングメーカーとして世界屈指の地位を確立しています」とあります。
 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 明日29日火曜日午後2時から、石原産業の工場の見学です。
 できるだけたくさんの写真をこのブログに載せたいと思います。
 ご期待ください。
 (ちょっと雨が心配)

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 昨日は畑のブロッコリーをはじめて収穫しました。
 直径も20センチを越えてしまって、ちょっと時期が遅れていますが、軸まで柔らかく、甘くておいしい。
 前日のサケの白子の煮付けはリーフレタスで巻きました。
冷蔵庫に一晩おいて、こうして食べたら、白子はまるで「フォアグラ」のようでした。
 おでんは、ストーブで丸2日コトコトと煮込んだもの。
 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 カブの間引きを薄塩で即席に浸けておき、
まだ小さい根はストーブで煮込み始めました。


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 昨夜は、安かったので ガヤメバル=エゾメバル とサケの白子を買い、一緒に煮付けました(私)。
落し蓋よりアルミホイルを山型に乗せた方が便利。 右の白い皿は30センチ皿。
もちろん、白子は半分は残しました。
 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 ところで、以前「アルコール・バトン」を渡した プンさん から 「夢バトン」 なるものが回ってきました(正確には、回ってきていました)。
 遅くなってしまいましたが、やっと、バトンを送ります。

Q1.小さいころ何になりたかった?
 不思議なことに、「何になりたい」というのがなかったようなんです。
どう思い出しても。
 小さい頃を少し進んでも、「人間って一体何?」「生きるってどういうこと?」そんなことばかり考えてました。
 答えにならなくて、ごめんなさい。

Q2.その夢はかないましたか?
 上記のようだから、「かなった」といっても「かなわなかった」といっても、マチガイではないですね。

Q3.現在の夢は?
 Q1の答えを言葉を変えていうと、「何」という具体的なものですなく、「どういう」という方法論がこだわりだった、ということだと今思います。
 すると、・・・・現在も同じなんです。
 何になりたいとか、何をつくるとかということでは何も浮かんでこないんです。
 出てくるのは、「自分で納得のできる生き方」をしたい。
 これが成人してからの私の「夢」なんでしょうね。
 20代、30代からマスコミやジャーナルに取材される生き方をしていましたが、質問されても「自分で納得のできる生き方」と答えてました。そういう見出しをつけた記事もあたような・・・

Q4.宝くじが3億円当たったら?
 宝くじを買ったことはありませんが・・・当たったら・・
 いろんな樹木と花の咲く草木に囲まれて、温泉つきの”露天風呂”のある家と敷地がほしい、かな。

Q5.あなたにとって夢のような世界とは?
 自分にとっての「夢のような世界」という言葉からは、桃源郷のようなイメージがまず出てきました。輝く陽の中でノンビリ歩いているようすが浮かんできます。

Q6.昨晩みた夢は?
 「薪ストーブが過熱して家ごとストーブになって、みんなが温まっている」
 熱く激しくも、悲しい夢でしょ。
 どうも昨日のこのブログの記事の影響でしょうか(笑)

Q7.この夢の話をきいてみたいという5人は?
 「ひとりが5人」というとかなり「感染(笑)」している可能性があるので、確認してから記載します。

 ・・しばらく ”間”・・・

 こちらのブックマークの皆さんのうちのブログ内検索で既に感染を確認できたひとたち(ランキングの人は除きました)
   田舎人さん
   colinさん
   cocoaさん
   省さん
 ・・・・ということで

 ミントさん、てんちゃん、アルママさん、yoshiさん、maaさん 夢バトンを受け取っていただけませんでしょうか(既に感染済みでしたらご容赦)

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 今シーズン最初の薪ストーブの火入れをしました。
 昨年からストーブの煙突あたりから雨漏りがするようになってきました。壁も伝います。バケツを煙突の下に置いたり・・・ 
 今年の春に一度コーキングを追加してもらいましたが、夏にはさらにひどく雨漏り。
 風呂用の温水器の下あたりも雨漏り。その下には階段があって、大雨の時はバケツか鍋。
 今回、家の全体を、大工さんや瓦屋さんに全部直してもらうことしました。
 ということで、今年は、薪ストーブを入れて初めて、20年ぶりに煙突の更新と煙突の位置替え作業を昨日済ませました。

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

この煙突を撤去し  ⇒⇒  新品で付け替え

今までの煙突は、2階の大屋根の上くらいまでの高さ。
縦に合計約7m、横に約1.5メートル。
  

横から縦に変わるところ。
煙突の中は灰が半分ふさいでいました。
 

 最初、コンパネと断熱材で、
四角いロート状の断熱の仕組みと煙突の支えを造り、
屋根を抜きました。
そのときの大工さんらは、
「屋根を抜くといずれ必ず雨漏りがする。それでもいいというなら抜く」
といわれていたのですが・・・20年を前にして・・・
  

前のストーブは、台湾産の模造品。煙突はホンマもの。
一式合計で、ストーブの倍近くの値でした。
ストーブ本体は、徐々に裏面にヒビが出てきたので品替え。
それで今のストーブ本体は、ちょうど10年前に
 名古屋のアスカさん で新調した 「アンデス」。
板のフロアーとの間にピアノ用の家具スベールが5個入れてあるので、
100キロのストーブも滑らして移動できます。
 

当初より煙突は上にとっていました。
今年は、ストーブの上で煮物などができる場を確保するため、
煙突は(初めて)横だしに変えます。
  

 ストーブが安心して燃えるには、煙突は、
縦:横=4:1以上の高さがいると私は理解してきました。
 ま、2:1、少なくても1.5:1以上 という専門の人もいますが。
 うちでは、今までは、約4.5倍にとっていたし、
煙突自体が直径20cmだったので、良く煙がひきました。
それでか、一度も煙突掃除をせずに来ました。
 今年、アスカさんそのことを話したら、しかられました。
1年に1回か2回は煙突掃除をするのは「義務」だと。
「寺町さんと一緒に心中したくないからね」って。
 アスカさんの 重要な煙突の種類と設置場所 では、
「本体から4m以上はまっすぐ立ち上げ、横引きせざるを得ない場合でも1m以内とするのが理想的」
とあります。
   煙道火災
   煙道火災とは
   爆発的に燃え上がった煙道内火災の炎は 

 20年前にうちの改造(杉板をフロアーに使う方法)を提案してくれた設計士からは、「低温炭化はストーブに限らず、キッチンやコンロの裏壁にもできる。薪ストーブは発熱量が特に高いため注意が必要。低温でも着火するようになる」といい聞かされました。
   低温炭化とは
   低温着火
 直管は1本が1メートル弱ですが、
ステンレスなので20年前でも約1万円。
 上部の半分は痛みも付着もほとんどないので、
再利用することにして、今回、下部の分を新調しました。


軒下の壁を抜いて、断熱用のメガネイシを設置。
内部の煙突は、高さを調整してセット完了。
 
 前の煙突には掃除用の蓋がありませんでしたが、
今回は、掃除の蓋もある曲りをストーブ本体横に一つ、
もう一つは外部の立ち上がりに一つ、
合計2つ取り付けました。
 


 このあと、外部の煙突の様子、そして雪対策、低温炭化への消極的対策などは、後日、セットが全部完了してから続編としてのせますね。
   室内と室外をまとめた12月11日
 

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 フェロシルトの問題は「リサイクル」のあり方に大きな波紋を投げています。
 昨日は、これらの問題で某テレビ局の取材がありました。
 一昨日は、業界関係紙からの原稿依頼がFAXとメールで届きました。
 ところで、人口40万人の岐阜市内で昨年3月に発覚した全国最大規模の不法投棄。
 岐阜市は周辺市町との大型合併で政令市を目指す構想を順調に進めていました。しかし、この不法投棄の表面化、即ち後始末に百億単位の税金投入の見込みとか、他の問題もあって、合併成立直前のところで、昨年急展開して "合併が破綻" しました。
 この岐阜市の不法投棄の問題で、昨日「金華命」さんから、集会の案内がありまししたので、こちらでも転載して紹介します。
 パネリストを見ると、先の総選挙で刺客を送られたものの選挙区(岐阜市全市一区)で当選した元郵政大臣の野田聖子議員も。
 先日、自民党から離党勧告を受け、離党した模様。
 将来の初の女性総理候補などとうわさされて、小泉さんも煙たくなったのでは、というのが巷のはなし。
 ところで、昨年3月の不法投棄発覚直後には、環境省の役人とともに現地の"山"に真っ先に入った最初の議員です。「以前から、岐阜市にここは大丈夫かと確認していた」との旨の本人コメントが、その際に報道されました。

 パネリストには市長も「交渉中」とあります。来年1月の市長選を前に露出度は高くしたいけれど、ゴミの山の全量撤去を求める市民と、経費節減のため部分撤去してあとは現地で封じ込めにしたいと伝えられる現市長の方向のズレ(まだ未決定)。シンポの参加の可否の悩みは尽きないでしょう。
 打って出るにはパネリストとして参加するしかない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ""岐阜市椿洞の産廃に関して、「住民シンポジウム」が開催されます。
 12月17日、岐阜市にて
 お知り合いの皆様に紹介下さい。""


    集会の詳細
   同主催団体のWebページ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 私のWebページでの 岐阜県や岐阜市などの関係のページ
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 東北の紅葉 番外編です。使わなかった写真から。

 白神の青森県と秋田県の県境の峠。釣瓶落峠
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
 
今は、青森県側の道路が崩れていて、秋田県側から青森県側(もちろん逆も)に抜けられないとか。
 
 奥入瀬渓谷 実際に数メートルの瀧があり、雰囲気を盛り上げています。


 さらに北の八甲田方面。
登山者やおそらくキノコ採りの人への注意の呼びかけも。


 日本で一番深い湖が田沢湖だそう。
水深423.4mと日本一深い神秘の湖
湖岸は白い砂。
これがそばで見ると、まるでガラスのかけらのようでした。
学生の時に一人で行った沖縄・八重山(西表島・竹富島)の 星砂 にも驚きましたが、
このガラス状ばかりの砂の浜にも驚きました。


 栗駒山の向こうの温湯温泉を昼前に予約したあと、
地図を見ながらそちらに向かっていくと、稲庭うどんの案内。
「稲庭饂飩(うどん)」といううどんのこと、聞いたことありますか?
 食生活の110番
 群馬・伊香保の「水沢うどん」は、透明で独特な味と歯ざわりで(私は「上品なうどん」と感じます) うどんのこと も有名ですが、これまた、独特。 
 
 私は、「稲庭うどん」がどこの産地なのか、この日まで知りませんでした。

 さらに走り、山が近づいてくると、白い煙がもくもくと高く上がっている農村に。
すわ、廃棄物の野焼きか簡易焼却か、はたまた機械の爆発か??
 

しかし、近づくとナントそれは蒸気の激しい噴出。
道路の右にも左にも。
勢いのよい温泉地かと想像。
もっと近づくと看板がありました。
「地熱利用施設」と。
小山の上まで届きそうなくらい勢いよく、高く吹きだしているさまは、
秘湯の宿の長座のある飛騨・福地温泉の間欠泉の比ではありません。


 磐梯スカイラインの山 
前日の夜の雪が稜線の下に残っています。

今年のシーズン、最初の雪とのめぐり合い。


 もうしばらくすると、私の住むこの岐阜のあたりでも、風とともに初雪が舞うでしょうね。
 ということで、東北の旅の報告もここらで終わりにします。
 今、下にリンクを設定したら、偶然にも、最初の報告のからちょうど1ヶ月経過(笑)
 昨日から、薪ストーブの約20年使った煙突のリニューアルを大工さんにやって頂いています。今日から、やっと薪ストーブが使えそう。

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 今回の東北・紅葉の旅をスタートから順に見るには 10月25日


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 石原産業が、問題のフェロシルトの製造ラインを一般公開します。
 「一つの日本の歴史」ともいえる今回の顛末。
 見学は、「事前に申し込んで」、となっています。
 今日、申し込みの。先着順ですよ。

 以下、一部抜粋
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 この度は弊社製品フェロシルトに関し、多大なご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
 弊社は、このような事態に至ったことを遺憾に存ずるとともに、厳粛に受け止め、早期の信頼回復に努めてま
いる所存であります。
 つきましては、三重県フェロシルト問題検討委員会の要請を受けて、下記要領にて報道関係者並びに一般
の皆様に弊社四日市工場内のフェロシルト製造ラインの公開とご説明を致します。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 マスコミには11月25日。

一 般 (合計60名程度)
   1回目 11月28日(月) 9:00~
   2回目 11月28日(月)13:30~
   3回目 11月29日(火) 9:00~


4.参加申し込み
準備がございますので、予めお電話でお申し込み下さい。
平成17年11月24日(木)9:00から16:00までお電話で受け付け致します。
 尚、お申し込み多数の場合は先着順にてお受けする場合がございます。
事前のお申し込みがない場合は工場内に入れませんのでご了承願います。
        (申込み先) フリーダイアル 0120-45-6058 迄
5.その他
 安全衛生上、汚れても良い服装・歩きやすい靴で来場下さい。
  詳しくは 石原産業 を。

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 私たちが携帯電話を使うようになったのは、10年前の阪神の地震の直後から。
 つれあいと私は薬などを調達してリュックにいれ、地震の三日後、新幹線・在来線を乗り継いで、後は歩いて、西に向かっていけるところまで行きました。
 現地では、携帯電話がないと話にならないと分かり、帰ってからケータイを買いました。
 以後、毎週一回、日帰りか車中一泊で、ワゴン車で物資を運びました。

 ところで、ケータイ、買い替えのとき、同じ電話番号が移行できない・・・・この不便は利用者が常に感じていることですね。
 前から、少し言われていましたが、やっと、来年11月までに番号が共通になることが示されたようです。
● 携帯電話、会社変えても番号同じ…来年秋スタートへ
   11月22日 読売
 「総務省は22日、契約している携帯電話会社を変えても、現在の電話番号をそのまま使える「番号持ち運び制度」を、遅くとも2006年11月1日に始めるよう、携帯会社に義務づけると発表した。
 総務省は「事業者同士で合意すれば、義務化前の導入は可能」としており、導入時期は「10月中」になる見通しだ。
 番号持ち運び制度が始まると、サービス内容のいい携帯会社に気軽に乗り換える利用者が増えるとみられる。競争が促され、料金引き下げやサービス向上が期待される。」

● 政府の発表資料
 「携帯電話の番号ポータビリティの導入に関するガイドライン」の公表
   平成16年5月28日 総務省
 「番号ポータビリティに係る機能追加」
   平成17年11月22日    総務省

 ● どういうことかというと。 メリット、デメリットも
   大手町博士のゼミナール 携帯の番号持ち運び制度

 ● 実効性を疑問視する声も
   番号ポータビリティの落とし穴

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 今回の東北の紅葉の旅の宿の振り返えりです。

 一日目は新潟市から少し行った 湯野浜温泉のホテル 龍の湯 
夕食なしの今様の手法の新しい考えの運営。
建物も新しいしとてもいい宿。町の魚屋さんで買った魚で部屋食。
ロビーで無線LANが使えるというので無料でカードを借りた。
が使えない。「たまに、合わない方がありますね」といわれた(苦笑)。


 二日目は白神を回ったあとの大館市。
ルートイン 大館
インターネット接続スピードは文句なし。
スーパーで刺身など買い出して部屋食。
果物の産地だけあって、
洋ナシの等外品が一個数十円なのには驚き。

三日目はあの 乳頭温泉郷 の 鶴の湯 温泉街から離れて、数キロの未舗装林道をいく。
数百年の湯治場だという。もちろん「秘湯を守る会」の会員の宿。
半年前に予約しないととれないという。偶然にも当日の午前にケータイからかけて、人気の部屋がとれた。
 部屋にかぎはなし。部屋のあかりは、はだか電球一個と石油ランプ一個。
 風呂も多い。
この道中の紅葉が最高。
露天の白い湯のに竹筒から湯が落ちる。しかもこの湯は、そこからぶくぶくと泡も湧いてくる。良く、雑誌で見かける温泉の写真にそっくり。
翌朝は、ゆっくりあたりを散策。
 日本秘湯の宿の会 
露天風呂の全景
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大



 混浴の露天。左は良く知られた写真。右奥は女性用通路の木戸でその奥に女性専用露天。

上の写真の風呂内の通路。すぐ左が混浴露天。左奥に女性専用露天。

内風呂の概観。右から女、男、女の湯の入り口。中には泉質の違う木風呂がある。 
さらに別に、シャワー(一つだけ)のある内風呂が各一がある。+女性専用露天。


敷地は広大。上流は、奥入瀬より雰囲気がぴったり。



 四日目は栗駒山を越えた温湯温泉の佐藤旅館
「秘湯を守る会」とはいえ、岐阜の長座とはまったく趣が違う。いろんな湯があるもんだ。。
露天は一つ。


 五日目はどうしてもインターネット接続優先にしないとブログがたまる。
そこで、道中でガイドブックを見ながら電話で確認していく。
最終的に、福島市内にした。 ホテルサンルートプラザ福島
快適なスピード接続。こういうときは、ブログの写真も多めに送る。
 ここらで、自分たちに合った旅行の行程の組み方も自覚できてきた。
 すなわち、一日は秘湯、次の日は町のインターネットの確実にできるところ。
次は山の中・・・・   インターネット・カフェというのを使ったことがないのでなんともいえないが、道中で、そういうものを使ったら、というイメージもある。
 夕食はホテルで教えてもらった 七ツ森 。雰囲気もいいし、料理もいい。なんといっても、幻のお酒が何種も飲み比べられる品ぞろえ。「久保田・万寿」と
「出羽桜・桜花吟醸」
 それが意外に安かった。店は、女性3人がまかなっていた。


 六日目は、帰りの最終日の行程のことも考えて、また町にした。
インターに近く軽井沢方面にも近いということで周辺のホテルにかなり電話。
高崎、前橋・・・沼田・・インターネット接続環境のあるところが見つからず、結局 エクセルイン渋川 にした。
 ソバを夕食にしていたから、コンビニでつまみとビールを買って部屋で。

 定番の宿食より好きな物だけ買って食べる「素泊まり旅」がお気に入りです。たまには、いいお店で食べて。トータルには経済的です。 

1日のおおよその行程
 600km  350km  300km  300km
 150km  250km  450km  計2400km
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 次は番外編(最終回)
 今回の東北・紅葉の旅をスタートから順に見るには 10月25日



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 フェロシルト問題、昨日11月21日の動きは、何といっても、撤去命令です。
 法の定める撤去命令を受けてそれに従わない場合は、その「従わないこと」自体が違法行為なのであらたな告発も有り得る制度。
 とはいえ、報道はどれも、「期限内の撤去は難しそう」、と今からけん制。
 撤去遅れを既成事実化 ? ?
 住民感情と乖離(かいり)しないようにご注意願います。

◆ 愛知県と岐阜県の撤去命令
 「愛知県の撤去対象は県内9カ所で、約26万トンにのぼる。期限は瀬戸市広野田町が12月末・・・・・瀬戸市幡中町が来年8月15日。
 岐阜県の場合は、9カ所の7万トン。全量を来年2月28日までに撤去するよう命じた。」(22日・中日)

◆ 三重県環境保全事業団の捜索
 「三重県警は、21日午前、三重県環境保全事業団を廃棄物処理(委託基準)法違反の疑いで家宅捜索した。同事業団は、同社が03年3月に同県にフェロシルトをリサイクル製品として申請した際、成分を分析し有害物質はすべて基準値以下で問題ないと証明した。それを基に県が同年9月にリサイクル製品に認定」(21日毎日) 

「・・ところが、各地の埋め立て先で環境基準を超える六価クロムやフッ素を検出。また、1998年1月から8年余りの製造期間中、認定申請通りの工程は01年8月から半年間にすぎないことが県の調査で判明した。このため、県警は事件の全容解明には事業団の検査状況を調べる必要があると判断したとみられる。
 事業団は77年の設立当初から、フェロシルトへの廃液の不正混入が明らかになった今年10月まで、石原産業の歴代四日市工場長が非常勤理事を務めていた。」(21日・中日)

◆ 懸念
 「『たたかう住民とともにゴミ問題の解決をめざす弁護士連絡会』の梶山正三弁護士は、
『過去の事件では、周辺土砂を入れると撤去量は産廃量の2倍程度になった。フェロシルトの場合も数割増では済まないのでは』 『撤去量が増えれば、石原産業の負担は重くなる。負担増で同社が撤去できなくなったり、当初の予定より遅れたりしないよう、行政はしっかり監視を続ける必要がある』と話している」(22日・朝日)

◆ 石原産業
 昨日夕方、石原産業から電話がありました。
 土岐市での現地説明の件。まだ日程のメドが立たないというので、「今日出た撤去命令の期限まで、ズルズルと延ばすつもりか」とただしました。答えていわく、事情を2点述べました。それで、「その理由・事情を文書で出すか、速やかに期日の提示を」と求めました。25日にまた連絡してくるとのこと。
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 24日中に名古屋高裁への到着期限を厳守すべし(=24日24時を瞬時でも過ぎたらアウト)という最高裁への書面作りに昨日昼から没頭中。
 明日23日中には仕上げないと(汗)。
 ブログのアップで、ちょっと息抜き。
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 昨日は、岐阜県庁にゴミ処理関係の県の広域化計画関連文書の情報公開で出かけました。
 県内の市町村のゴミ処理計画における岐阜県政の施策のあり方とその姿勢を検証したいと思っています。
 公開後、別件について情報公開を請求しておきました。

 県庁のあたりはイチョウが小金色に輝いていました。
一番奥の山並みは伊吹山周辺。
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 正面は新たに建設中の県警本部の建物。入札談合の内部告発で着工が遅れていたもの。左は本庁。県警本部建物の評価はともかく、手狭だった本庁も、県警関係が新庁舎に移動すると、多少はゆるくなるかな。

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 出張して帰った19日の新聞記事は石原産業の社長辞任表明の記事でした。
 私には、意図はともかく、今、「来年の9月までに辞任」と公表する意味が分かりません。
 「直ちに、辞任する」というならともかく、約一年先の退任を示して何の意義があるのでしょう。
 こういうトップが組織を引っ張っていくのは困難だと見ます。

● 辞任表明
   石原産業社長が辞任表明 来年9月までに

「化学メーカー、石原産業(大阪市)の田村藤夫社長は18日、土壌埋め戻し材「フェロシルト」をめぐる事件の責任を取って辞任すると発表した。辞任時期は、三重県や岐阜県などに埋めたフェロシルトの処理が終わる来年9月ごろまでがめど。大阪市内で開いた決算発表の席上で明らかにした。
 田村社長は「社内のコンプライアンス(法令順守)体制を整えて処理をやり遂げ、しかるべき時に辞めたい」と話した。後任候補はまだ決めていないという。
 また社長が12月から3カ月間の役員報酬を半額返上するなど、常務までの役員が報酬を一部返上する。来期は賞与を支給しないことも検討中という。」(神戸新聞)
   (2005年11月19日 読売新聞)
 「大手化学メーカー、石原産業の田村藤夫社長(66)は18日、大阪市内で開いた2005年9月中間連結決算発表の席上、土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不正処理事件の責任を取って、来年9月をめどに辞任する意向を明らかにした。
 田村社長は「不正を把握できなかった責任は大きい。来年9月までに撤去を済ませ、法令順守の社内体制を強化した上で辞める」と述べた。後任人事は白紙としている。
 田村社長は過去に、フェロシルトを製造していた四日市工場(三重県四日市市)の工場長を務めており、自身も廃棄物処理法違反容疑で岐阜県から刑事告発されたほか、06年3月期決算が70億円の税引き後赤字となる見通しとなったことから、経営責任は免れないと判断したとみられる。
 また、社長と専務、常務が12月から3か月間、役員報酬の一部を返上。社長は50%、専務は30%、常務は10%をカットし、期末賞与も全額返上する方向で調整している。」

● 株式会社の行方
 2005年11月8日の三重県警の強制捜査の翌日、私が初めて見た異色のデータがありました。 
   本日の話題株
 キーワードは 「塗料各社が、塗料の原料である酸化チタンの調達先を、同社以外から模索する」 「大和総研では8日付けで同社の投資判断を廃止している」・・・
  4028 石原産業  -6  184 5日続落。
 同社は酸化チタンで国内最大手だが、日本ペイントやイサム塗料などの塗料各社が、塗料の原料である酸化チタンの調達先を、同社以外から模索すると報じられた。同社の土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不正処理事件で、三重県警生活環境課などは8日に行った同社本社と四日市工場(同県四日市市)の家宅捜索で、売買契約書や帳簿、決裁書など約1200点を押収した。9日には、関連会社や元副工場長宅など約10カ所を捜索する。これを受けて大和総研では8日付けで同社の投資判断を廃止している。(9:15)

 関連を覗くと
   日本ペイント
   酸化チタンを用いた・・・研究
   株の情報
   強く買いたい
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