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てらまち・ねっと



薬用、薬効のある「ボリジ」。
 別名「瑠璃萵苣(るりちしゃ)」 「スターフラワー」
 この姿をみたら、もう、言葉いらないですね。 解説 花言葉は『鈍感』
 
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 

  

分類「ボラゴ属」のBorago は「Borra(剛毛)」の語に由来するそう。
  

  

 



※5月1日朝 追記 ⇒ 今朝、摘んだ花。幻想的。甘い味。
 

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 ずっと前から、オドリコソウが庭にたくさん。どこかでもらってきた植えたものが広がりました。白花と赤花。今年は、黄花の株を買いました。
 同じシソ科でよく似た花ですが、踊子草は珍しく、姫踊子草はどこにでもあり、ホトケノザはうちではこの時期の畑の一番の雑草。
   シソ科の同じような仲間
 なお、春の七草でいうホトケノザは「タビラコ」のことです。 七草へのリンクあり

● 踊子草
にわの白花
  
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にわの赤花
 

黄花


先日、フィールドワークで市域の一番の奥まで出かけたとき、
もう廃屋になったあたりには、踊子草が道沿いにたくさんありました。
  



● 姫踊子草
うちの畑の近くのあぜ道の姫踊子草。
どこにでもある草。


遅い桜を見に行った道端には姫踊子草が群落を形成。
  


● 仏の座
うちのはたけの雑草、といっては可愛そうなくらいの花、ホトケノザ
  

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 毎年、タネイモを買っていては懐がたまりません。自家繁殖したいところ。
 ムカゴ、前年の極小イモなどを専用の育成床で育てます。切りイモをタネイモにする方法も。

● 来年のタネイモを今年育成する
 ムカゴを探しました。あるある。
ムカゴは、 「前年の秋に拾っておいたものが良く、霜に当たったりするとダメになる」そう。じゃぁ、拾うか採って食べた方がいい訳だ。
 「ムカゴを生育期(9月上旬ごろ)に採って、ワラ下や土中に入れておくと、その秋までにある程度肥大する」そう。「秋が過ぎて休眠期にはいると、肥大はない」そう。不思議な生態。
(ど写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 確かに、地表にむき出しのムカゴは、ほぼダメ。何かがコ上に被っているムカゴは、結構、発根などしていた。これを、適当に拾い集めた。範囲は畳1/4位のところからこれだけ。陽や風に当てないよう、水を掛けた紙の中においた。


 定植床の続きに斜めに50センチほどの穴を掘った。


 ⇒  ⇒ 
 波板トタンだと新イモが溝に沿っていくので良い。本栽培をパイプでなく、波板でやっている農家もインターネットに出ていた(最後に紹介する)。家庭菜園ではこれもいいかも知れない。
 ここでは、60cmの波板にしようと思っていたが、家にあったのが偶然150cmで、これを1/2にした75cmものを使った。もし上下に2枚を重ねるなら、上側の板が上に重なるようにする。

 波板の真上で少し板寄りにムカゴを置く。「波板の波1つにムカゴ2個」だという。「上にかける土は1センチから2センチ」が良いそう。写真の右の方がムカゴ。真ん中は、先の収穫の時に掘って出てきた前年の極小イモ。


 写真左の細長いイモは、市販のジネンジョの種。このように切って売っていた。(家の中の布団の上においていたので、乾燥してダメになってしまったかもしれない)


 土をかぶせて、潅水


▲ 育成床は、「草にまけないよう、マルチをかける」そう。定植畝と違って、地温はあまり気にしなくてもよいようだ。

● 定植の注意点の追加

▲ タネイモを「反対向きにおくと、パイプからはずれやすい」そう。つまり、タネイモのある方向に新イモができる傾向があるらしい。

▲ 定植した栽培イモの場合、早めにマルチや敷き藁をしてはいけないという。
 水平形の放射根が浅くなって、夏に弱るからという。乾燥はいけないのに、最初のころは、陽に当てる、ということ。

●ここまで来てしまってから、お役立ち情報。
 私も植えてから知ったんだから、ご容赦(笑)

▲ 昨日紹介した、 新型のクレバーパイプ。 これでいいなら、しかも、現地の畑の土で作るとするなら、家の雨樋なとでもいいのではないだろうか。
 そして、ヤマイモの発根特性を考えれば、平板だっていいことになるのではないか。どなたか、試して欲しい。

▲ 山梨県の農場のこと。
 山梨県知事認定/エコファーマー 「20世紀の農業は「日本の自然」を守ってきました。21世紀は?・・・」の 牧丘・西保農園
 この農場ではイモは、 《4月上旬に定植済み》で、Webページの解説には《次回は定植方法です。5月上旬》とある。

▲ 20cmで、《『横』栽培」》だって!!   つくり方
 このWebページの説明文中の《シート》というのが何を指すかは不明だけど、来年はこれにしようかな、パイプで。これなら、溝掘りと土寄せが、もっと楽になりそう。
 詳しい説明は上のリンク先を見てほしい。
 要は、角度もゆるく、浅く植えて、上に少し土を盛ればいいということ、らしい。 驚きだ。

● 切りイモをタネイモにする

▲ 種芋を切りイモにして育苗、その年に収穫
 説明文《発芽は気温等により差がありますが、50日~60日が平均です。定植時期は芽が5cmくらいが適していますが箱全体が発芽するまで待つ必要はありません。定植平均時期/5月下旬~6月上旬》
 この農場では、丁寧にも、問い合わせにも応じると書いてある。すごい人たちがいるものだ。

▲ 政田式
 食用にした芋の先端部を少し残して種にする方法、私も今年幾つか既に植えたが、「これは、大きい芋にはならない」そう。
 長いイモを50グラム程度に切りイモにして種にする場合、イモの太い部分は太く育ち、細い部分は細くしかならないそう。ただし、先端部から出たツルは太く、イモの下部から出たツルは細く小さい」、という。
種イモ部分の遺伝特性なんだろうか??  不思議な話。
 ともかく、これが先端部だけを種にしてはいけない理由らしい。事実なら納得。

▲ 切りイモを種にしてパイプ栽培する場合は、「事前に芽だししてから」する必要がある、という。

▲ 切ったイモは、もともと上だった方に芽や根がでる生態。上下が分からなくなったら、ま、水平に植えれば、波板には当たってくれるだろう。

▲ こんな人もいた
   ジネンジョ栽培に樹脂製の波板埋めて労力削減
《・・・「つる立て用の竹が不要だし、軒樋なども掘り上げなくてすみ一石二鳥です。種イモになる部分を20㌢程度残し収穫すれば、春先の植え付けもいりませんよ」と・・・》
 ちょっと、ちょっと、そんなことできるの??
 いくらなんでも《やりすぎ》、いや《やらなすぎ》。 自分の常識が崩れる。

▲ 農家向きか
   多数栽培者用・パイプの簡単な洗浄方法


※(注) 以上のうち「 」の中は、「政田自然農園発行/政田敏雄著/『自然薯と長芋のパイプ栽培法/S59年初版、H11年第5回目増版』の説明の一部の要旨を引用した。他に、パイプの販売店で、ご自由におとり下さい、の配布用の説明チラシも参照。

 私の定植を記録した前編は 4月27日のブログ
   実際に5月1日に家庭菜園で○十本植えたYoshiさんの奮闘記

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 多重債務問題、今年 1月の最高裁判決 をうけて、2月ごろから政府も金利下げの動きがでました。そして、 アイフル・営業停止 のあと、先日、金融庁貸金業懇の中間報告でのグレーゾーン金利廃止で一致となりました。その影響で、岩手県貸金業協会は廃業が増えることから解散の方針決定、しかし、プロミスはグレーゾーン金利を当面継続、としています。
名古屋では6月に高金利引下げ大集会が行われます。

●今年2月ごろの動き●「灰色金利」撤廃へ法改正 債務者救済図る 金融庁 2006年02月22日 朝日
 現在の貸付金利規制とみなし弁済の仕組み
 金融庁は、貸金業者が利息制限法を上回る金利をとっても刑事罰に問われない「グレーゾーン金利」を撤廃する法改正に着手する方針を固めた。グレーゾーン金利を事実上否定した1月の最高裁判決などの流れを受け、今年中にも関係法律の見直し案をまとめ、07年の通常国会に提出する方向で検討している。各省庁で縦割りとなっている貸金業の法制度も2年後をめどに見直し、横断的に業者を規制する新法「消費者信用法」(仮称)の制定をめざす。

 ・・・・・ 関係法の改正は、(1)貸金業規制法の「みなし弁済」規定を廃止する(2)出資法と利息制限法の上限金利を一致させる――の二つの案を軸に調整する。貸金業規制法は議員立法で、出資法と利息制限法は法務省の管轄のため、金融庁は与党や関係省庁との協議を本格化させ、今年中にグレーゾーン撤廃の具体的な方策をまとめる考えだ。

 金融庁は当面の対策として、貸金業規制法の施行規則をこの夏に改正。顧客の返済が一度でも滞れば、業者が一括弁済を求めることができる特約については、先行的にグレーゾーン金利を適用できなくする。また、経済的に困窮している人への「過剰貸し付け」に明確な規制を設け、違反した業者は業務停止命令など行政処分の対象とする。

 さらに、金融庁は、05年4月に閣議決定された「消費者基本計画」に基づき、貸金業全体を包括的に規制する「消費者信用法」(仮称)を2年後をめどに制定する方針だ。消費者金融や商工ローンなどを対象とした貸金業規制法は金融庁の管轄だが、クレジットカードなどの割賦販売法は経済産業省、利息制限法や出資法は法務省と縦割りとなっている業者規制を見直し、契約条件や取り立て行為への規制を統一的に整え、消費者保護を重視した制度に改めることが柱になる。

●グレーゾーン金利廃止で一致  金融庁貸金業懇が中間報告 4月22日 中日
 消費者金融の規制強化などを議論する金融庁の有識者懇談会は二十一日、中間報告をまとめた。貸出金利の上限を20%に引き下げる方向としたほか、社会問題化している多重債務・過剰貸し付けで包括的な対策をとる内容になった。六月に最終報告をまとめて、秋からの関連法案の改正論議などに反映させる。

 中間報告は、利息制限法の上限金利(年15-20%)と出資法の上限金利(29・2%)の間のグレーゾーン金利について、「廃止すべきだ」との認識で一致。その上で「利息制限法の水準に引き下げる方向で検討する意見が大勢」と明記した。一方、少額、短期の貸し付けについては、高金利を望む貸金業者側の意見も付記した。

 金利を引き下げた場合は、融資を断られた人がヤミ金融に流れるのを防ぐため、公的支援を充実させたり、警察の取り締まりを強化して対応するようにした。
 多重債務・過剰貸し付けの防止策では(1)悪質業者が参入しにくい制度づくり(2)たばこ並みの広告制限を加えるなど貸金業者の規制強化(3)過剰貸し付けをした業者に対する行政処分-などを盛り込んだ。
 借り手の所得に見合った金融経済教育や多様な相談窓口の設置も盛り込んだ。複数社からの借り入れ情報を把握できる「信用情報機関」の有効活用にも言及した。

●灰色金利廃止で解散の方針決定・岩手県貸金業協会 日経 4月24日
 岩手県貸金業協会は24日までに、出資法の上限金利(29.2%)が利息制限法の上限(15―20%)まで引き下げられ、いわゆるグレーゾーン金利が廃止された場合、解散する方針を決めた。出資法など関連法制が改正された後、総会を開いて正式決定するという。

 同協会は同県内の消費者金融会社など122社で構成。業者が県や財務局に登録する際の受付業務は解散後、県に返上する見通し。同協会は「規制が強化されれば廃業する会員が増え、協会の存続が難しくなる」(大泉衆一会長)と話している。 (23:39)

●プロミス、「グレーゾーン金利」を当面継続 ニュース アイ 4月24日
 消費者金融大手のプロミスは、最高裁で違法との判決が出た、20%を超える、いわゆるグレーゾーン金利での融資を当面は続ける考えを示しました。
 プロミスは利息制限法が定める20%の上限金利を上回るグレーゾーン金利での融資について、返還請求の訴訟などに備えるため、来年3月期の決算で239億円の引当金を用意すると発表しました。

 出資法では認められている29.2%以下での融資は「現時点では違法と決まったわけではない」との判断で当面は継続。金融庁などで現在進めている上限金利の見直しについて、法律改正などの結論が出た後で、改めて対応を検討する方針です。

 一方、今年3月期の連結決算は、融資を回収できなかったために発生した貸倒費用が29%増えたことから、本業の利益を示す経常利益は46%余りの大幅な減少となっています。(24日21:52)


●高金利引下げ大集会in名古屋
詳しいことや参加申し込みは 4月12日のブログ

高金利引下げ大集会in名古屋
~サラ金・クレジットの高金利被害をなくそう~
★★★ どえりゃー高い金利をなんとかしよまい!! ★★★

日時 平成18年6月24日(土)
 午後1:30から午後4:00


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 さあ、2シーズン目に入るヤマイモのパイプ栽培。4月22日に定植しました。
 昨年の植え付けの様子は 昨年の5月4日のブログ

 今年は、昨年のパイプ10本に、50本を買い足して(398円/本)、60本作ります。パイプの値段は、135cmパイプで600円くらいまで、1mパイプで350円から550円くらいまで。一番安い店で、取り寄せてもらった宅配便の発ラベルは、なんと、パイプの特許をとっていると思われる『政田自然農園』から。
なお、今回調べたら、通販もあり。 

 (お役立ち情報やこの投稿の「 」中のことは後編の文末で整理)
 (必ずしも、パイプを使わなくても、波板でもいけそうなので、後編に)
 (20センチほどの溝で良いとの作り方もあり。後編で)

  (2008年に追記 ⇒ ◆波板栽培も /今年は有名な蕎麦屋さんと契約栽培も)

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 ヤマイモは、これで実質の作業は終わり。あと草よけに紙マルチを敷き、4mほどの本支柱を立てるくらい。なんと手間のいらないおイモさん。

 1ヶ月、部屋の中で芽だし。長いツルは1m以上。一部には芽がわずかにしてか動いていない芋もあり。
ただし、「つるがある程度伸びるまでは水分がいる」そう。今回の私の芽出しのやり方は乾燥ぎみだから、お勧めできないね。
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 まず、畑にメジャーを伸ばして、米ヌカでラインひき。通常の野菜作は、消石灰でもかまわない。が、ヤマイモ畑では、「石灰は禁物」だそう。パイプの中には米ヌカも入いらないように。


 幅15cmのスコップで、またいで溝掘り。昨年は幅25cmのスコップで掘って、さらに真ん中を幅15cmスコップで掘ったから、昨年と比べたら随分楽。
 要はパイプが入る幅ならよい。


 「パイプの傾きは、15度から20度」とされている。計ると、135cmのパイプなので、約43センチの深さで掘って、グランドレベルをパイプ先端とすると20度になる。ちょうど長靴の高さだったので、その見当でいった。掘ること30分。2時間くらい覚悟したが、思ったより楽だった。


 パイプは土を入れて、埋め込みやすいように溝の傍に並べた。「土は、無菌の赤土」「石、有機物、肥料分のないこと」とされるとされているが、現実にそんなこともできない。写真でいうと、畑のパイプの右側の土を使った。石や草が入らないようには気をつけた。冒頭に紹介した新型パイプは、その畑の土で行くわけだから、ま、良し、さ。


 パイプへの土入れは大変面倒だろうと思いつつ、スコップか何かでいれようと作業開始。その時、ふっと思いついた方法は、正解だった。写真の3本のパイプのうちの右のパイプ、右手でパイプに雑にフタ(右手でフタをして持つということ)をして、パイプの皿を土にサッと入れて土の上を削るように土をすくう。写真の真ん中のパイプのように、先端を斜めに上げて、右下にしてトントンとすると楽に入る。10回も繰り返せば満タンに詰まる。「土は、ガサガサで土圧が無いとその部分の芋は太らず細くなる」そう。不思議だ。1本に「4キロから5キロ入れる」。これも約30分。


 この長い溝に順にパイプを埋めていく。
 手前の四角い穴は、来年用のタネイモの育成場にするところ。そのやり方は、続編で紹介する。


 パイプの間隔は、昨年は初めてなので50cm。今年は「20cmでよい」とのことを信じる。パイプの受け皿部分の上下の長さところがちょうど20cmだったので、皿、皿、皿と重ねていけばよいことにした。


 これナンに見えますか?
 ウナギの高層住宅とでも。
 びっしりと立体的に並ぶパイプ。
 これは、痛快、痛快。 秋と冬が楽しみ。この収穫の楽しみは誰にも渡したくないから、怪我や病気をせずに長生きしなくちゃ。


 壮観でしょ。キッカリ、12メートルに60本。
 右側の土は、パイプの埋め戻しのために崩したので、低く見える。左が元々のグランドレベル。埋め込み作業も30分


  
 両側とも土を寄せる。「パイプから20cm上に発芽、発根点を置く」とのことなので、土をかなり盛り上げる準備をしておく。作業30分。

 
 パイプの受け皿の位置を正確に認識するための棒(割竹でもよい。私は食事で使った竹箸を転用)を仮置きする。箸の長さは23cm。「パイプから20cmのところにイモを置いて、その上に5cm土をのせる」というから、少し足らない。上5cm残すことにした。パイプの受け皿の真ん中に箸を当て、ずれないようにしっかり押さえて、皿の上に土を手でしっかり盛り固める(ラーメン鉢をひっくり返したような状態になる=畑栽培用語では「鞍(くら)つき」といえる)。理想的には、この盛り土もパイプ中と同じ無菌土が良いのだろう。これで植え位置が決まった。

 
 両側に土を盛る。箸の固定と土盛りで30分。

 
 ヤマイモの根の不思議。畑で既に自生して出た芽があったので、掘ってみる。白い根が地表のすぐに下を放射状に広がっている。掘った時、何本かの根を切ってしまった。根の張り具合は横のブロックと比較してみて。
 パイプの受け皿に近いところに(浅く)植えると、これの放射根がパイプの中にはいって成長に不都合らしい。それが、「必ず20cm上に植えること」となる理由らしい。

 この図は、偶然に聞きつけて教えてもらった講習会(後日、紹介)での説明資料。政田農園のパイプの販売の店舗に置いてある説明チラシにも、解説本にも同様の図がある。
 案内の縦棒の位置も分かる。地表下の小さいイモは、タネイモ。タネイモの力でツルと放射根を伸ばし、直下に新イモを伸ばす。これを受け皿でキャッチして、バイプの中へ誘導するという原理を理解したい。
 写真の説明を転記する。
「主吸収根の成長の状態 つるのつけ根より8から12本発生して図のように分布する」
「約1/3 深さ5から10cmに平行形に伸長」
「約1/3 地面から見て角度45度の八字形に伸長」
「約1/3 真下の方向直下形に伸長」

 なお、植えるとき、タネイモをパイプの中に入れてしまう間違いをする人が少なくない。


  
 タネイモを並べていく。パイプに平行でもよいが、びっしり入れる場合は、左右交互にずらすのがよさそう。私は、タネイモが大きいので、その支えの土の山を両側に作るのは大変だから、片側だけにした。通常は数十gから100g位らしい。私は、今回、最大クラスは500から600gあたり。
 私がタネイモを水平に置いた理由・・先端を上にして斜めに植えると、いずれ土がしまっていくとき、(イモが大きいから)下に引っ張られて、発根部がパイプの皿からずれてしまうことを心配したから。なお、昨年は、50cm間隔だったので、パイプと同方向に水平に置いたが、今年は20cmだから、上記放射(平行形)根と競合する心配があるのでやめた。

 約5cmの土布団をかけた。
 このあたりまでで、30分。


  
 補助支柱がいる。私はビッシリ植えたので、キュウリネットで仮支柱とする。ネット張りに1時間。

 たっぷり潅水した。「ツルが2から3mになるまでは土の表面が白くなるようなら、過湿にならないように潅水する」とのこと。私は、昨年は、5月中位は何度か潅水した記憶あり。


 この続編、つまり、ムカゴなど来年植えつけ用のタネイモ作り、超省力定植方法や意外なヤマイモの生態のこと(つまり、私の誤解=今年のマイナス点=来年への改良点)などは、 次回「後編」4月28日に。
 このブログのヤマイモ栽培のことは、 カテゴリー 「ヤマイモのパイプ栽培」をどうぞ。

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 ずっと以前に植えた紫系のモクレン2本。紫(シ)モクレンではなくて、トウモクレンなのかなと悩んでいます。
 庭木屋さんに「シモクレン」と注文すると、ほとんど「トウモクレン」を持ってくる、という話もあります。
 トウモクレンは株立ち性で高さ数メートル。

●花桃の西にあるモクレン。
店では「カラスモクレン」との名札でした。
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

3メートルくらいの株立ち。
 

花弁の外は紫。
花弁内側も先端や外端には白が混ざりますが、芯に近いところは紫。
 

●大木になった花弁の外が紫、内側が純白のニシキモクレンの西のモクレン。
やはり、外紫、中も一部白が混ざるも紫、株立ちで約3メートル。
花着きはこちらの方が良い。
 

 

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 明日4月26日は、午後1時10分から岐阜地裁で、岐阜県営北方住宅(北方町)の華美な建設費の差し止めを求める住民訴訟の31回目の期日があります。提訴してもう5年目に入ります。

 住宅建設(建替)は、約10年かけて、約600世帯分をA棟、B棟、C棟と建設するもの。総事業費110億円の見込みのところ、世界的に著名な建築家の設計になる華美かつ特殊な建築をやめて、通常程度の設計と事業費にするよう余分な支出を差し止める、つまり「80億円を越えて支出してはならない」という訴えと、基本設計費1億5500万円の返還の住民訴訟です。 05年10月6日の説明

 岐阜県では、昨年1月に知事が昨年替わって、1年かけて点検、その結果と今後の県の方針が、今年1月24日に公表されました。

 データは、 確かな明日の見えるふるさと岐阜県をめざして
 ~県民とともに進めてきた政策総点検~     生活基盤分野の78ページ 


 この北方住宅については、78ページの論点37公営住宅において、
「北方住宅の整備方針については、一部に批判もあることから財政状況や公営住宅のニーズの変化等を踏まえ、見直しを検討する必要がある。」

とされ、 政策の方向性として、
「北方住宅を含めた県営住宅の全体整備については、財政状況やニーズの変化、公営住宅全体の供給体制の観点から建設計画の見直しを行う」

2主要な施策・事業において、
「北方住宅については、A棟を完了させ、B棟、C棟については、建設計画の見直しを行う。」とされました。

 それで、前回3月1日の法廷で(もちろん、事前に書面を出しておいて)、被告知事側に、「県知事はこんな決定をした。今後どうするのか」と問いかけました。

 (県の弁護士) 「ずっと先のことまで訴訟で差し止めろとなっているが、こちらは基本設計だけが訴訟の対象だと考えている。そんな先のことは対象にできないのだから、今後の県の方針のことは、この訴訟では答える必要はない」

 当然、公表した方針の説明がされると思っていた私は、唖然。

 (私) 「そんなこといったら、法律が認めている制度の『将来の支出の差し止め請求』はできない、といっているのと同じだ。そんなムチャな話は無い」

 「 」「 」、「 」「 」・・・


 こんな要点を法廷で議論しました。

 そのうち10分ほどして、裁判長が、「ちょっとちょっと、双方はよく分かってているんだろうけど、裁判所は、理解仕切れていないので・・・」
 ということで、県が書面で上記を主張し、こちらがそれに書面で反論することになりました。

 そして、明日26日午後1時10分から岐阜地裁の法廷。

 しばらく前に県から書面が来ていたので、昨日から、反論づくり。やっとできました。これから、ちょっとブログを投稿して気分転換でもして、改めて見直してから、裁判所と被告らに準備書面をFAXで送信しようと思います。

 明日は、同時刻、名古屋高裁で別件の住民訴訟の判決言い渡しがあるし・・・
 ま、これで、一区切りつきます。

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 先日、愛知と三川公園のチューリップ祭りに行く途中、豊臣秀吉が一夜で造った城として語られる墨俣一夜城(別名・一夜城)。
 その前を通ったら、桜があまりに綺麗だったので、カメラにおさめました。
豊臣秀吉出世の地・墨俣一夜城
 
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 来年4月は、4年に一回の統一地方選挙(統一自治体選挙)です。
 私たちは、各地に、無党派市民派の議員を増やしたいと、連続講座を企画しています。

●昨年の勉強会
 候補者・市民派議員・政治を変えたい人のための講座(M&T企画/自主講座)を昨年、4回連続で行いました。その経過は 2月4日のブログ をどうぞ。

 このページやチラシ・データなどの 《転載・転送大歓迎》 です。
 興味ある方は、プリントアウトなどして、配っていただけると嬉しいです。
 私も選挙に出たい、とか、誰か出したいとか、そういうひと大歓迎です。
 シンポジウムはどなたでも参加できます。

●今年は、もっとグレードアップして、短期で開催。第2回講座には、前宮城県知事の浅野史郎さんも登場し「わたしの選挙」を披瀝
 ← (チラシはクリックすると拡大。右下あたりのクリックでさらに拡大)
 印刷用・PDF版  テキスト版でみるには
「勝てる選挙~市民派議員を増やそう」     
第1回 とき:5月13日(土)13:30~16:30

ところ:ウィルあいち 特別会議室
「M&T企画/選挙講座」スキルアップ編
●  第1回  5月13日(土) 17時~20時
《選挙で当選する人、しない人-1》
●  第2回  7月 8日(土) 17時~20時
浅野史郎~わたしの選挙
  《選挙で当選する人、しない人-2》

●  第3回  8月12日(土) 13時~20時
《法律やルールを使ってたたかう》 
●  第4回  9月 9日(土) 13時~20時
《基本は「政策」と「公約」》 
●  第5回 10月 7日(土) 13時~20時
《メッセージを届ける~あとは全力疾走》


講 師:寺町みどり&ともまさ
会 場:ウイルあいち(名古屋市・宿泊可)を予定(7/8以外)。
対 象:無党派・市民派の議員・市民に限定。
参 加:全回通しでの参加を原則とする。
    要申し込み(単発希望は要相談)
参加費:会員1万円/1日(会員外2万円)
★翌日曜日は希望者対象の「オプション」講座。
個別課題をアドバイス&ディスカッション。講師:寺町みどり&ともまさ。

●シンポジウム「政治を市民の手に!」講演会&パネルディスカッション
 ← (イラストの走る姿は ジョギングが趣味 の浅野さん)
 印刷用・PDF版  テキスト版でみるには
基調講演:浅野史郎さん(前宮城県知事)
 パネル:浅野さん+市民派議員と市民
とき:7月8日(土)13時~16時 

ところ:名古屋市女性会館 ホール
参加費:1000円の予定(どなたでも参加できます)
主催「む・しネット」/共催「自治ネット」

(参考) 浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』


●浅野さんへの講演依頼の手紙の一部を紹介します 
 今年2月の第4回講座が終わったあと、相談したときに私が提案したのが、目玉としての「浅野さんの講演」。
 その後の主催者の会議で正式に決定。私は会員ではありませんが、呼ばれて行ったら、講師依頼をする役が私に回ってきました。
 もちろん面識は無し、ツテもなし。体当たりで頼むだけ。
 この経過や選挙講座の位置づけなどは 3月13日のブログ をどうぞ。

 ここでは、私が浅野さんをくどいた手紙の一部を紹介します(もちろん、ご本人の了解ずみ)。

・・・・・・・(私の手紙)・・・・・・・・・
浅野史郎様
     ・・(中略)・・
 ●名古屋にお越しいただきたい私たちの動機
 私たちはそれぞれ、望ましい行政や議会を目指して活動しているつもりです。同時に、各地に、政党に所属せずに本論で頑張る議員を増やすことも不可欠と考えています。
  その認識から、特に、私寺町ともまさ&みどりは、10年ほど前から、4年に一回の統一自治体選挙の「前年から選挙直前まで」、広く参加者を募って(無党派に限定)、「選挙講座」を行ってきました。
 講座は、ジバン・カンバン・カバンのない(を使わないで)市民的なスタンスから立候補する場合、法令や手法を良く知り、「的確な政策とイメージを効果的に有権者にお伝えすること」が必要だとの認識から、講座の内容を組み立ててきました。

 自治体合併の影響で、統一自治体選挙にもバラツキは出てきましたが、集中の傾向は続いています。今回は、まず、2005年度中にプレ的に4回実施しました。そして、2006年度は、来春に向けて、本年8月ごろから、全国の立候補したい人や誰かを出したい人を対象に本腰の講座を開きたいと考えています。

 そこで、近年の地方自治の現場に大きな影響を及ぼし、各地の自治体や議会の改革の意識づけをされた前宮城県知事浅野史郎さんに、名古屋にお越しいただき、その経験や実感、展望などを語っていただくとともに、「私も地方自治の現場に」「私たちも」という人を増やしていただきたいという動機から本日のお願いをするものです。
決して他力本願ではありませんが、率直に申して、浅野さんの実績と知名度そして語りで、みんなに火をつけて欲しいと、あつく期待いたします。

 ●企画の趣旨
 政党と距離をおいて、納得できる地方自治や県政の実現に努力された浅野さんの経験や思いを語っていただき、議論していただきたい。
 政党や団体に依存しない選挙を行っても、いや行ってこそ、政治の現場で役割が果たせるということを伝えていただきたい。
 そんな議員や首長を増やすための活動の呼び水としたい。
          ・・(以下、略)

・・・(これに対する浅野さんのご返事)・・・・・
寺町知正さま
 懇切丁寧なお手紙を資料つきでお送りいただきました。・・(中略)・・
 講演依頼をいただきましたが、基本的に前向きです。意義のある活動であると存じます。 
          ・・(以下、略)
・・・・・・・(ここまで)・・・・・・・・・・
●講座参加を希望される方は、早めにご連絡ください。
 これらの企画の主催は、「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(略称「む・しネット」)」です。
 浅野さんの講演会などを成功させるために、最近ブログも立ち上げたそう。  「む・しネット」
 もっと詳しい活動記録や毎月全国に発行している通信などの記録は みどりのwebページ
 共催は別に私たちが進めている「無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク」、略称「自治ネット」 です。

(5月10日追記) この企画のことは、共同通信で全国配信などされました。他も含めて、新聞報道記事のことは 5月10日のブログに掲載
(5月16日の追記) 講座のレジメや報道へのリンクは 5月13日のブログ

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 ハナカイドウ(花海棠)が咲いています。
 別名:カイドウ(海棠)、スイシカイドウ(垂糸海棠) バラ科リンゴ属 。 説明

  
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


カイドウの後ろにあるドウダンツツジ。
漢字は「満天星躑躅」だそう。手では書けません。ツツジ科 説明

これって、まるで 子ブタの顔や鼻 に見えますが・・・あなたは?




  

 ドウダンの向かいには 源平花桃 も
 

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 シャガは、うちではあちこちに群れて生えて、雑草扱い。
 花の時以外は、構わず上を歩いてしまいます。別名:コチョウカ(胡蝶花)。
 種も球根も作らず、昔、中国から持ち込まれたとか(文末に引用)
      ・・・・それでも「Iris japonica」なの ?  
 それぞれの花は、1日咲くだけ。

 
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

  

 

  


   シャガ Iris japonica (アヤメ科 アヤメ属) から
 シャガは本州から九州、中国にも分布する常緑の草本。古い時代に日本に中国から持ち込まれた植物であるとされる。シャガは3nであって種子を作らないし、球根を作るわけでもないので、中国から持ってくるとすれば、生きたままで持ってこなくてはならない。渡来人が観賞用に持ち込んだのならば、遠路を鉢植えで移動させたことになる。古里の花を持ち込んだ風流人か、あるいは大きな権力者か・・・・
 シャガは常緑であるが、アヤメ科の植物には常緑はめずらしい。かなり暗い場所にもよく生育し、谷沿いの陰地や竹林などにも生育する。地下茎で繁殖し、群落を形成する。春に薄青色の花を咲かせる。花は1日しかもたず、開花した翌日にはしぼんでしまう。数日でももてば、もっと華やかであろうと思うのだが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 今日は、ヤマイモの定植をします。


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 田舎暮らし、 岐阜県 や 飛騨市(ある企画の締め切りのこと。1年前) などが積極的に進めています。
 団塊の世代の定年・退職時期を前に、 政府 も全国の自治体がしのぎを削っています。

●飛騨市 第1号家族を歓迎/田舎暮らし事業で移住《岐阜新聞3月28日付朝刊県内総合版》
 飛騨市が進める「田舎暮らし斡旋(あっせん)支援事業」により、同市に移り住んだ最初の家族の歓迎セレモニーが二十七日、同市役所で行われた。少子高齢化や過疎化に歯止めをかけようと本年度から取り組む事業で、若い家族が京都府から移住した。 
 二〇〇五(平成十七)年の国勢調査では、同市の人口は二〇〇〇年と比べて約5%減り、三万人を割った。人口の減少に危機感を抱いた市は、昨年十月に田舎暮らし斡旋支援公社を設立し、同市内で子育てや定年後を暮らしたいと願う移住希望者に、登録された空き家を紹介している。
 第一号となったのは大槻恵司さん(33)と妻悦子さん(32)、息子の宗馬君(3つ)と朔己君(1つ)の四人家族。大槻さんは同公社の仲介で同市古川町戸市に家を借り、二十五日に引っ越した。同市を選んだのは、全国的に名高い飛騨地域の木工にあこがれ、四月から同町内の家具メーカーで働くためという。
 この日は一家で市役所を訪問、玄関で船坂勝美市長から飛騨牛の肉のプレゼントを受けた後、窓口に転入届を出した。船坂市長は「子連れの若い夫婦で仕事も市内の企業という理想的なケース。地域に早く溶け込めるよう、支援策を講じ、次に続く世帯を呼び込みたい」と話していた。(小森直人)

●田舎暮らし体験 モデル住宅完成 飛騨で早速、宿泊 2006年4月11日 読売新聞
 過疎化対策として様々な人口増加施策を進める飛騨市の「田舎暮らし体験モデル住宅」=写真=が完成し、大阪市の夫婦が早速、体験宿泊をした。

 モデル住宅は、同市古川町太江の築116年の空き家を市が借り受けて、改修した。木造2階建て、延べ約300平方メートルで、6DK。ユニットバスに水洗トイレを設置したほか、二重窓にするなど防寒対策を施した。鍋、食器、冷蔵庫、炊飯器、洗濯機など、基本的な生活備品が備え付けられており、布団と食材を用意すれば、すぐに生活できる。

 7日から10日まで体験生活した大阪市阿倍野区の元会社員宇賀久生さん(71)、磨智子さん(74)夫婦は「20年前から、田舎暮らしを願って探していた。体験住宅はいい試みだと思う」と話していた。

●「団塊」700万人、争奪戦 緊縮予算の各県が知恵 朝日新聞 3月18日
 団塊世代の大量退職が始まる07年に向け、都道府県の多くが06年度予算に「誘致」のための新企画を打ち出した。人口減に悩む自治体は、田舎暮らし体験ツアーや就業支援策を掲げ、移住による地元の活性化をめざす。都市部でも技能を持つ退職者の再就職あっせんに力を入れる。緊縮型予算が目立つ中で、各自治体は約700万人にのぼる団塊世代退職者の争奪に知恵を絞る。
主な団塊世代対策事業

 「あおもりツーリズム団塊ダッシュ戦略」。青森県は団塊世代の県内への移住を進める新事業に1475万円を計上した。首都圏を中心に団塊世代を「ダッシュ」良く「奪取」する。そんな思いを込めた。
 構想では7月と9月、それぞれ5泊6日の現地ツアーを組み、田舎暮らしセミナーの受講や農家民泊などの実地体験をしてもらう。1回15組程度の参加を募り、交通費や宿泊実費以外は県が負担する方向だ。
   ◇
 青森県では06~08年度、知事部局の職員約800人が退職し、退職手当として計約200億円の支出を見込む。大量退職の財政負担は大きいが、「団塊問題」を逆手にとって地域活性化に生かす考えだ。
 担当者は「かつて地方から都市に出て行った人材が日本の高度経済成長を支えた。今度は人口減に苦しむ地方に還流してもらう」と話す。
 同じく人口減に悩む島根県。昨年3月以降、澄田信義知事が、東京や大阪などに暮らす県出身者約2万人にUターンを呼び掛ける手紙を出した。同封したアンケートの回答を参考に、無料職業紹介、住居の相談やあっせん、農業技術指導など3850万円を計上した。県地域政策課は「団塊世代の大量退職をきっかけに、高齢化と過疎化に歯止めをかけたい」と言う。

 争奪戦は都市部でも同じだ。
   ◇
 愛知県は「熟練技能士活用促進事業」に482万円をつける。技能を持つ退職者を「人材バンク」に登録し、技能継承を求める企業に紹介する仕組みをつくる。県が県内約2000事業所にアンケートしたところ、技能継承に危機意識を抱く事業所は6割にのぼった。
   ◇
 千葉県は、定年退職者らが就農する際に生産技術の指導や経営計画の助言をする事業を新年度から始める。
   ◇
 福島県は移住だけでなく、都会との半定住も視野に入れる。「週末や夏だけでも田舎暮らしが定着すれば地域振興につながる」との考えだ。約1200万円を計上し、NPO法人「ふるさと回帰支援センター」の東京・銀座事務所内に福島専用の相談窓口を設ける。
   ◇
 香川県は「団塊世代誘客対策事業」に1000万円。退職後に旅行が増えると見込み、旅行会社と連携して団塊世代向けの旅行商品の開発を目指す。「観光産業の活性化で、税収増にもつなげたい」という。
   ◇
 北海道は昨夏から道内の76市町村と協力し、誘致策に乗り出した。旅行会社に委託し、道内に最長1カ月のお試し暮らしをするモニターも募集。首都圏や関西在住の13組が、函館や網走など4市町に滞在した。
 道は、07年から3年間で3000の定年世帯が移住した場合、移住してから生涯の経済波及効果は5700億円と試算する。

 「ふるさと回帰支援センター」が、04年に実施した都市住民対象のアンケートでは、回答者約2万人の4割が「ふるさと暮らしをしたい」と答えた。人気の移住先は、1、2位の沖縄と北海道以外は、長野や神奈川、千葉、静岡など、都会に近く自然も豊かな県が上位を占めた。
 同センターの高橋公・事務局長は「条件に合う地域は限られているし、誘致の方法に王道はない。地元の魅力を都市住民にアピールしていくしかない」と話す。

●【生活ジャーナル】定年後はわが県へいらっしゃい サンスポ  4月9日
 定年後はわが県へ-。田舎暮らしへの関心が高いとも言われる団塊世代の大量定年退職を控え、高齢化や人口減に危機感を持つ自治体が農山村などへの「移住促進」に一斉に乗りだす。2006年度予算では福島、島根など十数県が移住希望者の相談窓口の設立、就農や空き家情報の発信などさまざまな施策を盛り込んだ。
   ◇
★新しい流れ
「これまでは進学や就職に伴う若年層の都市への移動が人の流れの中心だったが、中高年者の地方への移住が新しい流れになる」

 こう予言するのは、電通の上條典夫消費者研究センター局長。「具体的には、定年を契機とした帰農・帰郷、充実した医療・福祉サービスを求め移住、リゾート移住の3パターンが考えられる」と指摘する。
 
 新しい動きは地域振興の好機であり、自治体側も手をこまねいてはいない。

 65歳以上の高齢化率が2004年に26・7%と全国で最も高かった島根は、06年度に3850万円を計上し、東京などに住む移住希望者に無料職業紹介や住居あっせん、就農研修を行うことを決めた。

 各県ともまず力を入れようとしているのが情報発信だ。Uターンはもちろん、都会出身者が地方に定住するIターンを歓迎しており、地域の魅力や住宅事情など市町村の受け入れ態勢、定住に対する自治体の補助制度を広く紹介するホームページを立ち上げる自治体が増えている。

 福島は東京都内に専用の窓口を設け相談員を置き、福井はガイドブックを作成する。佐賀は定住促進事業費として4745万円を計上、「故郷を懐かしんでもらおう」と県出身者に手紙を出すことを検討する。

 ★体験ツアーも
 田舎暮らしの体験ツアーも効果が期待される企画だ。富山は「癒やし」をテーマに薬膳(やくぜん)料理や温泉を楽しんでもらう。愛媛は厳しい経済状態にある県南西の南予地域でツアーを検討。同様のツアーを計画する大分は「高齢化が進み、このままでは地域に活気がなくなる。観光ではなく、地元の人たちとの交流や農作業体験もできるようにしたい」と意気込む。

 このほか、青森は首都圏や県内在住の団塊世代計3000人に退職後のセカンドライフについて意向調査をする。秋田は市町村に移住促進のための施策づくりを支援するアドバイザーを派遣。福井や長崎は、市町の実施する空き家改修に取り組む。

 群馬の担当者は「団塊世代の田舎暮らし志向は高い上に、都会では健康と環境保護を優先する新しいライフスタイルが流行しており、追い風になる」と取り組みによる効果を期待している。


● 物件情報 過去にうちに有機農業の研修に来た人たちの話からも、手頃な物件は大前提
本格的田舎暮らし定住用 /愛知県内|岐阜県内|三重県内|静岡県内|長野県内とその他

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 18日、愛知県にでかけた際、先に同じ方向の 国営木曽三川公園 で開催中の「チューリップ祭2006」に寄っていきました。無料。
 4月17日まででしたが、今年は寒さで花が長持ちしているので、チューリップは4月23日(日)まで延期、とのこと。

 
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


  

  




  

  




私が一番気に入った花はこの黄色 ↓
  

  




  

  




  

  


ここの彩りに合っている ムスカリ (ユリ科)
別名*ルリムスカリ(瑠璃ムスカリ)
なお、紛らわしい名の ムシカリ (別名*オオカメノキ) は、樹木です

 

  

  (余談) うちの自宅のチューリップ 4月16日
   さらに後に咲いたチューリップ 5月5日
人気ブログランキングなるものに7月5日から参加してみました。
ワン・クリック10点
↓ ↓
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 北海道の斜里町職員によるWinny(ウィニー)を介した住基ネット情報流出事件のことを 2006年3月30日 でまとめました。
 このブログにときどきご意見を頂く hiroyuki さんが、ご自分の経験をコメントしてくださいました。現状について示唆的なので、ブログ上でご了解を得て、本文に掲載します。


● 個人が接した個人情報保護法
 施行以来、個人の情報が保護されると思い、法を利用しようとしましたが、どうも期待と実態には差が有るようです。経験した事例を紹介します。それぞれ最終的には解決しましたが、途中で疑問に思った点を述べます。

個人情報の消去はできない!
 家族が訪問販売で商品購入に際し住所氏名を記載したら、連鎖販売業の会員登録を兼ねていたようです。定期的に会報が送られてくるので業者に対し個人情報の削除を求めたら個人情報保護法では削除義務は無いと言われました。所轄の県庁経営管理部文書法務室情報公開グループに相談したら確かに「個人情報に関する法律に申し出に応じての削除義務は無い」そうです。正確には法律の文言での削除は訂正等に行われる追加削除にあたり(第二十六条)、業者が所有する個人情報を無くすのは消去と表現され(第二十七条)、消去は違法に取得された場合に限り業者に消去義務があるそうです。

 利用目的さえ明示すれば収集や利用は範囲内では無制限
 ある業者に個人情報を伝えたらそこの取引先まで個人情報が伝わっていました。業者に第三者提供ではと問いただしたら「個人情報の利用目的を『購買事業の業務遂行に必要な範囲で行う業務提携先等への提供』として公表しているので第三者提供に当たらない」という返答でした。個人情報保護法を調べたら第十五条から第十八条で利用目的を特定し通知して取得すれば利用目的内の個人情報利用に制限は無いようです。

 苦情はまず取り扱い事業者へ
 苦情を文書法務室に申し出たら、まず取り扱い事業者へ申し出て下さいといわれました。そこで解決しない場合に文書法務室に苦情相談先を聞いて欲しいそうです(苦情相談先は内容により県や国と多岐に分かれるのでその都度問い合わせてほしいそうです)。
 取り扱い事業者の対応に問題があるのに(問題のある業者だから苦情があるのに)、まず取り扱い事業者へ申し出るのは無駄なような気がします。

 地方自治体の苦情受け付け体制
 古物営業業者に関して文書法務室に苦情相談先として岐阜県警察本部生活安全総務課を示されて相談したら「こちらは古物営業法担当なので個人情報保護法は文書法務室へ」と返されました。文書法務室は「業者の個人情報保護法に関する相談は、業者を所轄する行政窓口が担当する」という方針なのに、各行政窓口は「こちらは所轄業者に関わる法律担当なので個人情報保護法に関する苦情は文書法務室へ」と誤解しているきらいがあるようです。

 国の苦情受け付け体制
 「お宅の家屋の航空写真を撮影したので購入しませんか」と訪問勧誘する業者が来たので、「自分の家と分る写真は個人情報では。また無断撮影に当たらないか。」と思い、内閣府国民生活局企画課個人情報保護推進室に問い合わせました。「写真自体は個人情報ではないが、撮影において写真は撮影場所(住所)情報と共に収集するので、これらを組み合わせにより個人が特定されるので個人情報といえる」という回答を貰い、管轄省庁として国土交通省航空局管理部総務課を紹介されました。国土交通省に申し出たら「個人情報保護法との関係に関しましては、所管されます内閣府にご相談頂きますようお願い申し上げます。」という返答で、地方自治体の苦情受け付け体制と同様に各窓口の誤解やたらい回しのきらいがあるようです。

 ● 私の主観による経験談なので、法的に正しいかどうかの保証は出来ませんが。
 追伸で少々。


 ◇個人情報の保護に関する法律をよく読むと、「個人の情報」を保護する法律ではなく、「個人情報取扱事業者が保有する個人データ」を保護する法律ではと思えます。正当に取得した事業者が保有する個人情報は、当の個人が望んでも事業者に消去の義務が無いのは法の不備ではと思えます。実情に応じたこまめな改正が必要と感じました。

 ◇自分の個人情報を守る手段としては、法施行前と同様に「不必要な個人情報の提供は断る」しかないようです。利用目的さえ具体的に明示すれば業者が収集するのは制限されないようです。
事例としてスーパーでおせち料理を予約したら住所氏名を求められました。単に連番が記載された引換券を貰えれば予約という目的は達せられるのに、個人情報の利用目的に「商品の引き換え時の確認、DMの発送、商品の案内」と示されていました。個人側に利用目的を制限する権限は無いので、DMに利用されるのが嫌なら予約しないかスーパーと個別に任意で交渉するしかないようです。

 ◇個人情報を求められたら「利用目的を具体的に示して下さい」「個人情報取扱事業者としての個人情報の取扱いに関する苦情の申し出先を示して下さい」と聞けば、半端な理由で取得されるのはかなり防げるのではと思います。

 ● 追伸の追伸。
 インターネットのおかげで「個人情報の保護に関する法律」「国の個人情報担当部門」「県の個人情報担当部門」が容易にわかり、電子メールで簡単に問い合わせができました。便利な世の中になったものです。

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 モクレンは、花弁が紫だけの木のこと。花弁が白いモクレンは「白(ハク)木蓮」。
 インターネットやブログみても、白木蓮はともかく、「紫木蓮」も「白と紫の交配種」も分類が分かりにくい様子。今、自分なりに整理していますので、そのうちにまとめをしたいと思っています。

ハクモクレン
  

あの大木になった「ニシキモクレン」
(前は『サラサモクレン』としていましたが修正)
  
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 なお、花は、もう散っています。

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