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てらまち・ねっと



 昨日、高い脚立も使った、高所での野良仕事を一人でこなしたことをブログにした。 
 今日のブログは、それを可能にしてくれた「がんの放射線治療」が抜群に良く効いたという自分自身の経験から出発して、「放射線治療」の良さを広めようとする放射線関係の専門家の立場の意見を見ておく。

 実際に、自分自身は患者の当事者として、昨年から3つの大学病院(セカンドを入れれば4つ)の泌尿器科にかかってきた。しかし、どこの泌尿器科の医師からも、「痛みがあったら、積極的に放射線治療ができる」という親切な話はなかった。ネットにあるような抽象論はともかく。

 日本の標準療法では、前立腺がんは初期であれば「手術」とか「放射線」で根治療法(=基本的には、癌を治めることができる)とされ、100%近い効果といわれる。
  (実は、将来1割程度の人には再燃、再発があるという指摘がないわけではないけど・・・)

 しかし、私のように、癌の発見時にすでに実質的にステージ4、それも「超ハイリスク」という部類の患者の治療法は限られている。
 そもそも、癌は一般に、転移が骨が出ることが多いらしい。特に、前立腺がんや乳がんなどはその典型。

 骨転移していれば、俗にいえば、「骨の痛みの対策」がいずれは必要になることも当然。他に、癌の拡大による「神経などの圧迫」もある。
 このようなとき、「緩和治療」といって放射線での根治療法とは別次元の「放射線治療」が保険内でやってもらえる。
「放射線治療のおよそ3割は緩和治療」というデータもあるらしい。

 でも、前立腺がんで泌尿器科の専門にかかっていると、そんな話は聞こえてこない。痛みも含めて、薬で全身一気に治療薬での対応として処理するもの、という考えのようだ。
 ネットで見ると、「放射線科と密に連携」とか書かれているところもあるけれど、実態は???? ではないか、という感想が出てくる私。

 実際、私は、この前の冬から、肩、左肩が痛い・・・旨のことは主治医に話していた。「放射線治療」のことも求めたこともあった。
 ただ、私の勉強が足らず、「前立腺がんの治療は泌尿器科」という頭から抜け出ず、強く「保険適用でできる放射線治療があるはず」と主張したことはなかった。
 今の主治医となって初めて、「緩和療法があるからやってほしい」というと、すっと「大いに結構」とすぐに「放射線科の治療」に回してもらえた。

 10月に4グレイで5回照射。抜群の効果だった。
 途中、看護師に、「効果があると、癌細胞がなくったところの骨はスカスカとなるから、骨折などは気を付けて」との旨を言われた。
 私が「どれ位の期間?」と質問したら、答えに困った風だったけど「2か月位」との返事。その時期を示しがたい雰囲気から、私は余裕を見て、勝手に「4か月位は骨折には気を付けるべし」と、自身に言い聞かせた。

 ともかく、照射直後から良く効いた。痛みのあった左肩、今年の夏過ぎてからの「左の腰」や「左足」の不定期な痛みについて、放射線科医は初診の時にそこの癌を基にする痛みの放散痛ではないか指摘された。腫瘍マーカー PSAが高くなるのも骨転移からだろう、と画像で例示してくれた。
 いずれにしてもこれらの痛みは、全て消えた。

 看護師も、医師も、そんなにすぐには効かないと言いつつ、一か月後の診察では、私の申述に、「良く効いた」と驚き、喜んでくれた。
 医師は、もし痛みが残った場合のために残した4グレイの照射について、「もう、やらなくていいね。これで終わりにしましょう」との認定。

 照射時から、肩に関連する動作をリハビリがてら、いろいろと自分で行ってきた。
 照射から2か月近くたって今は、肩とそこに関連する筋肉系もほぼ、左右同じに近く動く。控えめに90%の放射線治療効果、としておく。
 それにして、たった5日間の照射で、癌がやっつけられたと患者が感じているのだから、すごいこと。

 放射線科医は、緩和療法だから「モグラたたき的に、あっちも、こっちもはダメですよ。でも、痛みがひどくなったらまた、どうぞ」的な基本線でウエルカムしてくれたので、気は楽。

 「ハイリスクの去勢抵抗性前立腺がんも泌尿器科、という固定概念は早く捨てたい」と思うのがこの頃。
 そんな放射線治療のことを確認しておく。
 (上記の関連ブログ) 
2021年11月16日ブログ ⇒ ◆驚くべき効果の放射線・緩和治療 たった5回の照射だったけど。/緩和放射線療法/薬を使っても、PSAが上がっていくという場合なら、放射線で治療という判断もあり得る
●-1 ・・・●-5 それで、昨日の診察での最大の収穫はなにかというと・・・(以下、略)・・・


 ということで、ハイリスク患者の私のブログだから、放射線治療 について、「根治」という面より「緩和もカバー」という部分について次にリンクし、一部を抜粋しておく。

●放射線治療の最前線  ~切らずに治すがん治療の特徴とは~/社会福祉法人 恩賜財団 済生会 2021.04.28
●放射線治療 効果が出るまで/「放射線治療 効果が出るまで」Google検索画面

●放射線治療はどのようなものですか?/岡山中央病院・放射線がん治療センター
●骨転移の放射線治療について/県立広島病院

●~もっと話そう前立腺がん転移のこと くらしを守る早期対応のすすめ~ | NPO法人キャンサーネットジャパン/前立腺がん セミナー in 宮崎
●がんによる痛みなどの症状を緩和。放射線治療による「緩和照射」とは?/あきらめないがん治療ネットワーク 再発転移がん治療情報-最先端がん治療・闘病サポート 2020年01月31日

 明日は、先月月例の泌尿器科の診察から「第2世代のホルモン療法薬」が再開している私の状況などをまとめたいと、今は思っている。
 なお、昨日12月5日の私のブログへのアクセスは「閲覧数1,543 訪問者数824」。

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●放射線治療の最前線  ~切らずに治すがん治療の特徴とは~
      社会福祉法人 恩賜財団 済生会 2021.04.28
◇がんの「根治」だけでなく「緩和」もカバー
がん治療の目的には、がんを完全に治すことを目指す「根治」と、
患者さんの痛みや苦痛症状をやわらげる「緩和」があり、
放射線治療はそのどちらもカバーします。

全国調査でも、放射線治療のおよそ3割は緩和治療です。
・・・(略)・・・

■急性期の有害事象 / 治療期間中から終わって6カ月までを「急性期」と呼びます。その時期には放射線のビームが通過した部分の皮膚や周囲の粘膜などに炎症が起こり、赤くなったり痛みが出たりすることがあります。こうした症状は治療期間の後半に現れます。一般に、急性期の有害事象は治療終了後数カ月で回復します。

■晩期の有害事象 / 治療終了後半年以降にまれに現れる放射線に起因する障害を「晩期」の有害事象と呼びます。晩期の有害事象はいったん起こると治りにくいです。このため、できるだけ発症しないような放射線治療を設計します。

●放射線治療 効果が出るまで
     「放射線治療 効果が出るまで」Google検索画面
放射線治療は即座にがん細胞を死滅させるわけではありません。
がん細胞が死滅し始めるまでには数日から数週間必要です。
さらに、放射線治療が終了した後もがん細胞は数週間から数カ月間かけて死滅してゆきます。
がんの種類によっては、治療終了後、治療効果がみられるまで1~2カ月かかるものもあります。


●放射線治療はどのようなものですか?
 岡山中央病院・放射線がん治療センター
Answer 放射線治療は、放射線をがん病巣に照射することによりがん細胞を死滅させる効果を狙います。
放射線を繰り返し照射すると、細胞に損傷を与え、がん細胞が受けた傷はどんどん悪化し、細胞を死に至らしめたり、細胞分裂する能力をなくし、細胞はやがて死滅します。
一方で健康な細胞は損傷を受けるものの、ある程度は自らを修復することができるため時間の経過とともに回復します。そのため放射線治療が行えるのです

★≪放射線治療の効果はいつ頃からでるでしょうか?≫
Answer 放射線治療は即座にがん細胞を死滅させるわけではありません。がん細胞が死滅し始めるまでには数日から数週間必要です。さらに、放射線治療が終了した後もがん細胞は数週間から数カ月間かけて死滅してゆきます。がんの種類によっては、治療終了後、治療効果がみられるまで1~2カ月かかるものもあります。

★≪同じ場所に二度の照射は可能ですか?≫
Answer 原則として行いません。正常組織には、組織ごとに放射線に耐えれる量が決まっており、最初の照射で正常組織の限界に近い量の治療が行われている場合が多いからです。

●骨転移の放射線治療について
         県立広島病院
骨はがんが転移を生じやすい臓器の一つで,多くのがんが進行すると骨転移を起こします。
骨転移は痛みを伴うことが多く,がんの痛みの最も大きな原因です。
また,転移を起こした骨はもろくなり骨折しやすくなります。背骨に転移した場合には脊髄を圧迫して神経麻痺を起こすこともあります。
骨転移は遠隔転移のひとつであり抗がん剤やホルモン療法などの全身療法が治療の中心になりますが,病巣を縮小させて早期に症状を改善する方法として放射線治療は最も有効な方法です。

外部照射について
(3)効果と副作用
約80%の患者さんで痛みの軽減が得られます。
完全に痛みが消失することもしばしばあります。
ただ,効果が出るまでには治療開始から2~4週間程度の時間を要します。
副作用は治療部位や範囲や治療方法によって異なりますが,放射線の骨への影響は少ないため通常は軽度で・・・

・写真
治療前(上腕骨に転移による破壊像)
治療後6ヶ月(破壊部位の骨の再生)
・・・・・・・・・

●~もっと話そう前立腺がん転移のこと くらしを守る早期対応のすすめ~ | NPO法人キャンサーネットジャパン
    前立腺がん セミナー in 宮崎
●前立腺がんにおける放射線治療
前立腺がんは骨転移が多い病気です。多くの患者さんは、初発のときに少なくとも骨シンチグラフィや単純X線写真(レントゲン写真)、病変が見つかった方は CT(コンピューター断層撮影)などによる検査を受けているのではないでしょうか。

前立腺の場合、転移に多いのが骨転移ですが、麻痺改善のための整形外科での緊急の手術を除き、基本は標準治療である薬物療法です。化学療法やホルモン療法、骨修飾薬療法などを行うほか、局所への放射線療法、また今積極的に行われているのが、放射性薬剤を体内に投与して体の中から治療するRI内用療法というのがあります。

放射線を外から照射する治療(外照射)については、治療導入が比較的容易で、比較的短期間で治療効果が得られる、治療コストが比較的安価であること、また、痛みのある箇所、症状が出そうな箇所だけを治療でき、反復治療に使いやすいという長所があります。
ただ、逆に広く治療することが難しく、また、痛みが強くじっとしていられない患者さんには使い難いといった点があります。

一方で、注射で治療する放射線治療(RI内用療法)は、・・・(略)・・・

放射線治療についてお話ししてきましたが、そもそも放射線治療とはどういうものかについても簡単におさらいしておきましょう。
放射線治療は、放射線によって腫瘍そのものを壊すものではありません。人間の体を構成している細胞核内にある遺伝子を壊すことで、がん細胞の世代交代をストップさせ、腫瘍細胞を減らすというのが放射線治療です。

放射線治療はがん治療としては、入口から出口まで全ての段階で使うことが可能です。
かつては緩和治療として行うことがほとんどでしたが、現在は根治を目指す治療において照射を行うことが主となっています。

緩和照射という考え方は患者さんの症状に対して迅速に効果を発現させることで、1日2日しか時間的猶予がないという緊急性のある照射を含みます。
また前立腺がんは予後が長いので、長期的な効果を期待し、症状が出てくるのを事前に防ぐ、あるいはすぐにでも症状が出そうだという時には出る前に症状を叩くという考え方で治療することもあります。

骨転移に対する緩和照射の目的は除痛、脊髄の障害による麻痺の改善・予防、骨折予防があります。大腿骨などの四肢骨を骨折すると日常生活が困難になり、寝たきりになるリスクがあり、それを事前に予防することが重要です。

放射線の照射方法ですが、根治目的の照射の場合は、37回、39回といった具合に分け、少量ずつ長期的に渡って前立腺に照射しますが、
骨転移では2週間で3グレイを10回といった具合にある程度多い量を短期間で治療する方法が標準的です。痛みを取るだけであれば8グレイを1回で当てるような使い方もあります。
また、より集中的に放射線を集めるために、体の周りを機械がぐるりと回りながら放射線を当てる治療を行うこともあります。

外照射による除痛効果については、鎮痛剤の量が減った、鎮痛剤の強さを落とすことができたという除痛効果は8割から9割の患者さんにみられますし、また全く痛みがなくなりましたという人も半分近くいらっしゃいます。骨転移の局所の痛みに対しての放射線治療はグローバルスタンダードとしてずっと使われているものです。

●がんによる痛みなどの症状を緩和。放射線治療による「緩和照射」とは?
     あきらめないがん治療ネットワーク 再発転移がん治療情報-最先端がん治療・闘病サポート 2020年01月31日
がんの三大治療の一つ、「放射線治療」。
放射線治療の治療目的は、大きく「がんを治すために行う“根治照射(根治的放射線治療)”」と
「痛みなどのがんによる症状を和らげるために行う“緩和照射(緩和的放射線治療)”」の二つがあります。

放射線治療は緩和治療としても用いられることから、「緩和ケアの段階=終末期に行う治療」といった印象を持たれている方も少なくありませんが、終末期に限らず様々な段階で治療が行われています。
その中で「緩和照射」は患者様のQOL(生活の質)向上に効果が期待できますが、一般の認知度はあまり高くないのが現状です。
ここでは、QOL向上に重要な「緩和照射」について詳しくご紹介します。

・・・(略)・・・
ポイントまとめ
緩和照射とは、苦痛を伴うさまざまな症状を緩和する目的で行われる放射線治療で、ほとんどのがんで保険診療による治療が行える
副作用の軽減や生活の質(QOL)を向上させ、治療を続けられるようにすることが、緩和照射の大きな役割
神経障害・骨転移の疼痛・出血・呼吸困難・飲み込み困難などの、日常生活やがん治療に影響する症状を緩和照射で軽減することができる。

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 去勢抵抗性前立腺がんの悪化した患者の人たち、そして、いずれそうなるかもという人たち、あるいは報道関係からも大きく注目されている「西郷輝彦さんが、PSMA療法のために渡豪」したことの続報が出た。
 治療は「うまくいった」らしいけど、帰国の報がない。私は、(何度も行き来できないから)規定の最大回数の治療を施してから日本に帰国される予定かと見ている。

 真意は分からない。
 ともかく、帰国されたら、大きな話題になろう。
 そんなことを思いながら、次の2本の近況にリンク、病気にかかる肝心なところの一部を抜粋、
 あと、世界では認可が進んでいるのに、日本ではいまだ認められず、国内承認まではまだ数年かかるといわれるPSMA療法関係の国内での研究・治験状況などにもリンク、抜粋しておく。

●【対談】永遠に終わらぬ挑戦/西郷輝彦さん/ NICHIGO PRESS | 日豪プレスが運営するオーストラリア生活総合情報サイト 2021年11月1日
●【対談】手に入れた「新たな生き様」/西郷輝彦さん(後編)/日豪プレス 2021年11月25日

●日本 臨床研究実施国 /PSMA-11静注用キット 第Ⅰ相臨床試験 進捗状況 参加者募集終了-試験継続中 2021年9月2日/臨床研究情報ポータルサイト/所属機関 金沢大学附属病院  ★医師主導治験 初回公表日 令和3年3月11日 

●前立腺がんの再発・転移を高精度で検出する最先端画像診断 阪大病院で臨床研究を開始/大阪大学 医学部付属病院 核医学診療科 実施期間:2019年9月1日~2022年3月31日
●前立腺特異的膜抗原(PSMA)を標的としたPET診断能の評価/2019年9月1日 目標症例数 150 臨床研究実施国 日本
●大阪大学大学院医学系研究科 UMIN-CTR 臨床試験登録情報の閲覧

●サイクロトロンを利用したGa-68の製造および 前立腺がん診断を目指したGa-68標識PSMA-11製造システムの確立/福島県立医科大学・北海道大学/ 住友重機械工業株式会社 2021年08月24日

●軽視されている前立腺がんの長期予後/ Medical DOC - Yahoo!ニュース 2021.11/14

 なお、昨日11月24日の私のブログへのアクセスは「閲覧数1,752 訪問者数838」。

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●OP» 特集 / インタビュー» 最先端ビジネス対談» 【対談】永遠に終わらぬ挑戦/西郷輝彦さん
    NICHIGO PRESS | 日豪プレスが運営するオーストラリア生活総合情報サイト 2021年11月1日
・・・(略)・・・作野善教が、日豪関係のキー・パーソンとビジネスをテーマに対談を行う本企画。今回は、日本を代表する歌手・俳優であり、がん治療を目的にシドニーに数カ月にわたり滞在されていた西郷輝彦氏にご登場願った。今月より前後編に分けてお届けする。監修:馬場一哉)

・・・(略)・・・西郷:もう少しやりたい、これは永遠のつぶやきなんです。70歳の時には75歳の芝居をしたい、翌年は76歳の芝居をしたい。いつだって今とは違いますから、僕は常に来年の自分に期待し続け準備をしておきたいのです。

・・・(略)・・・作野:今回、がん治療でシドニーに来られた理由として「もう少しだけ好きな仕事がしたい」とおしゃっていたことが非常に印象的だったのですが、「仕事」というのは西郷さんの中ではどのようなものをイメージされていたのですか。

西郷:もう少しやりたい、これは永遠のつぶやきなんです。70歳の時には75歳の芝居をしたい、翌年は76歳の芝居をしたい。いつだって今とは違いますから、僕は常に来年の自分に期待し続け準備をしておきたいのです。

・・・(略)・・・作野:さて、ここまで西郷さんのプロフェッショナルとしてのお話を伺ったわけですが、ここからは今回のシドニーに渡豪された目的の闘病、がん治療に関してお話を伺わせて下さい。西郷さんがシドニーで受けられている治療は前立腺がんの最先端の治療であるPSMA標的療法といって、オーストラリア、米国などでは承認されている治療方法ですが、日本では未承認ということで今回はコロナ禍中にも関わらず、決断されてシドニーにお越しになられました。大きな決断だったかと思います。どのような思いでシドニーにお越しになられたかという、心中をお伺いしていきたいと思います(次号に続く)。
(9月8日、オンラインで。撮影はcovid-19の規制緩和後、後日行った)

●【対談】手に入れた「新たな生き様」/西郷輝彦さん(後編)
      日豪プレス 2021年11月25日
(前編の続き)
作野:ここまで西郷さんの俳優としてのプロフェッショナルとしてのお話を伺ったわけですが、ここからは今回のシドニーに来豪された目的の闘病、がん治療に関してお話を聞かせて下さい。西郷さんがシドニーで現在受けられている治療は前立腺がんの最先端の治療であるPSMA標的療法といって、オーストラリア、米国などでは承認されている治療方法ですが、日本では未承認ということで今回はコロナ禍中にも関わらず、決断されてシドニーにお越しになられました。大きな決断だったかと思います。どのような思いでシドニーにいらっしゃったかという、心中をお伺いしていきたいと思います。

西郷:2011年に前立腺がんの疑いがあるということで検査をし、その結果全摘出を行いました。その後、特に自覚症状などもなかったため、しばらく検査をしなかったのですが、その間に転移が始まってしまっていたのです。慌てて再入院し、治療に取り組み始めました。抗がん剤投与、放射線治療、ここ数年できることには全て取り組んだのですが、良くなったと思ってもまた悪くなり、なかなか安定しない。そんな中、がん治療について自身でも勉強したところ、僕の場合、抗がん剤を打つことである程度まではリカバリーするのですが、それ以上のリカバリーは期待できないという、何となく限界が見えた感じがしたのです。そこで、先生に相談したところ「日本では未承認だけどオーストラリアに行けばできる治療法がある」と教えて頂きました。ただ、そこから1年くらいは考えましたかね。将来の人生設計というと大げさに聞こえるかもしれませんが、これからどうやって生きていくかを深く考えました。そして「もうちょっと好きな仕事を続けたい」と思った。その「もうちょっとのために思い切って行っちゃおう」とオーストラリア行きを決めました。妻も私の気持ちを理解してくれたので、2人で大きな賭けに出たというわけです。

・・・(略)・・・
作野:PSMA治療というのは他の臓器にダメージを与えず、副作用も少ないため、抗がん剤治療が難しい患者や、高齢の方でも安心して治療ができると聞いています。実際にご経験されていかがでしたか。

西郷:点滴をするだけなので、正直、これだけ?というのが第一印象でした。そして自分の身にダメージのような変化が全く起こらないのがうれしかったですね。抗がん剤治療の方がはるかにきついですし、最初は本当に効いているのかと考えてしまうほどでした。ところがそれがじわじわと効いてきて、2回目に行った後、がんが消えてしまったのです。この目で見た時には本当にびっくりしました。それまで、背中や腰、肋骨の辺りなどが痛くてバスにも乗れないような時期もあったのですがそれもすっと消えました。

・・・(略)・・・作野:本日はありがとうございました。
(9月8日、オンラインで)

●日本 臨床研究実施国 /PSMA-11静注用キット 進捗状況 参加者募集終了-試験継続中 最終情報更新日:2021年9月2日 登録日:2021年3月11日 
  患者様やご家族など一般の方向け臨床・治癒情報サイト 臨床研究情報ポータルサイト  
 
進捗状況 参加者募集終了-試験継続中 / 
所属機関 金沢大学附属病院


  前立腺癌患者を対象とした、PSMA-11静注用キット
TLX591-CDx 及び 68Ge/68Ga-ジェネレータ AX001により調製された

68Ga-PSMA-11 (68Ga-TLX591-CDx) の
第Ⅰ相臨床試験

  ★   医師主導治験 初回公表日 令和3年3月11日 / 臨床研究実施計画・研究概要公開システム

●前立腺がんの再発・転移を高精度で検出する最先端画像診断 阪大病院で臨床研究を開始
     大阪大学 医学部付属病院 核医学診療科 2019-9-18 
F-18 PSMA-1007 PET臨床研究の概要
【試験名】前立腺特異的膜抗原(PSMA)を標的としたPET診断能の評価
【目的】前立腺がん患者において、F-18 PSMA-1007 PET/CT検査を行い、従来の転移評価検査であるCTや骨シンチグラフィーと比較することで、PSMA-PETによる診断能を評価し、詳細な病態解明を行う
【対象】成人男性で前立腺がんと診断され、全身の転移検索を行う患者、または治療後に再発や転移が疑われる患者等
・目標症例数:50例
・実施期間:2019年9月1日~2022年3月31日
・研究責任医師:渡部直史(阪大病院 核医学診療科)
本研究は阪大病院 倫理審査委員会の承認を得て、実施されています

●前立腺特異的膜抗原(PSMA)を標的としたPET診断能の評価 
       臨床研究情報ポータルサイト最終情報更新日:2021年3月24日登録日:2019年9月1日 
対象疾患 前立腺癌  試験開始日(予定日) 2019-09-01
目標症例数 150  臨床研究実施国 日本

● 大阪大学大学院医学系研究科 UMIN-CTR 臨床試験登録情報の閲覧
前立腺癌と診断された患者に対して[18F]PSMA-1007注射液を用いたPET/CT検査を行い、コンベンショナルな全身の転移検索の手法であるCT・骨シンチ等と比較することで、PSMA-PETによる診断能を評価する。病変の有無については、PSA値(前立腺癌に対する腫瘍マーカー)の推移などの臨床経過、原発巣や転移巣の病理組織との比較によって、評価を行う。

●サイクロトロンを利用したGa-68の製造および 前立腺がん診断を目指したGa-68標識PSMA-11製造システムの確立
     福島県立医科大学・北海道大学/ 住友重機械工業株式会社 2021年08月24日
公立大学法人 福島県立医科大学(理事長兼学長 竹之下 誠一、先端臨床研究センター教授 志賀 哲)は国立大学法人 北海道大学(アイソトープ総合センター教授 久下 裕司)、住友重機械工業株式会社(東京都品川区:社長 下村 真司)と共同で日本医療研究開発機構(以下、AMED) 医療機器開発推進研究事業(医療費適正化に資する革新的医療機器の探索的医師主導治験・臨床研究)の支援を受け、<font style="background:#ffccff">サイクロトロン*1によるGa-68の製造とGa-68標識PSMA-11*2の製造システムの確立を達成しましたのでお知らせいたします。日本は世界的に見てもサイクロトロンが普及していること、Ga-68の製造の原価が安くなることからこの事業を進めてまいりました。</font>
今後、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のもとでGa-68標識PSMA-11の品質・安全性に関する審議を受け、<font style="background:#ffffcc">臨床試験に向けた準備
を進めて参ります。
・・・(以下、略)・・・

●軽視されている前立腺がんの長期予後
  Medical DOC - Yahoo!ニュース 2021.11/14
・・・(略)・・・PSMAを前立腺がんの診療に用いると、治療だけでなく「高感度の画像診断」が可能になります。
・・・(略)・・仮に手術によって前立腺がんを摘出できたとしても、その後、
・・・(略)・・・総じて「やっかいながん細胞ほど生き残ってしまう」ので、長期化する患者さんが一定数いらっしゃるのです。
・・・(略)・・・
編集部:前立腺がんによる死亡率は、ほかのがんと比べて低いのですよね?
車先生:いいえ、けっして「死亡率が低いがん」とはいえません。がんの重篤度を示す4段階のステージのうち、1~3期においての5年生存率は100%とされています。ところが、15年以上経過した段階での部位別死亡率となると、前立腺がんは男性の「4位」に急上昇します。

編集部:男性のがんで死亡率4位となると、看過できませんね。

車先生:そうなんです。先ほどご説明した治療の流れからすると、治療開始から5年後や10年後は、「ホルモン治療によってがん細胞が抑えられている時期」ですよね。ですから、この間の死亡率は下がります。しかし、問われるのはその後です。「生き残らせてしまった頑固ながん」との戦いが、その先に待っています。
・・・(以下、略)・・・



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 さてさて、昨日11月15日は、名古屋市立大学病院の放射線関係の診察。
 同大のことは、昨日のブログで紹介、12月の市民公開講座のことにもリンクしておいた。

●-1 名市大病院の放射線治療科
 (1) 私は、9月30日に、いまかかっている名大病院泌尿器科の主治医に、名古屋市立大学病院での放射線治療のための「紹介状」を書いてもらった。名大病院にも放射線科もあるのに、名市大病院の放射線治療科の「石倉聡医師」あてにお願いした。
 診療科部長代理と表示されている石倉医師の名市大病院の放射線治療科の紹介WEBは、以前にもリンク、抜粋して置いたが、今日も再掲しておく。

 (2)≪「切らずに治すがん治療」を推進≫って、
最近では、どこでも掲げてある基本のキャッチコピー。

 もちろん、名古屋市立大学病院の放射線治療に関するWEBにも、そのように書いてある。
 ただ、私が、注目するのは、なんといっても、自分に近い話題である。つまり、「前立腺がん」。
 
 その観点で、同大のWebページを見ると私には"誘惑的"。
 どんな言葉かというと・・・
 ≪放射線治療はほとんど全ての癌・悪性腫瘍が対象。「切らずに治すがん治療」を推進≫
 
 続けて、説明の最初にまず
 ≪なかでも「前立腺がん」≫とくる。

 ≪主な疾患≫の最初に「前立腺がん」が挙げてある。
 そして、癌種の列記の後には、私の今回の目的とする「転移性骨腫瘍」も、ちゃんと言葉の表現として掲げてある。

●-2 診察と照射の実際
 (1) 最初の診察は、10月11日(月)。 
 その日のことは、「身体に書き込まれた目印」の写真入りで10月12日ブログに書いた。  ⇒ ◆「CTシミュレーション」放射線治療計画/名古屋市立大学病院 放射線治療科で

 (2) 実際の照射のことは、10月18日のブログで、次のように書いた。
  ⇒ ◆放射線治療をずっと希望していたけど、やっと、初めて受けることができた。今日から/名古屋市立大学病院で/外部照射治療の高精度治療の比率は約60% 大学病院ではトップクラス(同大)

 「国立大学病院」(しかも、そこには放射線科もあるのに)からの紹介状で、市立大病院に治療に行くことは、あまり例はないだろう。
  私がそうした選択理由もブログ後半に分かるようにしておいた。  
 同大の放射線関係のデータにリンクし、私が紹介状で診察をお願いした石倉医師の関連も載せた。
  ★≪●名古屋市立大学病院 ホーム > 診療科・中央部門紹介 > 診療科 > 放射線治療科/診療科部長代理からのメッセージ 石倉聡≫

 (3) 2日目、19日から22日のことは、10月22日のブログに書いた。
  ⇒ ◆びっくり。良く効く放射線照射・緩和治療 春から軽い痛みが続いた左肩から痛みが ほとんど飛んだ/「そんな簡単になくならないよ」「また、ぶり返すことも」などとの指摘もされた
    ★ 緩和的な放射線治療/初日は、位置決めが丁寧にされた/意外だったのは/肝心の痛みは・・・/微熱がある

●-3 肝心の私の痛みはどんなものだったかの再確認
 (1) 前記10月12日ブログに書いたので、簡潔に書けば次。
 私の腫瘍マーカー PSAは、4月の800から下がりつ続けて7月222、しかし8月265と上がって、9月末は758。
 通常は、骨転移の癌が動いているという診方しかできない。 
 
 石倉医師は、私の現状について、「腫瘍マーカーが高いのは骨(転移している癌が活動していること)から来ているのでしょう」、との意見。
 素直な見解といえばその通りだけど、泌尿器の医師からは、「薬が効かずに、上昇するのはなぜだろう? もうホルモン療法薬は効かないから『抗がん剤』しかない」そんな旨ばかり。もちろん、それが間違っているわけではない。
 しかし、放射線科医の「マーカーが高いのは骨から来ている」そんな単純な表現の話はなかったから、とても新鮮に感じた。

 (2) 私は、「現時点の痛みは、左肩のあたり、腕、腰のあたりという自覚」との旨を説明した。 
 医師は、CTの画像を開いて見せてくれて、「たぶん、このあたりとか・・・・」というような具体的な説明。
 医師からは、「腕とか、他の部分が痛いと感じるのは放散痛だろう」(放散痛=広く外側へ散らばるような痛み)
 「ともかく、(転移が多いので)どこが痛みの原因かは決めにくい。少し広い範囲に照射しよう」という主旨の説明。

 (私の内心) そうなんだよね、転移が画像的にも数が限られている人は、そこが明確だから狙って照射すればよいけれど、私のように全身・転移だらけという画像では、放射線照射のターゲットが決めにくい・・・そこは、素人でも納得できた。

 (3) 私の痛みは、照射の開始日から快方、つまり、痛みが減っていると感じたので、医師や看護師に伝えた。
 が、上記の10月22日のブログにも詳述したように、「そんなすぐに効くことはありえへんこと」との声。
 ま、「照射の効果がどうかは、1か月後ぐらいに分かる」ということで昨日の確認の診察日が設定された。

●-4 昨日11月15日の診察の報告
 (1) 紹介状で他医院に来たことについて
 医師は冒頭、「名大の(放射線の)先生方はよく知っています。先週も学会で話しをしていました。
 交通の便が大きく違うとかならともかく、どうしてわざわざ私の方へ・・・?」
 
 私「率直に、(私のような超ハイリスクの前立腺がん患者に関して)治療の件数・実績、具体的な照射の仕方など違うと思うからです」
 (私は、切り出しにくい「どっちがいい??」という触れにくいことについての話題をクリアして下って、助かった)

 私「それにしても、放射線(治療)って(効果)がすごいですね」

 医師「それ、放射線じゃなくて、『石倉がすごい、では』(笑)」と返された。
 私としては、それってまさに、こちらが、「他院の専門医への紹介状」を書いてもらったゆえんだ。

 (2) 痛みがほぼ、なくなった
  次に私は率直に、左肩や周辺部の痛みはほぼまったく、「言葉を控えて言うとしても」と前置きして、「痛みは90%消えた」、「肩の可動性も同様」「腰、足の痛みは全くない」との旨を伝えた。

 医師「それは良かった。そんなに放射線が効く人って珍しい。
   余裕に残してあった『痛みが残った場合の追加の照射』はもう無にしますね。
   腰も照射し(ないという照射の方針を選択し)なくてよかった。」

  医師「では、これで、今回の紹介状での治療は全部済んだということにします。」

 (3) 私たちの質問は粘る
 私、「効果的な治療をありがとうございます。少し質問です」
 「私は、骨転移が多いので、痛みがないところの照射をして癌を何とかする、という選択は保険上、認められていないのでしょうか?
  転移の個所をもっと減らすことが出来たら、保険上、放射線治療をやってもらえますか?」

 医師「保険がどうこうということではありません。その人にそれが必要なら、ということですね。あまり照射して『利益追及』なんて言われてもダメだし(笑)。」
 医師「前立腺がんは、基本としてPSAの数値で見る。薬を使っても、PSAが上がっていくという場合なら、放射線で治療、ということもあるでしょう」

 私「『前立腺・原発巣』への照射も同じ考え方ですか?」
 医師「以前、ご希望をされた『前立腺』への照射も、例えば『血尿がある』とかということになると、ないことではないですが・・・」

●-5 それで、昨日の診察での最大の収穫はなにかというと
 A、 放射線治療で冬以来の痛みがほぼなくなったことは、現実の成果だ。

 B、 そして、今回のように、「紹介状」というワンクッション入れるだけで、(たまたま、ごく近在に両大学病院があるという幸運あり)現実に発生している痛みを前提にそこへの緩和照射がやってもらえることが明確になったことは、今後への成果。

 C、 加えて、実際に同医師との関係性という点でも、1本の筋道・糸ができたことも同様。

 D、 何より、「薬を使っても、PSAが上がっていくという場合なら、放射線で治療という判断もあり得る」旨の説明があったこと。私の今の身体状況は、薬との関係でPSAが下がる、上がるなんてことをしているけれど、いずれは、PSAが上昇一方になる(癌優位になる)というのが現代医学の泌尿器科的な標準療法の常識。そのあとは、緩和医療なのか、病院を離れるのか・・・そんなきわどさがある。その泌尿器科的な標準療法が尽きたとき、実は別の観点があったと思えることは大収穫だ。

 とりあえず、ここまでを昨日の報告としておく。
 なお、昨日11月15日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,099 訪問者数974」。

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2021年10月8日 ブログから
 ◆「骨転移に対する緩和放射線療法」もっと 知ってほしい 前立腺がんの 放射線療法のこと(制作:NPO法人キャンサーネットジャパン)/骨転移に対する放射線治療(腺友倶楽部)

●骨転移に対する放射線治療の進歩と可能性/ 20.21ページ NPO法人腺友倶楽部 5号 2020年 2月10日
       前立腺がん、放射線治療でできること 浜松医科大学 放射線治療科 教授 中村和正 先生
|骨転移に対する放射線治療の進歩と可能性
限局性前立腺がんの治療のあと、骨転移が出てきたときに、これをどうするかについてお話します。
・・・(略)・・・

● 骨転移と症状
症状がない場合もあり、PSAが上がって画像で転移が分かった場合はホルモン療法、抗がん剤がメインになります。痛みがある場合にはだんだん強くなることが多いのですが、痛み止めや手術での対応もありますが、放射線も痛みを取るのによく使われます。
病的骨折などで急に痛みが強くなったりするときには、ぜひ主治医の先生に相談してください。
・・・(略)・・・

● 骨転移に対する放射線治療
骨転移の箇所が多ければ、放射性同位元素のラジウムなどの内部照射を行いますが、これは赤倉先生の説明にもあったので、ここでは主に外部照射についてお話をします。

骨転移に対する外部照射は、1回~10回、約1~2週間で終ります。
だんだん痛くなる痛み、折れると急に強くなる骨折の痛みなどに適用されます。

骨転移の痛みには物理的刺激(骨膜の圧迫、痛覚神経の刺激、骨折・微少骨折による痛み、神経根の圧迫・浸潤など)と化学的刺激(生理活性物質、pH低下)がありますが、放射線治療はどちらにも作用して痛みが取れると言われています。

効く可能性は大体8割ぐらい。完全に痛みが取れる人は4割ぐらいです。
副作用は当てる場所によって違いますが、軽度のことが多く、治療後は徐々に消失します。
また、痛みが無くても骨折予防のために放射線をかけることもあります。



● 骨転移に対する放射線治療の新しい役割
骨転移があれば、薬物療法というのがこれまでの考え方でしたが、転移のある患者さん(約2000人)に対し、前立腺に放射線を当てた場合にどうなるかという試験(STAMPEDE)の結果が昨年発表されました。

転移が3個以内の方には、照射を加えたほうが全身療法だけより生存率は良いという結果が出ました。転移の数が少ないいわゆるオリゴメタについては、引き続き多くの研究が実施されています。
転移が多数の場合は、ラジウム223による内部照射という手段もあり、将来はPSMA療法という新しい治療も入ってくることでしょう。これから前立腺がんの治療も、新しい分割法とか照射法が進んでいって、全身療法とのコンビネーションが工夫され、より良い治療が進んでいくと信じております。
 



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 今日は、朝から名古屋市立大学病院へ出かけた。
 10月に5回の放射線治療を受けたんだけど、その結果(身体の具合など)について、放射線治療の主治医の最終確認の診察の日だから。

 ‥で、その「やりとり」や「念願の放射線治療の効果」、「感想」などを書く時間とスペースは明日に送ることにして、今日は、その名古屋市立大学病院の最近の前向き報道のことなどをまず載せておく。

●【開催日12月5日】名市大ブックス創刊1周年記念事業 特別市民公開講座
 【午前の部】「不治の病は過去のこと!?がん治療の新時代」/ 執筆者である教員・医師らが「がん」、「痛み」をキーワードに講演

●名市大が2病院を付属化、5院体制に 計約2000床、国公立大最多/中日 2021年11月11日

●地方国立大の躍進目立つ 地域貢献度調査、名古屋市大1位/日経 2021年10月20日
●特集  大学の地域貢献度調査  地域連携に拍車 名古屋市立大トップ、地方の国立大躍進/日経グローカル 421号 2021年10月4日 

 なお、昨日11月14日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,428 訪問者数1,086」。

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●【開催日12月5日】名市大ブックス創刊1周年記念事業 特別市民公開講座
令和2年10月に創刊した名古屋市立大学出版の書籍シリーズ「名市大ブックス」創刊1周年を記念し、午前・午後の2回に渡り、特別市民公開講座を開催します。名市大ブックスの執筆者である教員・医師らが「がん」、「痛み」をキーワードに講演いたします。
※新型コロナウイルス感染症の影響により、中止・変更となる場合があります。
 名市大ブックス特別市民公開講座チラシ (PDF ファイル 4.13MB)
【午前の部】「不治の病は過去のこと!?がん治療の新時代」

胃食道逆流症とバレット食道がん/医学研究科 教授 片岡 洋望

負けてたまるか前立腺がん-最新の検査・治療で打ち勝つぞ!/医学研究科 准教授 河合 憲康

乳癌について知ろう/刈谷豊田総合病院 乳腺・内分泌外科 管理部長 藤田 崇史 (元名古屋市立大学 医学研究科 講師)

早期発見・早期治療の落とし穴/医学研究科 西部医療センター 教授 原 眞咲

がんを食生活の視点から見つめる/看護学研究科 准教授 小田嶋 裕輝

がんです、手術が必要ですと言われたら―自分でできる手術前準備―/医学研究科 西部医療センター 教授 三井 章

【午後の部】「痛みの正体 ~見える痛みと見えない痛み~」・・・(略)・・・

●名市大が2病院を付属化、5院体制に 計約2000床、国公立大最多
    中日 2021年11月11日
 名古屋市と名古屋市立大は11日、緑市民病院(同市緑区)と厚生院付属病院(同市名東区)を2023年4月に市大の付属病院に移行させる協定を結んだ。

市大の付属病院はこの2病院を合わせ5病院となり、病床数は約2千床で、全国の国公立大病院で最大となる。
 緑市民病院は指定管理者が運営し、厚生院付属病院は市健康福祉局が所管してきた。市は4月に東部と西部の両医療センターも市大の付属病院としている。

●地方国立大の躍進目立つ 地域貢献度調査、名古屋市大1位
      日経 2021年10月20日
人材育成・研究成果などで大学は地域社会にどれだけ貢献しているか。日本経済新聞社は全国761の国公私立大学を対象に「地域貢献度」調査を実施した。総合ランキングは名古屋市立大学が1位で、上位では地方の国立総合大学の躍進が目立った。地方創生の掛け声の下、国は大学の地域貢献を求めており、大学間での具体的な取り組みが加速している。(詳細は「日経グローカル」421号に掲載)

●特集  大学の地域貢献度調査  地域連携に拍車 名古屋市立大トップ、地方の国立大躍進
      日経グローカル 421号  2021年10月4日 
日本経済新聞社は全国761の国公私立大学を対象に、大学が地域社会にどのような貢献をしているのかを探る「地域貢献度」の調査を実施した。
13回目の調査となる今回は、前回の設問を踏襲しながら、新型コロナウイルスの感染拡大やSDGs(持続可能な開発目標)への世界的な関心の高まりなどを反映させた。

総合ランキングで1位となったのは名古屋市立大学で、公立大がトップとなるのは2011年の調査以来。
上位20位では地方の国立大学の躍進が目立ち、少子化を背景に国も地域連携を求めるなか、具体的取り組みを進める大学の増加が伺える。・・・(以下、略)・・・


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 10月18日から今日22日まで、名古屋市立大学病院・放射線治療科で、骨転移に対する放射線治療受けた。
 今日のブログは、今週一週間、毎日、名古屋まで車で「片道1時間」かけて出かけた治療の記録をまとめておこう。
 なお、クルマは私が往復とも全部運転しているから、体調は別に苦になるレベルではない。

●-1 緩和的な放射線治療
  むろん、根治療法ではなく(保険制度上、私のような進行したがんには認められていないらしい)、痛みなどを除くための緩和的な治療。
 去年から、畑でも、ミツバチで、倉庫内外の整理でも、いろんな外作業、中・軽度のチカラ仕事もやっている。
 ただ、前立腺がんの特徴として骨がカスカスになっているので、骨折に注意、特に「長い、太い骨が突然折れることがある」といわれている。だから、身体や骨には急激な負荷のかからないようには気を付けていた。
 とはいっても、昨年の秋は、右肩甲骨に痛みがあったし、今年は、左肩あたりに痛みがあった。
 どの主治医も痛み止めはいくらでも出してくれる。

 他方で、去年からの何人かの主治医は、「緩和的な放射線治療を受けたら」、とは一言も言ってくれなかった。
 いろいろ調べて、「もう標準療法ですることがほぼなくなった私には、認められるだろう」と話したら、9月からの今の主治医は「大いに結構」との旨で、今回の治療を受けることができることになった。
 線量は「4グレイ」これを5日間で、計20グレイ。

●-2 初日は、位置決めが丁寧にされた
 18日は、初診の11日に仮に位置づけされたマーカーをもとに作成された「CTシミュレーション」放射線治療計画、それ従って、約25分ほどかけて、詳細なマーカーが付けられた。「CTシミュレーション」は一般に、通常のCTとは違って、予定の局所をきわめて細分化させ、正確な位置決めができるらしい。
 それが済んでから、実際の照射は、あっという間に済んだ。

 次の19日は、位置合わせが少し丁寧に設定された。照射はもちろん、あっという間に。
 20日から今日22日までは、こちらも求められ「身体の基本位置」を理解したし、より簡単に位置合わせが済んだ。だから、短時間で済む。

●-3  意外だったのは
 位置合わせの時は、部屋はうす暗くなって、赤のラインと緑のラインが通ってそれらで位置決めを確定している雰囲気。
 意外だったのは、照射の時は、暗くなるのかと思ったら、逆に部屋は通常程度に明るくなったこと。

 毎日の照射は、私の場合、左肩から左腕のあたり。
 だから、まず、左斜め上から照射、次に機械がグルグルと回転して右下からの照射。
 私がカウントすると、左上からが25秒ほど、右下からが20秒弱か、と思う。
 ともかく、これで放射線治療は終わり。

●-4 肝心の痛みは・・・
 それはとれとして、肝心の私の治療目的の痛み対策が達せられたかの自覚。
 18日1日目の照射後の医師の診察で、「痛みが軽くなった感じ」と話したら、「そんなすぐに効くことはあり得ません。自分の感覚でしょう」
 確かに、1時間ほどしたら、不快感が戻ってきた。が、照射前よりは軽い。

 ・・・途中、医師や看護師の面談が入って、「前よりは軽い」と私は話した。
 今日、全部終わって、同様に話したら、看護師が「しばらくしてまたぶり返すこともありますよ」と話してくれた。

 夜、ベッドで寝ていても、前日より左肩は楽になっている。
 毎日照射し、毎日楽になっていく。
 ま、不快感がぶり返したらそれはその時。
 あと、来週に医師の診察、状況や希望確認と後の調整。
 
●-5 微熱がある
 本人は気にしいないけど、微熱が少しある。やや右肩上がり。
 放射線治療の副作用などに、発熱はほとんど指摘されていない。ただし、癌の平常として、サイトカインストームとしての発熱はある旨を指摘する人もいるから、そちらなんだろうか・・・
 ま、体温測定しながら、様子を見ている。
 
 ・・ということで、後半には、放射線治療の関係でいくつかを整理したブログにリンクしておく。
 なお、昨日10月21日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,410 訪問者数1,228」。

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●2021年10月8日ブログ ◆「骨転移に対する緩和放射線療法」もっと 知ってほしい 前立腺がんの 放射線療法のこと(制作:NPO法人キャンサーネットジャパン)/骨転移に対する放射線治療(腺友倶楽部)
     NPO法人腺友倶楽部 5号 2020年 2月10日  20.21ページ
骨転移に対する放射線治療の進歩と可能性/ 前立腺がん、放射線治療でできること 浜松医科大学 放射線治療科 教授 中村和正 先生
限局性前立腺がんの治療のあと、骨転移が出てきたときに、これをどうするかについてお話します。
・・・(略)・・・

● 骨転移と症状
症状がない場合もあり、PSAが上がって画像で転移が分かった場合はホルモン療法、抗がん剤がメインになります。痛みがある場合にはだんだん強くなることが多いのですが、痛み止めや手術での対応もありますが、放射線も痛みを取るのによく使われます。
病的骨折などで急に痛みが強くなったりするときには、ぜひ主治医の先生に相談してください。・・・(略)・・・

● 骨転移に対する放射線治療
 骨転移に対する外部照射は、1回~10回、約1~2週間。
だんだん痛くなる痛み、折れると急に強くなる骨折の痛みなどに適用。

骨転移の痛みには物理的刺激(骨膜の圧迫、痛覚神経の刺激、骨折・微少骨折による痛み、神経根の圧迫・浸潤など)と
化学的刺激(生理活性物質、pH低下)がありますが、
放射線治療はどちらにも作用して痛みが取れる。

効く可能性は大体8割ぐらい。
完全に痛みが取れる人は4割ぐらい。
副作用は当てる場所によって違いますが、軽度のことが多く、治療後は徐々に消失します。
また、痛みが無くても骨折予防のために放射線をかけることもあります。

◆「CTシミュレーション」放射線治療計画/名古屋市立大学病院 放射線治療科で
   10月12日のこのブログ 
1. 名市大病院の放射線科
2. 放射線治療計画シミュレーションとは
3. 具体的に私の場合
4. 関連痛・放散痛

● 放射線治療をずっと希望していたけど、やっと、初めて受けることができた。今日から/名古屋市立大学病院で/外部照射治療の高精度治療の比率は約60% 大学病院ではトップクラス(同大) 
 10月18日のこのブログ 
 今日は、名古屋市立大学病院での放射線治療。
 「大学病院」からの紹介状で(しかも、そこには放射線科もあるのに)、市立大病院に行くことは、あまり例はないだろう。
 その私の選択理由は、今日のブログ後半に分かるようにしておく。

● 10月11日は、名大病院でこちらで指定した医師への診察紹介状を出してもらって、決定した初診日。
 同大WEBの「放射線治療の流れ」(後半でリンク、この部分では抜粋)に従って、まとめておく。

≪中央診療棟地下1階 高精度放射線治療センター 診察室
1.午前 【診察】/放射線治療を受けると決定すれば、治療開始日や期間、副作用などの説明を受けた。

2.午後 【放射線治療計画用CT撮影】
 診察後に治療計画を立案するために必要なCT撮影を行います。治療する部位によっては固定具の作成や呼吸を管理して撮影。
 木曜日から可能との旨だったが、こちらの希望日程に合わせて、10月18日からと決まった。

3.その間(の病院側) 【放射線治療計画の立案】
 撮影したCT画像をもとに医師・診療放射線技師・医学物理士により放射線治療の計画を立案。
 治療計画が適切であるかを医師中心に多職種で確認し、決定。

4.今日、10月18日11時【Radixactによる位置照合 治療位置の確認】
 X線画像やCT画像を治療直前に取得する画像誘導放射線治療を積極的に活用して、立案した計画通りに治療できるかを確認。
 治療位置が照合でき決定すれば放射線照射。≫

●とまあ、こんな流れ。
 今日は、「4項 治療位置」と実際の照射。その後は、医師、看護師、技師との面談。
 
 照射室では、約30分近くかかった。
 まず、「第1 リアニック」室に入って、11日の「放射線治療計画用CT撮影」の時に付けた目印に追わせて、その時の姿勢の位置決めに戻る。
 それからが、結構大変だった。
 「位置照合」のためのもっと詳細なマーカーが結構たくさん書き込まれた。
 
 私からするとこの後に「では、照射します」、といわれた。
 パートナーによれば、廊下側では、この11時28分ごろらしいが、「照射中」と2回表示されたという。
 しかも、ごく短時間。

 終わって、上着を着ながら機械などをよく見ると「True Beam」と書いてあった。
 廊下に出て、別室で、医師らと面談。

● いずれにしても、こんなことを経験する人はまずいないし、もしすることになったらという人のためにも、
 11日付けたマーカーと今回の書き込まれた詳細なマーカーの比較写真を載せておく。 (一部、ぼかしあり)
 私は、「肩甲骨から左腕」部。
 この治療の同意書に書かれた病名は「転移性骨腫瘍」。

 ともかく明日からは、この位置を前提に照射するだけだから、すぐに済むらしい。

●パートナーの放射線治療は三日目/コロナ重症化防ぐ 抗体カクテル療法 手応え
  10月20日の パートナーのブログ みどりの一期一会
パートナーの名市大病院での放射線治療の三日目。
全5回の折り返し点で、あと2回です。
今日も駐車場が混んでいたので、まず送迎用の入り口から正面玄関まで行って、
パートナーに降りてもらってから、あらためて車列に並びました。


放射線後に医師との面談も入れてもらえて11時15分頃に終了。


上の写真は、昨日食べたソフトクリームとサンドイッチセットの画像です。


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 今日は、名古屋市立大学病院での放射線治療。
 「大学病院」からの紹介状で(しかも、そこには放射線科もあるのに)、市立大病院に行くことは、あまり例はないだろう。
 その私の選択理由は、今日のブログ後半に分かるようにしておく。

● 10月11日は、名大病院でこちらで指定した医師への診察紹介状を出してもらって、決定した初診日。
 同大WEBの「放射線治療の流れ」(後半でリンク、この部分では抜粋)に従って、まとめておく。

≪中央診療棟地下1階 高精度放射線治療センター 診察室
1.午前 【診察】/放射線治療を受けると決定すれば、治療開始日や期間、副作用などの説明を受けた。

2.午後 【放射線治療計画用CT撮影】
 診察後に治療計画を立案するために必要なCT撮影を行います。治療する部位によっては固定具の作成や呼吸を管理して撮影。
 木曜日から可能との旨だったが、こちらの希望日程に合わせて、10月18日からと決まった。

3.その間(の病院側) 【放射線治療計画の立案】
 撮影したCT画像をもとに医師・診療放射線技師・医学物理士により放射線治療の計画を立案。
 治療計画が適切であるかを医師中心に多職種で確認し、決定。

4.今日、10月18日11時【Radixactによる位置照合 治療位置の確認】
 X線画像やCT画像を治療直前に取得する画像誘導放射線治療を積極的に活用して、立案した計画通りに治療できるかを確認。
 治療位置が照合でき決定すれば放射線照射。≫

●とまあ、こんな流れ。
 今日は、「4項 治療位置」と実際の照射。その後は、医師、看護師、技師との面談。
 
 照射室では、約30分近くかかった。
 まず、「第1 リアニック」室に入って、11日の「放射線治療計画用CT撮影」の時に付けた目印に追わせて、その時の姿勢の位置決めに戻る。
 それからが、結構大変だった。
 「位置照合」のためのもっと詳細なマーカーが結構たくさん書き込まれた。
 
 私からするとこの後に「では、照射します」、といわれた。
 パートナーによれば、廊下側では、この11時28分ごろらしいが、「照射中」と2回表示されたという。
 しかも、ごく短時間。

 終わって、上着を着ながら機械などをよく見ると「True Beam」と書いてあった。
 廊下に出て、別室で、医師らと面談。

● いずれにしても、こんなことを経験する人はまずいないし、もしすることになったらという人のためにも、
 11日付けたマーカーと今回の書き込まれた詳細なマーカーの比較写真を載せておく。 (一部、ぼかしあり)
 私は、「肩甲骨から左腕」部。
 この治療の同意書に書かれた病名は「転移性骨腫瘍」。

 ともかく明日からは、この位置を前提に照射するだけだから、すぐに済むらしい。

 というとで、今日は、名市大のWEBから、関連部にリンク、抜粋しておく。
 「全放射線外部照射治療における高精度治療の比率は約60%となっており、大学病院ではトップクラス」
 「トモセラピーのうちの1台は、平成29年10月からアジア初として稼働。コンピューター治療計画装置ではRay Stationが平成27年から日本初として7台が稼働」
 等と自負している記述もある。

 なお、昨日10月17日の私のブログへのアクセスは「閲覧数1,586 訪問者数903」。

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★10月11日のマーカー ⇒ ◆10月18日のマーカー


●名古屋市立大学病院 ホーム > 診療科・中央部門紹介 > 診療科 > 放射線治療科
     診療科部長代理からのメッセージ 石倉 聡
名古屋市と周辺地域の医療において重要な役割を担う本学の放射線治療科では、リニアック1台、トモセラピー2台とコンピューター治療計画装置11台を有しており、1台のリニアックはTrue Beamです。
またトモセラピーのうちの1台は、Radixactであり、平成29年10月からアジア初として稼働しています。コンピューター治療計画装置ではRay Stationが平成27年から日本初として7台が稼働しております。これらの装置を駆使して、頭部および体幹部の定位放射線治療(ピンポイント照射)、強度変調放射線治療(IMRT:部位により放射線の強度や形を変化させる治療)をはじめとして、幅広く放射線治療を行っております。
 放射線治療はほとんど全ての癌・悪性腫瘍が対象となります。当院でも対象疾患はすべて診療しておりますが、なかでも前立腺がん、乳がん、肺がん、食道がん、子宮がんなどで「切らずに治すがん治療」を推進しております。がんの治療で迷われた場合も是非受診ください。

診療科の特色
放射線治療科では、定位放射線治療およびIMRTを積極的に行っています。最新のリニアック1台とトモセラピー2台を駆使して、これらの高精度放射線治療を行っていますが、全放射線外部照射治療における高精度治療の比率は約60%となっており、大学病院ではトップクラスです。小線源治療、放射線温熱療法、核医学治療にも対応しております。

診療・治療に対する心がけ
放射線治療科では放射線治療関連機器をフルに活用し、患者さんが侵襲の少ない、最適な治療を受けられるよう心がけています。治療方針については、患者さんとの間で十分なインフォームド・コンセント(説明と同意)を行った上で治療を進めています。
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主な疾患
前立腺がん、
肺がん、乳がん、頭頸部がん、食道がん、頭蓋内悪性腫瘍、子宮がん、膵臓がん、皮膚がん、転移性骨腫瘍など
主な治療法
放射線治療
核医学治療(ゼヴァリン・ゾーフィゴ・ヨード)

●名古屋市立大学病院 ホーム > 診療科・中央部門紹介 > 中央部門 > 中央放射線部 > 放射線治療部門
   放射線治療部門
放射線治療とは、手術・化学療法(抗がん剤治療)と並ぶがん治療の3本柱の1つであり、放射線をがん細胞に照射しDNAにダメージを与えることでがんを治す治療法です。がんを切らずに治し、臓器の機能を温存できることが放射線治療の特徴です。

当院では、中央診療棟地下1階および喜谷記念がん治療センター(東棟)1階において、3台の外部放射線治療装置を有しており、強度変調放射線治療(Intensity-Modulated Radiation Therapy : IMRT)や定位放射線治療(Stereotactic Radiotherapy : SRT)といった高精度放射線治療に積極的に取り組んでいます。また、Co-60を線源とする密封小線源治療装置(Remote Afterloading System:RALS)1台が稼働しています。

リニアック
リニアックは直線加速器(Linear Accelerator:Linac)とも呼ばれる汎用型の放射線治療装置です。当院のリニアックはTrue Beam(Varian Medical Systems)という装置で、小さながん病巣へのピンポイント照射である定位放射線治療(SRT)、照射する放射線の強度を変化させることでより複雑な病巣に照射が可能な強度変調放射線治療(IMRT)、さらに装置が回転しながら放射線の強度を変化させて照射を行う強度変調回転照射(Volumetric-Modulated Arc Therapy:VMAT)など、高精度かつ幅広い治療を行っています。


位置照合システム「Exac Trac」(BRAINLAB) により、放射線治療室の床に埋め込まれた2つのX線撮影装置を用いて2方向からX線撮影を行い体の位置ずれを計算し、ロボティックス寝台を用いて位置ずれに対して頭尾方向、左右方向、高さ方向のみならず回転のずれを含めた6軸方向から補正を行うことで非常に精度の高い位置合わせが可能です。当院では、このExac TracシステムやCT画像などの放射線画像により位置の照合・修正を行う画像誘導放射線治療(Image-Guided Radiotherapy:IGRT)を必要に応じて用い、正確な放射線治療を提供しています。

呼吸により大きな動きがある病巣に対しては、一定の呼吸相に合わせて放射線を照射する呼吸同期照射を行うことが可能です。この技術により、放射線を当てる範囲を病巣だけに限定でき、正常組織の副作用を減らすことができます。また、左乳がんの乳房温存術後の乳房に対する放射線治療において、深吸気息止め(Deep Inspiration Breath Hold:DIBH)照射を行っています。左乳房は心臓が近いため、深吸気息止めにて照射を行うことで心臓への線量を抑え、副作用を低減することが可能です。

トモセラピー
トモセラピーはCT装置の原理を応用した強度変調放射線治療(IMRT)の専用装置で、毎回の治療前にCT画像を撮像し、がん病巣や正常組織の位置の照合・修正を行ったうえで照射を行います。これを画像誘導放射線治療(IGRT)といい、非常に高い精度で位置合わせが可能となります。トモセラピーでは体の周りの360度方向から螺旋状に放射線を照射することにより、複雑な形状のがん病巣に対しても形状に合わせて集中的に照射することができ、がん病巣には十分な線量を当てながら正常組織の線量を低減することが可能です。

当院では、平成29年10月にアジアで初めて導入したトモセラピーであるRadixact(Accuray)を含め2台のトモセラピーを有しており、全身の様々な部位に対して高精度放射線治療を積極的に行っています。

密封小線源治療装置(RALS)
密封小線源治療装置(RALS)は放射性同位元素から発生するガンマ線を用いて体内からがん病巣に放射線を照射します(内部照射)。当院では、放射性同位元素にCo-60線源を用いた腔内照射を行っており、体内にアプリケータという金属の器具を挿入しそのアプリケータ内に線源を停留させることで治療を行います。主に子宮がんや膣がんに対する治療を行っています。

温熱治療装置
温熱療法はハイパーサーミアとも呼ばれ、がん組織が正常組織に比べて熱感受性が高い、つまり「がん細胞は熱に弱い」性質を利用した治療法です。正常組織は加温されると血管を拡張させ血流を増やして熱を逃がすことができますが、がん組織は加温に対して血流がほとんど増加しないため熱を逃がすことができず温度が上昇し、温度に耐えられず死滅していきます。また、温熱療法は放射線治療や化学療法(抗がん剤治療)などの効果を増強することがわかっており、他の療法との併用でより効果的に治療を行うことができます。

当院では、令和2年3月に温熱治療装置であるサーモトロン-RF8 GR edition(山本ビニター)を導入しました。従来の装置に比べ操作性や治療精度が飛躍的に向上し、より効率的かつ質の高い治療の提供に取り組んでいます。
相談があれば医師・診療放射線技師・看護師が伺います。

(昨年までのページと思われる ⇒) ●放射線治療の流れ
 中央診療棟地下1階 高精度放射線治療センター 診察室
1.診察
患者様の病気に対して放射線治療が有効であると判断された場合に、放射線治療科/高精度放射線治療センターを受診して頂き、放射線治療担当医の診察を受けて頂きます。そこで、放射線治療を受けると決定すれば、治療開始日や期間、副作用などの説明 (オリエンテーション)を行います。

2.放射線治療計画用CT撮影
診察後に治療計画を立案するために必要なCT撮影を行います。治療する部位によっては固定具の作成や呼吸を管理して撮影します。

治療計画
3.放射線治療計画の立案
撮影したCT画像をもとに医師・診療放射線技師・医学物理士により放射線治療の計画を立案します。治療計画が適切であるかを医師中心に多職種で確認し、決定していきます。

Radixactによる位置照合
4.治療位置の確認
 X線画像やCT画像を治療直前に取得する画像誘導放射線治療を積極的に活用して、立案した計画通りに治療できるかを確認しています。治療位置が照合でき決定すれば放射線照射になります。


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 名大病院の主治医にお願いして、名市大病院の放射線科への紹介状をもらった(9月30日)。
 診察後、事務担当で、こちらが「指名した医師」の診察の最短の日程を希望した。
 翌朝9時前には、地域連携の事務担当から予約が取れたと連絡があった。

1. 名市大病院の放射線科
 昨日10月11日10時、その名市大病院の放射線科の診察。
 とはいっても、紹介状の画像を取り込むのに時間がかかったということで、予定よりだいぶ遅れての診察となった。
 10時半過ぎに、看護師が「画像を取り込むのに時間がかっていて、すみません」と状況報告してくれた。
 11時ごろには、医師が待合に来て、長椅子に一緒に座って「画像を取り込むのに時間がかっていて、すみません。昨年のセカンドオピニオンの時に頂いた岐阜大学やそのあとのデータは見ています。もうちょっと待ってください。治療のご希望はどのあたりですか・・・・・」と、その場で実質的な話が進んだ。

 11時半過ぎに診察室。
 医師は、私の現状について、腫瘍マーカーが高いのは骨から来ているのでしょう、との意見。
 
 私は、左肩のあたり、腕、腰のあたりという自覚を説明した。
 医師からは、「腕とか、他の部分が痛いと感じるのは放散痛だろう」(放散痛=広く外側へ散らばるような痛み)
 「ともかく、(転移が多いので)どこが痛みの原因かは決めにくい。少し広い範囲に照射しよう」という主旨の説明。

 同意書に書かれた名称は「転移性骨腫瘍」。
 すぐに、午後の「CT」の可能な時間が確認された。
 さいわい13時30分が可能ということで、速やかに≪治療する部位を正確に決めるためにCTを用いて治療する部位を撮影する≫という「CTシミュレーション」が即日で組めた。

2. 放射線治療計画とは
 「CTシミュレーション」ということで、マジックで予定の部位に印を描き、CTをとって、どのように放射線を当てるかの計画が作られる。
 どういうことかを説明する。
 下記の写真(国立国際医療研究センター病院のWEBの解説から)の黒マジックで印がつけてある例示は左脇のあたりらしい(私ではない)。

●放射線治療計画  国立国際医療研究センター病院
シミュレーション
放射線治療は通常仰向けで行いますが、毎日正しく放射線を照射するためには毎日同じように仰向けに寝て頂くことが必要です。

(マーキング) 放射線を照射するための指標です。
比較的消えにくい印ですが、擦ったり、石鹸等で洗うと消えることがあります。
取扱いに関して、終了時にご説明させて頂きます。・・・(以下、略)・・・
 

3. 具体的に私の場合
  私の場合は、「左肩とともに、左の腕を含む位置」に照射しようということになっていた。
 午後のCTを取っての位置決めで、黒いマーカーは、左胸と横の腕のところに四角のイメージで付けてある。
 この予定設計を≪放射線治療計画≫というらしい。

 治療開始日の時間を決め、その他、諸般の説明で、若い医師や技師から
「治療開始日に、マジックが消えていると、位置が違ってくるから、消さないで」と念押しされた。
 ともかく、緩和的照射とはいえやっと放射線治療をやってもらえるのは、嬉しい。
 来週、「5日間」の照射、という治療。

4. 関連痛・放散痛
 「痛み」ついて、簡単に確認しておく。
 ※ 放散痛(読み)ほうさんつう コトバンク 
 広く外側へ散らばるような痛みのことです。心臓が原因の場合、狭心症や心筋梗塞などで起きた刺激が心臓だけに定まらず、周囲に散らばります。痛みの部位は、左肩、左手、腹部、あごや歯などがあります。 


 左肩や胸などに痛みがあった場合、一般的には、上記のように、心臓系の疾患を疑う。
 私も、今年の4月名大病院で検査があった日に、申告して、「心臓系の疾患」のことを懸念して専門医に回してもらって診てもらったが、「心臓はまったく問題ない」との旨だった。

 つまり、癌系の骨転移のかかる痛みの疑いに戻ることになる。
 それが、今回の放射線治療につながる。
 分かりやすい治療の流れをまとめた解説として、
 ★≪放射線診療科(治療部) 症状緩和治療/がん・感染症センター 都立駒込病院 ≫にリンク、記憶のために抜粋しておく。
 
 なお、昨日10月11日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,071 訪問者数1,020」。

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●放射線診療科(治療部) 症状緩和治療   がん・感染症センター 都立駒込病院
症状緩和の放射線治療
緩和照射の目的
緩和照射の特徴
治療の目安
緩和照射の効果が期待できる病態
治療の流れ
転移性骨腫瘍(骨転移)に対する緩和照射
副作用

症状緩和の放射線治療
放射線治療のコンセプトとして、「癌を治すための照射(根治照射)」と「癌による症状を和らげる照射(緩和照射)」の2つに大別できます。ここでは、後者の症状緩和の放射線治療について説明します。

緩和照射の目的
緩和照射とは「症状を緩和する照射」です。つまり、癌を治すことを目的とするわけではなく、癌の進行を抑え症状を和らげることを目的とします。癌と上手に付き合っていくための一つの方法と言えます。


緩和照射の特徴
緩和照射は癌の完全な消失を目的としていないので、放射線量は根治照射と比較し少なくなります。それに伴い、治療期間の短縮、副作用の軽減、同じ部位への再照射が可能、などの利点が挙げられます。


治療の目安 以下の条件が必須となります。
症状がある(疼痛、出血など)
症状の原因となる病変を画像上で指摘できる
30分間横になり動かずにいられる


治療の適応となる疾患や症状(以下は代表例になります)
転移性脳腫瘍(脳転移)
転移性骨腫瘍(骨転移)…疼痛

・・・(略)・・・
治療の流れ
1. 放射線科初診
初診日には、問診と診察、治療の説明を受けて頂きます。治療は行いません。

2. 放射線治療計画(シミュレーションCT)
放射線治療計画を作成するための CTを撮影します。ここでは、20~30分間横になり動かずにいて頂く必要があります。実際の治療はここから2日後に始まります。(土日祝日を除く)

3. 治療
基本的に10回の治療を受けて頂きます。平日に1日1回の照射を連日行いますので、2週間の治療になります。1回の治療は10分程度で終わります。照射に伴う痛みや熱さなどはありませんので、ご安心ください。
10回コースの他に1回、5回、15回、20回など様々な照射コースがありますので、病状や病気の部位などからそれぞれの患者さんに最適な治療を提案します。
また放射線治療は外来通院で行うことが出来ますので、患者さんのライフスタイルの妨げになりにくい治療と言えます。外来通院がご負担であれば、入院での治療にも対応しています。

副作用
根治照射に比べ放射線量が少ないので、副作用がとても少ない点が緩和照射の特徴と言えます。ほとんどの患者さんが何の副作用もなく治療を終えます
が、まれに強い副作用が出ることもあります。・・・(以下、略)・・・



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 前立腺がんというのは、骨転移しやすいことが一つの特徴といってよい。
 それほど、"移る"のが好き・・・とみえる。しかも前立腺がんは、転移した先で、元とは違う性質に変化していくことが珍しくない、という。結構、治療が厄介ながん。
 初期で抑え込めた人はそれでよいけれど、改めて動き出すと、まずいことになり得る。

 いずれにしても、私は最初から超ハイリスクで見つかった。
 いま、標準治療では最後の抗がん剤、それも2種類しか認められていないその二つ目の抗がん剤の適用をする段階。

 ともかく、以前から、主治医に、放射線の治療をとお願いしても、「今はその段階ではないから」と断られてきた。何回も。
 今の主治医に、この前、「骨転移に対する緩和放射線療法」をしてほしいと申し出たら、「いいですよ、それ、大いに認められています」との旨で、すっとOKしてくれた。
 
 その診察時のながれや、その場で紹介状をもらって、「実際に、来週、放射線の治療の相談をする病院」のことは改めて書く。
 こちらの考えは、今の病院を基本として、放射線治療については実践の機器やレベルでは中部では一番いいと私たちが思う(すぐ近くの別の)病院に、「骨転移に対する緩和放射線療法」だけをお願いすること。
 その病院は、放射線治療を受ける場合にはと考えて、昨年、セカンドオピニオンも受けておいたところ。

 まず今日は、「骨転移に対する緩和放射線療法」のことを紹介しておく。
 日本の保険では、前立腺がんか発見されたとき、すでにハイリスクである患者には「手術」も「放射線」も行われない。
 ただし、病勢が進行して痛みやしびれなどの自覚症状が出てくるとやっと、治療の選択肢に加わるのが「緩和放射線療法」。
 もちろん、痛みなどの症状が早い段階で出れば、これはそれとしてやってもらえるかもしれないけれど、私にはそんな認定はなかった。

 ★≪痛みや手足のしびれ・麻痺、病的骨折に対する緩和放射線療法としては、骨転移のある部位に体の外から放射線をあてる外照射が第一選択になります。≫ (後掲の解説)

 ということで、今日は以下の二つにリンクし、抜粋しておく。

●もっと 知ってほしい 前立腺がんの 放射線療法のこと 2019年版/制作:NPO法人キャンサーネットジャパン/監 修 浜松医科大学医学部放射線腫瘍学講座教授 中村 和正/骨転移に対する緩和放射線療法

●骨転移に対する放射線治療の進歩と可能性/ 20.21ページ NPO法人腺友倶楽部 5号 2020年 2月10日/ 前立腺がん、放射線治療でできること 浜松医科大学 放射線治療科 教授 中村和正 先生

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●もっと 知ってほしい 前立腺がんの 放射線療法のこと 2019年版
     制作:NPO法人キャンサーネットジャパン/監 修 浜松医科大学医学部放射線腫瘍学講座教授 中村 和正

◆骨転移に対する緩和放射線療法
 痛みや手足のしびれ・麻痺、病的骨折に対する緩和放射線療法としては、骨転移のある部位に体の外から放射線をあてる外照射が第一選択になります。
 また、骨の代謝が活発な骨転移巣に集積しやすい性質を持つRIを注射して体内に投与し、体の内部から放射線をあてるRI内用療法(図表8)があります。さらに、オリゴメタ(少数転移)のときには、前立腺または転移部位に照射を行う試みもあります。
* * *
 このように様々な治療法や緩和療法がありますが、早期に適切に対処してもらうためには、痛みやしびれ、麻痺などの症状を感じたら、担当医や看護師などの医療スタッフにすぐに具体的に伝えることが大切です。・・・(略)・・・

●骨転移に対する放射線治療の進歩と可能性/ 20.21ページ NPO法人腺友倶楽部 5号 2020年 2月10日
       前立腺がん、放射線治療でできること 浜松医科大学 放射線治療科 教授 中村和正 先生
|骨転移に対する放射線治療の進歩と可能性
限局性前立腺がんの治療のあと、骨転移が出てきたときに、これをどうするかについてお話します。
・・・(略)・・・

● 骨転移と症状
症状がない場合もあり、PSAが上がって画像で転移が分かった場合はホルモン療法、抗がん剤がメインになります。痛みがある場合にはだんだん強くなることが多いのですが、痛み止めや手術での対応もありますが、放射線も痛みを取るのによく使われます。
病的骨折などで急に痛みが強くなったりするときには、ぜひ主治医の先生に相談してください。
・・・(略)・・・

● 骨転移に対する放射線治療
骨転移の箇所が多ければ、放射性同位元素のラジウムなどの内部照射を行いますが、これは赤倉先生の説明にもあったので、ここでは主に外部照射についてお話をします。

骨転移に対する外部照射は、1回~10回、約1~2週間で終ります。
だんだん痛くなる痛み、折れると急に強くなる骨折の痛みなどに適用されます。

骨転移の痛みには物理的刺激(骨膜の圧迫、痛覚神経の刺激、骨折・微少骨折による痛み、神経根の圧迫・浸潤など)と化学的刺激(生理活性物質、pH低下)がありますが、放射線治療はどちらにも作用して痛みが取れると言われています。

効く可能性は大体8割ぐらい。完全に痛みが取れる人は4割ぐらいです。
副作用は当てる場所によって違いますが、軽度のことが多く、治療後は徐々に消失します。
また、痛みが無くても骨折予防のために放射線をかけることもあります。



● 骨転移に対する放射線治療の新しい役割
骨転移があれば、薬物療法というのがこれまでの考え方でしたが、転移のある患者さん(約2000人)に対し、前立腺に放射線を当てた場合にどうなるかという試験(STAMPEDE)の結果が昨年発表されました。

転移が3個以内の方には、照射を加えたほうが全身療法だけより生存率は良いという結果が出ました。転移の数が少ないいわゆるオリゴメタについては、引き続き多くの研究が実施されています。
転移が多数の場合は、ラジウム223による内部照射という手段もあり、将来はPSMA療法という新しい治療も入ってくることでしょう。これから前立腺がんの治療も、新しい分割法とか照射法が進んでいって、全身療法とのコンビネーションが工夫され、より良い治療が進んでいくと信じております。



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 西郷輝彦氏がステージ4の去勢抵抗性前立腺がんのPSMA治療を行うために、海外に渡ったことは何度か採りあげてきた。
 日本では認められていないこの治療法が認可される促進になればと期待している人たちは多いだろう。

 すでに、PSMAというタンパク質自体用いた治験は日本でも何件か始まっている。
 実際に、氏の治療法について、その後の報道も続く。
 帰国されれば、もっと注目度が高まるから、さらに国内での認可が早まるだろう。

 というようなことを思いつつ、今日は、9月の3件の報道にリンクしておく。私が気になる一部は抜粋してメモ。
 
●西郷輝彦さんが希望を見いだした、国内未承認の前立腺がん治療法(上)/ダイヤモンド 2021.9.2 3:20  高橋 誠:医療・健康コミュニケーター/(監修/こばやし泌尿器科・皮膚科 院長 小林 孝至)/◎三木健太(みき・けんた) セラノスティクス横浜ホームページ 
●西郷輝彦さんが希望を見いだした、国内未承認の前立腺がん治療法(下)/ダイヤモンド 2021.9.3 3:30  高橋 誠/◎車 英俊(くるま・ひでとし) ◎岡崎千栄子(おかざき・ちえこ) 

●西郷輝彦さんは前立腺がんが「消えた」 最先端PSMA治療の効果とは/がんサバイバーの知恵/日刊ゲンダイ 2021年09月25日 (中川恵一/東大医学部附属病院放射線科准教授)

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●西郷輝彦さんが希望を見いだした、国内未承認の前立腺がん治療法(上)
   ダイヤモンド 2021.9.2 3:20  高橋 誠:医療・健康コミュニケーター
前立腺がん 前立腺 前立腺肥大 膀胱炎 頻尿
あと数年でがん患者数の1位になると予測され、急増する前立腺がん。国内未承認ながら海外で行われている治療法の現状を前後編でお届けする。前編では、こうした治療を受ける患者をサポートする一般社団法人セラノスティクス横浜の三木健太理事に、国内未承認の最先端医療「PSMA治療」の詳細を聞いた。(聞き手・構成/医療・健康コミュニケーター 高橋 誠)

西郷輝彦さんのステージ4前立腺がんに効果
日本未承認の最先端放射線治療「PSMA治療」
 歌手で俳優の西郷輝彦さん(74歳)がステージ4の去勢抵抗性前立腺がん(注1)であることを自身のYouTubeチャンネルで公表しました。
「もう少しだけ好きな仕事をしたい。仕事に復帰し、同じ病と闘う皆様の希望になれば」との願いを込め、日本では未承認の最先端の治療を受けるため、今年4月末にオーストラリア・シドニーに渡航しました。合計3回、4カ月余りの間治療を受け、9月上旬に帰国する予定です。

・・・(略)・・・ PSMA治療とは一体どのようなものなのでしょうか。シドニーの医療機関での治療をサポートする、セラノスティクス横浜の三木健太理事に伺いました。

点滴だけで副作用も少ないPSMA治療余命を半年以上延ばす可能性も
Q:日本未承認のPSMA治療という海外渡航による治療を、西郷輝彦さんのテレビ出演で初めて知りました。難しい治療なのでしょうか。
・・・(略)・・・ PSMAは、前立腺がん細胞の表面の膜に多くあるタンパク質です。腫瘍マーカーのPSAと混同しやすいですが、異なります。がんの悪性度が高かったり進行性に転移したりする場合には、数十~百倍も強く現れるようになります。
・・・(略)・・・

追い詰められた患者の希望の光  他臓器にダメージなく副作用も少ない  人によっては驚くべき効果
Q:PSMA治療は安全なのでしょうか。また、どのような効果がありますか。
・・・(略)・・・ PSMA治療は、治療の選択肢が限られてきた去勢抵抗性前立腺がんの患者さんの余命を半年以上延ばす可能性があり、抗がん剤治療が難しい患者さんやご高齢の方も安全に治療ができます。常に効く魔法の治療ではなく、人によっては残念ながら効かない場合もあります。しかし、人によってはときに驚くべき著しい効果が出ていることも事実です。
 前立腺がん細胞が根治するわけではないですが、何もしないと上がってしまう腫瘍マーカーPSAが低いレベルで推移する効果が期待できます。
治療の引き出しが無くなり、追い詰められた前立腺がん患者さんにとって待望の治療、希望の光であるといえるでしょう。

日本で見えなかった病巣部を正確に映す 病巣をピンポイントで狙い撃ち
Q:PSMA治療前の検査について教えてください。
・・・(略)・・・

Q:PSMA治療のサポートを始めたきっかけを教えてください。
 Aさんは全身に転移がある去勢抵抗性前立腺がんの状態で、日本でできるすべての治療をやり終え、緩和医療しかないという状況でした。ご自身で最新の情報を調べ、自らオーストラリアに行き、このPSMA治療をされました。
 PSMA治療に限らず、患者さんがご自身の努力で個人的に国内未承認の医療を、海外で受けてくるケースがあることは認識していました。
・・・(略)・・・ われわれは単なる商業的な医療ツーリズムではなく、医療者が専門知識を活用して患者さんをサポートする体制を整え、これまで活動してきました。

侮れない前立腺がん  日本人のがん患者数首位に予想される前立腺がん
  10%弱が5年生存率44%のステージ4
Q:前立腺がんでは命は落とさない、と聞いたことがありましたが。
 前立腺がんは、あと数年でがん患者数の1位になる。
その原因は加齢による男性ホルモンのバランスの変化です。
欧米では10年以上前から男性のがん罹患率1位です。

・・・(略)・・・なかには非常に発育が速く治療をしても再発や転移を起こすがんもあり、残念なことに前立腺がんで命を落とす方は後を絶ちません。ステージ4になると5年生存率が44%となる。

Q:PSMA治療は、有名人でないと受けられない特別な治療なのでしょうか。
・・・(略)・・・ それでもまだ10%弱の方が、ステージ4にあたる骨転移の状態で外来に来られます。
・・・(略)・・・(後編に続く)
   参考サイト:セラノスティクス横浜ホームページ  https://www.psma-jp.com/
   (監修/こばやし泌尿器科・皮膚科 院長 小林 孝至)
   ◎三木健太(みき・けんた)  セラノスティクス横浜理事。東京慈恵会医科大学卒。慈恵大学病院泌尿器科診療副部長。2019年に一般社団法人セラノスティクス横浜を設立。

●西郷輝彦さんが希望を見いだした、国内未承認の前立腺がん治療法(下)
      ダイヤモンド 2021.9.3 3:30  高橋 誠:医療・健康コミュニケーター
・・・(略)・・・仙骨の転移がPSMA治療で70%強消えた オーストラリアでの治療体験記
 ドイツやオーストラリアでスタートし、米国でも承認されていますが、日本では放射性物質の取り扱いに関する法的制限があり、現在まで承認されていません。
 2020年11月~2021年4月の半年間、オーストラリア・シドニーに滞在しPSMA治療をされた、光永幸康さん(東京都在住の73歳、ファッションブランド「コーザ・ノストラ」を生産販売する株式会社コムト取締役相談役)にお話を伺いました。
・・・(略)・・・

日豪の医師が連携 前立腺がんが骨とリンパに転移 抗がん剤治療を回避したかった
Q:渡豪を決意した理由を教えてください。
 2013年に、骨にもリンパにも転移した前立腺がんになったときには、PSAが560という高い値。手術も放射線治療もダメ、ホルモン療法が効かなければ打つ手なしの状態でした。幸いホルモン療法の効果があり、1年後にPSAは4.5まで下がりました。
 しかし、2018年に右肩に骨転移し、十数回の放射線治療で収まりましたが、2020年4月にPSAがアップし、前立腺がんが骨盤に転移しているとの診断で、ショックを受けました。


「抗がん剤治療は避けたい。他にないですか?」とかかりつけ病院の主治医の先生にお願いし、・・・(略)・・・

Q:治療はいかがでしたか。
・・・(略)・・・ 治療開始前のPSA2.7は、3回の治療を追うごとに順調に下がっていきました。日本帰国後にはPSMA治療の残存効果でさらに下がり、かかりつけ病院での25回に及ぶ弱い放射線治療の効果も重なり0.187と期待以上に下がりました。
・・・(略)・・・

現地でのケアも重要 闘病はあきらめずにチャレンジを 弱った筋肉は運動で強化し維持
Q:同じ病と向き合う人にエールをお願いします。
 闘病はあきらめずに、ともかくチャレンジすることです。日本で承認されていない治療も含めた可能性を調べるべきです。がん治療の選択肢がなくなると、体に良いことは何でもやりたいという気持ちになりますが、専門医の助言に従った科学的な治療を中心にすることを勧めます。

末期でも5年生存は可能 末期でも4割が5年以上人生を楽しむ 海外では良い治療法が存在する
 セラノスティクス横浜の車英俊代表理事に、PSMA治療の総括をしていただきました。
 現在は骨に転移のある前立腺がんの末期患者さんでも、その4割が5年以上人生を楽しんでおられます。医療の進化によって予後が伸びているのです。前立腺がんに対する医療の挑戦も続きます。

 ・・・(略)・・・ われわれ有志の医師グループは約3年で42名の貴重なPSMA治療の臨床データを蓄積していますが、良好な治療成績と、体への負担・副反応・合併症が少ないので、今後の去勢抵抗性前立腺がんの標準治療の一つになると期待しています。
・・・(略)・・・
(監修/こばやし泌尿器科・皮膚科 院長 小林孝至)
◎車 英俊(くるま・ひでとし)防衛医科大学校卒。北里大学大学院、慈恵大学病院泌尿器科を経て、2013年から馬車道さくらクリニック院長。2019年の設立時から、一般社団法人セラノスティクス横浜の代表理事を務める。
◎岡崎千栄子(おかざき・ちえこ) セラノスティクス横浜理事。共立薬科大学薬学部(現・慶應義塾大学薬学部)卒。病院勤務を経て保険調剤ヤマガタ薬局に薬剤師として入社。

●西郷輝彦さんは前立腺がんが「消えた」 最先端PSMA治療の効果とは/がんサバイバーの知恵
       日刊ゲンダイ 2021年09月25日 (中川恵一/東大医学部附属病院放射線科准教授)
・・・(略)・・・1回目の治療後は、CT画像でがんが消えることがなかったばかりか、PSA値が上昇。不安が募ったようです。その不安を打ち消すように2回目の注射を受けたところ、「がんが消えた!」といいます。

 しかし、その一方でPSA値はさらに上昇。800になっていたことに気づきます。豪州の医師には日本での検査を勧められたそうですが、日本の医師には「あとはあなた次第」と自己判断を促されたことで、西郷さんは豪州での3回目の治療を強く望んでいるといいます。

■すべての前立腺がんに適用になるわけではない
 なぜ、このようなことになるのか。報じられていることから推察すると、腫瘍崩壊症候群の可能性があると思います。放射線治療や抗がん剤治療により、短期間に大量のがん細胞が破壊されることで、その“死骸”の影響から一時的に腫瘍マーカーが上昇することがあります。

 それと相まって、CTでは確認しきれない転移が潜在的に増大し、PSA値に影響を及ぼしていることもあるでしょう。それらによって、CT上はがんが消えながらも、PSA値が高くなることがあるのです。
 ・・・(略)・・・ 日本では受けられないこの「核医学治療」、一連の報道で制限が解禁されるような方向に動きだすといいのですが……。


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 一昨日、★≪西郷輝彦 ステージ4のがん闘病「薬剤を打つだけ」の最先端治療とは(8/29(日)配信 NEWSポストセブン)/ 日本の医療の現状が如実に示された≫ とのタイトルで、当該内容のことを留めておいた。
     ※ 2021年8月31日ブログ

  そしたら、西郷氏、ご本人が 「第4弾 がんが消えた編 衝撃の画像公開 完」として、公式チャンネル に投稿されていた。
 それにリンクしておく。

 同時に、
 ★≪ステージ4の西郷輝彦、最先端治療で“前立腺がん消滅”を確認 「やったなぁ!」と喜ぶもPSA数値は謎の上昇/ねとらぼ 2021年8月30日≫ も。ある程度は詳しく書かれている。
 ≪治療前後のCT画像をゆっくりと見比べた西郷さんは、「消えてる……」とポツリ。がんはキレイに消えており、「やった……やったなぁ!」と喜びも束の間、「あれ……がんが消えて、PSAが上がる?」とPSA数値が800まで上昇していることに気づきます。≫ 

 とある。
 ラジウム・放射線治療(ゾーフィゴ)やPSMA治療でPSAの数値が数倍になるのは想定内のことと受け止めてはいるが、当事者は気持ち悪い。

 実は、私自身も、今年の4月7日に「PSA 536」。「日本では6回」と決められているラジウム・放射線治療(ゾーフィゴ)を、結局「3回で打ち切る」と決めた。
 そうなのに、4月26日には「PSA 815」まで上がった。
 これら数字を見たときの気持ちは・・・・

 なお、昨日8月31日の私のブログへのアクセスは「閲覧数3,426 訪問者数1,247」。

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●第4弾 がんが消えた編 衝撃の画像公開 完
西郷輝彦公式チャンネル Telstar Vega 2021/08/29 
いつもご視聴ありがとうございます。
全くの素人ながらYouTube編集の楽しさも味わっております。
がんのこと、人生のこと、こんな形で語り合えたら幸せです。
ご意見など、是非お寄せくださいませ。   西郷 輝彦

前立腺がん最先端治療を求めてオーストラリアへ渡った私は、1回目2回目と治療を重ね、2回目にしてついに消えたがんをこの目で見た。

しかし、何の影響かわからないが、PSA数値が異常な上昇を続け、

オーストラリア側の医師からは「治療を中断して日本で調べた方がいい」

日本側からは「がんは消えている。あとはあなた次第だ」と促される。

私はどの道を選ぶのか。苦渋の決断が迫られる。
・・・(以下、略)・・・

●ステージ4の西郷輝彦、最先端治療で“前立腺がん消滅”を確認 「やったなぁ!」と喜ぶもPSA数値は謎の上昇
      ねとらぼ 2021年8月30日
ステージ4の西郷輝彦、最先端治療で“前立腺がん消滅”を確認 「やったなぁ!」と喜ぶもPSA数値は謎の上昇拡大する(全1枚)
がんが消えて喜ぶ西郷さん夫妻(画像はYouTubeから)

 歌手で俳優の西郷輝彦さんが8月29日にYouTubeチャンネルを更新。ステージ4の「去勢抵抗性前立腺がん」の最新治療を受けるためオーストラリアに渡り、2回目の治療でがんが消えたことを明かしています。

 西郷さんは2011年に前立腺がんを発症して全摘出手術を受けましたが、2017年に再発して骨への転移が発覚。ステージ4と診断され、ホルモン治療をはじめ、11回もの放射線や抗がん剤治療を続けてきましたが、コロナ禍の自粛期間にPSA(前立腺特異抗原)の数値が急激に上昇したことを受け、2021年4月からシドニーでの最先端治療(PSMA治療)に踏み切っています。

 家族総出で日本を発った西郷さんは、過去3回にわたってYouTubeを通して現況を報告。1回目の治療ではPSA数値が下がるどころか470から510へと上昇しており、「3回しかない貴重な治療で1回目、せめて100か200は下がってくれなきゃ」「あと2回で下げることができるんだろうか」と落胆した姿を見せていました。

 しかし治療から約1カ月後、8月21日から22日にかけて放送された日本テレビ系の特番「24時間テレビ44」に、西郷さんは現地からリモート出演。「私のがんが消えた画像をこの目で見たんです」と治療の効果がついにあらわれたことを報告。近いうちに公開するYouTube動画で詳細を知らせるとしていました。

 今回の動画は予告通り、「がんが消えた編」というタイトルになっており、2回目の治療を終えた西郷さんが妻の明子さんとともに、検査結果を確認する様子が収められています。

 治療前後のCT画像をゆっくりと見比べた西郷さんは、「消えてる……」とポツリ。がんはキレイに消えており、「やった……やったなぁ!」と喜びも束の間、「あれ……がんが消えて、PSAが上がる?」とPSA数値が800まで上昇していることに気づきます。

 原因不明の数値上昇に、オーストラリアの医師からは「治療を中断して日本で調べた方がいい」と日本での検査を勧められ、日本の医師からは「がんは消えている。あとはあなた次第」と今後の治療については自主判断を促されたとのこと。
西郷さんは動画内で、「PSMA治療を中断して日本へ帰るなんてとんでもない。こっちで調べて、調べて、検査して、検査して、必ず3回目の治療をやる!」と現地での治療を継続することを力強く宣言していました。

 一連の報告を、力の入った演技やセリフを交えた“芝居仕立て”でファンに届けた西郷さん。
視聴者からは「ガンが消え本当に本当に良かった!」「奇跡がおきましたね」「癌が消えるなんてすごいです!」など、喜びの声が多くあがった一方で、
「PSAが下がってないということは、また再燃の可能性があるということですかね」「何故、PSAが下がらないのか。長いたたかいになるのでしょうか」など数値上昇の問題を不安に思うコメントも寄せられています。

●西郷輝彦 ステージ4のがん闘病「薬剤を打つだけ」の最先端治療とは
     NEWSポストセブン 8/29(日) 7:05  
※女性セブン2021年9月9日号
 がん患者にとって「ステージ4」という宣告は、「これ以上の治療ができない状態」のように感じるかもしれない。しかし、海外には日本では承認されていない最先端の治療法があり、一縷の望みを託して海を渡る人もいる。俳優の西郷輝彦(74才)も日本を離れ、治療に臨んでいた──。・・・(以下、略)・・・

● 西郷輝彦氏の前立腺がん、去勢抵抗性前立腺がんの状況
 ※ 女性セブン2021年9月9日号  8/29(日)配信 から抜粋=このブログ管理者


2011年 前立腺がんの発見  前立腺全摘出手術

2017年11月 骨へのがん転移 "背中に激痛が走る。
医師は「緩和ケア」を進めた。
本人には積極治療を選ぶ"

2017年 抗がん剤 2本 髪の毛、ドッサリ抜けた
11回にわたる放射線治療や抗がん剤の投与

2021年春 「ステージ4」の宣告
PSAが「3か4」だったのが突然上昇。
ある日325。
原因は、がんが背中や胸の広範囲に転移。
国内での標準治療はすべて受けていた

2021年4月 オーストラリアへ 「PSMA治療」(3回)を受けるため
1回目の注射後 PSAの値は510に
2回目の薬剤投与 CT画像「がんが消えた!」

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 昨日のブログで、前立腺がんの治療のことでここのところ何度かコメントいただいた方のご意見を転記し、私の意見も記した。
 今日、早速、ご返事としてのコメントをいただいた。(ありがとうございます)
 (以下、必要な時は、「コメント氏」と書かせていただきます。)

 なんと素晴らしい治療方針を定められておられる方なのか、というのが率直な感想。
 「コメント氏」は、しっかりと調べて、ご自分の「病期」などに照らして、先を見据え、治療を進めておられる。
 現状もコントロールの範囲。ジェットコースターのように腫瘍マーカーの値が乱高下する私とは大違い。
 私も、その姿勢と展望を明確にするという原則を、見本としなければと改めて感じているところ。

 その「コメント氏」は"密封小線源"という治療法を希望し、進むという。
 私も、小線源療法を私のように「超ハイリスク」患者にやってくれるところはないかと探したが、見つからなかった。
 そもそも、「超ハイリスク」患者に日本が「適応の範囲」としている治療法は限られているから「超ハイリスク」患者に手を出すところは少ない。 (クリニックなどでの自費治療は別にして)
 しいて言えば、今年になって、関西のある大学病院で「超ハイリスクに放射線治療を開始」というところが出て来た、という程度(が私の認識)。

 さてさて、「コメント氏」は"密封小線源"について、ここでは、同氏の奈良県立医大も含めて次の3つの大病院の情報にリンクしておく。
 特に大船中央病院は、「超低リスク」「低リスク」「中間リスク」「高リスク」「超高リスク」と、段階ごとに分類・図示して解説しているので分かりやすい。

●わたしたちの治療方針 ポリシー 照射技術 各がんへの治療 前立腺がん/大船中央病院 放射線治療センター
●トリモダリティ治療とは/鳥取大学医学部 器官制御外科学講座 腎泌尿器学分野
●前立腺癌に対するイリジウム-192 シード線源を用いた高線量率小線源療法について 第 4 版 (2021 年 4 月)/奈良県立医科大学 泌尿器科 放射線治療・核医学科/★  小線源療法(ブラキセラピー)目次 /★  高線量率(HDR)ブラキセラピーを受けられる患者さんへ

 あと、「コメント氏」の現状に関する報告や状況なども、今日の後半のブログ本文に転記・抜粋しておくが、もっと要約すると次。 
 ★≪投稿の内容は同じ病に悩んでいる方の助けになれば、と思いますので、オープンで結構です。≫
  私は6年ほど前からPSAが4を超え経過観察・・・この間、2度の生検も異常なくPSAが10を超えた段階で2021.3月に前立腺ガンが発見されグリソンスコアは当時4+5の9と診断。骨シンチでも既に3箇所に転移。私は以前より密封小線源での治療を希望していましたので、治験数の多い奈良県立医大に紹介状。同病院で細胞を再検査、グリソンスコアは7にグレードダウン。現在、アーリーダの服薬とリュープリンの皮下注射。PSAは0.015と劇的に下がっています。現在は去勢抵抗性前立腺ガンにはなっていませんが、いずれはホルモン剤は効かなくなるとお聞きしています(個人差はかなりあるとの事ですが)


 ‥ということで、今日のブログの書き出しはここまでにして、以下に上記に紹介した情報を掲載しておく。
 なお、昨日8月24日の私のブログへのアクセスは「閲覧数3,551 訪問者数1,218」。

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●昨日2021年8月24日のブログに、翌日である今日2021年8月25日に頂いたコメント ◆アーリーダという第2世代ホルモン療法薬/皮疹/デノタスチュアブル、注射がランマーク/リュープリン (男性ホルモン分泌抑制薬)/ブログへのコメントに返信するよりこの本文に書きます

投稿の内容は同じ病に悩んでいる方の助けになれば、と思いますので、オープンで結構です。
私は6年ほど前からPSAが4を超え経過観察をしていました。

この間、2度の生検も異常なくPSAが10を超えた段階で、3回目生検を実施した2021.3月に前立腺ガンが発見されました。グリソンスコアは当時4+5の9と診断されました。

その後の骨シンチでも既に3箇所に転移があり治療をどうするか、地元のドクターと相談した結果。

私は以前より密封小線源での治療を希望していましたので、治験数の多い奈良県立医大に紹介状を書いて頂きました。
同病院で細胞を再検査した血管、グリソンスコアは7にグレードダウンしました。(骨転移は変わらず3箇所あり)

そういう状態で現在、アーリーダの服薬とリュープリンの皮下注射を行っている次第です。
PSAは0.015と劇的に下がっています。

間も無く原発ガンを密封小線源療法で押さえ込んだ後、放射線外照射と抗がん剤、ホルモン剤投与を続けるものと考えています。
現在は去勢抵抗性前立腺ガンにはなっていませんが、いずれはホルモン剤は効かなくなるとお聞きしています(個人差はかなりあるとの事ですが)この先の治療の進め方やPMSAなど最新の前立腺ガンの治療法など色々ご教示頂ければ幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★2020年6月25日のブログに、今日2021年8月25日に頂いたコメント 
  ◆アパルタミド(アーリーダ) 第2次ホルモン療法薬の副作用か 湿疹、皮疹 が出た /ツムラ漢方 「十味敗毒湯」 エキス顆粒 数時間で効いた /「皮疹」の対応としていろんな人が使える「十味敗毒湯」
 現在、アーリーダを服用していますが、軽い発疹が続いています。十味敗毒湯は服用していますが、発疹に気付くのが遅かったのか、軽い発疹と痒みは続いたままです。主治医に相談しましたが、血液検査上は服薬を中止する様な所見は無いので塗り薬で対応しましょうとの事です。
なかなか治りきらないので、次回の診察の際に十味敗毒湯の処方を相談しようと思っています。

★私の場合のアーリーダの処方は、遠隔転移を有する前立腺ガンでの処方と理解しています。3箇所の骨転移が認められるとのことです。

 (てらまち、コメント) 漢方薬は、私の経験では、「市販の漢方薬」と「処方箋による漢方薬」とでは、同じ薬でも、「用量」が倍くらい違います。後者が多いので、「効きが良い」かも。
 遠隔転移を有する前立腺ガン・・・骨転移は、それほど気にしなくても良さそうですね。

●わたしたちの治療方針 ポリシー 照射技術 各がんへの治療 前立腺がん
 大船中央病院の放射線治療センターの公式WEBサイト。神奈川県鎌倉市の総合病院
1500 例以上の前立腺がんに高精度放射線治療を行っています。

回転強度変調放射線治療(VMAT。IMRTの発展型)による【通常分割法と体幹部定位放射線治療(ピンポイント照射)】は2週以内に、【小線源治療】【トリモダリティ治療】も待たせることなく開始可能です。

がんの部位や正常臓器との距離に応じて放射線量に強弱をつけているのが当院の特徴です。

前立腺がんを含めたからだの状態や患者さんの考え方に応じて最適な治療法を決定します。

●トリモダリティ治療とは
     鳥取大学医学部 器官制御外科学講座 腎泌尿器学分野
ハイリスクの限局性前立腺癌では、単独の治療のみでは再発する可能性が高く、併用療法での治療成績向上への試みがなされてきました。
トリモダリティとは、密封小線源治療+外部放射線治療+ホルモン療法を組み合わせた治療法で、良好な治療成績が期待できるとされています[1-3]。
しかし、ホルモン療法の使用方法や期間に関しては明確な基準が存在していないのが現状です。
現在、本邦では高リスク症例に対して密封小線源治療と外部放射線治療の併用療法に対するホルモン療法の相加効果の検証が行われています(TRIP試験)[4]。
当院では6ヶ月間の術前ホルモン療法を行ったあとに密封小線源治療と外部放射線治療を行い、その後は2年間のホルモン治療を継続します(図1)。

●前立腺癌に対するイリジウム-192 シード線源を用いた高線量率小線源療法について 第 4 版 (2021 年 4 月)
    奈良県立医科大学 泌尿器科 放射線治療・核医学科
奈良医大では、2004 年より低線量率小線源治療を開始し 1592 例以上の治療実績があります、また、強度変調放射線治療(IMRT)も積極的に行い 493 例以上の治療実績があります。
2018年秋からはこれらの治療に加えて高線量率小線源治療を開始できるようになりました(2021 年 3 月までに 51 例治療)。

 ★  小線源療法(ブラキセラピー)目次
 ★  高線量率(HDR)ブラキセラピーを受けられる患者さんへ


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 昨日のニュース。
 去勢抵抗性前立腺がんの治療関係の素晴らしいニュースとして次の二つを紹介する。

 ●中日スポーツ 8/22(日) 10:46/がん闘病の西郷輝彦「私のがんが消えた画像をこの目で見たんです」シドニーから24時間テレビ生出演
 ●スポーツ報知 2021年08月22日 09時17分/オーストラリアでがん治療中の西郷輝彦「元気」 日テレ系「24時間テレビ」に中継で出演

 この西郷氏が受けた最新の治療法、かつ、現在、最も強力な治療法だという旨を日本の専門家も述べている「PSMA療法」。
 しかし、日本では認められていないから、西郷氏は、わざわざ、このコロナで何もかもが大変なこの時期に渡豪した。
 
 「私のがんが消えた画像」とは、意外に思う人がいるかもしれない。
 なぜなら、しばらく前、同氏は、西郷氏の治療経過について、「第三弾 失速編」という"後ろ向き"の情報発信をしたから。
 まるで、「失敗だった」ともとれるような雰囲気。

 そのことについての私の評価は次。  
・・・・ 今回の西郷氏の「ルテチウムPSMA療法 アクチニウムPSMA標的治療」においても、腫瘍マーカー PSAが急上昇すること、その後は急降下することも指摘されている。渡豪しての治療まで決意するということは、当然、それらのことは医師から聞かされていたはずなので、途中経過として「急上昇」を第3回報告の主題としたと私は推測している。

 (元文) 2021年7月31日 ブログ ⇒  ◆西郷輝彦 第三弾 失速編 緊急渡豪 前立腺がん最先端治療への挑戦 公式チャンネル 7月29日 【治療を受けた後のPSA数値は下がるどころか、470から510へと上昇。日本にいたころは325】

 ともかく、日本での認可ついて、
 昨年の春に私が診察を受けた東京女子医大の医師は、「10年後、早ければ5年後くらいには・・・」と話してくれた。

 そして、今年、先の8月16日発の日経の記事では、別の大学病院の医師が
  ★≪前立腺癌の治療戦略、新規治療177Lu-PSMA-617も有効/・・日本への導入は、早ければ再来年か・・≫ と書いている。
 
 なんと悠長なのか・・・
 ま、ともかく、前倒し的になってきた、と見るしかないか・・・

 いずれにしても、著名人のこのような画期的な挑戦、そして実質的に成功であろう「治療結果」が日本に広く伝えられれば、日本の関係機関もいつまでもほっとくわけにはいかなくなると私は推測する。

 外国で難なく行われる治療法が「日本だけは許されない、保険承認されない」というのは放置されるべきことではない。
 日本で「ルテチウムPSMA療法 アクチニウムPSMA標的治療」が一日も早く認可・承認されることはを期待する。日本は、設備的にも、人材的にもなんの不足、欠落もないのだから、あとは、政策的決断のみ。

 そういう意味でも、改めて、西郷氏の挑戦、かつ、PRという手法は大賞賛しよう。 

 なお、昨日8月22日の私のブログへのアクセスは「閲覧数1,819 訪問者数1,088」。

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●がん闘病の西郷輝彦「私のがんが消えた画像をこの目で見たんです」シドニーから24時間テレビ生出演
   中日スポーツ 8/22(日) 10:46
24時間テレビに出演した西郷輝彦

 前立腺がんの最先端治療を受けるため4月にオーストラリアに渡った俳優の西郷輝彦(74)が22日、日本テレビ系「24時間テレビ」にシドニーから中継で生出演した。

 「がんと闘う昭和の大スター・西郷輝彦 ネットで今伝えたい想い」という企画コーナーで妻と一緒に登場した。昨年ドラマ「竜の道」(フジテレビ系)で初共演した俳優の遠藤憲一(60)から「具合はどうですか?」と尋ねられると、西郷は穏やかな笑顔を浮かべながら「元気ですよ。この通り」と答えた。

 さらに遠藤が西郷のYouTubeを見たことを告げると西郷は「うれしいな。チャンネル登録をお願いします」とリクエスト。遠藤は「しました。“いいね”もしました」とコミカルなやりとりで笑いを誘った。

 遠藤が手紙を読み上げ「またいつか共演しましょう」と呼びかけると、西郷は感極まった表情で「ありがとう」と感謝。「私のがんが消えた画像をこの目で見たんです。次のYouTubeでご覧頂きたいと思ってます。奇跡は起こります」と話した。

 西郷は10年前に前立腺がんを発症して全摘手術を受けたが、6年後に再発して骨に転移するなどステージ4の診断を受けた。その後、医師から勧められた緩和ケアではなく抗がん剤治療を選択。さらにオーストラリアで最先端治療を受け、3回のうち7月の1回目は結果がおもわしくなかったことなど、治療の経過や様子もYouTubeで明かしている。

 西郷は「病気になった時に苦しんでいる人がたくさんいることを知った。治療を赤裸々にきちっと報告して、がんとの闘いの将来につながったとしたら僕のYouTubeは大成功だったと思う」と心境を明かした。

 西郷は58歳でブログ、62歳でボクシング、63歳でツイッター、74歳でYouTubeと新しいことに次々と挑戦。今年迎えた還暦をマイナスに受け止めていたという遠藤は、ドラマの撮影現場で西郷から「60歳になると今まで自分が気付かなかったような本当にやりたかった自我が出てくる。それを実現させていくのが70歳からなんだぞ」と言われて勇気づけられたエピソードも紹介した。

 放送後、ネット上ではコロナ禍での24時間テレビ放送に批判があることに触れながらも「励まされた」などと静かな感動の声が広がった。

●オーストラリアでがん治療中の西郷輝彦「元気」 日テレ系「24時間テレビ」に中継で出演
         スポーツ報知 2021年08月22日 09時17分
 去勢抵抗性前立腺がんのステージ4で、治療のためオーストラリアに渡った歌手で俳優の西郷輝彦が22日放送の読売テレビ・日本テレビ系、夏恒例の大型チャリティー番組「24時間テレビ44 愛は地球を救う」に中継で出演した。

 昨年共演した俳優・遠藤憲一から体調を聞かれた西郷は「元気ですよ。この通り」と満面の笑みで答えた。さらに、遠藤が手紙を読み上げ「希望と力をもらっています」「またいつか共演しましょう」と語りかけると、「ありがとう、うれしい」と、西郷は手を合わせた。

 シドニーでの治療開始と同時期にYouTubeを開設した西郷。自身の治療について発信している。遠藤からYou Tubeを見たと告げられると「チャンネル登録よろしくおねがいします」と西郷。さらに「私の消えたがんの写真を見ました。次のYouTubeで紹介しますので、お楽しみに」。次回予告も忘れず、笑顔を見せた。

 西郷は11年に前立腺がんと診断され、全摘出手術を受けた。だが17年11月にがんが再発し、ホルモン治療、放射線、抗がん剤治療を14回受けるなど、治療を続けてきた。前立腺がんのマーカーが上昇したため、オーストラリアでがんの最先端治療を受けることを決意。4月上旬にシドニーの病院とリモート会議で治療計画を立て、同23日の飛行機で渡豪した。

●新規AR標的薬の早期使用で変わる前立腺癌の治療戦略
新規AR標的薬3剤ともに早期使用でOSを延長、新規治療177Lu-PSMA-617も有効

       日経 2021/08/16  横浜市立大学附属市民総合医療センター泌尿器・腎移植科診療教授 上村 博司 氏
 ・・・(略)・・・
日本では68Ga-PSMA-11を用いたPET/CTが使えないため、この試験には参加できませんでした。
今年、ようやく68Ga-PSMA-11を用いたPETでPSMA陽性の判定をし、177Lu-PSMA-617とSOCを併用する治験が始まりそうです。
 日本への導入は、早ければ再来年かというところでしょうか。

・・(以下、略)・・・


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 西郷輝彦氏が、去勢抵抗性前立腺がんの急激な悪化で、日本ではまだ認可されていない治療を受けるために渡豪したのは4月。
 しかも、本人がネットで状況を発信するという興味深い公表の仕方でのスタート。
 治療は、海外の最新医療である=PSMA標的放射線治療」。

 3回目の報告が7月29日に発信された。
 タイトルが・・・「 第三弾 失速編」とつけられている通り、ショックな現状らしい。
  ・・内容中に【治療を受けた後のPSA数値は下がるどころか、470から510へと上昇。日本にいたころは325】とある旨。

 私も、昨年7月に「2」まで下がっていた腫瘍マーカー PSAが、日本で国内で認められている放射性物質の点滴療法であるゾーフィゴを1月から行ったところ、PSAが毎月上昇、「12月146⇒4月536」と急上昇、高値になったことが心配なので主治医と相談して「ゾーフィゴ治療は『6回』しかできないところ、『3回』でうち切った」。
 それでも4月26日は815まで上昇。
 その後は下がり始めていった。

 今回の西郷氏の「ルテチウムPSMA療法 アクチニウムPSMA標的治療」においても、腫瘍マーカー PSAが急上昇すること、その後は急降下することも指摘されている。渡豪しての治療まで決意するということは、当然、それらのことは医師から聞かされていたはずなので、途中経過として「急上昇」を第3回報告の主題としたと私は推測している。
 
 ともかく、問題は「最終的に、どこまで腫瘍マーカー PSAの値が回復するのか」ということが強く気になるのは患者の本音。
 ちなみに、このブログで西郷氏の治療方法のことを最近整理したのは、
 
 ★ 2021年7月15 日ブログ ⇒  ◆全身の転移に ルテチウムPSMA療法 アクチニウムPSMA標的治療 オーストラリア/日本では、抵抗感が強く、承認が大幅に遅れることが懸念される (前立腺がん支援ネットワーク)
   ・・・・今日は、「1. ある専門家」と「2. 患者や医師らのネットワーク」と「医療を海外で受けていただくお手伝いをしている有志の医師のグループ」の3件から関連情報を見ておく。・・・・

  ★ 2021年7月16日ブログ ⇒ ◆疑問点。実際に治療効果は? ?  PSMA療法 ルテチウム・アクチニウムで/PSAが急上昇し、急降下するらしい/それ自体は理解できること=腫瘍崩壊 ただ、最終的にどうなるの・・
  ・・・・ ●-5 ≪腫瘍マーカー PSAが急上昇し、急降下した後、どこまで回復するの??? という疑問の答えが見つからない≫・・・・

 今日は、次利西郷氏のことにリンク、紹介しておく。
●西郷輝彦 teruhikosaigo /7月29日 今夜18時ごろ、YouTube公式チャンネルにて 第三弾「失速編」をアップ予定です
●西郷輝彦 緊急渡豪 前立腺がん最先端治療への挑戦 第三弾 失速編/西郷輝彦公式チャンネル Telstar Vega 2021/07/29

●前立腺がんの西郷輝彦、最先端治療の結果に激しく落胆 渡豪前よりPSA数値が200上昇し「動揺しています」  325から510へと推移/ねとらぼ 2021年07月30日 20時05分

 なお、昨日7月30日の私のブログへのアクセスは「閲覧数1500 訪問者数826」。

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 西郷輝彦 teruhikosaigo
·7月29日

ご無沙汰しております。

今夜18時ごろ、YouTube公式チャンネルにて 第三弾「失速編」をアップ予定です。

ぜひご覧下さい!


●西郷輝彦 緊急渡豪 前立腺がん最先端治療への挑戦 第三弾 失速編
    西郷輝彦公式チャンネル Telstar Vega 2021/07/29 8,163 回視聴  チャンネル登録者数 5860人
すべてはボンダイビーチへの道だった!14日間の隔離生活を終え、シドニーらしい住まいを借りて新生活がスタート。コンディションを整え、前立腺がんの検査、治療に耐えるための生活を始める。そしていよいよ治療を終え、その結果が知らされる。果たして第一回目の治療はどうだったのか?
第三弾は失速編として治療前後の緊張と、現実感をお伝えします。
・・・(以下、略)・・・

●前立腺がんの西郷輝彦、最先端治療の結果に激しく落胆 渡豪前よりPSA数値が200上昇し「動揺しています」  325から510へと推移。
      ねとらぼ 2021年07月30日 20時05分 斉藤賢弘
・・・(略)・・・
 快癒を願う思いとは裏腹に、治療を受けた後のPSA数値は下がるどころか、470から510へと上昇。日本にいたころは325だったことに加え、内蔵や白血球などはさしたる問題がない分、西郷さんのショックは大きかったとみえ、「治療したからこその高どまりともいえる」と一定の理解を示しつつ、明らかに落胆した表情で「3回しかない貴重な治療で1回目、せめて100か200は下がってくれなきゃ」「あと2回で下げることができるんだろうか」とふりしぼるように語っていました。
・・・(以下、略)・・・


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 「去勢抵抗性前立腺がん」で、日本での各種の標準治療が尽きて、海外の最新医療に向かった西郷輝彦氏。
 日本から抜け出して、海外に行くしかないという前立腺がん治療の現況、当然ながら患者の気持ちは、よくわかる。
 ただ、海外の治療のデータはなかなか見つからない。

●-1 経験からわかる一つ目として、私が、セカンドオピニオンを受けた  京都大学病院の泌尿器科の医師は、「オーストラリアに行った人は『3人』知ってます。その後のことはわかりません」との話だった。
   (その意味は、ここを出て、海外の治療にかけた、が、結果は知らない・・ということは間違いない。)

●-2 経験からわかる二つ目として、今通っている  名古屋大学病院の泌尿器科の医師は、最初のセカンドオピニオンの時、「オーストラリアに3人行かれました。その後のことは聞いていません」との話だった。
  (その意味は、ここを出て、海外の治療にかけた、が、結果は知らない・・ということは間違いない。)

●-3 結局、日本で、標準治療から見限られた患者で、腫瘍マーカー PSAが悪化した人のある部分は、治療を受けていた病院を出て海外に行っている、ということのようだ。
 私が推測するとに、西郷氏も同様なのだろう。
 ともかく、今日、観点を絞ってWEB検索したら、このブログで採り上げてきた「セラノスティクス 横浜」のWEBには、次の記述があった。
 
●-4  ★≪セラノスティクス 横浜/進行性前立腺がんに対する新しい治療 Q&A ・・これまでに渡航してオーストラリアで治療や検査を受けた方々は30人以上。・・≫

 ただし、計算の年月日が示されていない。咲いていえば、上記のページの後半に「体験談」があり、それが「2020年3月」とされていることが推測の元か・・・
 
●-5 ≪腫瘍マーカー PSAが急上昇し、急降下した後、どこまで回復するの??? という疑問の答えが見つからない≫
 ところで、昨日のブログで
  ≪なお、次回は、「治療として完ぺきではないのかもしれない」と感じる部分、疑問点なども書いてみたい。≫ と書いた。

 もちろん、完ぺきな治療法などあるわけはないのだけれど・・・それでも、この最新治療として、かつ、きわめて効果的だといわれるこの治療法について、一(いち)患者として疑問に思うところは次。
 
 日本ではまだ認可されていない「海外の最新医療=『PSMA標的放射線治療』」「ルテチウムPSMA療法 アクチニウムPSMA標的治療」においては、腫瘍マーカー PSAが急上昇することは指摘されている。その後、急降下することも。
 ただ、問題は、最終的に「どこまで回復するのか」という肝心のところ。
 一応、次の二つが考える出発点か・・・

●-6
★≪ 2020.09.02 宇都宮セントラルクリニック たった1回のLu-PSMA投与で腫瘍サイズが縮小。これにより、腫瘍溶解症候群が発生し、一過性にPSAの急上昇をもたらし、その後急速にPSAが低下。血中PSAの値が、一過性に上昇後に急減している。
 

私の疑問 (寺町の記述) PSAの値
グラフの出発点(左端から抽出してみると)
2018.11.14 「74」
2019.02.05 「323」
2019.03.12 「1790」
2019.07.01 「5302」
2019.07.23 「1292」 

確かに、急激に上昇し、急激に減少している。

ただもともと「100」に近いレベルまで上昇していたのだろうことは推測できるものの、
示された資料では、治療開始の月日が定かでないから判断しがたい。


●-7
 ★≪2018年9月24日 馬車道さくらクリニック 院長  車 英俊 前立腺がんに対する新しい標的分子 PSMA  2.PSMA標的放射線治療/セラノスティクス 横浜 
・・・(略)・・・進行性の去勢抵抗性前立腺癌に対するPSMA治療は、2015年にドイツのハイデルベルグ大学で始まりました。まず、ルテチウム177という放射線物質を用いた治療から始まり、2017年に145人の患者さんに実施した結果が報告されました。

すべての患者さんが他の治療をほぼすべてやりつくした状態の進行性前立腺がんであったにもかかわらず、実に45%以上の患者さんはPSAが50%以上低下し、33~70%の患者さんは痛みが軽減し、60%の患者さんは生活の質が上がり、74%の患者さんは日常生活の活動性が向上しました。

副作用はほとんど見られませんでした。これは、去勢抵抗性前立腺癌に対する従来の治療と比較して驚くべき効果で、さらに安全性が極めて高いため、次世代の治療としてたいへん注目を集めています。最近では、さらに強力なアクチニウム225という放射線物質を用いた治療も始まっています。


私の疑問 (寺町の記述) 「PSAの50%以上低下し」はいいけど、その月が見えてこない。

●-8 国内でできる放射線治療の一つのゾーフィゴの時、(私は今年は1月日から3月3回投与する治療を受けた)、名大病院の放射線科医は「過去に、PSAが4000まで上がった人がいます。たいてい上がるでしょう」という話だった。
 たいていの人が「上がる」ことは、私も文献で知っていたけれど、「その後、その人はどうなったんですか?」という質問をしても、医師からは答えが返ってこなかった。
 2月にもその話が出たので、改めて質問したが、答えがなかった。

 ともかく、日本国内で治療法がないところまで進行、悪化した当事者が海外を指向するのは不思議ではない。
 この分野の後進国の日本でも、いずれはPSMA療法も承認されるのだから、注視していこう。

 なお、私の現在の方針は昨日も書いたけど、
 「当面は、今の病院での治療、着くにBRCA遺伝子変異の治療薬の『リムパーザ』で行くつもりでいる」。

 観点を変えれば、多分、西郷氏はBRCA遺伝子変異のタイプではなかったのだろうと推測している。
 (もちろん、2021年1月から日本で去勢抵抗性前立腺がんにも保険適用となった認可された「リムパーザ」を、それ以前から自費で使っていたケースなら、別のこと)

 いずれにしても、癌は個別治療の時代、ということを改めて感じている。 

 なお、昨日7月15日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,580 訪問者数848」。

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 西郷輝彦氏が去勢抵抗性前立腺がんの治療でオーストラリアに渡ったのが4月。最後の治療、その覚悟なのだろう・・・
 放射線や抗がん剤治療を11回行ったけれど、芳しくないということで外国での最新医療に出かけた旨。

 このブログでも、その治療法のことを何回か見てきた。
 同氏の情報発信がまだ、2回だけのようなので、ブログでの整理は少し進めてきたい。
 
 今日は、「1. ある専門家」と「2. 患者や医師らのネットワーク」と「医療を海外で受けていただくお手伝いをしている有志の医師のグループ」の3件から関連情報を見ておく。

 ブログのタイトルに「全身の転移に ルテチウムPSMA療法 アクチニウムPSMA標的治療・・・」と書いた。
 私の場合も全身の転移という検査結果が出ているのだけれど、今の国内での治療で転移は減少してきている。来週も、3ケ月ぶりの
骨転移の現況の検査が組まれている。…つまり、当面は、今の病院での治療、着くにBRCA遺伝子変異の治療薬の「リムパーザ」で行くつもりでいる。

 ともかく、その「3件のこと」につき、今日のブログの後半でリンクし、一部を抜粋しておく。
 ごくごく一部を抜き出すと以下。ニュアンスが伝わって、ブログの後半のもっと分かりやすい抜粋の方も見てほしい。

1. 専門家のこと
 ★≪ 最新情報 前立腺がんの診断と治療 2019年11月10日・・・今回の国際泌尿器科学会では、PSA1000以上で見つかった患者さんの解析を発表しました。2001年から2018年の間に私Uromasterの病院などで診療した53人の患者さんの解析です。・・・
 
という医師なので、相当な人だろうと推測できる。
 2016年12月25日 の投稿で ★≪225Ac-PMSA-617による治療≫ と題してまとめている。
 情報が早い。
 その人が、★≪2021年05月23日 西郷輝彦さんがシドニーに出発≫ と書いている。

2. 患者や医師らのネットワーク
  ★≪前立腺がん支援ネットワーク 腺友倶楽部≫
  ・・・期待されるPSMA標的療法:早期承認を!  前立腺がんでは、毎年1万人以上の患者が亡くなっています。・・・日本では、抵抗感が強く、このまま手をこまねいていては、日本での承認が大幅に遅れることが懸念≫

3. 一般社団法人セラノスティクス横浜
  ★≪私たちは、国際的に効果が実証された最新のセラノスティクス医療を海外で受けていただくお手伝いをしている有志の医師のグループです。≫
  ★≪・・・ルテチウムPSMA標的治療は、PSMAを発現している前立腺がんにしか効果はありません。PSMA標的治療には、ルテチウムのほかにアクチニウムを用いる方法があります。こちらの方がより強力ですが、核種が特殊なためにまだ世界でも実施できるところが限られています。≫
 
 なお、次回は、「治療として完ぺきではないのかもしれない」と感じる部分、疑問点なども書いてみたい。
 昨日7月14日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,378 訪問者数987」。

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★前立腺小細胞がん(神経内分泌がん) - 最新情報 前立腺がんの診断と治療:楽天ブログ"
● 2021年05月23日 西郷輝彦さんがシドニーに出発
● 2016年12月25日  225Ac-PMSA-617による治療 
・・・(略)・・・この225Ac-PMSA-617は、前立腺がん細胞、前立腺がん組織を標的とした治療です。
効果が確かめられれば、本当に理想的な治療になるかもしれません。
私Uromasterも、目を光らせて今後の成り行きをみていきたいと思います。
・・・(略)・・・

★前立腺がん支援ネットワーク  腺友倶楽部
  ・・・(略)・・・
【体内照射】(ラジウム223) 
・・・(略)・・・アルファ線を放出するラジウム223(ゾーフィゴ)は、忍容性を保ちながら、生存期間の延長(中央値で約3ヵ月)をもたらすというデータが示されており、我国では2016年に保険適用となりました。 以降、転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)の治療選択肢の一つとして良く用いられてきました。
アルファ線はベータ線に比べて放射線量が数倍大きく、一方、飛距離と崩壊時間は短くなります。ゆえに理論的には他の臓器に対する影響が小さいので、副作用も少ないと言われていますが、これも実際はかなり個人差があるようで、副作用がきつくて辛いとおっしゃる方もおられます。
・・・(略)・・・

 期待されるPSMA標的療法:早期承認を!
 前立腺がんでは、毎年1万人以上の患者が亡くなっています。
転移を有する去勢抵抗性前立腺がんとなり、次の薬物療法の選択肢が見えなくなって来た時に、もし、大きな効果が期待できる新しい治療法が目の前に現れれば、どんなにありがたいことでしょう。
 夢物語と言われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。現在、海外でそのような治療法がすでに生れつつあるのです。
・・・(略)・・・
 PSMAを標的とした小分子(リガンド)に、ベータ線を放出するルテチウム(117Lu)あるいはアルファ線を放出するアクチニウム(225Ac)をくっつけ、多発転移(骨に限らず、リンパ節や臓器転移であっても)を有する前立腺がん患者に注射すれば、多くの人で骨転移の影が薄くなり、PSA値が大幅に改善されるというものです。
・・・(略)・・・
ただ、全ての前立腺がん細胞にPSMAが発現しているとは限らないので、そのような前立腺がん細胞に対しては効き目がありません。

・・・(略)・・・
海外では、PSMA-PETをやっている国は、すでにたくさんあり、いずれ近いうちにPSMA標的療法が正式に認可されようとしています。
 さらに突っ込んで言えば、ドイツ、オーストラリア、マレーシア等数カ国では、実際にPSMA療法による患者の治療が先行して行われており、 すでに日本からも10名を越える患者さんが、その治療を受けに渡航されているという現実があるのです。

 この治療法は、海外では早ければ2020年にも承認される可能性があるという状況になっていますが、 我国では、PSMA標的療法の臨床試験はまだ始まる気配もありません。

 日本ではアイソトープ(放射性物質)の規制が厳しいこともあり、アイソトープを用いた検査や治療の認可はとかく遅れる傾向が強いようです。 PSMA-PET(PET/CT)を用いた臨床試験は、2019年から京大、阪大等で始まっています(受付はすでに終了)
 日本では、これまで薬の承認が諸外国に比べて大きく遅れるドラッグ・ラグ問題がしばしば騒がれていましたが、近年、ようやく海外に対しても、概ね1~2年以内に追随、承認できる体制になってきているようですが、アイソトープは一般の医薬品とは趣が異なり、抵抗感が強く、このまま手をこまねいていては、日本での承認が大幅に遅れることが懸念されます。
・・・(略)・・・
腺友倶楽部としても、「出来るだけ早期に、患者がこの治療法の恩恵を受けられるよう、便宜を諮ってほしい」という要望を、専門医等の関係団体とも協力し、所轄官庁に訴えることができないか、その方向に向け動き始めているところです。

●一般社団法人セラノスティクス横浜のご紹介
   セラノスティクス横浜
 私たちは、国際的に効果が実証された最新のセラノスティクス医療を海外で受けていただくお手伝いをしている有志の医師のグループです。
​ 医学の進歩は全世界に同時進行的に起こっていますが、日本国内で受けられる治療はそのごく一部です。私たちは、患者さん一人一人に適した治療を供給するセラノスティクス医療に賛同し、それを日本の皆さんにお届けすることを目的に、非営利団体として一般社団法人セラノスティクス横浜を設立いたしました。設立に賛同した仲間は、がん治療の最前線で奮闘する医師、薬剤師です。

 「セラノスティクス(Theranostics)」とは、「治療の」を意味するセラピュウテック(Therapeutic)と「診断の」を意味するダイアグノスティック(diagnostic)を組み合わせた造語で、「診断と治療の融合」を意味します。患者さんの病状を逐一診断してその病状に合わせた治療をする、いわゆるオーダーメード医療の新しい流れです。

私たちは、国内では受けられないセラノスティクス医療を国内に広く紹介し、特にがんで苦しんでいる患者さんに海外で最先端の治療を受けていただくお手伝いをしたいと考えています。

●PSMA標的治療(PSMA標的内用療法) ルテチウム アクチニウム オーストラリア
     セラノスティクス横浜
ルテチウムPSMA標的治療(Lu-PSMA標的治療)
 ルテチウム は原子番号71の元素で元素記号は Lu、原子量は174.967の希土類元素の一つのです。177-ルテチウムはベータ線を発生する放射線元素で、半減期は6.7日です。一方、PSMAは前立腺がん細胞の表面に発現しているタンパク質で、進行がんや転移がんで特に強く出ていますルテチウムPSMA標的治療は、このPSMAに結合する物質に177-ルテチウムを付けることで、正常臓器にはあまり影響を与えずに前立腺がんを治療することができます。

ルテチウムPSMA標的治療の実際
 ルテチウムPSMA標的治療は、PSMAを発現している前立腺がんにしか効果はありません。このことを調べるために、PSMAの発現を確認するためのPET検査を行う必要があります。オーストラリアで行っている治療では、治療の前日にPSMA PET検査を行い、翌日にルテチウムPSMA標的治療を実施します。治療は、オーストラリアのパースがシドニーの指定病院で実施します。実際には点滴室で3時間ほどの点滴を受けるだけで、治療後は宿泊のホテルにお帰り頂きます。

 具体的には、到着の翌日に指定病院でPSMA PET検査を受け、その前後にオーストラリアの治療医の診断を受けます(日本人の通訳が付きます)。PSMA PET翌日に再度指定病院に行き、そこでルテシウムPSMA標的治療(点滴3時間)を受けます。その後、約2日間ホテルに滞在し、おおよそ治療3日目に帰国になります。

アクチニウムPSMA標的治療(Ac-PSMA標的治療)
 PSMA標的治療には、ルテチウムのほかにアクチニウムを用いる方法があります。こちらの方がより強力ですが、核種が特殊なためにまだ世界でも実施できるところが限られています。
 2018年12月から、オーストラリアでもアクチニウム治療が実施できるようになりました。ルテチウムPSMA標的治療で効果が不十分な場合、アクチニウム治療の切り替えることも可能になり、治療の範囲が大変広がりました。

アクチニウムPSMA標的治療の実際
 アクチニウムは発注から入手まで1か月を要し、さらに半減期が短いために入荷後すぐに使用する必要があります。オーストラリアでは放射線物質に関する法的な規制のために月に一回しか入荷できません。そのため、実施するためには入荷に合わせた渡航の調整を行わなければなりません。オーストラリアでは、1か月以上前の段階で担当医と面談を行い、アクチニウムを用いる必要性な本人の意思確認などを行ったうえでの実施になります。
​ 渡航の日程はルテチウムと同じですが、半減期が短いために投与後24時間のホテル待機で出国が可能です。
・・・(以下、略)・・・



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