高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

第2回 ロハスナイト

2007-12-17 | 農業・食育・食文化について

 今回で2回目となるロハスナイトが、先月の25日に開催されました。
 会場は本町の人気イタリアンの「サグラ・マーブルトレ」さん。サグラとパシオン・エ・ナチュールの皆さんには大変お世話になりました。いつもいろいろと協力してくれて、ほんと感謝しています。

 今回も大阪と兵庫の有機農家さんが7組参加してくださいました。(特に前回参加の方々が積極的に協力してくださったのは、嬉しい限りです。) お客様も定員いっぱいの60名様。ほんとうに有難う御座います。

 このイベントのテーマは生産者さんとの交流を通じて、食の大切さを感じてもらうこと。作り手と食べる人の距離がるが少しで身近になれば、もっと食を大切にしてもらえると思っています。ですので、パーティーで食べていただいた料理の数々は、参加した生産者さんの野菜達で作って頂きました。

 野菜のオーダーが直前になってしまったのですが、各生産者の皆さんが懸命に用意してくれて、その野菜を前日の深夜からスタッフの皆が一生懸命仕込んでくれました。そうして出来た料理は、ゲストや生産者の方々に大好評。ほんとに素敵な料理だったと思います。(料理の画像が手元にないので、アップ出来ないのが、、残念。)ビオワインも名物ソムリエも大人気でしたよ。

 もちろん、大有研のスタッフも大活躍です。特に今回は若いスタッフが大活躍で、安心して任せられました。あとは、司会の時にかまないようにするだけかな(苦笑)。

 今回もそうですがイベントを主催するたびに、信頼の大切さを痛感します。
 信頼するって、簡単なようで難しいですよね。
 でも、大有研の活動などに携わってボランティアベースで活動することが多くなると、不思議と逆に個が活かされることを感じるのです。
 例えば、料理教室の講師だったりとか、講演の依頼とか、海外のお仕事とか、毎日新聞の優良賞とか。たぶん、生産者の方に受け入れられているのも、こういう地道な部分があるからだと思うのです。

 最近は見返りを求めることを出来る限りしないようにして、相手の事を大切に思える自分の気持ちを大切にして行動するようにしています。ようは誠意のキャッチボールみないた感じなのでしょうか。今回のイベントではそのキャッチボールがとても自然に出来ていたように思います。

 生産者は料理を作る人・食べる人の笑顔を思い、料理人は生産者の熱い思い・食べる人の幸せを思い、食べる人は育てた人や作った人の思いを想う。「いただきます」から始まって、「ご馳走様」で終わったこのイベントは、本当に素敵な時間だった思います。

Dsc_0140  最後にスタッフで記念撮影をしました。そろぞれ、いろいろな苦労があったと思いますが、皆とても良い顔をしていると思いませんか。わーい(嬉しい顔)
 最後にこのイベントに関係してくださった皆さん、心からありがとうございます!!

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