高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

Hanako特別編集 関西おいしい店グランプリ2012

2011-11-26 | 旬菜桜花 メディア

Photo Hanako特別編集 関西おいしい店グランプリ2012にて、旬菜桜花がカジュアル和食部門の準グランプリを頂きました。まずはご推薦頂いた皆様に、本当に心から感謝いたします。
今年も有難いことにいろいろなメディアに取り上げて頂きました。そのたびに感謝の気持ちとそれにその期待に応えようと思う気持ちでいっぱいになります。これからも少しでもお店も自分の成長出来るように頑張りますので、応援・ご指導 よろしくお願いします!!

ここからは余談。

24歳で料理人になり、最初は創作料理からスタート。少しずつより高いステージに。そのたびにぼんちゃんからの再スタート。何度もくじけそうになったけど、とにかく自分だけは自分の可能性や思いに背かないように心がけました。

偉大な先輩たちはもちろんのこと、72年生まれのきらめく同世代、才能あふれる後輩の皆さんの活躍はまるで他人事。羨望のまなざしという言葉がぴったり。ずっと地道に自分のスキルアップと、出来ることを模索する日が続きました。

そんな中、恩師との出会いなどいろいろな方のおかげで、食と農をつなげるという自分の料理人としての信念が生まれました。
この信念をより強いものにするためにいろいろなイベントや勉強会に参加したり、主催したり。料理人よりもそちらの活動がクローズアップされ、イベント屋さんですか??なんていわれたこともありました(苦笑)
そら、何年も生産地を巡るためなどにバイト生活だったので(もちろん、厨房を離れたことはありませんよ)仕方のないことですが、ほんと精神的にも経済的にも厳しかったし、特に家族は本当によく我慢してくれたと思います。

カジュアル和食ー大阪は素敵な料理を食べさせてくれる割烹店・料理屋さんはたくさんあるので、より和食を身近に感じてもらいたいという思いで頑張っているので、とても光栄です。

準グランプリーグランプリを取れないところが自分らしい。まだまだ成長しないといけないこともたくさん、のびしろもたくさんあるということで。

今は本当に恵まれた環境で料理を作ることが出来ていると思うので、それをもっと活かせるように、もっと魅力のある人・お店になるようにこれからも毎日を大切に積み重ねているしかありませんね。

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2 コメント

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準グランプリ受賞おめでとうございます。 (アルゼンチン)
2011-11-26 20:20:11
準グランプリ受賞おめでとうございます。
カジュアル和食なんてジャンルがあるのを初めて知りました。

でも、考えてみれば各家庭で食べる和食がまさに普段の味な訳で、そんな食がまた復権することを願うばかりです。
安いファストフードばかりが幅をきかせ、若い人の舌味の発達を阻害している時代。そんな時代に「カジュアルな和食」こそがこれからの日本の食の豊かさを守ってくれるような気がします。

来年こそはグランプリを獲得して下さい。
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>アルゼンチンさん (森田龍彦)
2011-12-17 12:52:22
>アルゼンチンさん
 コメント、有難うございます。

 来年のグランプリは流石に無理かと思いますが、少しでもアルゼンチン産のご期待にお応え出来るように毎日を大切にしたいと思います。

 これからも応援 よろしくお願いします!!
返信する

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