高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

とびきりのトマトを目の前にして。

2010-07-13 | インポート

今週は天候不順もあり、かなりスローなスタートです。

 今まで結構バタバタが続いていたので、少し空いたこの時間をしっかりと有効に使わないといけません。
 明日から新メニューの夏野菜のグラタン 掘田さんの温泉玉子のせをおすすめメニューで提供しますよ!!

 昨日、私が大好きな能勢の農家さんから有機栽培で育てられたトマトが届けられました。お話ではB級品??だといういうことらしいですが、味は一級品です。ほんと、美味しいですよ、Sさん。本当に感謝・感謝です。
 ちなみに、簡単に有機とか無農薬の野菜が良いとか言いますが、それを育てるのがどんなに大変かを知っていたら、そんなこと簡単に言えません。でも、それを承知でちゃんと駄目なものは駄目、と言えるように農業と接したいと思います。

 桜花は多くの農家さんから産直の食材を届けてもらっています。
 品質もさることながら、鮮度。野菜って、生きているのだということを本当に実感します。
 ビールの会に生で食べてもらったトウモロコシ、大好評でした。
 日本酒の会で鴨に添えたズッキーニや塩茹でしただけの三度豆も。

 良く幻とか、野菜に形容詞をつけるのを見かけますが、幻でなくても、ちゃんと大切に育てられた野菜は本当に美味しいのです。

 そして、一番困るのがそんな美味しい野菜を、どう料理するかということ。
 (Sさんのトマト、すみません、、、トマトサラダで提供します。)
 
 頂いたトマトが無くなる前に、料理人の存在が邪魔にならないように、いやその美味しいトマトがさらに美味しくなるような料理を考えますね、、たぶん。。。

 8月後半に予定しているワイン会、とても素敵なご提案がありましたので、今から新たなチャレンジをしようと思います。

 うん、うん、楽出来ないこの環境、料理人冥利につきますね。
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