今週の木曜日に、日本産原木乾しいたけを使った料理教室の講師を務めました。
去年もこの料理教室を務めさせてもらって、今回で3回目になります。品質も良く、栄養満点の乾しいたけの詳しい説明は、こちらから。
今回は、浪速区食生活改善委員の皆さんが生徒さん。普段から料理の勉強会などを行っておられるそうで、皆さんとても手際が良くて進行もスムーズに進みましたし、とても喜んで頂けました。(会の委員会の世話人の皆さんには下準備もお手伝い頂きまして、とても感謝しております。)
今回の依頼を頂いたベジフル協会(野菜のソムリエ)の方からも、「いろいろと場数を踏まれて、去年とは大違い。とてもスムーズでした。」とお褒めのお言葉を頂きました。
私自身はまだまだのところもあったのですが、去年の第一回は思ったように進まなくてかなりへこんだのを憶えています。それと比べると少しは進歩したのでしょうかね。何でもそうかもしれませんが、当日よりも準備を如何に充実させるかが大切。また、あまりよくばらずに、何を伝えることが出来るのかを見極めることも重要です。そのことを協会の方に指摘して頂いたことは、料理教室の講師を務めるためのとても大切な糧になっています。
今回の献立の内容は、こうしん椎茸の五色和えと裏白しいたけのお吸い物、どんこしいたけのと鶏もも肉の旨煮、炊き込みご飯です。
今回は、特に評判の良かった五色和えの作り方をご紹介したいと思います。
1.胡瓜(1本)は縦半分にして、スライスする。玉葱(1/2玉)も繊維に沿ってスライス。パプリカ(1/4個)も種を取り、縦にスライスする。
2.3%の塩水に①を20分程、漬ける。
3.こうしん椎茸は軽く塩をふって焼き、スライスする。
4.卵黄2個分:椎茸の戻し汁100cc:酢100cc:薄口醤油:砂糖40g:薄口醤油大匙1をよく混ぜ、フライパンに移す。
5.フライパンで中火くらいの火加減で煮詰めていき、ヘラで線が引けるくらいの固さにつめる。
6.よく絞った①と②、⑤をよく混ぜ合わせて、器に盛る。
焼いて風味が増した椎茸と黄身を混ぜた和え衣が、かなり良い感じです。このように献立を作る時には、なるべく酢を使った物(アルカリ食品)を取り入れるようにしています。これは黄身酢の応用なのですが、より食材と絡みやすいように考えたオリジナルの衣です。是非、試して見てくださいね。
先にも書きましたが料理教室は分量を図ったりながら作ったり、進行の打ち合わせをしたりと結構大変。でも、参加者の方々の「これ、美味しい。」「この作り方、初めて知りました。」「家に帰っても、作ってみよう。」というお言葉を聞くと、とても幸せな気持ちになりますね。この気持ちを大切に、これからも臨んでいきたいと思います。
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