「減量作戦」その後

　膝痛解消のため減量作戦を始めて一ヵ月以上が経過した。

   残念ながら体重に大きな変化は無いが、自慢の太っ腹（？）が少しずつ解消に

向かいつつあるのは、断酒と共に「甘い物」をシャットアウトしたためかもしれ

ない。

　正直言って今でも酒が恋しくなる夜もあるが、もう少し我慢すれば「酒の無い

生活」が定着するものと確信している。

　酒を断つと「頭がすっきりし、時間を有効に使える」だけでなく、「経費

の節減」というメリットもあるようだ。

　酒代は勿論のこと「酒の肴」を買う必要も無くなり、また、一服のオヤツ

も妻一人分で済むようになった。

　中里の従弟から「呑まないのがストレスになり早死にする人もいる」と忠告

されたが、ストレスはバドミントンで解消するつもり。

　もっとも、満足に動けない高齢者が参加するとバド仲間にはストレスかもし

れないが、敬老精神を発揮し我慢して貰うしかない。

猫のチャコ

　気仙沼の貞秀さんとは「山の幸」と「海の幸」の交換が契機となり今では

親戚以上の付き合いとなっている。

  その貞秀さんから「可愛い子猫を進呈したい」との申し出があった。

  我が家のタコは既にかなり高齢なので「そろそろ後継者の準備を」と思って

いたところだった。

   縁談は直ぐに成立し早速数日前に貰い受けたが、極めて活発な大きめの子猫

で、入って来た籠を開けた途端に脱兎の如く飛び出し行方知れずとなってしま

った。

  

  積雪のため周辺で餌を得ることは不可能なので「直ぐに戻るもの」と信じ、

餌だけはタコとは別の場所に置いたら夜の内に食べた形跡があった。

  しかし、いつも徘徊して来るノラ猫の可能性もあったので安心出来なかった

が、ようやく今日の午後になって餌を食べているチャコールグレー一色の姿

を目にすることが出来た。

　いずれ懐いて来るものと思われたので、心配していた貞秀さんにも報告し

喜んで貰えた。

「日帰り温泉」と「隠れ宿」

　日帰り温泉を利用するのは外仕事が出来ない「悪天候の日」が定番と

なっている。

　しかし、いつも利用している真湯温泉は冬季間中の月・火は休館日との

こと。

　消去法で選んだのが車で僅か１０分の近場にある「桃の湯」。

   昨年甲子園を沸かせた一関学園の野球部のグランドや寮と道路を挟んだ

東側に位置する。

   街場に近い丘の上で、露天風呂から一関市街を一望出来るにも関わらず

「源泉かけ流し」で何種類もの温泉を楽しむことが出来る人気スポット

となっている。

　さびれる一方の「近隣の日帰り温泉」と比べると若い利用客が多いので

「時代のニーズ」を先取りしているのかもしれない。

　　

　当初はラブホを営む予定だったが、高校の隣なので「許可が下りず」止む

を得ず宿泊施設付きの「日帰り温泉」としたらしい。

　しかし、今は、その後に増設した宿泊施設を「隠れ宿」とＰＲしているので、

所期の目的は達成したのかもしれない。

（蛇足ながら）

　「隠れ宿」とは、ネットによると「人里離れた場所や，人目に付かない

場所にある宿屋。また，その魅力があまり知られていない，穴場的な旅館。」

を呼ぶらしいが、今は「温泉付き高級ラブホ」の別称かもしれない。

　なぜなら、いつも利用している西和賀の栖峰の隣りにも「隠れ宿」を看板

に掲げた温泉宿があり、宿泊料は栖峰の倍以上にも関わらず、関東方面の

ナンバーの車で駐車場は満杯だった。

　その一方で、栖峰は数組の泊り客のみで閑散としていた。

　午後3時半、気温は氷点下１℃。

　一時的に青空が顔を出したが、横殴りの風が雪を吹き飛ばし始めた。

寒波襲来 その二

　日本列島を襲う猛烈な寒波のピークは明日午後から明後日に掛けてのようだが、

当地は既に真冬日に突入し軒下の温度計は午後二時に氷点下1℃以下だった。

　昼前から雪もチラツキ始め、気温が低い時特有のサラサラ雪で、午後の三時

過ぎまで降り続いた。

　薪ストーブをフル回転させても部屋が寒く感じられたのは、暖冬に馴れてし

まった身体が急激な変化に対応出来ないためかと思われた。

　こんな日に外仕事をするのは蛮勇でしかないので、産直巡り後は中仕事で

過ごすことにした。

王将戦第二局は羽生九段が勝利

　囲碁将棋チャンネルがスタートする前、タイトル戦はＮＨＫBSでプロ棋士の

詳細な解説付きで楽しめたが、そのＬＩＶＥ中継が無くなり今はネット中継で

観戦している。

　今回の王将戦は「令和の天才」に「平成の天才」が挑戦することで大きな

注目を集め、オールドファンとしては羽生を応援しているが、残念ながら一局目

は藤井王将が制した。

　昨日から始まった第二局は初日から先手の羽生が積極的な攻めに出て大熱戦と

なり、終盤に藤井王将の厳しい反撃を辛うじて凌いだ羽生が勝利する見応えのあ

る名勝負だった。

　一方、大相撲では貴景勝が同星の楽日決戦で琴勝峰に圧勝し、三回目の優勝

を飾った。

　応援している棋士や力士が共に勝ち、今晩は気持よく眠りに就けそうだ。

　

　茶色の煎餅クズを啄む鶏達。

　オカラやスーパーから頂戴して来る野菜クズも含め、本来であれば産業廃棄物

となる物を資源（餌）として活用している。

　養鶏は循環型農業の一環でもある。