霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

久保川

2021-01-26 19:10:14 | 自然

家の前を流れる久保川と集落の中心部を通る幹線道路とは、ほぼ集落の中心部にある

「もみじ橋」で交差している。

その橋から上流約200m先にある「もぐり橋」までの区間を県発注の工事で業者が

二週間かけ「泥上げ」を行った。

ジイチャンとバアチャンが植えた欅林沿いで、かき出された土の一部は林にも積み上げ

れていたが、大半は対岸に上げられ綺麗に整地さた。

対岸が綺麗になったので、欅林も竹や柴を刈り払ってやりたいが手がかかり過ぎて

「百姓には不可能」と最初から諦めている。

(もみじ橋の近くは岩場となっている)

久保川をネットで調べてみたら「久保川水系ため池群」として以下のように紹介されてい

て、初めて知る内容が多かった。

 

一級河川北上川水系磐井川支流久保川流域に広がる無数のため池は、多様な動植物の宝庫で

あり、東京大学大学院農学生命科学研究科保全生態学研究室により調査が進められた。

以後2007年(平成19年)4月1日「久保川イーハトーブ自然再生研究所」が開設され、

2009年(平成21年)5月16日同研修所を発展解消し「久保川イーハトーブ自然再生協議会」

を中心に自然環境や景観保全を行っている。

 

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泥棒猫

2021-01-25 20:42:03 | 家畜

色がパンダ模様の猫は、以前から近所の田畑でよく見かけていた。

野良猫か飼い猫かは不明だが、外が根雪になってから我が家を頻繁に訪れるようになり、

タコが残していた餌を食べるようになった。

雪で餌が得られなくなったためかと哀れみ、柄にもなく「博愛の精神」を発揮しタコに餌を

多めに与えるようにしていた。

ところが、一緒に仲良く食べればいいのに、タコを脅して追い払う泥棒猫とな った。

体格は倍近くあるので勝負にならず、タコはイジケテ逃げるだけだった。

タコを護るため「追い払う」ことに方針変更したが、味をしめてしまい一時的に逃げ去る

ものの、直ぐに舞い戻ってしまっている。

そして、数日前からはタコのベッドルームとなっている毛布を敷いたダンボール箱まで占拠

し始めた。

明朝も箱の中で寝ていたら懲らしめてやろうと思っているが、相手が猫だけに、どの程度の

懲らしめ方にすればいいのかが悩ましい。

ちなみに、人間の世界では、恋人を奪われた女性が奪った女性を蔑称する際にも「泥棒猫」

と言うらしい。

そんな猫チャンなら大歓迎したいところだが・・・。

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鶏舎

2021-01-24 18:48:01 | 家畜

真冬日が続いた日の鶏達への給水は大変だった。

桶に入れた水が直ぐに凍ってしまうので鶏達は喉の渇きを潤すことが出来ずにいた。

そのため朝は薬缶の熱いお湯入れて氷を解かすのが日課となった。

真冬日が解消されたことでその必要がなくなり、今は薄氷を割るだけで済むようになった。

ただ、年末に搬出する予定だった堆肥が予期せぬ大雪で不可となり、鶏舎の中は不本意な

がら「高床式」になってしまった。

新年最初の本格的な農作業は「鶏舎からの堆肥の搬出」と決めてあるが、田畑に積もった

雪がもう少し解けないと何ともし難い。

それでも、日増しに陽が高くなり農道や畦道の南斜面の土が見え始めて来たので、数日後に

は搬出が可能となるかもれしない。

大栄翔が優勝を決めた相撲を観戦していたら鶏への給餌が遅くなり、鶏舎の中が暗くなって

いた。

我が家ではアニマルウェルフェアに配慮しなくとも、止まり木と巣箱は昔から設置してある。

止まり木から溢れた鶏は餌樋の端に載って夜を過ごしているが、それも広い意味で「止まり木」

かと受け止めている。

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ハウス支柱

2021-01-23 19:24:57 | 経営

昨年末、記録的なドカ雪と寒さで損壊したハウスの数は、岩手県南部だけでも千件を

大きく超えていて、被害の全体像は未だ把握し切れていないようだ。

当面心配されるのは早春の最初の作業となる「稲の育苗」だが、我が家では残された

2棟で何とか凌ぐつもりだが、再築を急がねばならない農家にとっては、「資材不足」

という大きな難問が立ちはだかっている。

再び大雪となって残ったハウスが損壊したら「お手上げ」になることから、

「支柱を建てて損壊を防いだ」という近所のハウスを見学させて貰った。

本業が大工さんなので、垂木を使った立派な支柱で屋根を支えていた。

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伝わらないメッセージ

2021-01-22 20:52:37 | 社会

数日前に紹介したように、菅総理が官房長官時代は「全く問題ない」「批判には当たらない」

などと、キハナの発言をしても「鉄壁のガースー」と記者などから内輪褒めされて済まされて

いた。

その覆いが無くなり、開催中の国会では説明不足が目立ち与党内からも批判が出ているようだ。

 

その菅総理のメッセージが伝わらない理由を元内閣官房参与・田坂広志氏が以下のように解説

していた。

自分自身も「伝わらない体験」をしたことがあったので、冷や汗が出る思いで読んだ。

 

(毎日新聞2021年1月19日東京夕刊)

「メッセージは、言葉で伝わる部分が2割、言葉以外のまなざしや表情、仕草や行動で伝わる

 部分が8割です。

 言葉でどれほど決意を語っても、内心に不安や迷いがあると、それが伝わります。

 また、言葉より行動によるメッセージの方が、国民に強く伝わってしまいます」

 

(ハクモクレンの大木も大雪で中央部の枝が折れた)

コメント (2)
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