霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

大穴かも?

2006-04-25 18:41:51 | 野菜
先日紹介した芽ジソ、新商品として店頭に並べているが、結構行けそうだ。
オバサンは芽ジソが売れるのであれば、大根よりもシソ中心の作付けに変更した方が良いのでは? と早くも「捕らぬ狸の皮算用」を始めた。
映画でも脇役が主役を食うとか、レコードでB面の方がヒットするというようなことが希にあるので、そのような意外性が農業にもあって欲しいと願っている。
いつも本命だけが勝つのでは、競馬も世の中もつまらなくなってしまう。



写真は、バアチャンが育てている本家本元のシソの苗づくり。
ハウスの中で苗を育て、霜の心配が無くなる5月下旬に畑に移植する。


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育苗

2006-04-24 20:56:13 | 
4月も中旬を過ぎたというのに、早朝に薄氷が張るような寒い日がある。そんな寒さからハウスの苗を守るため、夕方シートで覆いをかけてやる。
翌朝、夜明けと共にその覆いを外すことから一日が始まる。覆いを取った苗にタップリと水をやる。一棟で約30分かかるので二人で手分けしても一時間はひたすら水をやる作業が続く。
日中も、天気・気温・風等によりハウスの側面を開けたり閉じたりするほか、苗の状態によっては水を追加する場合も出てくる。
田植えと苗の配達が終わる来月中旬までは、こんな気の抜けない毎日の繰り返しとなる。



「忙中閑あり」で、間もなく始まる山菜シーズンに備えて、タラノメやコシアブラ、それにワラビの出具合を事前チェックするため、昼食後、近所の山に出かけた。
寒い春にもかかわらず、それぞれ順調に芽を伸ばしており、今週末には採ることができそうな気配だった。大好きな山菜シーズンを目前にし、今から胸がワクワクしている。


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「芽ジソ」マルチ  &  泥棒

2006-04-23 20:50:27 | 野菜
3月上旬に種を蒔きビニールマルチをしていた大根が大分育って来ているが、マルチの中は緑の絨毯のようにシソの芽が畝全体を覆っていた。まるで「シソの芽マルチ」状態だ。この畑では昨年シソを作っていたので、こぼれた種が一斉に芽を出したようだ。
小さいシソの葉は「芽ジソ」と呼ばれ、成長したシソ同様、天婦羅、薬味、サラダ等に利用できる。青物野菜の少ないこの時期には貴重な食材となる。
早速、我が家の食卓を飾ったのは勿論だが、量が多いので産直にも出してみた。
なじみが無いので、売れ行きはあまり期待できそうにない。
しかし、毎年、青ジソ栽培の過程で間引きした葉を美味しく食べており、販売にも回せる量なので、このような野菜があることを消費者の皆さんにも知ってもらいたい。
早春のこの時期に、新鮮な「青ジソ」が食べられるので、きっと歓迎されるはずだ。



今日、屋敷林の中で大切に育てているタラノキを切って持ち去る者が居た。
新芽のみを採って行くのなら未だ罪が軽いが、木を切って持ち去るというのには非常に腹が立つ。
家の直ぐそばに「立ち入り禁止」の表示をするのも情けない話しだが、早急に措置する必要があるようだ。
近所の里山でも、未だ芽が出たばかりのタラノキが切られているのを目撃することが多くなった。山での最低限のマナーさえ守られなくなって来ている。
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シイタケ

2006-04-22 06:30:31 | 山菜
裏の杉林に置いてあるホダ木にシイタケが出始めた。
以前は大量に栽培し、乾燥して市場に出荷していたが、価格暴落後に撤退してしまっていた。
 それを、一昨年から自家用分プラスアルファで栽培を再開していた。今盛んに出ているものは昨年の秋に並べたホダ木だ。
 手頃の大きさとなったが、数日前の大雨でまだ水を含み少し黒ずんでいる。快晴の今日の天気であれば、水分も適度に抜け良質のシイタケが採取できそうだ。

 シイタケは春と秋に収穫できるが、味は春ものの方が美味しいと感じている。
先日の夜のお客様にも塩焼きをご馳走したが、お世辞抜きで「美味しい」と褒めて頂いた。



 産直でのシイタケの売れ行きも好調のようなので、我が家でも僅かな量ではあるが出し行こうと考えている。外国産が幅を利かせた一時期に較べると価格が持ち直していることが生産者としては嬉しい。
土曜日で天気も良いとくれば、お客様も多いはずだ。

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代かき

2006-04-21 19:51:17 | 
いよいよ今日から田んぼの代かきがスタートした。
秋のうちにEMボカシを施し耕耘は済ませてあるので、田んぼでの初仕事が代かきとなる。
一昨日のカラオケでも「北帰行」を歌った息子は、何故か小林旭の大ファン。
当然乗るのは「赤いトラクター」。
昨日までに準備万端整えて、早朝から颯爽とスタートしたまでは良かったが、一往復する前に湿田にハマッテしまった。結局朝食前の仕事は身動き取れなくなったトラクターをコンバインで牽引することで終わってしまった。
我が家の水田は、このような危険スポットが何ヶ所かあるので、注意して運行しないとトラブルで作業が大きく遅れてしまうことがある。

今日は出だしでつまづきはしたが、その後は順調に作業が進み本人も大満足だったようだ。
夕食の席ではいつも以上に饒舌で、うるさく感じるぐらいだった。



それにしても、我が家のコンバイン。秋の収穫時期だけが出番と思いきや大違い。
今朝のようにトラクターがハマッテしまうと必ず出番となる。24馬力の大きなパワーを頼りとしているのだが、間もなく更改する予定。新しいコンバインは17馬力なのでトラクターを牽引できるかどうか気になるところだ。
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