霜後桃源記  

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地震・火山大国日本への最後の警告

2024-01-12 20:34:56 | 社会
   能登半島地震で道路が寸断され通行不能となる一方で海底の地盤隆起で
港に船が入れない状況にもなっているとのこと。
 原発事故が発生した場合の避難経路として海路も想定しているやに聞いて
いたが、それに関する報道が無いのでネットで検索してみたら、AERAの
記事にヒットした。
 長文だったので最後の一部のみ紹介したい。


 (小雨降る中、大豆畑を耕起)

「能登半島地震・志賀原発 避難ルート『のと里山海道』は一時全面通行止め  
   避難計画は“絵空事”だった」AERA dot ( 2024/01/07 10:30)

    地震はこれで終わりではない。
 地震のたびに、想定が不十分だったことが判明する。
   老朽化も進んでいる。
 そのうち揺れで大事故を起こす原発が出てきても不思議はない。
 現在、再稼働している原発は12基で、うち7基が集中する福井県の若狭湾は、
 活断層が密集しており地震の起こりやすい「ひずみ集中帯」にも入っている。
 原発を今後も使い続けるのならば、今回の地震被害と照らし合わせて、避難
計画は万全なのか、再検討が必要だろう。
  原発周辺の道路や通信網、電源、住宅や避難所を、抜本的に強化する必要が
ありそうだが、それには相当の費用がかかる。
  しかし、住民の命や健康を守る費用をケチってはいけない。
「それでは発電コストが上がりすぎて割に合わない」というなら、すでに原発
のコストを下回りつつある再生可能エネルギーに早く切り替えた方がいい。
 数多くの原発訴訟に関わる海渡雄一弁護士は、こう言う。
 「もし志賀原発の再稼働が認められていたら、どんな悲劇に発展したことか。
   この地震は、地震・火山大国日本への最後の警告だ」
  地震はこれで終わりではないのだ。(科学ジャーナリスト・添田孝史)
コメント
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