仕入れ業者 その一

市内には生産者を装った仕入業者が暗躍している。
産直を運営している側は性善説に立ち「生産者の申告」のみで入会させていて、その後はノーチェックに近いので
やりたい放題に近い。
生産者仲間からは「仕入れ業者」と見做されているにも関わらず、産直側はその疑念を積極的に払拭することもない。

もし、仕入品であれば「産地偽装」となり「不正競争防止法違反」や場合によっては「詐欺罪」として扱われる大きな
事件となるだけでなく、お客様に対する重大な裏切り行為にもなる。
その危険性を総会で指摘しても、何の危機感も無いらしく「そういうことの無いようにお願いします」だけで簡単に
済ませてしまっている。
過失犯には「お願い」でも通用するかもしれないが、確信犯には「馬の耳に念仏」でしかない。
悲しい話しだが、それが現在の産直運営の実態となっている。


(雪が降る前に撮った南天)

今、その最も悪質と思われる人物の偽装工作を追及している。
現時点では「市内某所から仕入れている」と申述しているようだが、作付けしている面積と産直に出している数量が
全くリンクしていない。
まるで「打ち出の小槌」を持っているかのように、僅かな面積から膨大な生産物が収穫されている。
しかも、その内の一つは当地方では大量に作付けされることの無い作物でもある。

　　 　(明日に続く)