霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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杉林

2009-02-14 21:11:03 | 山菜
周辺の里山に昔植林をした杉林が点在しており、それらの杉林も順次間伐している。
今日の杉林はエグネ(家の周囲の防風林)に次ぐタラノキの繁殖地となっている。
そして、ここのタラノメは収穫時期が他よりも一週間程度早いという特徴がある。
特別日当たりに恵まれている訳でもないが、タラノキの生育に適する環境にあるようだ。

旬の山菜を一週間早く出荷できるというのは大きな魅力で、価格を少しぐらい高く設定しても完売となることは間違いない。
それでも、昨年はあまり価格を操作せずに一定額でシーズンを通した。
需給関係を見て「値決め」することは面白みがあるものの、ややもすると振り回される煩わしさがある。
春の農繁期と重なる時期なので「仕事は極力単純化すべし」が昨年の結論だった。


 
危険の伴う間伐の仕事をすることにオバサンはあまり賛成でなく「そこまでやらなくても良いのでは…」と主張している。
それでもオジサンは止める訳には行かない。
保有する「資産」は「死産」とせずに「有効活用すべし」が信念。
それが周囲の景観保持にも役立つとなったら「なお更のこと」と思っている。
コメント (2)
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