霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

チョット涼しい話し

2006-06-17 14:24:42 | 生活
石倉は主に玄米の保管用に利用している。外の温度や湿度にあまり影響されずに良好な状態で保存ができると言われている。秋の新米が収穫できるまでここに玄米を保管し、販売や自家用に随時消費して行く。
理想は在庫ゼロとなった時に新米を搬入できることだが、今年は需要予測を誤り、在庫不足となってしまい5月の連休以降は産直での米の販売をストップしている。

石倉の入り口のドアは、最初に鉄製の観音開きの扉があり、その中にトタン張りと金網張りの引き戸が二重になっている。
倉の中に鼠が侵入しないように物の出し入れをする場合でも、入り口は開けっ放しにはせず、出入りの都度必ず一つは閉めるようにしている。そうしないと、少しのスキで鼠の侵入を許すことになり大変なことになってしまう。
 
先日、オバサンが玄米を出すため鉄製の扉を開けた時に、開けた扉の上の方から何か太いヒモのような陰を肩口に感じた。日頃の農作業で毎日のように蛇と出くわしているオバサンは、陰も確認せずに咄嗟に「これは蛇に違いない」と察し、悲鳴を上げて逃げ出した。
案の定、扉の上部に大きな青大将がぶら下がっていた。

もし、これがオバサンではなくオジサンだったら、悲鳴ぐらいでは済まず、卒倒していたかも知れない。 



この話しを昼食時に聞いてゾッとしたオジサンの午後の仕事は、刈った牧草を集めてハウスに搬入することだった。
草を集めて丸めたものをトラックに積んで来るのだが、両手で草の束を抱き上げた瞬間、蛇が二、三本ぶら下がったという話しを以前聞いた事があったので、普段は喜々として農業に取り組んでいるオジサンも、この日の仕事はクワバラクワバラの及び腰となってしまった。







コメント (2)
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