おやしお型
ロシア太平洋艦隊の対潜水艦部隊は日本の潜水艦オヤシオの宗谷海峡北部(日本との国境線が走る)における諜報活動を阻止した。ロシア国防相の情報を「コメルサント」紙が報じた。
潜水艦の移動を監視するべく、船隊および海上災害班が派遣された。しばらくのち、潜水艦は国境海域を後にし、中立水域に入った。
ロシア軍:日本の潜水艦が宗谷海峡に現れることは日常茶飯事
ロシア国防相の情報を「コメルサント」紙が伝えたところによれば、日本はここ最近、日本海北部における活動を著しく活発化させている。日本の憲法9条の解釈変更と関係があるかも知れない、と同情報。
@最新のそうりゅう型ではないので、おやしお型の横にそうりゅう型が並行して潜航していても認知されていない筈です。おやしおは、ロシアでも「まいど」って感じなのでしょう。
但し潜航していたのか、浮上していたのか、ハッタリかは不明。
海上自衛隊では次世代潜水艦のAIP(Air-Independent Propulsion、非大気依存推進)システムとして、スターリング機関を採用し、2001年に練習潜水艦「あさしお」を改造してスウェーデン王国コックムス社製4V-275R MkII(燃料はケロシンと酸素)を搭載し、実艦試験を行った。
そうりゅう型にはその改良型である4V-275R MkIII(連続定格出力75 kW/102 PS、川崎重工業でライセンス生産)を4基搭載し、さらに推進電動機を直流電動機から交流電動機へ変更した。これにより数日間が限度だった低速時の水中持続力を2週間以上に延長した。
そうりゅう型の船体はおやしお型とおなじ“葉巻型”だが、舵に水中運動性が高く舵損傷の危険の少ないX舵を採用した。前級のおやしお型では、船体及びセイル側面にとどまっていた吸音タイルが、船体の上構部を始め艦全体に取り付けられ、セイル前面基部にフィレットと呼ばれる流線形の覆いを追加し、静粛性向上が図られている。
そうりゅう型