大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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UK空軍“軍事請負会社”利用開始 戦闘機100機持つ民間企業ドラケン・インターナショナル!

2023年01月10日 09時17分11秒 | 英国 UK

ドラケン・インターナショナルのL-159 ハニー・バジャー アエロ L-159 ALCA(Aero L-159 ALCA)は、チェコで開発されたジェット練習機・攻撃機。ALCAとはAdvanced Light Combat Aircraft(先進軽作戦機)の略。


L-159 ハニー・バジャー コックピット

アメリカの軍事サービス企業の子会社がイギリスでチェコ製戦闘機を飛ばし始めました。ただ、これはイギリス空軍から正式に業務委託を受けて行っていること。自衛隊の経費圧縮を考えると日本も学ぶべき点があるかもしれません。
100機以上の戦闘機をそろえる民間企業
イギリス空軍のユーロファイター「タイフーン」戦闘機が2022年12月20日、これまでと異なる相手と初訓練を実施しました。その機体はチェコのアエロ・ボドホディ社製L-159「ハニー・バジャー」。この機体は、ロシアとその隣国で多数が運用されていたジェット練習機L-39をベースに開発された軽戦闘機です。
機体もレアですが、今回の訓練ではそれを運用する組織も変わっていました。このL-159を飛ばしているのは、軍隊ではなく、なんと民間企業なのです。

今回の訓練でL-159を飛ばしていたのはドラケン・ヨーロッパという民間の軍事請負企業です。この企業の母体はアメリカにあるドラケン・インターナショナルで、アメリカ空軍や海兵隊の訓練で自前の戦闘機を飛ばすことを業務としています。このため、同社ではこのL-159を含めて100機以上の退役戦闘機を民間企業として保有しており、それを軍の要望に合わせて訓練で飛行させています。
同社では機体のパイロットはもちろんのこと、メンテナンス要員と整備部品まで自前で用意しており、軍や他企業の支援なしで独自に戦闘機を飛ばすことができます。また、仕事を発注する側の軍としても、自前の現役戦闘機を飛ばすよりも安いコストで訓練を行えるというメリットがあります。
世界中の空軍では、訓練で敵役を専門に行う部隊を運用しています。アメリカ空軍ではアグレッサー飛行隊、アメリカ海軍と海兵隊ではアドバーサリー部隊とそれぞれ呼んでおり、航空自衛隊にも「アグレッサー」の通称で有名な飛行教導群が存在しています。

@既に民間がロケットを打ち上げる時代です。アグレッサー部隊として、安価で外注できるのはとても素晴らしいシステム。攻め込まれるまでただ呆然と静観していろなんてアホな事を平然と言ってのける我が国では、夢のまた夢物語です。

注:2021 年 4 月 20 日と 2021 年 4 月 21 日にサバンナ/ヒルトン ヘッド国際空港 (SAV/KSAV) で行われたこの画像は、演習中に攻撃機として使用されたドラケン インターナショナル L-159E ALCA (ドラケンのハニー バジャーズとして知られている) を特徴としています。 . セントリー サバンナは、ジョージア空軍州兵が毎年主催する合同空中戦訓練演習であり、第 4 世代と第 5 世代の航空機を含む空軍州兵の最大の戦闘機統合空対空訓練演習です。