宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、電柱ほどの大きさの小型ロケット「SS520」4号機を、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)で公開した。人工衛星を軌道に投入する世界最小のロケットとしており、超小型衛星「TRICOM1」を搭載して11日午前、同観測所から打ち上げる。
超小型衛星を小さいロケットで安く打ち上げ、民間宇宙ビジネスの活性化につなげるテストとして、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2段式の小型観測ロケットに第3段を追加したSS520・4号機を11日午前8時48分に鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げる。現在、情報が公開されている衛星打ち上げロケットでは世界最小級とみられるという。
4号機の全長は約9.5メートルで、H2Aロケットの5分の1しかない。直径は約50センチ、重さは2.6トン。SS520型は固体燃料の2段式で、宇宙空間の観測機器などを弾道飛行させるロケットだが、第3段追加により、衛星を地球周回軌道に乗せられるようにした。
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